三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和4年度 委員会会議録 > 令和4年10月5日 防災県土整備企業常任委員会・分科会 会議録
防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和4年10月5日 (水曜日) 午前10時23分~午後1時34分
[県土整備部] | |
部長 | 水野 宏治 |
理事 | 佐竹 元宏 |
副部長(企画総務担当) | 山本 健次 |
副部長(公共事業総合政策担当) | 上村 告 |
次長(道路整備担当) | 川上 正晃 |
次長(流域整備担当) | 山口 成大 |
次長(都市政策担当) | 古澤 忠士 |
工事検査総括監 | 森木 忠彦 |
県土整備総務課長 | 北口 哲士 |
公共用地課長 | 森川 成 |
公共事業運営課長 | 向井田 亮 |
技術管理課長 | 水谷 覚 |
建設業課長 | 林田 充弘 |
道路企画課長 | 長井 貴裕 |
道路建設課長 | 南 賢 |
道路管理課長 | 高柳 伸浩 |
河川課長 | 野呂 守 |
防災砂防課長 | 河邉 努 |
港湾・海岸課長 | 松橋 陽一郎 |
施設災害対策課長 | 浅野 覚 |
都市政策課長 | 林 幸喜 |
下水道経営課長 | 山口 太一 |
下水道事業課長 | 東 幸伸 |
建築開発課長 | 𠮷村 厚哉 |
住宅政策課長 | 服部 睦 |
住宅政策課長 | 𠮷村 厚哉 |
建設企画監 | 繁田 憲一 |
営繕課長 | 太田 寿弘 |
人権・危機管理監 | 中村 孝 |
水災害対策監 | 川北 健司 |
その他関係職員 | |
[企業庁] | |
庁長 | 山口 武美 |
副庁長 | 西口 勲 |
次長 | 東海 明 |
企業総務課長 | 井畑 晃洋 |
財務管理課長 | 奥田 文彦 |
水道事業課長 | 宮木 雅史 |
工業用水道事業課長 | 北川 博一 |
電気事業課長 | 川戸 仁 |
施設防災危機管理監 | 栃木 勝弘 |
機電管理監 | 和田 泰史 |
公共事業運営課長 | 向井田 亮 |
RDF対策監 | 宮原 章吉 |
その他関係職員 | |
[農林水産部] | |
治山林道課長 | 久保村 実 |
[監査委員事務局] | |
事務局長 | 紀平 益美 |
次長兼監査総務課長 | 栗原 通 |
その他関係職員 |
委員会書記
議事課 主幹兼係長 林 良充
企画法務課 主査 澤村 里美
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第105号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第3号)」(関係分)
(2)議案第113号「令和3年度三重県流域下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(3)認定第5号「令和3年度三重県流域下水道事業会計決算」
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
第2 常任委員会(県土整備部関係)
1 所管事項の調査
(1)「『令和4年版県政レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関係
分)
(2)「『強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)』及び『みえ元気プラン(仮称)』最終案に対する意見」への
回答について(関係分)
(3)「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」成案について(関係分)
(4)住民避難の支援及び危機管理体制の強化について
(5)ポストコロナを見据えた地域づくりの推進について
(6)県営都市公園に係る指定管理候補者の選定状況について
(7)指定管理者が行う公の施設の管理状況報告について
(8)審議会等の審議状況について
第3 分科会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
(1)私債権の放棄について
(2)債権処理計画(令和3年度実績・令和4年度目標)について(関係分)
2 議案の審査
(1)認定第111号「令和3年度三重県水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(2)認定第112号「令和3年度三重県工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(3)認定第1号「令和3年度三重県水道事業会計決算」
(4)認定第2号「令和3年度三重県工業用水道事業会計決算」
(5)認定第3号「令和3年度三重県電気事業会計決算」
第4 常任委員会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
(1)三重県企業庁の各事業における取組状況について
ア 水道用水供給事業
イ 工業用水道事業
ウ 電気事業
エ 各事業の展開を支える取組
2 常任委員会活動の上半期の振り返りについて
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第105号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第3号)」(関係分)
(2)議案第113号「令和3年度三重県流域下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(3)認定第5号「令和3年度三重県流域下水道事業会計決算」
ア 当局から資料に基づき補充説明(古澤次長) | |||
イ 質疑 | なし | ||
ウ 委員間討議 | なし | ||
エ 討論 | なし | ||
オ 採決 | 議案第105号(関係分) | 挙手(全員) | 可決 |
議案第113号 | 挙手(全員) | 可決 | |
認定第5号 | 挙手(全員) | 認定 |
〔監査委員事務局 退室、農林水産部 入室〕
第2 常任委員会(県土整備部関係)
1 所管事項の調査
(1)「『令和4年版県政レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関
係分)
