三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 県外調査概要 > 平成16年度 委員会県外調査一覧 > 平成16年度 子ども・家庭・社会問題調査特別委員会
委員会名 | 子ども・家庭・社会問題調査特別委員会 |
派遣者名 | 日沖正信委員長、青木謙順副委員長、石原正敬委員、森下隆生委員、 藤田泰樹委員、永田正巳委員、中川正美委員、福山瞳委員 森口恒子書記、中村誠季書記 計10名 |
日 程 | 平成16年11月15日~11月16日(1泊2日) |
調査県名 | 京都府 |
調査内容 「子どもを虐待から守る条例」が議員提案で成立、本年4月から施行している三重県として、児童虐待やDVの加害者に視点を向け、暴力の根幹にある問題を探るとともに、虐待を受けた児童の心身のケアや社会適応、虐待等により壊れてしまった家族関係をいかに再生すべきか、行政が取組むべき課題について、次の3箇所で調査した。 ① 「日本家族再生センター」 DVや児童虐待の加害者に対するカウンセリングを実践してきた全国でも珍しい先駆的な取り組みについて調査した。 ② 「舞鶴学園」 家庭の事情で両親と離れて暮らす幼児から18歳までの子どもを受け入れ、家庭復帰や自立を支援してきた児童養護施設であるが、従来の60~100名が入所し、1部屋に2~8人が集団生活する「大舎制」の形態を平成13年の施設移転に伴い木造2階建ての住宅7棟に各々8つの個室を備え2名の職員が住宅を中心に生活し、子どもと向き合う「小舎制」の方法で取組んできた。その成果と課題を調査した。 ③ 「京都大和の家」 60名定員の児童養護施設と、20名定員の乳児院を併設し、本年8月1日新設されたばかりの施設である。児童を取巻く問題が多発し、児童養護施設が不足している三重県の実情を踏まえ、京セラの名誉会長が私財を投じて施設の設置に至った経緯や、従来の施設の形態で、施設内を6ユニットに分け、各ユニットを「家」に見立てて居室やキッチンを備えている。小グループにより子どもたちの社会適応や自立に向けた生活指導に取組んでいる様子を調査した。 |
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旅費額 | 337,860円 内訳 交通費 119,660円 宿泊料等 218,200円 |