三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 平成19年第4回定例会請願一覧 > 平成19年第4回定例会 請15
受理番号・件名 | 請15 三重県文学関係資料の収集・保存について |
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受理年月日 | 平成19年11月28日 |
提出された 定例会 |
平成19年第4回定例会 |
紹介議員 | 日沖 正信 真弓 俊郎 |
付託委員会 | 総務生活常任委員会 |
請願要旨 | 文学関係者としては、三重県総合文化センター設置の準備段階で、三重県に対し、文学館を要望する請願を行った。しかし、結果的には県立図書館2階に文学コーナーを設置することでとどまった。 当初は、識者を招いて「企画委員会」を置き、予算措置を伴う「企画展示」も実施されたが、それらは時間が経過する中で廃止されて、「常設展示」だけとなり、今秋からは県立博物館の展示場へと様変わりした。 文化行政の所管が「県教育委員会」から「県生活部」に移行されて以来、生活部は私どもの要請に応えて、県内外の資料収集や、その保管には旧県立看護短大の一室を提供されるなど、援助を賜った。しかしながら、今日ではそれも満室となり、資料収集作業が一切中断されている。 後世に残されるべき価値ある文化関係資料の散逸・劣化を防ぐためには、一刻の猶予も許されない時機にきている。芭蕉・宣長から現代にわたって輝く足跡をたどること、また県外から当地を訪れて優れた作品を生んだ例に触れることは、三重県内外の人々にとって重要な心の糧であり、そのための資料整備は欠かせない。 以上の点から、文学関係資料という文化遺産を守ることは次世代をも視野に入れ、私たち文学関係者だけの問題だけではなく、三重県民にとって重要な課題であることから、下記施策の実現を求め、請願する。 記
1 三重県の新博物館資料として文学関係資料の収集・保存を積極的に進めること。 2 新博物館実現に平行し、併せて次の事項の実現を図ること。 (1)三重県生活部が行った文学関係資料の収集・保存の継続 (2)三重県立図書館・文学コーナーの充実 |