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議会運営委員会会議録
開催年月日 平成14年 6月27日(木) 10:01 ~ 10:24
開催場所 議会運営委員会室
出席委員 12名
委員長 | 岩名 秀樹 君 |
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副委員長 | 岩倉 歓治 君 |
委員 | 田中 博 君 |
委員 | 桜井 義之 君 |
委員 | 舟橋 裕幸 君 |
委員 | 木田 久主一 君 |
委員 | 藤田 正美 君 |
委員 | 水谷 俊郎 君 |
委員 | 金森 正 君 |
委員 | 西場 信行 君 |
委員 | 永田 正巳 君 |
委員 | 萩原 量吉 君 |
欠席委員 0名
委員外議員
議 長 上野 一人 君
副議長 山本 教和 君
出席説明員
副知事 吉田 哲 君
総務局長 山本 勝治 君
総務局総括マネージャー 小山 巧 君
総務局マネージャー 大林 清 君
傍聴議員 0 名
県政記者クラブ加入記者 6 名
その他
議題又は協議事項
1 付託議案の審査結果と審議について
2 請願の審査結果と審議について (資料1)
3 人事同意議案について
4 意見書案の審議について (資料2)
5 閉会中の継続審査・調査申出事件について (資料3)
6 閉会日(28日)の議事予定について (資料4)
7 平成14年第3回定例会の日程について (資料5)
8 次回の議会運営委員会について
9 その他
〔開会の宣告〕
1 付託議案の審査結果と審議について所管の常任委員会に付託した議案19件の審査結果はいずれも可決との報告があり、議案の賛否について各会派の意向が報告された。
次に、委員長報告に対する質疑はなしとし、日本共産党の真弓議員の議案第5号及び議案第17号から議案第19号に対する反対討論を8分以内で認めることで了承された。
次に、付託議案の審議については、議案第1号から議案第19号を一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、引き続き討論を行い、討論終了後、起立により採決を行うことで了承された。
なお、採決は2回に分け、まず初めに、反対のない議案第1号から議案第4号及び議案第6号から議案第16号を一括して採決し、引き続き、反対のある議案第5号及び議案第17号から議案第19号を一括して採決することで了承された。
2 請願の審査結果と審議について資料1のとおり、請願2件中、請願第36号は継続審査、請願第37号は不採択との報告があり、請願第37号の審査結果について各会派の意向が報告された。
新政みえ 自由民主党 無所属・MIE 日本共産党
請願第37号 反対 反対 反対 賛成
次に、請願1件の審議については、議事進行上、委員長報告及び討論を省略し、直ちに起立により採決することで了承された。
3 人事同意議案について公安委員会委員、人事委員会委員、土地利用審査会委員の選任同意議案を一括議題とし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに起立により採決することで了承された。
4 意見書案の審議について資料2のとおり提出された意見書案3件の賛否について、各会派の意向が報告された。
意見書案第1号 意見書案第2号 意見書案第3号
新政みえ 賛成 賛成 賛成
自由民主党 賛成 賛成 反対
無所属・MIE 賛成 賛成 反対
日本共産党 反対 賛成 賛成
次に、自由民主党の橋川議員の反対討論を3分程度、新政みえの三谷議員の賛成討論を3分程度で認めることで了承された。
次に、意見書案の審議については、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、討論終了後、採決を3回に分け、まず賛成全員の意見書案第2号、次に賛成多数の意見書案第1号及び意見書案第3号を順次起立により行うことで了承された。
5 閉会中の継続審査・調査申出事件について資料3のとおり了承された。
6 閉会日(28日)の議事予定について資料4により説明。
(1)事務局説明
〔神田議事課長〕
7 平成14年第3回定例会の日程について資料5により説明し、9月11日(水)に開会し10月8日(火)に閉会の予定とすることにされた。
(1)事務局説明
〔神田議事課長〕
8 次回の議会運営委員会について特に協議する事項が出てこない限り、平成14年第3回定例会の日程等について協議するため、9月4日(水)の午前10時から開催することにされた。
9 その他
(1)議員連盟総会の開催について6月28日(金)の本会議終了後、合同で開催することにされた。
(2)議長からの報告首都機能移転・地方分権推進調査特別委員会の吉川委員長の方から、県内調査を行うに当たり、上空から畿央地域を調査するため、県の防災ヘリコプターの活用と、その際に、岐阜、愛知の東濃地域の上空を通過することを計画しているということで申し出があり、了承することとした旨の報告があった。
(3)その他
○萩原委員 今回も議会が終わるわけですけれども、私、今議会もこの冒頭に、議運の方からも知事並びに部長の答弁等について、本当に議員の質問にやっぱり的確に答えて、その点をやっぱり徹底しておいてくれということが委員からも、議運の委員長からもあったところやと思うんですが、やっぱり全体聞かせていただく中で、本当にまともに答えてもらっていないという思いが非常にするんです。それで、テレビなんかを見ていた人も、本当に知事があんな格好で済んでいくというんで、これで議会いいんですかという、そういう形で私らのところへも厳しい御意見いただいています。
