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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和4年度 委員会会議録 > 令和4年12月13日 防災県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

令和4年12月13日 防災県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

資料はこちら

防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会議録
(開会中)
 


開催年月日    令和4年12月13日 (火曜日)          午前10時0分~午後2時19分
会  議  室    202委員会室
出 席 委 員    8名
           委  員  長    下野  幸助
           副 委 員 長    野村  保夫
           委     員    田中  智也
           委     員    津村  衛
           委     員    藤田  宜三
           委     員    服部  富男
           委     員    奥野  英介
           委     員    津田  健児
欠 席 委 員    なし
出席説明員

          [企業庁]  
             庁長 山口  武美
             副庁長 西口  勲
             次長 東海  明
             企業総務課長 井畑  晃洋
             財務管理課長 奥田  文彦
             水道事業課長 宮木  雅史
             工業用水道事業課長 北川  博一
             電気事業課長 川戸  仁
             施設防災危機管理監 栃木  勝弘
             機電管理監 和田  泰史
             RDF対策監 宮原  章吉
        その他関係職員
          [県土整備部]  
             部長 若尾  将徳
             理事 佐竹  元宏
             副部長(企画総務担当) 山本  健次
             副部長(公共事業総合政策担当) 上村  告
             次長(道路整備担当) 川上  正晃
             次長(流域整備担当) 山口  成大
             次長(都市政策担当) 古澤  忠士
             次長(住まい政策担当) 杉野  健司
             工事検査総括監 森木  忠彦
             県土整備総務課長 北口  哲士
             公共用地課長 森川  成
             公共事業運営課長 向井田  亮
             技術管理課長 水谷  覚
             建設業課長 林田  充弘
             道路企画課長 長井  貴裕
             道路建設課長 南  賢
             道路管理課長 高柳  伸浩
             河川課長 野呂  守
             防災砂防課長 河邉  努
             港湾・海岸課長 松橋  陽一郎
             都市政策課長 林  幸喜
             下水道経営課長 山口  太一
             下水道事業課長 東  幸伸
             建築開発課長 𠮷村  厚哉
             住宅政策課長 服部  睦
             営繕課長 太田 寿弘
             建設企画監 繁田  憲一
             人権・危機管理監 中村  孝
             水災害対策監 川北  健司
        その他関係職員
          [農林水産部]  
             治山林道課長 久保村  実

委員会書記
            議事課       主幹兼係長    林    良充
            企画法務課    主査        澤村  里美
傍 聴 議 員    なし
県 政 記 者    なし
傍  聴  者     1名
議題及び協議事項
第1 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第127号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第1号)」
  (2)議案第128号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第1号)」
  (3)議案第129号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第1号)」
  (4)議案第155号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」
  (5)議案第156号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
   (6)議案第157号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第2号)」
 2 所管事項の調査
   (1)令和5年度当初予算要求状況について(関係分)
 
第2 常任委員会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
   (1)電気事業の廃止について
   (2)令和5年度企業庁組織機構の考え方について
 
第3 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第116号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)
  (2)議案第153号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第6号)」(関係分)
  (3)議案第126号「令和4年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)」
  (4)議案第131号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第1号)」
  (5)議案第159号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第2号)」
  (6)議案第135号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
  (7)議案第139号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
2 所管事項の調査
  (1)令和5年度当初予算要求状況について(関係分)
 
第4 常任委員会(県土整備部関係)
1 議案の審査
  (1)議案第140号「工事請負契約について(主要地方道桑名大安線(桑部橋)道路改良(橋梁上部工)工事」
  (2)議案第143号「工事請負契約の変更について(一般国道167号(磯部BP)道路改良(恵利原五知トンネル(仮称))工事)」
  (3)議案第145号「一級河川の指定の変更に対する意見について」
  (4)議案第146号「損害賠償の額の決定及び和解について」
  (5)議案第147号「北勢中央公園の指定管理者の指定について」
  (6)議案第148号「亀山サンシャインパークの指定管理者の指定について」
  (7)議案第149号「大仏山公園の指定管理者の指定について」
  (8)議案第150号「熊野灘臨海公園の指定管理者の指定について」
 2 所管事項の調査
  (1)三重県汚水処理事業広域化・共同化計画(案)について
  (2)鈴鹿青少年センターと鈴鹿青少年の森の整備運営事業に係るモニタリングについて
  (3)津駅周辺道路空間の整備、AIカメラの活用方針及び適切な路面標示の維持管理について
  (4)令和5年度予算の確保に向けた国への要望について
  (5)三重県公共事業評価制度の見直しについて
  (6)審議会等の審議状況について
 3 閉会中の継続審査・継続調査申出事件について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第127号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第1号)」
  (2)議案第128号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第1号)」
  (3)議案第129号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第1号)」
  (4)議案第155号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」
  (5)議案第156号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
  (6)議案第157号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第2号)」
     ア 当局から資料に基づき補充説明(山口庁長)
     イ 質疑        なし
     ウ 委員間討議    なし
     エ 討論        なし
     オ 採決         議案第127号   挙手(全員)   可決
                  議案第128号   挙手(全員)   可決
                  議案第129号   挙手(全員)   可決
                  議案第155号   挙手(全員)   可決
                  議案第156号   挙手(全員)   可決
                  議案第157号   挙手(全員)   可決
 
 2 所管事項の調査
  (1)令和5年度当初予算要求状況について(関係分)
     ア 当局から資料に基づき説明(山口庁長)
     イ 質問   なし
 
 3 委員間討議
  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
第2 常任委員会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
   (1)電気事業の廃止について
   (2)令和5年度企業庁組織機構の考え方について
      ア 当局から資料に基づき説明(西口副庁長)
      イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問等がございましたらお願いいたします。

○奥野委員 RDF焼却・発電事業についてなんですけど、累積赤字が約31億円、令和2年度以降のRDF焼却・発電施設の撤去が17億円、RDF処理委託料清算金が7億円となっておるんですけれども、このRDF処理委託料清算金の7億円というのをちょっと説明してもらいたい。

○川戸課長 RDF処理委託料清算金につきまして、RDFの処理委託料というのはRDF運営協議会の決められたルールによって算定をするんですけれども、最終的に計画と実績との差があった場合は清算をするというような決まりになっておりました。令和元年9月に発電が終了した後、令和2年、令和3年、2か年に分けてトータルとして7億円の清算金が発生することになりましたので、2か年に分けて製造団体5団体にそれぞれ清算金としてお支払いをしたということでございます。

