三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 平成17年第4回定例会請願一覧 > 平成17年第4回定例会 請25
受理番号・件名 | 請25 30人学級とゆきとどいた教育の実現について |
---|---|
受理年月日 | 平成17年11月29日 |
提出された 定例会 |
平成17年第4回定例会 |
紹介議員 | 藤田 泰樹 |
付託委員会 | 教育警察常任委員会 |
請願要旨 | 子ども達は、未来を担うかけがえのない宝であり、「ひとりひとりの子どもを大切にした教育の保障」「豊かな人格と確かな学力の保障」こそ、親や教育に携わる者すべての願いである。 ここ数年の間に、全国で少人数学級を実施する自治体が次々と生まれ、ついにその数は45道府県に達している。三重県においても、平成15年度から16年度にかけて小学校の1・2年生で「30人学級」が実施され、今年度はさらに中学校1年生で「35人学級」が実施された。これは、子どもと親の願いに応えた大きな前進であり、大変喜ばしいことである。 しかし、現在実施されている「30人学級」「35人学級」には、1学級の定数を25人以上とする条件が設けられている。そのため、1学年1学級の小規模校では、40人近い人数であっても2学級にはならない。実際、こうした学校が県内で小学校125校、中学校8校存在している。これは、教育の機会均等の原則に反する大きな不平等になると考える。こうした不平等をこうむる学級がないように、25人以上とする条件をなくし、県下の子ども達が等しく「30人以下」「35人以下」の学級で学ぶことができるよう、また、小・中学校、高等学校全体に少人数学級を計画的に実施するよう次のとおり請願する。 県内の小学校1・2年生すべての子ども達が「30人学級」で、中学校1年生が「35人学級」で学ぶことができるようにするとともに、小・中学校、高等学校全体に少人数学級を計画的に実施する努力を行うこと。 |