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受付番号・件名 | 3 浄化槽法定検査の徹底について |
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受付年月日 | 平成16年11月17日 |
提出された 定例会 |
平成16年第4回定例会 |
所管委員会 | 健康福祉環境森林常任委員会 |
項目 | 英虞湾のみならず、三重県が有する南北に長いリアス式海岸や木曽三川を始め、多数の流域河川が例外なく水質汚濁に悩んでいる。水質汚濁を増幅しているものの一つに、生活雑排水が未処理又は処理不良のまま放流されているという事実がある。 生活様式の近代化に伴い、また、国、県、市町村の合併処理浄化槽設置整備事業補助金交付制度などの諸施策により、浄化槽の設置が急激に普及し、増加してきた。しかし、浄化槽法で義務付けられているにも関わらず、保守点検や清掃が適正に行われていないという事実がある。これは、「環境先進県」としては極めて遺憾であり、違法状態が継続しているという看過し得ない重大事である。 河川や海岸の水質汚濁の主要原因の一つとされている生活雑排水浄化のために、現在検査率20%以下といわれている浄化槽法第11条の検査の受検の徹底を図るよう、次のとおり陳情する。 1 単独処理、合併処理とも既存の全浄化槽及びその管理者を、完全に把握するための事務を直ちに進めること。 2 「法定検査」にもかかわらず検査料を徴収し、依頼検査としている矛盾、及び浄化槽管理者から重い負担感や根強い不満を解消すると同時に検査実施に強制力を持たせるため、法定検査制度の見直しを国に働きかけること。 3 現在三重県内に設置されている浄化槽の基数は25万基ともいわれているが、検査手数料の無料化や大幅削減等、浄化槽管理者の負担軽減のための施策及びそれに伴う予算措置を行うこと。 4 検査項目、内容、方式等を再検討し、実効ある検査体制とすること。 5 その他、法定検査、保守点検、清掃を遵守励行させるための有効な方策を早急に講ずること。 |