○奥野委員 これは、それぞれの広域でやっとった施設に対しての清算金ということなのか。

○川戸課長 RDF処理委託料は、まず、RDF焼却・発電施設の日々の維持管理であるとか、そういう経費があります。当然、うちは売電というのをしておりましたので、売電に係る収入としてあるんですが、不足する部分がございました。その不足する部分をどういうふうな形で市町と県とが負担するのかということでずっと協議がありまして、RDF運営協議会のほうで、どういうルールで県と市町が負担するのかというのが定められました。それに基づいて、RDF処理委託料という形で県のほうが処理委託料を頂いてRDFを焼却処理するということをしておりました。
 最終的に、例えば平成29年度以降ですと、RDFトン当たり1万4145円という処理委託料を頂いていたんですけれども、その部分で事業計画というのを立てて、それに基づいて処理委託料というのは定められるんですけど、RDFの焼却発電は、当初は令和2年度まで続ける予定でしたが、令和元年の9月に終わりましたので、計画と実際の実績とは大きな差異がありました。その部分は清算をするということに決まりとしてなっておりましたので、7億円という清算金を企業庁のほうから製造団体に返還したといいますか、清算をしたということです。

○奥野委員 ということは、それぞれの団体、7つか8つあったかな、そこへ企業庁のほうから支払うということなのか。

○川戸課長 そうでございます。5つ製造団体がございましたが、企業庁からその5つに支払いをしたということです。

○奥野委員 今、幾ら言うたかな、トン当たり1万幾らやったかな。

○川戸課長 年々、その年によっていろいろありましたけれども、平成29年度以降は1トン当たり1万4145円という処理委託料を頂いて、ごみ固形燃料発電所のほうで焼却・発電をしておりました。

○奥野委員 ということは、多かったということ、もらい過ぎとったということ。もともとスタートが、ゼロから2000円とか3000円になって、1万何がしかになって、それぞれの団体からもろとったお金が多過ぎたので、それを返すという、そういう意味でこの7億円が要るということなのか。

○川戸課長 そうです。

○奥野委員 この報告というのはあまり聞いていなかったし、頭の中にはなかったんですけど、それはこれまで説明はあったんかな。

○西口副庁長 まず、額のほうがもらい過ぎていたということなんですけども、それには計画と実績との差異であったりですとか、焼却・発電事業の終了が予定よりも早く終えましたものですから、予定より経費がかからずに、最終的にはもらい過ぎというか、頂戴していた部分を清算してお返ししたということで、それを令和2年度と3年度の2か年に分けて各団体に清算金としてお支払いしています。この部分については予算として計上をさせていただいて、御説明させていただいていたところでございます。

○奥野委員 そのもらい過ぎの金というのは、どこに置いておいてあったのか。

○川戸課長 一旦は企業庁の収入として頂いておりますので、企業庁の電気事業会計の内部で留保していたということになります。

○奥野委員 ということは、現実、企業庁としてはこのRDFに対してのお金はなくて、この清算金はどこから出てくるのか。

○川戸課長 RDF、累積赤字ということで60億円、その中には清算金の支払いもございますけれども、電気事業のキャッシュというか、資金の手当てというのは、電気事業の内部に留保していた資金で全て手当てができたという形です。

○奥野委員 分かったような分からんような、こちらの勉強不足なんかも分からんけど、この17億円、撤去費は分かる。これを足しても24億円の55億円、あと六、七億円ぐらいプラスせないかんのかな。その辺のことだけはきちっと説明というか、今日は聞くだけやけど、恐らく3月に整理整頓するわけやで、そのときにはその辺の説明はしておいたほうがいいかなと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

○山口庁長 奥野委員がおっしゃっていただいた指摘を踏まえて、最終報告のほうに作業として進めさせていただきます。
 私ども中間報告の段階で、令和元年度までの収支等ということで御報告はさせていただいているところなんですけれども、これまでこの場で、少なくとも今年度に入ってから共有させていただいています。おさらいも兼ねてみたいなところもあるのかも分かりませんけれども、5団体ありまして、7億1000万円余りの内訳、一応この場で、口頭になりますけれども、桑名広域清掃事業組合と伊賀市、それと香肌奥伊勢資源化広域連合、それから紀北町、それと南牟婁清掃施設組合の5団体でございます。

○奥野委員 ありがとう。香肌もまだあったのか。

○山口庁長 はい。
○奥野委員 あれは、松阪のときに清算はできていなかったのか。

○川戸課長 松阪市は香肌奥伊勢から脱退をしたということですけども、香肌自体は松阪市が脱退した後もRDFの事業に継続をして参画をしていただいておりますので。

○奥野委員 分かりました。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

○田中委員 私からも、電気事業廃止ということで、どう表現していいのか分からないですけど、いろいろ思うところもあるところです。
 私が県議会のほうに所属していない時代のことなのであれですけれども、議会のほうからも提言がなされて、今回、最終的に廃止ということを迎えたわけですけど、結局、水力発電事業を民間へ譲渡したお金とかも、その中でもいろいろお金が必要になってきたりとか、当初言われていた額よりは大分目減りしていったなというのが正直な感想と、かつ、今回62億円の累積赤字ということで、トータルで電気事業、附帯事業も含めて、プラス・マイナスでどうやったんかなということを、私どもとしてはもう一度当時の提言とかも含めて読み返して、また総括、自分なりに何か検証してみたいなと思ったところです。
 そんな中で、3ページにある今後の電気職員の配置についてなんですけれども、「令和5年度以降の適切な職員の配置」ということで触れてもらっていますし、「知事部局等においても環境・エネルギー政策など様々な分野で」と、本当にこれから必要なところだと私としては考えています。機電系の技師が脱炭素社会の実現に向けて非常に重要になってくるんではないかなと。とりわけ本県、ものづくりでずっと商売をやらせてもろうとると言っても過言ではないような経済状況の中で、化石燃料をエネルギー源とした動力で様々なものを作ってきましたので、脱炭素社会実現と一筋縄ではいかんし、特に中小の事業者の皆さんにとっては非常に頭の痛いというか、頭を抱えたくなるような将来、未来が待っているんじゃないかなと。
 そう思うと、これはもう企業庁がその辺の人事権を持っておられるかちょっと分からんので、ここで言う話じゃない、ほかの部局に対して言うべき部分もあろうかとは思うんですけど、やっぱりそういう事業者の皆さんへの寄り添い、相談支援なども、機電系の業務を担ってきていただいたノウハウを持って相談支援をしていくということは、非常に本県産業にとっては大きなことなのではないかなと思うんですけれども、その辺りはどういうふうに捉えておられますか。

