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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和4年度 委員会会議録 > 令和4年8月3日花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会会議録

令和4年8月3日  花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会 会議録

資料はこちら

  花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会
会議録
(開会中)
 

開催年月日    令和4年8月3日 (水曜日)   午後1時0分~午後2時2分
会   議   室    601特別委員会室
出 席 委     10名
           副 委 員 長      杉本  熊野
           委    員     中瀬古初美
           委    員     藤根  正典
           委    員     野村  保夫
           委    員     山本  里香
           委    員     濱井  初男
           委    員     服部  富男
           委    員     東     豊
           委    員     津田  健児
           委    員     中川  正美
欠 席     1名
           委  員  長     小林   正人
出席説明員   出席を求めず 
事務局職員
   企画法務課政策法務監兼班長  笹之内 浩一
委員会書記
           議事課      主査  辻  昌平
           企画法務課   主任  松井 祥嗣
傍聴議員    1名
                       藤田 宜三
県政記者    1名
傍聴者      なし
協議事項
1 条例案素案 (正副委員長案)について
2 その他
 
【会議の経過とその結果】
 
○杉本副委員長 本日、委員長が欠席いたしておりますので、委員会条例第12条第1項の規定により、私のほうが代わって委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
 
〔開会の宣言〕
 
1 条例案素案(正副委員長案)について
 
○杉本副委員長 それでは、条例案素案(正副委員長案)に関する委員間討議に入ります。
 前回の委員会での委員の皆さんからいただいた貴重な御意見や7月12日及び13日に実施しました富山県での県外調査で得られた知見も踏まえて、施策を推進する体制も含めて条例案素案の正副委員長案として、配付いたしました資料1から資料3のとおりまとめさせていただきました。
 それでは、資料について事務局に説明をさせます。

(事務局 説明)

 ○杉本副委員長 それでは、ただいまの正副委員長案に対して御意見等がありましたらお願いいたしたいと思いますが、修正点が題名と前文、それから基本的施策のところ等幾つかありましたので、まず、修正したところを順番に皆さんから御意見をいただいて、その後ほかのところ、修正されなかったところも含めて、県外調査の結果も踏まえて様々な意見をいただいたらと思いますので、順番にいかせていただいていいですか。       

            〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 順番にいかせていただきます。
 それでは、最初、題名と前文、一番大きく変わったのがここの部分だと思うんですが、題名と前文について、この前の皆さんの御意見を反映した内容としたつもりですけれども、いかがでしょうか。
 
○山本委員 前回の論議の中で直しがあったんですが、前文のところの8行目の「文化もまた伝承されてきた」ということで、これは「行われて」じゃなくて、文化というのは行われるものじゃないからという説明がありました。そうだと思います。
 あと、ここで文化は伝承とともに創造も、伝承だけでなくって、これまでの中で創造もある一定されてきているんではないかなと。ただ、それをもっとみどりと花の文化に高めていこうというのがこの条例だと思うんです。ここで伝承だけではなくて、それぞれのところで創造も、多少なのか、レベルがどうなのかは別として、伝承しながら増えてきたというか、創造もされてきたんではないかなということをちょっと感じました。伝承、創造されてきたということなのかなと思います。
 
○杉本副委員長 本文でいうと前文の4行目が「文化もまた伝承されてきた」というところに「創造」という言葉も加えてはどうかという御意見だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
 
○津田委員 私はいいと思います。
 
○杉本副委員長 そうしましたら、文言そのものは少し検討させていただいて、「創造」という言葉も入れると。伝承しながら新たな文化も創造してきた営みが行われたということで、「創造」という言葉も入れていくということでよろしいですか。      

            〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 ほかにいかがでしょうか。
 
○中川委員 今の「ソウゾウ」というのは、クリエーションと、もう一つはイマジネーションがありますが、どっちのこと。
 
○杉本副委員長 そうですね。クリエーション、「創造」ですね。
 よろしいですか。
 
○山本委員 イメージはそうですけれども、もっと的確な言葉があればそれでよいと思います。生み出されるとか、伝承の上に加えられてくるとかいう、それがまだまだ不完全だからということだとは思うんですけれども、これまでもということがここにあるので、あまり全然そういうことがないということでは駄目かなと思ったんです。
 
