三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和4年度 委員会会議録 > 令和4年6月8日 予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会 会議録
予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会
会議録
(開会中)
[子ども・福祉部]
部長 中村 徳久
副部長 渡邉 和洋
次長 西﨑 水泉
子ども・福祉総務課長 藤森 正也
子育て支援課長 内山 忍
その他関係職員
委員会書記
議事課 主幹 櫻井 彰
企画法務課 主査 鈴木 栄太
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会 (子ども・福祉部関係)
1 議案の審査
(1)議案第80号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第1号)」 (関係分)
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会 (子ども・福祉部関係)
1 議案の審査
(1)議案第80号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第1号)」 (関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明 (中村部長)
イ 質疑
○倉本委員長 それでは、御質問があればお願いいたします。
○山本委員 大切な事業だと思いますけれども、確認させていただきたいんですが、三重県のホームページによると、令和4年度低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)ということで、既に掲載されているわけなんですが、国のスキームは、支給対象者ということで低所得のひとり親世帯、児童扶養手当受給者など、もう一つ、今言った低所得のひとり親世帯の児童扶養手当受給者以外の令和4年度分の住民税均等割が非課税の子育て世帯、その他低所得の子育て世帯というような記載がされていて、こういうふうな国のスキームがあるけど、三重県はひとり親世帯ということに限定しているというわけなんですけれども、こういった国のスキームがある中でそこに至った経緯を教えてください。
○西﨑次長 県のほうで今回補正予算に上げさせていただいておるのは、委員がおっしゃったようにひとり親世帯に向けての特別給付金の支給に対する補正の申請でございますが、先ほど言われました低所得の子育て世帯に関しての特別給付金の支給に関しましては、実施主体が基本的には市町になっているところでございまして、直接市町のほうから国の予算、交付金を使いながら支給していただくというふうなスキームになっているので、今回県のほうで上げさせていただいた補正予算に関しましては、ひとり親で、なおかつ県のほうでは、多気町を除く14町の実施分についての補正を上げさせていただいたというふうな状況でございます。
○山本委員 市町と区分けをしている中で県がすることでこのスキームの中でできるのは、今言ったひとり親家庭に限定されて、それ以外は市町がやってくれるんですね。全部ということに国が言っているのでなっているということで、三重県としては何らかの形で今2つ言うたところは、ひとり親家庭であれ2人親家庭であれ、対応がなされるということでよろしいですね。
○西﨑次長 そのとおりでございます。
○山本委員 それは大切なことだと思います。区分けをしてやっている。上乗せを市町が独自にするとか、よそでも県が独自に上乗せをしてプラス5万円しているとかというところもあるので、そこら辺のところはまた今後に期待したいと思います。
それからもう一つ、支給対象者ということの中で、三重県において令和4年4月分の児童扶養手当受給のほうは自動的に、それから公的年金等を受給していることにより令和4年4月分の児童扶養手当の支給を受けていない方というのと、3つ目に新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなどと、こう書いてあるんです。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方は、申請することで、つまり自動的につかめないので急変しているということだと思いますが、去年より今年4月が。申請を受けるということなんですけど、申請するにはこのお知らせが十分に行き渡ることと、そして、さっき国と市とそれぞれ区分けをしているということなんですけれども、国のスキームの中では、もちろん説明の中に新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で低所得の子育て世帯に対してと、こうなっているんです。もちろんタイトルも新型コロナウイルスとは直接は書いていないんですよ、国のタイトルも。低所得の子育て世帯に対する生活支援給付金となってて。
どうしても新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなどとは書いてあっても、間接的に影響はしているとは思うんですけど、なかなか読み取りが難しいんじゃないかと、網羅できないんじゃないかと。訴えかける、私違うかなとか思ってしまうんじゃないかと思って、この記述については気になりますけれども、これは同じように市町でも、区分けして対応している中でも市町のほうからも出てきているんです。
それで、出てきているからこれはどうなのというと、県に相談して県と歩調を合わせますと、この書きようを言われるんですけれども、そこのところ、生活収入急変世帯ということだと思うんですが、長期化する中でということと、これはちょっと直接的、間接的なニュアンスが違うように思うんだけど、そこの記述をもう少し分かりやすくなるようにできませんか。
○西﨑次長 委員がおっしゃるように児童扶養手当受給者は、4月の方は申請なしでもできますが、確かにそれ以外の方で低所得であるとか、公的年金を受けていて所得が低いにもかかわらず児童扶養手当を受けてない方であるとか、所得が激減した方については申請が必要なので、そこを知っていただくということは必要かなというふうに思っているので、県としては市町も含め広くアナウンスを今もさせていただいているような状況ではございます。
そのアナウンスをさせていただいていくときに、国のほうからこういったチラシを、これは全国的に配布をされているんですけれども、渡されておりまして、そういったチラシの中にも、やはり支給対象者として「新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方」というふうな書きぶりもありまして、このチラシを配布するというふうな形でアナウンスをさせていただいているところなので、そういった受け止め方は、なかなか直接的な新型コロナウイルスの影響と言えるかどうか分からないと言われる方で、申請をちゅうちょされる方がいらっしゃるのかもわかりませんけれども、県としては引き続きそういった相談に、市町も含めて申請したい相談があった場合には丁寧に対応させていただいて、制度の仕組みを説明すると同時に、柔軟な対応でできる限り支給させていただくような方向で進めていけたらというふうに考えております。
○山本委員 最後にします。柔軟な対応というのは、国も言葉として柔軟なというのは言ってます。「など」はついているのでということなんですが、それこそ丁寧なアナウンス、県が直接関わる部分は先ほど言われたように市町がやってるところ以外のところなので、範囲は狭いというか、数としては。都市部とまた違って率として少ないかもしれないと思うんですけれども、ここのところを丁寧な説明がまず1つ。
そして、柔軟にということで、窓口に来やすいようなそういうことも含めて、本来はこの記述は国のほうも、国のスキームのほうはちょっと違うんです。その国のお知らせは分かってますけど、スキームとして一番初めに出たときはやっぱり気にしてると思うんですよね。その他低所得の子育て世帯等のことは、これは市町関係ですけれども、そこも丁寧な書きようをしてあるので、そこら辺のところ、せっかくの政治の思いですから丁寧にしていただいて、できる限り対応していただきたいと思います。
○西﨑次長 ありがとうございます。おっしゃるとおりと思いますので、引き続いてしっかりアナウンスをするとともに、相談に来られた方、対象である方に対しては、丁寧な対応と寄り添った支援というところで、しっかり相談についても引き続きさせていただきたいというふうに思っております。
○倉本委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○倉本委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第80号(関係分) 挙手(全員) 可決
委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
(2)その他 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会委員長
倉本 崇弘