○西口副庁長 まず、最初にありました水力発電等の関係のことですけども、まず電気事業全体としましては、水力発電事業でかなり収益が出ておりまして、累積で黒字でずっと来ておりました。ただ、
RDF焼却・発電事業のほうは累積で赤字がずっと積んできていたという状況で、令和元年度の決算時点で約33億円ほどの累積の欠損金があったわけですが、それを減資するという形で、まず令和元年度末の累積につきましてはそこで一旦なしにして、それにプラスして、企業庁にとりましてはプラスのお金になっていた部分を一般会計のほうに戻すというか、そういう形で一般会計のほうに繰入れをさせていただきました。その後、令和2年度以降の累積として、もう水力発電は終わっておりますので、事実上RDFの部分の欠損がずっと今残っているという状況でございます。
 それから、職員の件でございます。委員がおっしゃられたとおり電気職員、特に脱炭素ですとか、そういう部分につきましては、現在も環境生活部の地球温暖化対策課ですとか、それから雇用経済部の新産業振興課とかいうところにも、電気職員の方で頑張っていただいている方もありまして、特に脱炭素のことに関しましては、電気エネルギーをいかに石油代替からカーボンニュートラルのほうへどんどんとシフトしていくかという部分では、電気職員の持ってみえる専門的知識というのが非常に生かされる職場だと我々も思っています。県庁内自身もそうですし、企業庁の中もこれからもどんどんと脱炭素を進めていく上で、その辺の専門的知識というのを非常に活用させていただいて、頑張っていただけるような職場になってくるのかなと、そういうふうに感じております。

○田中委員 ありがとうございます。
 1点目のほうは、本当に議会としてもそういう提言をしたということは、今県で、または企業庁なり病院事業庁なりでやっていただいている公の役割、使命としてやっている事業に対して、もしやめたらどうやという提言をしていくときの議論が今後起こった場合、本当に将来を見据えて、お金の面もそうですし、様々なことを考えていかなあかん一つの材料になるのかなと思ったので、発言をさせていただきました。
 職員の問題については、本当におっしゃるとおり、環境生活部のほうで脱炭素社会とかといって、技師というと環境技師ってみえるけど、環境化学技師なんですよね。だから、結局そのエネルギー源をどうしていくかという大きな問題とか、産業スケールで考えたときの脱炭素社会ということについては、ちょっと弱いのかなと。そうなってくると、やっぱり電気技師が持っておられるノウハウなり、それらの方がまた様々な知見を高めていただいて、それを民間の事業者に還元していただくということを県としてはぜひやっていただきたいなと思ったので発言をいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、(1)電気事業の廃止について及び(2)令和5年度企業庁組織機構の考え方についての調査を終了いたします。
 
 2 委員間討議
  (1)所管事項調査に関する事項   なし
  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
第3 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第116号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)
  (2)議案第153号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第6号)」(関係分)
  (3)議案第126号「令和4年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)」
  (4)議案第131号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第1号)」
  (5)議案第159号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第2号)」
  (6)議案第135号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
  (7)議案第139号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
     ア 当局から資料に基づき補充説明(若尾部長、杉野次長)
     イ 質疑         なし
     ウ 委員間討議     なし
     エ 討論         なし
     オ 採決         議案第116号(関係分)   挙手(全員)   可決
                    議案第153号(関係分)   挙手(全員)   可決
                    議案第126号         挙手(全員)   可決
                    議案第131号         挙手(全員)   可決
                    議案第159号         挙手(全員)   可決
                    議案第135号(関係分)   挙手(全員)   可決
                    議案第139号         挙手(全員)   可決
 

(休憩)

〔関係部局職員 入室〕

 
 2 所管事項の調査
  (1)令和5年度当初予算要求状況について(関係分)
     ア 当局から資料に基づき説明(若尾部長)
     イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

○田中委員 頂いた委員会の説明資料13ページの事業のところですけど、堆積土砂対策事業で、この丸ままついたら令和5年度としてはどんだけ土砂を撤去する予定になっていますか。もしかしたら総括質疑とか、そんなやり取りの中でも御答弁いただいているかも分かりませんけど、もう一度お願いします。量的なもので。

○山口次長 河川の堆積土砂の撤去に関しましては、5年後の達成目標の中で見込みを考えてございまして、令和4年度見込みでは20%程度でございますが、令和5年度、予算どおりであれば27%、7%増を考えてございます。

○田中委員 27%の分母は何になるんでしたっけ。

○山口次長 こちらにつきましては5年後の達成目標でございますので、令和3年度末の推計による約300万立米の堆積土砂、それをゼロにしていくための目標値でございます。

○田中委員 ありがとうございます。前に頂いたやつで約310万立米か。

○山口次長 すみません。そのとおりでございます。

○田中委員 ありがとうございます。
 それと、あと、流域治水事業なんですけど、以前に全体的な流域治水という概念を教えていただいた資料の中で、横浜市の例なんかで県道沿いの雨水浸透ますの設置みたいなのがあって、令和3年度に伊賀で、4年度に県庁前ということで試行的にやられたということなんですけど、令和5年度では県管理道路で雨水浸透ますの考え方というか、方針とか何か持っているのか教えてほしいんです。

○山口次長 令和5年度の雨水浸透ますの予定箇所としましては、四日市市の北勢中央公園ほか、志摩市の安乗港線、名張市の368号などが候補箇所として挙がってございます。

○田中委員 ありがとうございます。
 内水氾濫が本当に、私ども四日市ですけど、特に人口集中地域で低地帯、よく鹿化川沿いなんかは避難勧告が出るんですけど、出ようと思ったらもう水がついて全然出れませんというケースを結構年配の方から言われて、ある程度体力のある方やったら、じゃばじゃばと長靴履いて逃げようかなという感じにはなるんでしょうけど、特に年配の女性なんかは、もう怖くて怖くてという形で、そういうケースもあるもんですから、もちろん県としては県管理道路沿いの様々な内水氾濫へ向けた対策をしていただくことだとは思うんですけど、直轄道路事業とか、ああいうところでもそういうのが進むように、県としても働きかけというか、そんなことをお願いしたいなと思うんです。その辺はいかがですか。

○若尾部長 流域治水事業、委員がおっしゃるとおり非常によい取組なんですが、なかなか前に進むのが難しいというか、非常に関係機関いろんなところと調整しないといけないというところがあります。先ほどの浸透ますもそうなんですが、1個1個は非常に対策として小さいんですけど、それを数多くやっていけばいろんな対策ができると思いますので、委員がおっしゃるとおり、直轄も含めいろんな関係機関を巻き込みながらやっていきたいと思いますので、その代わりちょっと時間がかかることになりますけれども、そこが一番の流域治水の肝腎なところだと思いますので、あらゆる関係機関を巻き込みながら対策としては進めていきたいと思います。