○中川委員 私はこだわりがあって、創造ならば創新、そんな言葉もいいかなと思った。一般論としてはなかなか難しいかなと思います。考え方としては、意味合いとしてはそんなんですね、創り新しくする。
 
○杉本副委員長 そうですね。文化を継承していくには、新しいものに挑戦しないと継承されていかないというのが。
 
○中川委員 ここの文言の並びからすると、ちょっと合わんかも分からんですね。考え方としてはそういうことかなと。
 
○杉本副委員長 なるほど。文字は創造だけれども、考え方としては新しいものを創り出すという意味が含まれているということで。その辺はまた逐条解説の中で少し表すことも可能かと思いますので、まずは「創造」でさせていただいていいですか。
 ほかにいかがでしょうか。        

           〔発言する者なし〕
 
○杉本副委員長 よろしいですか。また検討する機会はこれからもあると思いますので、今日のところはここでということで。
 それでは、次は、基本的施策のところですけれども、本文のほうも4ページになります。資料2も4ページなんですけれども、「公共施設等」を「県有施設等」に変更したいと。そのほうが幅広に含まれると。公共施設では県の庁舎等が実は含まれないのでという御説明だったんですが、いかがでしょうか。  
よろしいですか。
 
○中瀬古委員 第4の基本的施策の4ページのところからとおっしゃったかと思うんですが、その前の3ページの県の責務とか、この辺りのことも含めて。
 
○杉本副委員長 先、修正点を全部やってから、戻って全体でもう1回いただきたいと思います。よろしいですか。
 
○中瀬古委員 結構です。
 
○杉本副委員長 それじゃ、基本的施策のところの「県有施設等」に変えるというのは、これでよろしいですか。         

           〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 はい、ありがとうございます。
 次は、順番を変えますということで、基本的施策の3番と4番の順番を入れ替えさせていただきました。花とみどりの文化の振興が3番で、社会福祉施設等が4番だったんですが、ハード面をまず最初に持ってきて、文化の振興というソフト面と教育はその後にしたいということで入れ替えますというのはよろしいですか。
          〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 ありがとうございます。そのようにさせていただきます。
 最後が、本文でいうと7ページ、資料2でいうと10ページですけれども、第7の施策の推進の体制の整備等というのが(1)と(2)に分かれていたのですが、極めてコンパクトに一つの条文になったんですが、これでよろしいでしょうか。        

           〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 そうしましたら、笹之内政策法務監、修正のところはこれで確認させていただきましたですね。
 そうしたら、このほか、どこの条文でもいいですので、その後県外調査もしましたし、それぞれまたお考えもいただいたと思うので、どこでも結構ですので委員の皆さんの御意見を賜りたいと思います。お願いいたします。
 
○中瀬古委員 3ページの県の責務等についてですが、こちらの(1)の2行目のところです。「花とみどりの活用の推進に関する施策を」というようなところがあるんですけれども、やはり今回、富山県も行かせていただいて、富山県のほうでは随分いろんな花が地域の皆さんの力によって、本当に美しく行き交う人の目を楽しませて、気持ちを和ませて、私たち訪れた人間に対してもとても温かく迎えてくれたなと思いました。
 やはりそのときに、例えば三重県でしたら、特に花の生産が、どこがというところが大きくあるということではなく、花卉・花木が非常に有名でしっかりとしたものがあるんですけれども、せっかくそうあるものが、やっぱり三重県のものをまず優先的にとか、三重県の生産の振興がより進んでいくようなものがこういうところから、県が率先して使っていくというようなところになるといいなと思いました。
 どういう文言がいいかというのはすぐに分からないんですけれども、その辺りはちょっとまた考えていただいて、そういう考え方も入れることが必要なんじゃないのかなと思っております。まず1点がそちらなんです。
 それと、もう一つよろしいでしょうか。続けていいですか。
 