やはりこれでは、本当にせっかくテレビで皆さん見てもらっているんだけれども、議会に対する権威を落とすし、形骸化してしまうことにもなるし、知事は自分の土俵で上手なところでというか、お得意のところでは聞いてもいないことをべらべら長々しゃべって、それで、ほとんど反論する時間だとか、再質問する時間がないままに終わっていくというのが圧倒的に多い。あるいは、私らがやっぱりずばり聞いて一番答えてもらわなならんところは非常にそっけなく逃げて、そして部長らが答弁書を読んでおると。
だから、これはやっぱり私もそのとき、あの最後のところでも言いたかったんだけど、知事は非常に議会の改革については大いに敬意を表しているとか言われるんだけれども、敬意を表しているんやったらもうちょっとまともに答えてほしいなと思うんですけれども、決してそんな気があらへんのと違うかとさえ言いたい。
これが私の質問に対してだけではなくて、ほかの皆さんの質問でもよく似た点があったと思うし、それから、やっぱりそういった点は、みんなの議員の皆さんの思いにもなっているんやないかというふうに思いますので、私はやっぱりこういうままで過ぎていくというんだったら、あの通告制度そのものの弊害というか、一応通告は議長にこんな形で質問しますというのは、これはルールとしてあり得るし、当然やと思うんですが、中身を予算調整チームを含めて各企画員が細かく聞いて、それに対する答弁を用意して書くと、こういうことを本当にやめやな変わらんのと違うかなという思いさえ私は率直にしているんです。
だから、これでやっぱり済んでいくという格好だけでは、議会としてのせっかくの役割、大きな今改革もされて注目も集めてきているというときだけに、やっぱり知事の答弁なり、こういう議会のやりとりについては相も変わらず今までのままというのは、これはまさに知事の言う古い上着になるわけで、本当に「古い上着よ、さようなら」にせないかんわけですもんで、あえて議会の最終ですけれども、ぜひ、この議運の最初のときに議会運営委員長から申し入れられたことが、私はやっぱり実際生きておらんのではなかったんかなと率直に思いますので、そのことは言うておきたい。
ほかの委員の皆さんもあれば聞きたいし、いや、そうじゃないよというんだったら、大きく変わったんなら、それはそれで結構なんやけども、私はちょっとも変わっていなかったという思いが率直にしますので、あえて発言をさせてもらいました。
以上です。
○岩名委員長 このことについて何か御意見ありますか。
○藤田正美委員 再質問の機会がゼロ分というんでは全くいかんので、やっぱりその辺なんかは、もう少し議会が議論するというような形になるには、やっぱりその辺なんかも少し検討していただくべきではないかなと思いますね。
それは、冒頭にやっぱり壇上で5分のけてくれとか10分のけてくれというのもやぼな話なんで、やっぱりその辺はちゃんと、返ってきた意見に対して議論ができるような形をとっていただくというのも大事かなと。答弁の方、そんなに長々答えることはないんで、質問をやっぱりそれを説明せないかんので、その辺はこの議会で私もそういうふうに感じました。
○岩名委員長 今までのこの意見はもっともだと私も思いますし、副知事とか総務局長という執行部を代表する人がここに2人もおるんだが、我々の言っていることは徹底しているのかね、これ。議運で言っていることを、今までこうやって何遍もそういう話が出ているんですが、全く改善されないということは一体どういうことなんですか。
○吉田副知事 例えば前回、委員長からも、また委員会の方からも御指摘をいただきましたけれども、答弁者の方が後になるほど非常に時間が少なくなるという状況がございました。特に前々回、さらにその前の回は、教育長の答弁に至って非常に難しい問題があったというふうに思うわけですけれども、そういった点につきましては徹底をいたしまして、今回、若干再質問の時間がなかったという話がございましたけども、その前々回などに比べますと随分改善されたのではないかと思います。
また、今回も実は最初の一般質問者の方の答弁におきましては、全体の流れから見まして、後の方の答弁者の時間が少なくなるということが懸念されましたので、途中で再度答弁の簡略化などを指示をいたしまして、何とかちょうど時間内におさまったというようなこともございまして、私どもとしては、その都度注意はしているところでございます。
ただ、ただいま藤田委員の方からお話がございました再質問の件などにつきましては、また私ども再度注意していきたいと思います。
○岩名委員長 答弁はあなたたち前日に大きな会議を持って、そのいろいろやっているそうだけども、その割に整理されていないんだよね。もうちょっとやっぱりきちっと整理して、ただ棒読みみたいに書いた原稿をだらだら読んでいて、県民の皆さんからもいろいろ批判の多いところですよ、その辺。テレビに全部映っているんだから、もう少し的確にわかりやすく答弁をしてほしいし、時間の配分も十分考えてもらいたい。
そんなこといつまでも同じこと言わせるんなら、先ほど来話のあるようにシステム自体を変えるところまでやらなければならない。今もう全国では、本会議場においても一問一答でやろうじゃないかというような機運すらあるんですから。あなたたちがそういうことをきちんと理解しないんだったら、議運としてはもっと深く踏み込んで考えていかなければならない。こういうことを一応申し上げておきたいと思います。
ちょっとも改善されていないです。何のためにあんたらそこへ座っておるんや。頼みますよ、もうちょっと。言いわけばっかりするためにそんなところに座っているんだったら来なくてもいいよ。
それでは、これで議会運営委員会を終わります。
〔委員協議〕
県外調査について実施時期は8月7日~9日、調査先は鳥取県、島根県に了承された。
以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。
平成14年 6月27日
議会運営委員長 岩名 秀樹