○田中委員 私、県政報告会とか座談会という形で県民の方と意見交換する会を持っていて、特に今、私の報告会のテーマとして流域治水は推しなんですね。皆さん関心を持っていただいて、でも、最初はもう何やるんやな、それっていう形で、田んぼダムとかという言葉を出すと、はあっていう感じですけど、でも、図を用いて説明すると、なるほどなと。それを積み重ねればとか、雨水浸透ますの話なんかでも、そんだけでどうなんやというけど、でも、やっぱり様々な関係機関が流域をしっかりと総合調整しながら着実に進めていけば、今よりは必ず内水の問題も安心できるような状況に近づいていくんでという話はさせていただいて、最終的に理解を得ているというような状況なので、なかなか責任の所在が不明確であったりとか、協力という名の無責任状態が発生しかねないので、やっぱり国や市町、基礎自治体に挟まれる広域自治体の県の役割としては、真ん中に座ってしっかりと進めていただきたいなと要望させていただきたいと思います。
 以上です。

○奥野委員 総括質疑のときにも誰か言われた草刈りなんですけど、我々県議会議員をやっとって、頼まれ事というのは、大体草刈りと白線かなと思います。だから、たしか3回ぐらいやったらどうやということを総括質疑で誰か言われていたんですけど、僕は3回でも少ないぐらいと違うかな。
 なぜかいうと、県道でも、私のまちなんか狭いところがあって、宮川橋へ行くところへ高校生がたくさん行く。草が生えとって、狭い道路がその上狭い。その横にはくっつきむしが来る。だから、事故を起こして当然なところへ、まだ狭くなるで事故が起こる可能性がある。
 観光、観光言うて、観光に金かけるのもいいけど、大体県民はそんなに興味ない人も多い。だから、道路とか、そういうかゆいところに手の届く行政ということをまずやらんと、それもできんのか。建設事務所に言うと、いや、県からの予算がないと。必ず断りは、予算がない。そんなに予算ないんか。ほかに使うところ、ようけあるやないか。三重テラスなんてそんなに金要るんかいとか、そういうふうな例え話で比較論がそこへ出てくるで、やはりできるだけそういう住民に近いことをやっていただく。お金かかるわけでもないわけですから、だから本当に2.5回とか3回とか、今年は特に皆さん総括質疑でも言ってるので、そういうことをちょっと予算化していただいて、建設事務所へもっと草刈り予算というのをあげるなり何なり考えていただきたいなと思います。いかがでしょうか。

○川上次長 先ほど委員がおっしゃっていただいたように、草刈りに対しての要望というのは、事務所を通じてであったり県庁へ直接であったりとかというところで、たくさんの御要望をいただいております。 
 今、基本的な考え方といたしましては、平成29年に統一した方針ということで、基本的には年1回、また交差点であるとか危ないところは2回というふうにさせてはいただいております。当時の部長も答弁させていただいたように、予算の確保については精いっぱい頑張らさせていただいておるところなんです。それでもまだまだ要望に応え切れないというところで、事務所の職員が直接刈りに行っているというところもございます。したがいまして、草刈りの方法として、業者に委託する部分と自治会にお願いしている部分もございます。そういう兼ね合わせながら、住民委託についてはもう少し取り組みやすい制度であったり、周知を図っていきたいと思ってございます。
 また、予算については、財政当局も含めて、いろんなところで要望してやっていきたいと思っておりますが、現時点ではそれも含めて検討していこうというふうな考え方でおりますので、もう少しちょっと基本的な考え方、1回刈り、2回刈りというところも視野に含めて、住民の期待に応えられるような予算確保に努めていきたいというふうに考えているところでございます。

○奥野委員 私、昔、町長やってたときに、外城田川の草刈りをボランティアで年に2回ぐらいやっていたんかな。だけど、それでも県は草刈りの刃を提供するだけで、人は出てこない。県管理の河川やのに県は出てこない。それで、私は出て行ったんですけど、そのときたまたま運悪く、けがされた方がいて、けがをすると、次、頼みにくいわけなんです。責任はどこなんや、もちろん保険掛けてやるわけですけど、そういうこともあるで、年に1回でいいところもあるし、年3回やらないかんところもあるし、そういうめり張りをつけて、恐らく県内には多くの自治体や、それから県議会議員も多分言ってきていると思うんです。それにやっぱりチェック入れて、十分に行き届いた草刈り、本当に隅っこの話で、道路やないけど、行き届いた草刈りをやっていただきたいなと思います。

○服部委員 今、奥野委員がおっしゃった除草の件なんですけども、今、道路の関係ももちろんなんですが、県管理の河川敷の整備というものが、土砂とか樹木を、川の中の部分はきれいに清掃をしていただいている部分というのが、年間ある程度順番に予算をつけていただいているんですけども、その横の県管理の河川敷というものが、非常に雑草が増えて視界も悪くなっている。それと防犯的な状況も非常に危惧される部分がございまして、そういったところの取扱いを、地元のグループで県のほうに申し込んで、木の伐採とかそういうことをされているところが菰野町でもたくさんあります。そういったところも、予算的な状況が非常に、今もお話があったように草刈り機の刃程度の予算で、ボランティアで地域のためにということでやっておられるグループがたくさんありますので、三重県全体でそういったところをやっぱりてこ入れをするとか、そういったところの予算的な配分もしっかりと考えていただきたいなと、今後の取組としてお願いをさせていただきたいと思います。
 以上でございます。

○若尾部長 御意見ありがとうございます。
草刈りについては総括質疑でも答弁させていただきましたけども、様々な議員から質問をいただいているというところと、また、事務所からもいろいろと要望をいただいているところでありまして、今回、私、答弁できめ細かな維持管理をしていくとお答えしたんですが、今まで、どうしても年1回という維持管理基準があって、年1回刈ればもうあとはいいんだというか、そういう形で予算もないから、毎回通常同じ時期に1回刈ってというようなやり方を、そんなやり方をしないところもあるかもしれませんが、そういった管理をしているところもあったのかと思いますので、そこをやっぱり、草というのは生えてきたら刈るというところがあるので、当然先ほど奥野委員が言われたとおり、1回刈ってもう終わりなところもあるし、もしかしたら1回も刈らなくても大丈夫な道路もあるかもしれないし、そこをしっかり道路管理者として、毎年毎年草の繁茂状況を見ながらやっていくということを、今後維持管理方針の見直しに当たって考えていきたいと思いますし、当然そうなると予算も必要になりますけれども、今、先ほどありました自治会委託みたいな、ボランティアとか、我々も様々な知恵を使って何とか工夫しながらやっていくということも考えて、それでも無理であればしっかり予算をつけていくというような形で、これからも草刈り、安全な道路、河川も同じですが、しっかり管理していくということをやらせていただきたいと考えております。