○杉本副委員長 はい、どうぞ。
 
○中瀬古委員 4ページのところですが、県有施設等における花とみどりの活用ということで、こちらに「県有施設等」とあって、「道路、公園その他の施設」とあるんですけれども、随分前に最初の頃に戻ったときに、私、それぞれの町の駅に、特に玄関口にもなる人が降り立つ駅、そういうところも花がたくさんあったり、それからみどりが目を優しく覆ったりというのだといいなと、そういうような思いを述べさせていただいたことがあるんですけれども、やはりそういうのもまだ今もありまして、そこの中に「その他の施設」と入ってはいますけれども、それが文言としてそちらのほうに表していただくことはできないだろうかと思っておりますので、そちらのほうも御検討いただきたいなと思います。
 以上です。
 
○杉本副委員長 はい、ありがとうございます。
 どうしましょう。今の意見に関連していかがでしょうか。
 1点目は、第3の県の責務のところに、文言はちょっとお任せだけれども、三重県の花やみどりの生産振興に関わるところが何か入らないかという御意見だったと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。
 もう1点は、「県以外の者が設置し」というところになるのかもしれませんが、「駅」という文言がどこかに入らないでしょうかという御意見だったと思うんですけれども。
 いかがでしょうか、ほかの方の御意見は。
 
○津田委員 駅についてなんですけれども、杉本副委員長も言われていて、まさしくそうだなと。市や町の玄関口なので、花が植わっていたりきれいだとすごくいいなとは思っているんですね。
 ただ、条文に「駅」というのを突出してしまうと、ちょっと何かバランスが違うのかなと思っているんです。この後、その他のところでちょっと話をしようかなと思っていたんですが、逐条解説は別に委員会で議決を採ったりするわけではないんですけれども、委員会のメンバーの意識を共有してこれでいいなというのを図っていくんだと思いますが、また農林水産部や地域連携部だとか、県土整備部もそうですけれども、逐条解説についても彼らの意見を聞いて、彼らとも問題を共有してかなあかんと思うんですけれども、逐条解説の中にきちっと駅前の花、みどりの活用というのを全面的に入れていくのが一番いいのかなと。だから、条例に入れ込んでしまうとどうなのかな。入れるなら入れてもいいんだと思うんですけれども、ちょっとバランスが「駅」となるとおかしいのかなと思う。
 ただ、一番大事なのは、花、みどりの活用って、住民との理解とか、市町との理解とか、職員との理解ってすごく大事。条例だけをつくったとしても、そんなん無視しちゃえばええわって思う人もいると思うんですよね。だから、やっぱり理解を深めていかないといけないので、我々の特別委員会の議論を逐条解説にきちっと入れて、逐条解説も条例としての意味合いも非常に大きいんだよということを県の執行部等に理解させる場面というのが必要なので、逐条解説に描いていくほうがいいのかなと思ったりもするんですけれども。
 
○杉本副委員長 ほかの方いかがでしょうか、今の件に関して。
 執行部の意見も聞きながらという一言が今津田委員のほうからありましたので、内容についてはオーケーだけれども、条文に入れるのか逐条解説に入れるのか、「駅」の辺りは大事だと思うけれども、その辺の重要性をこの委員会としてどこまで議論を深められるのかということも含めて検討しましょうかということでよろしいですか。
 
○服部委員 今回、「駅」とか、やはり逐条解説で改めて入れる方向がいいんじゃないかなと思います。我々の地域も各駅に、例えば商工会の婦人部とか町行政も協力して花を植えたりいろいろしているところもたくさんございますので、そういったところも連携を取りながらやれるというのであれば、条例には入れないで逐条解説でいいと思いますが。
 以上です。
 
