三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成19年度 委員会会議録 > 平成19年9月27日 議会運営委員会 会議録
議会運営委員会会議録
開催年月日 平成19年9月27日(木) 自 午前10時33分~至 午前10時48分
開催場所 議会運営委員会室
出席委員 13名
委員長 | 西塚 宗郎 君 |
---|---|
副委員長 | 山本 勝 君 |
委員 | 中川 康洋 君 |
委員 | 竹上 真人 君 |
委員 | 北川 裕之 君 |
委員 | 日沖 正信 君 |
委員 | 田中 博 君 |
委員 | 岩田 隆嘉 君 |
委員 | 森本 繁史 君 |
委員 | 三谷 哲央 君 |
委員 | 中村 進一 君 |
委員 | 藤田 正美 君 |
委員 | 萩原 量吉 君 |
欠席委員 0名
委員外議員
議長 | 岩名 秀樹 君 |
---|---|
副議長 | 桜井 義之 君 |
出席説明員
副知事 | 望月 達史 君 |
---|---|
総務部長 | 福井 信行 君 |
総務部総括室長 | 稲垣 清文 君 |
総務部室長 | 中田 和幸 君 |
傍聴議員 0名
県政記者クラブ加入記者 5名
傍聴者 2名
議題又は協議事項
1 一般質問の質問者について
2 全員協議会について
3 10月2日の議事予定について
4 議場内スクリーンへの資料映写について
5 次回の議会運営委員会について
6 その他
(1) 特別委員会の開催について
(2) その他
〔開会の宣告〕
1 一般質問の質問者について
前回の議会運営委員会で決定された質問順序(資料1)により、各会派の質問者について別紙のとおり報告がありました。
2 全員協議会について
三重県議会政策討論会議から、「新県立博物館整備にかかる基本的考え方(案)について」説明を行いたいとの申し出がありましたので、10月4日(木)の本会議散会後に、全員協議会を開催することとされました。
3 10月2日の議事予定について
資料2の順序で取り進めることとされました。
4 議場内スクリーンへの資料映写について
先の委員会での協議結果に基づき再度整理が行われた、代表質問及び一般質問時に議場内スクリーンへ映写する資料の取扱いについては、(資料3)のとおり了承されました。
5 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、今定例会における請願・陳情の受理等について協議するため、10月2日の本会議散会後に開催することとされました。
6 その他
(1) 特別委員会の開催について
今定例会中、9月28日に地域活性化対策調査特別委員会を開催することとされました。
(2) その他
発言通告についての質疑が行われました。
【質疑】
○ 萩原委員 質問の通告に関わってですけれども、本議会の会議規則では、議長にその要旨を文書で提出しなければならない、ということが明記されています。これは、議長が議事運営と関わっては当然かと思いますが、当局への通告っていうのはもうやめようじゃありません。そのことを一遍提案したいんです。この間も私達が随分高い費用もかけて頂いて、島根と鳥取も見せてもらいに行ったわけですが、よく全国的にも評判になっている鳥取辺りで、片山知事の段階で、もう通告なんかやめると。まあいろいろと、裏ではいろんなことはあるんでしょうけれども、とにかく緊張感を増して、議会と当局とが本当に政策論争をするなり、丁々発止とやりあうという意味で、本当にそのことが大事だと。片山知事は、「今までのは学芸会じゃないか」とさえ言うてみえるような、そんな議会ということでは許されない。三重県議会がそうだったとか言うつもりはないんだけれども、やはりシナリオが出来てとか、それから前もって話をしたやつ全部、筋書ききちんと答弁が書かれて、それが読まれる。結局はそれがね、時間潰されて、こちらが聞いたことに関わっての時間がますますひどくなる。私、特に申し上げたいのは、例えばこの間の私の質問で、知事の退職金4,300万はあまりにも非常識、たった4年間で多すぎるじゃないかという、そんな質問をしました。これ、いろいろ聞かれてくるもんで、「そのことについても触れるよ」ということは言いました。そしたら、皆さん聞いてみえたと思いますが、私が、「こんな法外なものをもらいましたか」と言ったことに対しては、一言も彼は答えませんでしたね、知事は。「貰いました」とも言いませんでした。事実は貰ったんですけどもね。しかも、何と言われたかといったら、最後に苦し紛れに、「共産党が首長をしているところでも貰っているではないか」と、こういうふうにおっしゃったことは、皆さんご存知だと思うんですよね。