○津田委員 6ページの県単の維持費なんですけれども、二十数億円、116%増ということなんですが、何に対して増したいんだというものを分かる範囲で説明していただきたいと思いますし、今説明できないんであれば、ペーパーでちょっとお示しをいただけると大変ありがたいと思っています。特別委員会なんかでかなり我々言っているので、思いは伝わっているとは思いますけれども、何に対して16%増なのかというものがあれば、ちょっと教えていただきたいと思います。

○下野委員長 できれば後ほど資料でもということですけど。

○津田委員 はい、資料で。
 それともう一点、いいですか。

○下野委員長 どうぞ。

○津田委員 さっきの田中委員の堆積土砂なんですけれども、310万立米あったものを令和8年度に185万立米まで減らしていきたいということなんですが、毎年毎年堆積するじゃないですか。その増えていく量も含めて185万立米だったかな、説明を受けたと思うんですけども、ちょっともう一回確認をお願いします。

○山口次長 委員御指摘のとおりでございまして、毎年大体20万立米ぐらいが山地のほうから流入堆積するであろうという見込みの下に、それを踏まえて撤去する分も含めて計画をさせていただいてございます。

○津田委員 ありがとうございます。

○下野委員長 今の津田委員の前段の維持という部分は、資料をまた後ほどよろしくお願いしたいと思います。
 ほか、ございませんか。

○野村副委員長 12ページのKPIの見方なんですけども、一番下の橋梁の修繕完了率が100%、100%、100%になっています。今回点検して早期に修繕が必要ですよということで、次回までに修繕したというのが100%になるというふうなことだと思うんですけども、橋の点検周期というのはどれぐらいでやっているんですか。

○高柳課長 橋梁の修繕完了率ということでKPIを設定させていただいております。橋梁の点検につきましては、道路法の規定に基づきまして5年に1度点検をする必要があるという形になっております。ですので、例えば点検をして、その結果、修繕が必要であると判定をされた橋梁につきましては、次の5年後の点検までに修繕を完了させるという形で健全度を確保するような形で進めております。ですので、全ての橋梁について点検が終わって、修繕が必要なものであれば、その5年後までには全て修繕を完了させるという形で、100%繰り返してやっていくというふうに考えております。

○野村副委員長 ありがとうございました。
 ちなみに、大体修繕が必要な橋梁というのは、どれぐらいの数字で上がってくるんですか。

○高柳課長 まず、点検につきましては、平成26年度から30年度まで、こちらがいわゆる1巡目の点検ということで、国の道路法の改正に伴って全国的に進められている1巡目の点検でございます。その中で、橋梁全体で県管理で4200橋あるんですけども、修繕が必要な橋梁といいますのが、いわゆる健全度が3以下のものが修繕が必要になってくるんですけど、そちらについては、1巡目の点検の結果では264橋が修繕が必要な橋梁という結果になっています。割合でいきますと全体の6%という形になっております。
 以上です。

○野村副委員長 ありがとうございます。264橋、これ現状値が100%ということですので、全てもう終わっているということでいいんですね。令和3年度の現状値でも100%になっていると。

○高柳課長 橋梁自体が数が多いもんですから、点検自体もある程度計画的にやっていく必要がありますので、橋梁によって点検の時期が異なってまいります。ですので、先ほど私が説明させていただいた、1巡目の点検で平成26年から平成30年までに点検をして修繕が必要と言われるのが264橋あります。例えば平成30年に点検したものについては令和5年までに直すという目標になりますので、令和3年度末の状況でいいますと、現在94%の修繕が完了しているところでございますので、それを令和5年度末までに100%に持っていくというようなことを繰り返していきたいと考えております。

○野村副委員長 分かりました。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

○津村委員 少し細かいことなんですが、ちょっと確認をさせてください。
 26ページなんですが、空き家対策支援事業について事業概要の中でいろいろ説明を書いていただいておりまして、空き家の適正管理であったり活用に関するセミナーを開催しますと記載いただいているんですが、これはあくまでも県が主催で、例えば県内の何か所でとか、どこの市で町でとかという辺りはいかがでしょうか。

○服部課長 空き家に関する取組につきましては、まずは市町の皆さんが取り組んでいただくというのが空家対策特別措置法で定められております。県につきましては、それを支援するという形になっております。空き家セミナーにつきましては、2回開催する予算を今回要求をしております。

○津村委員 ということは、これまでの説明の中で確かに空き家に関しては市町がということで私も認識しているんですが、今回のセミナーに関しては県が主体となって県内のどこかで2回するだけということは、そこに該当するような方しかそのセミナーには参加できないということだと思うんですが、例えば各市町でやるそういったセミナーに支援するということではなくて、あくまでも県がセミナーを開催するということでしょうか。

○服部課長 市町においても、今、空き家相談会も開催されております。空き家につきましては、宅地建物取引士の方であるとか建築士、司法書士、専門8団体で組織されております空き家ネットワークみえというのがございます。そこと市町が中心となって、令和4年度は8市で空き家相談会というのが開催される予定であります。私どもも市町と空き家ネットワークみえと連携して、2回、数としては少ないかもしれませんけれども、対応をしたいと考えております。

○津村委員 分かりました。ありがとうございます。とにかくこの空き家の問題というのは、今でも大きな問題ですけど、これからさらに大きな問題になってくると思いますし、実際、相続放棄したら自分はもう全く関係ないと思っている方がたくさんいらっしゃいますので、とにかく次の相続管理人が決まるまではその管理義務は自分にあるということを知らない方もたくさんいらっしゃいますので、県としてもできる限り空き家を放置するデメリット等について、できるだけ多くの人の目につくような形でのいろんな支援であったり取組をぜひ強力に進めていただきたいと思いますが、その辺りについてはいかがですか。

○服部課長 空き家につきましては、まず、そもそも発生させないことというのが重要だと認識しております。そのために、私どもとしても県民の方に直接空き家問題について考えていただく機会の啓発等が重要であると考えております。
 今年度につきましても、来年2月に県民の方を対象にして空き家に関するセミナーという形で、まず、そもそも空き家問題について考えていただくきっかけであるとか、空き家というものを流通させる取組をしている団体の紹介とかを今検討しているところでございます。引き続き、啓発並びにまちの安全を高めるために空き家の除却等につきまして、市町とともに取り組んでいきたいと思います。

○津村委員 よろしくお願いします。この問題については、年齢によってその関心度が非常に変わってくると思いますし、40代ですとまだあまり実感としては湧かないですけど、やっぱり50代、60代になってくると、もし自分が相続したらという中でいろんな危機感とかも覚えてくると思うので、そういった年齢にちゃんとアプローチできるような形での取組を進めていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
 