○杉本副委員長 ありがとうございます。
 ほかの方どうでしょうか。よろしいですか。
 
○中瀬古委員 結構です。御検討いただきたいと思います。
 
○杉本副委員長 はい。逐条解説のところに入れていくような形で今後議論をしていくということでお願いしたいと思います。
 生産振興についてはいかがでしょうか。
 
○濱井委員 5ページの人材育成等というところに、県の努力義務ですけれども、「県は、花とみどりの活用の推進に寄与する産業の支援に努めるもの」、人材育成もありますし、こういう部分が一つあって、そして第6に三重県花とみどりの活用推進検討会議があります。この中で花を作る人たちの生産者のことも、やっぱり活用には随分関係してきますので、この中でやっていただくという形で、この条例の中には入れる必要もないか分かりませんけれども、ここはしっかりと執行部のほうでもお考えいただきたいなと思っています。この中身を、逐条解説でもよろしいんで何か入れていただければいいかなと思うんですけれども。
 
○杉本副委員長 条文には入れずに、趣旨は賛同するけれども、逐条解説の中でいいのではないかという御意見ですね。
 
○濱井委員 そうですね、はい。
 
○杉本副委員長 ほかの方はいかがでしょうか。

            〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 皆さん、傍聴議員が発言を求めていますけれども、いかがいたしましょうか。      

            〔「いいんじゃないですか」の声あり〕
 
○杉本副委員長 よろしいですか。
 それでは、藤田議員。
 
○藤田議員 これは、あくまでも当初から活用、利用という条例で動いてきておりますので、生産の段階の話、それの振興の内容まで入っていくというのは非常に私は難しいと思っていますが、県として県内産の木材を使いましょうというのと同じように、県内産の植木であったり、花であったり、みどりであったりというのを活用していただく、使用していただくという努力規定のようなものを入れていただけると、直接生産振興ということではなしに、この条例の中で、県内産の植木というものに対してのこの条例の考え方を入れていただけないかなと私は思います。生産振興という広いものをここへ持ってくるというのは非常に無理があると私は思います。
 以上です。
 
○杉本副委員長 生産振興という大きなものではなく、活用するのであれば、三重の木づかい条例と同趣旨で県産のものを活用する努力をうたっていただけないかということですかね。
 
○藤田議員 はい。
 
○杉本副委員長 という御意見ですが、いかがでしょうか。
 
○服部委員 もともとは、この条例をつくろうというような状況の中で、今の傍聴議員がお話しされたのは当然あったんではないかなと思うんです。だから、賛成したいと思います。
 
○杉本副委員長 ありがとうございます。
 
○津田委員 三重の木づかい条例というのは、三重県の杉と他県の杉があったら三重県の杉を使おうということだと思うんですね。植樹ますの中にさっきツツジだとかサツキの話をされましたけれども、サツキだとかツツジは三重県産がトップだって言われるから、植樹ますにツツジだとかサツキばっかを植えていくと、何かそれもどうなのかなと思うんです。
 だから、書くんであればそういうふうにならないように、別にヒマワリはあかんかもしれないけれども、パンジーを植えたり、いろんな三重県産以外のものであっても入れてもいいと思うので、何かそういうふうにならないように書いてくれるとありがたいなと思います。
 
○杉本副委員長 三重県産ばっかりでは色とりどりにはならないので、そういうところも踏まえた先ほどの御意見なら。
 
○津田委員 何か街路樹でも、街路樹に適した木もあったり、藤田議員が言われているように管理をあまりしなくてもいい花があると思うんですけれども、それが必ずしも三重県なのかどうか分かりませんけれども。
 
○服部委員 例えば三重県産の花と木を植えるということは大事なことだと思うんですよ。ですから、バラエティーに富んだような形の花壇を造ったり、植樹したり何かするのに、例えば三重県にないものをこの条例をつくることによって、今木を作ってみえる方がそれではこういった木も作ってみようか、こういう花を作ってみようかとか、いろんなやっぱり考え方が起きてくるんじゃないかなと思いますので、私の意見としては、三重県のやはり花と木の推進に関しては、そういった意味で投げかける条例であると。
 だから、こういうことで花を作りたいなという人があればどんどん作ってもらえばいいわけですから、それに対して需要があるかどうか、これはまた私たちは分かりませんけれども。だから、それは南方のところの木なんかでも、もう既に三重県でも温室で作っていますからね。だから、なくなるということはないと思うんですよ。だから、できれば三重県のそういった花とか木を使うんだというような方向性というのは大事だと思いますけどね。
 以上でございます。極端か分かりませんけどね。
 
