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受理番号・件名 | 請1 国民医療を守るための意見書の提出について |
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受理年月日 | 平成19年5月31日 |
提出された 定例会 |
平成19年第2回定例会 |
紹介議員 | 山本 勝 三谷 哲央 藤田 正美 森本 繁史 中川 康洋 萩原 量吉 |
付託委員会 | 健康福祉病院常任委員会 |
請願要旨 | 我が国は、世界の先進諸国と比較しても決して高くない医療費水準で、いつでも、どこでも、誰でも、公平で良質な医療を受けることができる国民皆保険制度を維持してきた。 しかしながら、政府は、財政優先の医療費削減政策を断行し、その結果、経済的に余裕のない年金生活者(高齢者)や低所得者を始め国民に多くの負担を求め、所得格差による医療格差が生じてきている。 また、高齢社会を迎える中、高齢者自己負担の増加や医療を必要とする高齢者のための長期入院施設(療養病床)が削減される方向に進められ、さらにはへき地の医療機関や産科、小児科等の医師不足や看護師不足が深刻化し、国民が安心して受けられる医療提供体制が崩れようとしている。 こうした中、政府では2008年の次期社会保障制度の改正に向けて、経済財政諮問会議の意見を一方的に取り入れ、国民や医療側の意見を斟酌せず、医療費抑制策のみを掲げた「骨太の方針2007」を決定しようとしており、社会保障費の大幅削減を目指した国民不在の医療制度改革が断行されようとしている。 私たち、「みえ・医療と健康を守る会」は、医療費削減策の下に国民に多大な負担を求める制度改正を阻止し、国民が安心で安全な医療を受けられるよう国民と共に持続しなければならない医療制度を確立し、国民の生命と健康を確保して、国民が「格差」に苦しむことなく、安心して暮らせる社会づくりを目指すものである。 よって、私たち、「みえ・医療と健康を守る会」の総意として次の事項について、県議会から地方自治法第99条の規定に基づき、国に対し意見書を提出されたく請願する。 記
1 所得格差によって生じる医療格差を是正すること2 経済的に余裕のない年金生活者(高齢者)や低所得者の患者負担増を行わないこと 3 国民の生命と健康を守るための医療費財源を確保すること 4 医療を必要とする高齢者のための長期入院施設(療養病床)の削減を行わないこと 5 医師・看護師不足の解消を図ること |