 3 委員間討議
  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

          〔関係部局職員 退室〕

 第4 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第140号「工事請負契約について(主要地方道桑名大安線(桑部橋)道路改良(橋梁上部工)工事」
  (2)議案第143号「工事請負契約の変更について(一般国道167号(磯部BP)道路改良(恵利原五知トンネル(仮称))工事)」
  (3)議案第145号「一級河川の指定の変更に対する意見について」
  (4)議案第146号「損害賠償の額の決定及び和解について」
  (5)議案第147号「北勢中央公園の指定管理者の指定について」
  (6)議案第148号「亀山サンシャインパークの指定管理者の指定について」
  (7)議案第149号「大仏山公園の指定管理者の指定について」
  (8)議案第150号「熊野灘臨海公園の指定管理者の指定について」
     ア 当局から資料に基づき補充説明(川上次長、山口次長、古澤次長)
     イ 質疑          なし
     ウ 委員間討議      なし
     エ 討論           なし
     オ 採決           議案第140号   挙手(全員)   可決
                    議案第143号   挙手(全員)   可決
                    議案第145号   挙手(全員)   可決
                    議案第146号   挙手(全員)   可決
                    議案第147号   挙手(全員)   可決
                    議案第148号   挙手(全員)   可決
                    議案第149号   挙手(全員)   可決
                    議案第150号   挙手(全員)   可決
 
 2 所管事項の調査
  (1)三重県汚水処理事業広域化・共同化計画(案)について
  (2)鈴鹿青少年センターと鈴鹿青少年の森の整備運営事業に係るモニタリングについて
      ア 当局から資料に基づき説明(古澤次長) 

(休憩)

       イ 質問

○下野委員長 先ほど御説明いただきました(1)三重県汚水処理事業広域化・共同化計画(案)について及び(2)鈴鹿青少年センターと鈴鹿青少年の森の整備運営事業に係るモニタリングについての御質問がありましたら、よろしくお願いいたします。

○藤田委員 モニタリングのことなんですが、このモニタリングの範囲というのは、どこまで、どんなふうに、51ページを見れば分かるのかなという感じはするんですが、具体的にはどんな資料が出てきて、この内容についてはこの常任委員会へ提出いただけるのかどうなのか、そこら辺はどうなんでしょう。

○古澤次長 モニタリングの内容につきましては、資料の51ページを御覧ください。
 PFI事業のモニタリングでございますが、こちらにつきましては、県のモニタリングと融資金融機関のモニタリング、それぞれがモニタリングを行っていくということになってございます。
 それと、次めくっていただきまして、Park-PFIのほうなんですけども、こちらのほうにつきましては金融機関は関係ございませんので、県が独自でモニタリングをやっていくといったことでございまして、あと、具体的な内容につきましては54ページを御覧いただければと思います。例えば事業者から県に提出するということで、項目が6つほどございます。一番上を説明しますと、年次業務報告書ということで、年度終了後1か月以内に業務報告書、管理状況の報告、自主提案事業の報告内容、こういったことを県に報告して、県がチェックしていくと。当然、アドバイザーとして長大に委託していますので、長大の意見を聞きながらチェックしていくということになってございます。
 それと、あと、この常任委員会への説明なんですけども、9月定例月会議の常任委員会におきまして、ほかの指定管理者の状況と同様に、プラスこのモニタリングの状況についても説明をしていきたいなと思ってございます。
 以上です。

○藤田委員 大体流れは分かったんですけども、そうすると、いつも頂いている指定管理の情報に上乗せして、この情報が乗ってくるということですね。

○古澤次長 そのとおりです。

○藤田委員 分かりました。これは、内容的にはかなり詳しいものが来ると理解してよろしいですか。

○古澤次長 Park-PFI事業のモニタリングと聞くと、かなり何か細かくて難しいという、そんな感じがするんですけども、一般的に指定管理者の報告につきましてもほぼ同様の報告を頂いていまして、例えば、通常土木でやっているような設計業務委託、あと工事、これらに関しても通常と同じように段階的に報告を頂いてチェックしていると。本質的に言えば、そういったチェック体制と変わるものはなくて、これはもうきちっと協定書と事業契約等に基づいてチェックしていくといったことでございます。
 通常と異なるのが、やっぱり財務状況のチェックという観点が異なりまして、そちらにつきましては融資金融機関の百五銀行でチェックしていただくと、その報告は県のほうにも頂くということになってございます。
 以上です。

○藤田委員 財務的なこともここに出てくるんですね。

○古澤次長 財務的なことも報告させていただきます。

○藤田委員 なるほど。
 それと、このスケジュール感を見ますと、令和6年度の9月に初めて議会報告になってますけども、そうすると毎年毎年出るわけではないということなんでしょうか。

○古澤次長 通常、前年度の、例えば令和5年度の内容につきまして6年度の9月に報告していくといったことでございまして、6年度の内容につきましては7年度に報告していくと。毎年毎年報告していくということで指定管理者の取扱要綱に定めてございますように、それに基づいて報告をしていきます。

○藤田委員 ありがとうございます。大体分かりました。モニタリングまでやるというのは初めてのケースかな。ちょっと僕記憶ないんで申し訳ないんですけども、PFIをどういうふうに管理していくかということについては大事なことやと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。
 以上です。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

○田中委員 私も、ちょっと鈴鹿青少年センターと青少年の森のモニタリングの件、当委員会の附帯決議に基づいてということで、本日、所管事項で説明をいただいたわけですけど、御説明の中で鈴鹿のサッカースタジアムの件に触れていただきましたけれども、やっぱり県民の関心というのはそこら辺に大きくあるというふうに受け止めていまして、そういう意味では、資料49ページに、関わっていただく民間事業者の方、大体こういう事業者だと思うんですけれども、こういう方々の、スタジアムの中止というか、この先どうなっていくのか分からんですけど、案件というのはどういうふうに受け止めておられるかというのは、県としては把握はされておるんでしょうか。

○古澤次長 選定のときの当初のヒアリングのときに、成果目標の設定人数、要するに年間利用者はどのぐらいという設定を求めていまして、この事業者からは将来的には約60万人、今ピークで鈴鹿青少年の森、約30万人を切るぐらいの利用者数がございます。そのときにまだサッカースタジアム予定地という状況でございまして、それを見込んでいるかという問いに対して、全く見込んでいませんと、当初の自主事業を頑張って成果目標に向けて頑張ってまいりたいと、そういった回答を得ていますので、サッカースタジアムが今回中止になったことによってこの事業への影響というのはございません。そういう認識でおります。

○田中委員 事業者たちは、当初そういう形でいていただくとは思うんですけども、事業期間としては令和23年、まだまだ先の長いことですし、いずれにしても、鈴鹿青少年の森自体にサッカースタジアムができるということは非常に大きな事柄でしたので、そのことは影響がないかって、恐らく令和23年までの期間の中でスタジアムがあるのかないのかで比較をすると、比較対照論にはなりますけど、影響は何らかの形であるんだろうと思うところです。
 そんな中で、県としてしっかりとこの地域を様々な人が集える場所、憩える場所にしていくという目的、こういうエリアにしていくということが十分に着実にしていかれるように、事業者の方の様々な声にも耳を傾けて寄り添っていただくようにお願いしたい思うところです。
 今後、設置管理許可区域と青で示されたところの土地については、どうしていくのかということについて、現時点で何か考え方とかというのはあるんでしょうか。