○藤根委員 私は途中から入らせていただいていますのであれなんですが、先ほど濱井委員が言われたように、ここの人材育成ですか、基本施策のところで触れていただいているという部分はあると思うんです。条例の目的が何なのかというと、やっぱり前文に書いてあることが大事であって、県民生活における花とみどりの活用を推進していくための、それをもっと進めていくための条例であるならば、どこまで産業施策、生産振興に踏み込んでいくのかというのは、ちょっとまた条例の目的の筋とそごが出ないような形にしていかないと駄目なんじゃないかなとは率直に思うところはあります。
 ですので、確かに県産のものを振興していくというようなところは必要かと思いますが、その部分をあまり触れていくと、もともとの目的のところがちょっとどうなのかなと私は思ってしまいます。先ほど出ていましたけれども、産業の支援という辺りのところも書いていただいているというところで、あと補足が必要であれば、それをどこで補足するのかということになるんじゃないかなと思います。
 以上です。
          〔「はい」の声あり〕
 
○杉本副委員長 傍聴議員が発言を求めておりますけれども、よろしいでしょうか。        

          〔「はい」「どうぞ」の声あり〕 

○藤田議員 誤解があっては申し訳ないと思うんですが、要は、県が具体的にどんな樹種を入れるかということまで制限するものでは私はないと思っているんですよ。例えば、街路樹にイチョウを入れます。これは県の設計の中で入ってくる話であって、そこに三重県でこういうものを作っているからこれを入れよう、こういう話ではなくて、イチョウを入れますと、そのときに、まず三重県の中でイチョウの木が生産されているのかどうか、されているんであれば県内の生産されたイチョウの木を植えましょう、こういう努力をしていただきたい。そういう文言が私は要ると思っているんです。
 それで、イチョウを作る人が出てくるという効果もあるかもしれませんけれども、そういう文言はどうやってみどりや花を三重県の中で活用していくかというこの条例の趣旨からいって、私は方向が違っていると思っていないんです。その辺のところが分かりやすいように、県が緑化を進めていく上での責務として県内産を使うことに努めるみたいな表現で入れていただくというわけにはいかないかなと私は思います。それを申し上げて、次の予定がありますので失礼をさせていただきますけれども、決して県内産のものを使えということではなしに、選択し使う上で県内産を考慮いただきたいという趣旨をぜひとも県の責務の中へ入れていただきたいということを申し上げて、失礼いたします。表現や何かは委員長、副委員長にお任せします。
 
○杉本副委員長 という御意見を言って去られましたけれども、皆さん、いかがでしょうか。
 これはちょっと宿題とさせていただきましょうか。またいろいろと執行部との意見交換も今後させていただかなあかんと思っていますので、ちょっと宿題とさせてください。
 では、ほかにいかがでしょうか。
 
○津田委員 三重県花の日及び三重県街路樹の日ですけれども、この前、藤田議員が花の日を県民の日以外で設けたらどうだというような話があったと思うんですね。2日あったら2日あってもいいんじゃないのかみたいな話もあったと思うんです。これでいうと花の日は県民の日になっていますけれども、これはどういう整理で正副委員長が考えていただいたのか。
 
