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平成19年第4回定例会 請23

受理番号・件名 請23  30人学級とゆきとどいた教育の実現について
受理年月日 平成19年11月28日
提出された
定例会
平成19年第4回定例会
紹介議員 萩原 量吉   真弓 俊郎
付託委員会 教育警察常任委員会
請願要旨  「ひとりひとりの子どもを大切にした教育の保障」「豊かな人格と確かな学力の保障」を実現するためには、少人数学級の実施が最も有効である。
  三重県においても、平成15年度から小学校1年生、16年度は小学校2年生まで「30人学級」、17年度は中学校1年生で「35人学級」と前進してきている。
  しかし、現在実施されている少人数学級編成には、1学級の定数を25人以上とする条件が設けられている。つまり、単学級の学校は初めからこの制度を享受できないという、教育の機会均等の原則に反する大きな不平等を5年間にわたって被っていることになる。こうした学校が県内で、今年度は小学校1年生で63校、2年生で67校、中学校1年生で20校(平成19年4月1日付け県教育委員会の資料より)存在する。
  県教委は、7割強の学校が「30人学級」が実現しているように言明しているが、この説明は納得できるものではない。社会状況の変化に伴って、初めから30人以下の学級も県下には相当数あるが、県の施策に鑑みて、統計を取ってみると、まだ5割前後の学校が25人の条件にひっかかって実現していない。県下の子どもたちが等しく「30人以下」「35人以下」の学級で学ぶことができるようにしてほしい。さらに、小学校・中学校・高等学校全体に少人数学級を計画的に進めていく努力をしてほしい。以上の理由から、平成20年度の小学校1年生、2年生において、 30人学級で25人以上という条件、中学校1年生において、35人学級で25人以上という条件をなくし、さらに、小学校・中学校・高等学校に少人数学級を計画的に実施する努力を進めるよう請願する。
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