○古澤次長 先週末に鈴鹿市の文化スポーツ部とちょっとこの案件につきまして協議を行いまして、現状について確認は取ってございます。協定書解除に向けた事業者側と合意形成の調整を行っていますということと、あと、スタジアムの設置管理許可については取り下げる方向で県と調整を進めていきたいと、そういった意向を示されてございます。これから鈴鹿市のほうでも内部で調整していくと思うんですけども、万が一取消しの方向で動くんであれば、その取下げの申請をもって、うちのほうは許可の取消しといった事務手続に入っていこうかと思ってございます。
 以上です。

○田中委員 今御答弁いただいたように事が進んだ後は、まだ白紙ですかね。

○古澤次長 白紙です。

○田中委員 当然、今何か考えがあったら、またそれはそれでおかしな話だとは思うんですけども、非常に意義のあるものを何か考えていただくなり、そうなってくると、この事業者の方たちと意見交換しながらという部分も出てくるんかなとは思うんですけど、民間の事業者が求めるものということだけではないだろうし、管理する県土整備部としても、どういうものが適切なのかということはしっかりと再度、もう事業が始まっていくんで、その成り行きを見ながらしっかり慎重に検討いただきたいなと思うんですけれども、その辺りいかがですか。

○古澤次長 今回、スタジアム予定地が白紙になったということで、今後、鈴鹿市がそういった判断を正式にされた場合、今この約5ヘクタールという区域が空白部分になるといったことで、現在のPFI事業者と協定を変更しまして、これを区域の中に取り込んでいくといった手続になるかと思います。その上で、事業者と相談しながら、自主事業としてどこまでできるのか、現在の公園に足らないものは何か、あと、利用者の御意見等を聞きながら、鈴鹿青少年の森、立地ポテンシャルはかなり高いところでございますので、利用者の皆様方の利用しやすいよう、行きやすいよう、にぎやかな空間を求めて、事業者とともに協議して、それに向けて頑張っていきたいと思っております。

○田中委員 ありがとうございます。概要はよく分かりました。
 私も以前、ここの調査で、コーヒー何とかをやりましたよね。

          〔「キッチンカー」の声あり〕

○田中委員 あれ、結構僕も行かせてもらって、次長おっしゃるとおりポテンシャルというのはすごく感じたし、ドッグ何とかもやられてましたよね。

          〔「ドッグラン」の声あり〕

○田中委員 そういう意味でも、教育委員会所管の委員会に所属しておったとき、その辺の御報告を受けて、非常にいい場所やなと思いますので、ぜひとも有意義に使っていただきたいし、個人的には鈴鹿サーキットがすぐ近くにあるので、土地の持つ雰囲気としてはモータースポーツとの親和性も高いのかなと思いますので、しっかりと御検討いただければと思います。
 以上です。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なお、この鈴鹿青少年センターと鈴鹿青少年の森の整備運営事業に係るモニタリングについては、去る3月16日の本委員会において、「当局におかれては、指定管理事業者と行政のリスク分担について、また今後指定管理事業者のモニタリングとチェック機能を担う金融機関と締結される具体的な協定内容について、締結前に整理して、十分に議会に御説明いただくこと」と附帯決議を行った事項であり、本日は、先ほども御説明ありましたけども、そのうちの指定管理事業者のモニタリングに係る経過報告があったものです。
 今回の報告をもって附帯決議に係る全ての事項についての経過報告が終了したと認められることから、今後は執行部に対し経過報告を求めないこととしたいと存じますが、御異議ございませんか。

○藤田委員 経過報告を求めないということは、モニタリングの報告を受けないということですか。

○古澤次長 資料の46ページを御覧ください。
 昨年度、令和4年3月16日に当常任委員会で決議されました決議文、先ほど委員長がお読みになったんですけども、この部分につきましては経過報告があったということで、執行部に対して経過報告は求めないということだと思います。
 それで、先ほど藤田委員から御質問あった毎年の報告については、常時やっていきます。常にやっていきますのでよろしくお願いします。

○藤田委員 了解しました。

○佐竹理事 先ほど鈴鹿青少年の森で、今のスタジアムのところのやつを指定管理者に入れていくという話がございましたですけども、別途、例えば鈴鹿市よりまた新たな利活用のような話があれば、そちらについては引き続き、今の都市計画上のマスタープランとかの位置づけもございますので相談に乗っていきたいとは思っていますので、ちょっと補足させていただきます。

○下野委員長 それでは、再度確認なんですが、今回の報告をもって附帯決議に係る全ての事項についての経過報告が終了したと認められることから、今後は執行部に対し経過報告を求めないこととしたいと存じますが、御異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○下野委員長 それでは、そのようにいたします。
 以上で、(1)三重県汚水処理事業広域化・共同化計画(案)について及び(2)鈴鹿青少年センターと鈴鹿青少年の森の整備運営事業に係るモニタリングについての調査を終了いたします。
 
 (3)津駅周辺道路空間の整備、AIカメラの活用方針及び適切な路面標示の維持管理について
 (4)令和5年度予算の確保に向けた国への要望について
    ア 当局から資料に基づき説明(川上次長、若尾部長)
    イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

○服部委員 津駅の周辺道路空間の整備について、そしてまた、コロナ禍を踏まえた地方創生の実現に向けての各都市の駅を中心とする空間整備について支援を行うというところでちょっと質問させていただきたいんですが、一番最初、ポストコロナを見据えた地域づくりということでございました。今さらポストコロナを見据えたというような名前をつけなきゃいけない。これは予算を引き出すためのいろんな関係があろうかというふうにも想像はするんですけども、これを一番最初見たときに、実際に津駅だけなのかと。地方の都市部といったら、まだたくさんありますし、そういったところの駅周辺の整備とか、そういったものに関しては、どのように今後考えておられるのか。
 私も9月のときに四日市のほうを質問させていただきました。バスタ四日市という、バスの乗換えを考えるだけじゃなくて、四日市市も都市空間を考えていこうと、全体のにぎわいのまちをつくっていこうということで四日市市も動き出しているわけなんですが、津駅だけを今後考えていくような状況では三重県もいけないのであって、ポストコロナを見据えた地域づくりという言葉は、ちょっとポストコロナはやめたほうがええんやないかと、実際に。そういった予算的なこともあろうかと思いますけど、地方創生の地域づくりということで、駅周辺を活性化していこう、見直していこう、安全・安心のまちづくりをしていこうというのだったら分かりますけど、ちょっとその辺のところをお伺いさせていただきたいです。