○杉本副委員長 笹之内政策法務監、ちょっと御説明いただいていいですか。お願いします。
 
○笹之内政策法務監 まず、花の日につきましては県民の日と同一の日とする、ここは特に異論がなかったところでございます。プラスアルファ花の日をもう1日設けるか、もしくは、そうすると街路樹の日は複数置くのかという話になってきて、記念日だらけになってしまうかなというのがございました。ちょっと資料の説明が先ほど漏れておりましたので、資料3としまして、本日、街路樹の日の候補を1日どこかいかがでしょうかということで事務局として整理させていただきまして。花の日で1日、街路樹の日で1日、合わせて2日でどうかなというので正副委員長と意見交換させていただいて、本日、御提示させていただきました。
 ですので、花の日を2日設けるのではなく、花の日で1日、街路樹の日で1日という形で2日、1日ずつそれぞれ設けるということで一旦案として本日御提示させていただきました。
 街路樹の日の候補につきましては、資料3のほうに挙げさせていただいておりますけれども、一応3案でございます。
 一つ、6月22日につきましては、古文書の中に、いわゆる畿内七道ですので、近畿とそれ以外の東海、北陸含めて関東、九州、これらの諸國のいわゆる道路と言われる驛路の部分に街路樹を設けなさいよ、置きなさい、植えなさいよと国の当時の太政官符のほうが符として定めた日というのが6月22日というのがございましたので、これを一つ候補とさせていただきたいと思ってございます。
 それから、10月8日は、すみません、非常に単純に漢字の「十」と「八」を足すと「木」になるかなというところでございます。
 ちなみに、全然発想は違うんでしょうけれども、脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律というのがございまして、こちらのほうで木材利用促進の日がやはり10月8日となってございます。
 それからもう一つ、10月20日としまして、こちらは街路樹ではないんですけれども、県の木としまして神宮スギが指定された日が昭和41年10月20日でございますので、この10月20日と。
 以上、3つぐらいが街路樹の日としてどうかなということで、事務局として御提示させていただいたものでございます。
 考え方等につきましては、以上でございます。
 
○杉本副委員長 資料3の説明も含めてしていただいたんですが、正副委員長で議論したことは、一つは、花の日で1回、みどりの日で1回、木の日で1回、まあ2日かなということで議論があって、どれがいいか分からないなと。みどりの日も6月だと緑だし、秋になるとやっぱり紅葉であったりとか少し景色は違うのかなと。花の日は、今県民の日と置かしていただいて提案させていただきましたが、ここはちょっと皆さんで御議論いただこうというのが正副委員長案の本当のところでございます。
 
○津田委員 特にこだわりはないので、どうして1日になったのかなという理由を聞かさせていただいたらいいのかなと思いました。もうその候補日の議論も入っているんですかね。
 
○杉本副委員長 何日かも含めてお願いします。
 
○津田委員 もうこの今の場で。
 
○杉本副委員長 今の場で御議論いただいたら。
 
○津田委員 植樹の日を制定して、その趣旨に合ったイベント、事業をしてくださいという話がありますけれども、街路樹文化のセミナーをしたり、勉強会をしたり、講演をしたり、あるいは街路樹を植えることでもいいと思うんですけれども、これは委員長に聞くのがどうか分からないんですけれども、木というのはいついつに植えたほうがいいとか、そういうのはあるんですか。
 
○杉本副委員長 あります。
 
          〔「冬ですね」の声あり〕
 
○津田委員 植樹祭って冬ですか。
 
          〔「植樹祭は冬じゃない」の声あり〕
 
○杉本副委員長 木を植える季節というのは決まっていると思うんですね、植樹祭は別として。
 東委員、御存じでしたらお願いします。
 
○東委員 多分調べたら出てくると思うんです。私は山にヒノキ、杉しか植えたことないんですけれども、基本的にはもう全く冬です。しかもヒノキだと表と裏があって、裏側は白いですけれども、表側を南側に向けて、南というのは日が当たるほうに向けて植える。じゃないと成長しづらいというのがあって。なぜかというと、結局あまり早い時期に植えると枯れてしまう可能性が非常に高いわけですね、というだけの理論だと思うんです、冬場短い期間に。
 もう一つ言うと、伐採も冬ですね。植えるのも伐採も冬場です。なぜかというと、檜皮と言いますけれども、ヒノキの皮をむいて丸太にするんですけれども、それはもう冬場じゃないと水を含んでしまってどうしようもなくって、冬場に伐採する。それがセットです。
 ですので、街路樹について私は分かりませんけれども、結局植樹をするのはもう完全に冬場じゃないと駄目だと思います。ただ、天皇陛下とか皇太子陛下がお手植えされるのは秋じゃないかなと思っています。それは単なる何かそういう暦の上の、木の成長のためというよりも、イベントの何かの記念の日に制定されたんじゃないかなという気はします。
 以上です。
 
