■ 開催日時 令和6年9月17日(火) 10時44分~11時5分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 47名
議 長 稲垣 昭義
副議長 小林 正人
議 員 荊原 広樹 伊藤 雅慶
世古 明 龍神 啓介
辻󠄀内 裕也 松浦 慶子
吉田 紋華 芳野 正英
川口 円 喜田 健児
中瀬 信之 平畑 武
中瀬古初美 廣 耕太郎
石垣 智矢 山崎 博
野村 保夫 田中 祐治
野口 正 倉本 崇弘
稲森 稔尚 下野 幸助
田中 智也 藤根 正典
小島 智子 森野 真治
杉本 熊野 藤田 宜三
谷川 孝栄 石田 成生
村林 聡 東 豊
長田 隆尚 今井 智広
日沖 正信 舟橋 裕幸
三谷 哲央 服部 富男
津田 健児 中嶋 年規
青木 謙順 中森 博文
山本 教和 西場 信行
中川 正美
■ 欠席議員 1名
山内 道明
■ 県政記者 4名
■ 傍聴者 1名
■ 協議事項
1 「『令和6年版県政レポート』に基づく今後の『県政運営』等に関する申入書」への回答について
(1)時間 10時44分~11時5分
(2)説明者
知事 一見 勝之
[総務部]
部長 後田 和也
副部長(行政運営担当)兼コンプライサンス総括監 森吉 秀男
副部長(財政運営担当) 山本 毅
その他関係職員
[政策企画部]
部長 小見山 幸弘
副部長 天野 敏
次長兼ひとづくり政策総括監
兼ゼロエミッション総括監
兼プロモーション総括監 世古 勝
その他関係職員
(3)説明内容
別添資料のとおり
(4)質疑の概要
〇吉田議員 3ページ、人口減少対策としてのジェンダーギャップ解消に関して、令和5年度の取組を踏まえ、令和6年度では新たな視点となり得るものはあったのか。また、どのように取り組まれていくのかをお聞きしたい。
〇世古次長 ジェンダーギャップの解消については、男女の雇用の形態もあるが、賃金の格差が大きい。その部分について、例えば製造業で、分業、業務の切り分けをして取り組めないか、というところに着目して進めている。また、女性が職場・持ち場のリーダーになっているところに出向いてリーダーの声を聴いたり、女性が働きやすい、子育てしやすい環境をどのようにして整備できるか、いろんな意見を聴いたりしている。
〇吉田議員 知事からも伺いたい。
〇一見知事 ジェンダーギャップ指数が46位というのは、不名誉な数字で、女性が三重県から県外へ出ていっていることの原因にもなっていると思う。まずは、なぜそうなっているのかを分析する必要がある。職場で女性が男性と同じように扱われていないのは、事業主の考え方によるものだと思うので、産学官の連携懇話会で議論し、企業の方にも働きかけて考え方を変えていく。
また、県内の自動車産業で、女性が生き生きと働く現場を確認させていただき、2つのヒントを得たと思う。一つが、女性を核とし、働きやすい職場を作るためにできることを議論し、取組をされていること。もう1つが、短時間正規で働いておられる方が多いこと。そうした先進的な事例を研究して、それを広めていくことをやっていくべきだと思う。ジェンダーギャップについて、女性も男性と同じ給与となってほしい気持ちがあるので、引き続き企業に働きかけていくことが重要である。
もう1点。新潟県の佐渡で現場を見てきたが、女性が働ける職場づくりを、IT企業や製造業の設計部門を切り出すなどの形で企業誘致をすることが考えられる。私1人の思いつきではだめなので、議会からも御提案いただきたいと思うし、有識者の方々の意見を聞いて、女性が働きやすい職場づくりの方法を考えていきたい。
〇吉田議員 人口減少対策としてのジェンダーギャップ解消のために、男性、女性、どのジェンダーの方も働きやすい環境に目線を広げていただく必要があると感じたが、そこに関して伺いたい。
〇小見山部長 三重県は製造業に携わっている人が多いということもあり、時間外勤務が長く、その影響で家庭の役割分担の中で、家事の時間が短くなって、ジェンダーギャップに影響しているところもある。そういう意味では、男女ともに働きやすい環境づくりのために、企業中心に普及啓発をやっていくことは大事と考えている。
〇吉田議員 執行部も議員も、この環境においても人数的なジェンダーバランスは改善できるところがあるし、執行部の皆さんと議員が一緒になって議論させていただきたいと思う。