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受付番号・件名 | 1 30人学級とゆきとどいた教育の実現について |
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受付年月日 | 平成17年2月15日 |
提出された 定例会 |
平成17年第1回定例会 |
所管委員会 | 教育警察常任委員会 |
項目 | 子ども達は、未来を担うかけがえのない宝であり、「ひとりひとりの子どもを大切にした教育の保障」「豊かな人格と確かな学力の保障」こそ、親や教育に携わる者すべての願いである。 ここ数年の間に、全国で少人数学級を実施する自治体が次々と生まれ、ついにその数は44道府県に達している。三重県においても、平成15年度から小学校1年生で30人学級が実施され、今年度はさらに小学校2年生にまで拡大された。これは、子どもと親の願いに応えた大きな前進である。また、来年度から中学校1年生においても「35人学級」を導入する方針が打ち出されたことは、大変喜ばしいことである。 しかし、現在実施されている「30人学級」には、「1学級の人数を25人以上とする」条件(いわゆる25人条項)が設けられている。そのため、1学年1学級のような小規模校では、40人近い人数であっても2学級にはならない。実際、小学校1・2年生におけるこのような学級が、県内で約150学級にものぼる。このことは、教育の機会均等の原則に反する大きな不平等であると考える。 こうした不平等をこうむる学級がないように25人以上という条件をなくして、小学校1・2年生の子ども達が等しく30人以下の学級で学ぶことができるよう、また、さらに小中学校全体に少人数学級を計画的に実施するよう次のとおり陳情する。 |