○杉本副委員長 非常に専門的なお話をいただきましたが、この辺りも少し確認する必要がありますね。一度この辺りは、専門的な知見で花の植えどきはいつなのかとか、木の植えどきはいつなのかとか、これは街路樹の日なので植えるということに限ったものではないですね、ここの提案は。植えるということで限った街路樹の日ではないんですけれども、ただ、植えどきについては少し調査させてもらったほうがいいですね。
 
○濱井委員 町からユズを補助でもらって、ユズの木を植えたのが確か2月、3月ぐらいやったと思うんです。一般的には春先、3月から4月、5月ぐらいまでと、あるいは秋頃植える方法もあると思うんですけれども、これはもう基本的になっているみたいです。一番いいのはやっぱり春先かなと思うんですけれども、花とダブってしまうあれがありますけれども、秋も可能性があるはずです。
 これはちょっと調べていただいたらと思います。
 
○東委員 街路樹を津田委員はいつも言っていらっしゃるので、剪定をするとか、街路樹をきれいにするという時期は恐らく秋じゃないかなと思うんですね。それで、そのときに注目して、夏場に茂ったものを冬場に手入れすると、木のために冬籠もりの前に剪定する。だから、晩秋ぐらいがそういう県民の注目を引く時期ではあるかなという気はします。ちょっと参考意見です。
 
○濱井委員 以前に調べたことあるんですけれども、剪定する時期なんですけれども、剪定もやはり冬といいますか、春を迎える芽が出てくる前に剪定する場合と、それからただ姿づくりといって、秋、結構きつく切るんですよ。その2時期ありますので、秋もいいかなと。剪定もできますし、植えることもできますので、秋でもいいかなと思います。花のほうが春であればね。
 
○杉本副委員長 かなり皆さん詳しく調べていただいているのですが、もう少し詳しく調査しながら、また議論をするということでよろしいですか。ここ多分、非常にこれからさらに議論が必要なところだと思います。今日のところは、そのあたりで置かせてください。
 ほか、いかがでしょうか。
 
○中川委員 言葉のあやなんですけれども、2つあるんです。
 一つは、6ページの6番目の花とみどりの名所づくり云々で、第2項目の「県以外の者に対して」、分かるんですけれども、県と県以外の者と、こういう形で識別してあるわけですが、私の考え方として「県以外」を「県民と団体」という形にしたほうがいいんじゃないかなと思うんです。「県以外」というのはちょっとあまり。分かるんですけれども、そのほうが分かりやすいんじゃないかなというのが1点。
 それから、次の7ページの10番の顕彰の関係ですが、この前も富山県に行って、様々な顕彰をして頑張るぞというそんな感じを受け取ったんですけれども、「特に優れた」って、これはものすごくすばらしいということだと思うんですけれども、私の考え方としては、初歩的なそういったものとか、ものすごくベストな最高のものもある。あんまり「特に優れた」って、もう屋上屋で、ものすごいすばらしいものが顕彰されるというんじゃなくて、本当に気軽にといいますか、初歩の段階でもそういう形で推進したらいいんじゃないかということで、この言葉はもうちょっと優しい言葉のほうがいいんじゃないかなという感じがします。分かっていただけましたですか。
 以上です。
 
○杉本副委員長 資料2のほうでは6ページ、本文のほうでは5ページになると思うんですけれども、6の花とみどりの名所づくりの推進の(2)のところ、「県以外の者に対して」の「県以外の者に」というところを、もう少し県民も含んだような形で書いていただいたほうがいいのではないかということですよね。
 