○川上次長 まず、ポストコロナというところのネーミングにつきましては変えることもできるかと思いますので、言いたかったのは、今おっしゃられたように、地域のまちづくりというところが主眼でございますので、ネーミングにつきましてはちょっと再考すればいいかなと思ってございます。
 それから、ほかの駅にもどうかという御質問ですけども、それはもちろん見据えてございまして、今現在は、基本的には津駅周辺のところで走り出していますので、そちらには注力はしていくつもりではおりますけども、今後につきましても、実は令和3年3月に三重県新広域道路交通計画というものを策定してございまして、その中で鉄道と道路がクロスするようなクロスポイントが、県内には北から桑名、四日市、津、南のほうにもございますので、そういったところの駅周辺につきましても順次進めていこうというふうには考えているところではございます。
 ただ、どの駅につきましても、これまでの歴史とか成り立ちとか、それから利用形態、規模、様々ございますので、そういったところを調査しながら、それぞれの思い、御意見を伺いながら進めていけたらというふうに思ってございますが、まず、今、四日市があって津駅というところでございますが、行く行くはそういったところで広がりを持たせていきたいと考えてございます。

○服部委員 四日市は市役所も推進している状況があります。失礼ですけど、津市は行政として、今の三重県がやるこの駅周辺の事業に関してどう関わって考えておられるのか、その辺のところ分かれば教えていただきたいんですが。

○川上次長 津市、それから国と県と、3馬力といいますか、3者で連携しながら進めていきたいというところでございます。津市で関連して言えば、今、大門のほうのまちづくりのことを考えておみえになります。ですので、今、この津駅周辺で言えば、来年度は大門との人の動きとか連携をして津市のまちづくり、そういったところを活性化していけたらと考えてございますので、津市も一緒になって頑張っていただいていると思ってございます。

○服部委員 私は三重郡選出ですので、郡部ということになりますと都市部がなかなかございませんので、これ要望ですけど、三重県で言う都市部というだけじゃなくて、やはり各市町の状況もしっかりと見据えていただいて、今後の地域づくりとか、そういったものに対しての推進を考えていただければありがたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 以上です。

○若尾部長 ありがとうございます。まさに駅前を整備していくのは地域の活性化について非常に有効な手段だと思います。今、津と四日市をやらせていただいておりますけど、先ほどお話ししたとおり、これは先進事例というか、まずはこっちからやってみて、ただ、駅前空間整備というのは、道路だけではなくて、やっぱり都市にどう町並みを配置していくかというのと、あと、バスの交通体系をどうしていくかと、様々なところと調整しながらやっていくというところがありますので、この四日市と津の事例を踏まえて、ほかの市町にどうやっていったらいいか、特に小さい自治体はまた別な問題がありますので、そこをどう抱えていくかというのを、今回のやつを検証しながら他の都市にも波及させていくということを考えていますので、よろしくお願いします。

○服部委員 ぜひよろしくお願いいたします。
 以上です。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

○田中委員 同じところで、今、部長がまさにおっしゃられた交通政策の部分との絡みというのは非常に大きくなってくるんだろうなと思うんですね。それはもう県土整備部の所管とは離れるとは思うんです。ただ、本県、公共交通機関というか、鉄道が非常に脆弱というか、基本、JRと近鉄しかないというところで、交通結節点というふうな表現をされていますけど、何が結節点なんかって、結節点の定義自体をどう捉えているかというのはあれですけど、単にJRと近鉄の津駅が一緒の駅になっているということで、あとはバスもあったりとか、そちらに自転車も来たりとかということで言えば結節点なんだとは思うんですけど、じゃ、駅を降りた人がバスで移動することが非常に利便性高いかというと、バスの本数もどんどん減ってきています。津駅はまだバスの本数は多いかなとは思いつつも、県内各町でバスの路線が維持できないという状況の中からすると、パーク・アンド・ライドとか、恐らく職員の中でも県庁へ通勤するのに、自宅を出て駅まで車だったり、家族に送ってもらったりとかして電車に乗っている方って非常に多いと思うんですよね。そういう利用する県民目線で、こういう駅周辺の空間整備というのは県土整備部としては議論にかんでいってほしいなと。県道があるので県道をちょっと触りますとかというだけじゃなくて、県道から駐車しやすいスペースがあるとすれば、そこをパーク・アンド・ライド用の駐車スペースにしてはどうかとか、そんなふうな意見でもって臨んでいただくとかということを今後していただければなと思います。

○若尾部長 ありがとうございます。結節点って何かというのは、まさにそのとおりで、パーク・アンド・ライドであれば、そんなに大きな駅でなくてもできますし、あと、道の駅ですね。南部とかでは道の駅を結節点として、高齢者の方とかに公共交通を使ってもらう。そういういろんなやり方があると思いますので、そこは今後、地域連携・交通部ができますけど、そこが主となるんですが、我々県土整備部としても道の駅をやっていますし、こういった空間整備もやっていますので、連携しながら引き続きやっていきたいと思います。

○田中委員 本省へ戻ってもよろしくお願いします。

○佐竹理事 まちづくりの観点から、先ほどほかのところはどうだという話がありましたので、桑名市も駅前をやっていますし、あと亀山市、この前、再開発で駅前を整備させていただきました。あと、伊勢市でも再開発という形では今させていただいておると。それぞれの市町の考え方もございますので、今の交通の考えとそれぞれの市町の状態と併せて、まちづくりのほうはそちらのほうで、私どもの知見も一緒になって進めていきたいと思っています。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、(3)津駅周辺道路空間の整備、AIカメラの活用方針及び適切な路面標示の維持管理について並びに(4)令和5年度予算の確保に向けた国への要望についての調査を終了いたします。
 
  (5)三重県公共事業評価制度の見直しについて
  (6)審議会等の審議状況について
    ア 当局から資料に基づき説明(上村副部長、山本副部長)
    イ 質問   なし
 
  3 委員間討議
   (1)所管事項調査に関する事項   なし
   (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
 4 閉会中の継続調査申出事件について

(書記資料配付)

○下野委員長 それでは、次に、常任委員会に係る閉会中の継続調査申出事件の調査項目につきましては、お手元に配付の文書のとおりといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○下野委員長 御異議なしと認め、そのようにいたします。
 最後に、閉会中の委員会開催につきましては、必要に応じて開催することとし、開催時期、議題等につきましては正副委員長に御一任願いたいと存じますが、いかがでしょうか。

         〔「異議なし」の声あり〕

○下野委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
防災県土整備企業常任委員長
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
下野 幸助

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