「私はこんなこと聞いてない」と言って怒鳴りましたけれども、あれ、私達後で調べましたら、共産党が首長をやっとるところでは、例えば報酬を3割カットしている、ですから、いわゆる退職金も3割そのままカットになる、というようなところの自治体も幾つかありましたし、そのこと自体も事実に反するということで、知事に抗議を申し入れたんです。「訂正せえ」と言ったんです。「訂正する意思ない」ということでした。これなんか、全く許されないので、自分のこと棚の上にあげといて、「共産党もろとるではないか」と、こういう答弁で彼は反論したつもりなんかも知れませんけれども、私はこれ反論になってないし、公のテレビで事実に反する、公党に対する、私は誹謗中傷だとさえ思うんですけども。こういうことも言われてる、これも結局は、事前に言うとくと、まともに反論のしようがないもんで、「おい、よそのとこ調べよ」と言って、多分ですね、これ県の電話でいろいろ聞いたんでしょうね。そのことを私、確かめたら、「辞退をしていますか」というふうに聞いたというんですよ。「辞退をしていますか」ってそんなん、条例である以上、辞退したらこれはなかなか難しい話ですからね、辞退していない。だから、そういうことも関わって、これはやっぱり、そういう通告がもとになってのことだというふうにも思いますし、まあ1つの事例ですけども、是非通告をやめようと。当局は、「いや、精確なお答えをせねばなりません」というふうなことをさかんに言うんですけども、突然ね、例えば「知事の退職金いくらですか、すぐ答えを言いなさい」なんていう質問ならば、「それは突然のことで」ということになるかわかりません、「資料持ってません」ということになるかわかりませんが、一定事前に調べて、その中味について論争しているわけでありますから、そういったような点はやはり、「この事業どうなってますか」みたいな質問ならば、そりゃ「資料持ってません」みたいな話になるかわかりませんが、まあ、そんな点も含めて、やっぱり緊張感を深め、監視機能を強化するという意味からも是非、通告制度をもう当局に対しては止めようじゃありませんか。是非、提案し、皆さんのご賛同をいただきたい。
○ 西塚委員長 今、萩原委員からご提案いただいたんですが、いずれにしても今議会から始めるということにはならんのかなと思っています。先般も萩原委員から質問時間やら答弁時間やいろいろご提案いただいてますので、そのことについて、通年議会の議論を一方でやっていただいておりまして、その中との関わりもありますので、その時点で改めて協議をするということに先般、させていただいたんですが、今おっしゃったことにつきましても、そんな中で議論させてもらったら如何かなというふうに私自身思うんですが、皆さん如何でしょうか。
○ 三谷委員 鳥取の県議会、きっちりと通告してるということははっきりしていますので、それは訂正をしていただきたいと思います。それから、既に予決の総括質疑で通告制を無くしてやっておりまして、やはりこの辺りの実績というか、議会としての経験等を踏まえたうえで、もう少し慎重に議論をさせていただきたい、こう思ってますので、その点よろしくお願いしたいと思います。
○ 萩原委員 私も今、ちょっと言い忘れたんですが、皆さんがせっかくね、予決も通告なしでっていうのは、これ私は本当に素晴しい議論が出来ると思いますし、それだけにね、私はこれは皆さん賛同されたらすぐさま出来ることだと。それから、通告っていうのもね、議長に対する通告というのはある訳で、あとのところは、いろいろと聴き取りに来たり何なりというのは、これは全く非公式の話でやられている話でありますからね、文書では何も当局に出してるといったことではないわけですから、やっぱりそういう意味で、本当に監視機能強化ということを謳っている我が県議会であるだけに、良いことは大いに急いでやろうやないかと。それからさっきの、今まとめられているあの会議に私等は参加もしていません、参加できてませんので、そういう意味では議論する場がない。何よりもやっぱり議会の運営委員会こそが一番の権限を持っているところですから、ここで是非、決めていただきたいなということを強く要求しておきたい。
○ 西塚委員長 議会運営委員会の中で議論させていただくのは、議論させていただきますが、先ほど申し上げたように、通年議会の議論を一方でやっていただいておりまして、それとの関わりもありますので、その動きを見つめながら議会運営委員会で議論させていただくということにさせていただきたいと思うんですが、如何でしょう。よろしいでしょうか。(「了解」の声あり。)
それではそのようにさせていただきます。
〔閉会の宣告〕
以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。
平成19年 9月27日
議会運営委員会
委 員 長 西塚 宗郎