          〔「県民及び団体」という声あり〕
 
○杉本副委員長 「県民及び団体」としたほうがいいのではないかという御意見と、それから顕彰のところが、資料2のほうでは7ページ、本文では5ページの10顕彰のところですね。「特に優れた」というところだけではなく、もう少し広く構えたほうがいいのではないかという御意見ですが、いかがでしょうか。
 
○中川委員 任せますけどね、言葉のあやですからね。
 
○杉本副委員長 皆さん、いかがですか。
 
○中川委員 笹之内政策法務監に、ちょっと一遍その辺り。
 
○杉本副委員長 笹之内政策法務監、いかがでしょうか。
 
○笹之内政策法務監 前段の名所づくりのところにつきましては、おっしゃるとおりかと思いますので、ここは文言の修正をさせていただきたいと思いますし、また、後段、顕彰の部分につきましても、「特に優れた」ということではなく、もう少し初歩的な活動であってもしっかりと活動いただいた団体について幅広く表彰するという制度にするということにつきましては、おっしゃる部分もあるかと思いますので、少し文言のほうを考えさせていただいて、また御提示させていただければと思います。
 
○杉本副委員長 皆さんもうなずいていらっしゃる方がみえますので、そのような形で修正させていただいていいですか。
 ほかにいかがでしょうか。        

           〔発言する者なし〕
 
○杉本副委員長 なければ、今日のところはこれぐらいにしておきましょうか。
 4点ございました。
 1点目は駅について、駅というところにもう少し注目をした取組をという御意見があって、その辺りのところは逐条解説に入れていくような形で議論を深めていけたらということで整理させていただきたいと思います。
 2点目の生産振興、県内産を活用するということについてどのぐらいここに入れ込んでいくかということは、今後もう少し調査をしてからということで整理させていただきたいと思います。
 それから、花の日と街路樹の日について、これについてももう少し調査してから議論しましょうということで。
 それから、先ほどの中川委員から御指摘いただいた部分、顕彰のところと、それから名所づくりのところについては、御指摘いただいたような形で修正をするということで。
 今日のところは、このような議論で終わらせていただいていいでしょうか。
 
○津田委員 繰り返しになりますけれども、この前も県の北勢の庁舎へ行ってきたら、街路樹の樹形の管理の話になって、こういうことをきちっとせなあかんわということを職員が言っていましたけれども、一応地区を選定したところについてはそれをしないといけないけれども、違うところについてはばっさり切っても根こそぎ切ってもいいんだよみたいなことを結構職員は言うんですわ。だから、我々の議論の趣旨というのが、まだやっぱり理解されていないなと思っています。
 ですので、もうちょっと先になると思うんですけれども、条文と逐条解説をセットにして執行部に読んでもらって意見を聞く、その理解を深めるという会をしっかりと設けていただきたいなと思いましたので、よろしくお願いします。
 
○杉本副委員長 ありがとうございます。今のような御意見も逐条解説の中には入っていく御意見だと思います。
 ほかに、どのような御意見でも結構ですので、全体的なところでも結構ですので、それから、この間調査してきた内容についてでも結構ですので、何か御意見ありましたらお出しください。
 よろしいですか。

           〔発言する者なし〕
 
○杉本副委員長 それでは、本日いただいた意見については可能な限り反映させて、次回の委員会に改めて修正した正副委員長案をお示ししたいと存じます。
 また、逐条解説についても、今日お出しいただいた意見を踏まえて正副委員長案として併せてお示しさせていただき、今後の委員会で討議をできたらと考えております。
 以上で、条例案素案について本日の委員間討議を終了いたします。
 次に、次回以降の委員会ですが、日程等、詳細については、この後の委員協議で御協議いただきたいと存じますので御了承願います。
 
2 その他
 
○杉本副委員長 本日御協議いただく事項は以上でございますが、特に何か御意見がございましたらお願いいたします。ございませんか。       

           〔「ありません」の声あり〕
 

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別副委員長
杉本 熊野
 

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