委員長会議概要
日 時 令和6年6月28日(金曜日) 午前11時5分~午前11時24分
出席者 稲垣昭義議長、小林正人副議長、野村保夫総務地域連携交通常任委員長、石垣智矢政策企画雇用経済観光常任委員長、廣耕太郎環境生活農林水産常任委員長、石田成生医療保健子ども福祉病院常任委員長、中瀬信之防災県土整備企業常任委員長、喜田健児教育警察常任委員長、小島智子予算決算常任委員長、田中智也議会運営委員長、中瀬古初美伊勢茶の振興に関する条例策定調査特別委員長、服部富男ワンヘルス推進調査特別委員長
事務局 髙野局長、西塔次長、前川総務課長、中村議事課長、企画法務課各書記、議事課各書記、藤堂班長、中西主幹
県政記者 なし
傍聴者 なし
概 要 (資料)
1 各委員会の年間活動計画について(資料1)
各常任委員長及び各特別委員長から、資料1(年間活動計画書)に基づき、所管調査事項、重点調査項目、年間の委員会活動の予定、県内外調査等について報告がありました(議会運営委員会については、口頭で報告)。
議長からは「年間活動計画」に関して、今後、当該計画に則り、充実した審査・調査を行っていただくようにとの要請がありました。
2 みえ高校生県議会について
広聴広報会議座長である小林副議長から、これまでは、みえ高校生県議会の実施後に質問と答弁の概要を取りまとめ、全議員に配付するとともに、各常任委員会の正副委員長の判断により、各常任委員会に関係する質問や意見について、常任委員会で取り扱っていただいたところであるが、高校生からの意見や質問を聞いたままで終わらず、フィードバックできるようにするべきであるという意見が広聴広報会議委員から出されたことを受け、みえ高校生県議会後の常任委員会において、委員間討議で確認や取扱い等についての協議を行っていただきたいとの要請がありました。
稲垣議長からも、高校生が自分たちで提案したことが具体的にどう実現していくのかを感じてもらえるようなものにしていけたらということで、高校生の意見の県の施策への反映に向けた更なる取組のため、具体的に、例えば、委員長報告に入れる、意見書・決議にする、執行部へ申入れをする、実現に向けて高校生に助言をする等の対応について、委員会で検討いただくよう、各委員長に協力依頼がありました。
3 その他
(1)食料自給総合対策調査特別委員会による提言の引継ぎについて(資料2)
前回の委員長会議において、同特別委員会による知事への提言内容について、関係する常任委員会で引き継いでいただくこととされましたが、各委員会の担当部分について、資料2のとおり共有されました。
(2)その他
廣環境生活農林水産常任委員長及び石田医療保健子ども福祉病院常任委員長から、県政レポート案の調査方法について課題提起があり、正副議長において今後検討することとされました。
【発言】
○廣委員長 6月18日の環境生活農林水産常任委員会で、県政レポート案の調査方法について意見があったので報告する。私学に関する事業は教育委員会が主担当の施策14-6に含まれていることから、教育警察常任委員会で調査をすることになっているが、私学課の職員が教育警察常任委員会に出席していないことが判明した。そのため、改めてにはなるが、調査に漏れが出ないよう、主担当部局だけでなく関係部局の職員の出席を求めてほしいとの意見があった。また、私学の事業は重要であることから、環境生活部が主担当でない場合であっても、関連する施策は環境生活農林水産常任委員会において執行部から説明してほしいとの意見があった。ついては、県政レポートの調査方法について、一度検討いただければと考える。
○石田委員長 医療保健子ども福祉病院常任委員会でも同様のことがあった。6月21日に県政レポート案の調査で、障がい者スポーツについては振り分け上、地域連携・交通部のほうに入っているため、総務地域連携交通常任委員会でとの話になり、当委員会で議論ができなかった。しかし、障がい者スポーツは子ども・福祉部が担当しているので、ちょっと言えないと変だと。どう整理すべきかの答えは持ち合わせていないが、今廣委員長が言われたことと同じようなことと思うので、ぜひ議長の下で一つ工夫をお願いしたい。
○稲垣議長 主担当施策のところに振り分けられているので、主担当の委員会で本来議論しないといけないことになっているが、実際、障がい者の分であれば、子ども・福祉部でしたほうがいいだろうし、私学は環境生活部のほうでやるべきだけど、それが議論できなかったというそれぞれの御意見である。県政の大事な課題について議論できないというのが一番良くないが、ただ、これまで議会の中で交通整理をしてきて今の形があるというのも事実である。今、問題提起をいただいたので、どういう整理の仕方がいいのか、あるいは、もう一度その整理の仕方を検討するのであれば、どこで検討するのがいいのかも含め、正副議長のほうで預からせていただきたい。
また、次回の委員長会議は、特に協議いただく事項が出てこない限り、10月18日 予算決算常任委員会終了後に開催することとされました。
以上