(2)「『強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)』及び『みえ元気プラン(仮称)』最終案に対する意見」
への回答について(関係分)
(3)「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」成案について(関係分)
ア 当局から資料に基づき説明(若尾部長、佐竹理事、川上次長)
イ 質問
○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
○服部委員 施策番号1-3の強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)の中で、間伐材について農林水産部と連携をするということなんですが、これはどういうふうな連携をされるのか、ちょっとお尋ねをしたいんですが。
○山口次長 農林水産部との連携につきましては、公共事業の中で、工事用の看板であったりとか、木製のガードレールであったりとか、そういった施設材料の県内産木材の活用を進めてまいりたいと考えてございます。
また、山地部分の事業につきましても、一方で森林の育成というのを農林水産部のほうに担っていただいておりますので、県土整備部としましては、そこから下の土砂流出につきまして、協力して事業を進めていきたいと考えてございます。
○服部委員 農林水産部のその間伐材を利用して、いろいろと看板とか、ガードレールとか、そういったところの製作に進んでいくということですね。だけど、災害に強い県土づくりの中には、実際に山を、森林をしっかりと守っていかなきゃいけないというのが、唯一、災害に強い県土づくりにつながっていくんではないかと思うもんですから、やはりしっかりと。間伐材を実際に出していただくのには、農林水産部が出すのか、これはもう県土整備部には関係ないという問題じゃなくて、やはりしっかりと連携を取っていただいて、そういったところも予算計上とかそういったことも含めて、お互いが森林を強くしていただきたい。それが災害に強い山、そしてまた県土づくりにつながると思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。
○下野委員長 ほか、ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○下野委員長 よろしいでしょうか。
なければ、(1)「『令和4年版県政レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答についての関係分から(3)「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」成案についての関係分までの調査を終わります。
〔農林水産部 退室〕
(4)住民避難の支援及び危機管理体制の強化について
(5)ポストコロナを見据えた地域づくりの推進について
ア 当局から資料に基づき説明(山口次長、上村副部長)
イ 質問
○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
○田中委員 幾つかあるんですけれども、まず1点目が、住民避難の支援及び危機管理体制の強化についてというところで、河川の浸水想定区域の指定とかという形で、ソフト的にしっかり取り組んでいただくという方向性だと思うんですけれども、一方で、ハード面でやっていくことは、引き続きしっかりとやっていくということでいいんですよね。
○山口次長 委員のおっしゃるとおり、ハード整備のほうも、しっかりと目標を持って取り組んでいきたいと考えております。
○田中委員 ソフト的にしっかりとさらに対策を講じていただくということもそうなんですけど、ややもすると、それがあまり前面に行くと、何や、もうハード面は何もやらんのかみたいなふうに映りかねへんもんで、その辺りもしっかりとやっていただくという姿勢は、財政面は厳しいところですけれども、必要なことはしっかりと取り組んでいただくようにお願いしたいと思って、確認させていただきました。
続けて。
○下野委員長 はい。
○田中委員 新たな危険盛土への対応なんですけれども、これは盛土110番で通報があったところが24件の情報ということなんですけど、通報以外で危険盛土を県土整備部として把握するような取組というのはないんですか。
○河邉課長 県土整備部として盛土110番という取組があるんですが、それ以外というところで、まず、県土整備部が所管いたします砂防区域であるとか、そういったところは、一般の方の盛土110番によらない通報であるとか、それからパトロールであるとか、そういうところで監視していくというふうにしております。
○田中委員 盛土110番によらない通報以外では、結局、県土整備部のパトロールというところはやっていただいとるということだと思うんですけれども、その辺りのところもしっかりとやっていただく必要があるのかなと。盛土に関しては私らも素人なので、どれが危険なものなのかとか、きちっとしたものなのか、ちょっと判断がつきませんけれども、日頃の県管理の施設のパトロールをやっていただいてることに併せて、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
それから、次が、監視カメラですね。川の水位情報は、私らもよく「川の水位情報」というこの御紹介いただいているホームページというか、サイトで確認をさせていただいているところなんですけれども、道路のほうの情報というのは、日本道路交通情報センターのサイトで見ると、ここ、41ページの資料の左の図の白丸が設置済みなんですけど、あまりこれはオープンにならないものなんですか。
○高柳課長 こちらの地図の白丸の部分が、48か所設置済みのものを示してございます。この中には県が設置したカメラもございますし、あと民間の既設のカメラも、県道に関するものであれば、こちらも含めております。中には、民間のカメラであれば、オープンな情報として御覧いただくものもございますし、県が例えば令和3年に設置したAIカメラであれば、特に映像としては御覧いただけないんですけれども、静止画として確認いただくことはできます。
説明は以上です。
○田中委員 この資料中にも書いていただいとるとおり、地域状況の見える化というのは、非常に県民にとって有用だと私は思います。民間の設置されたカメラについて、全てその情報を上げてくださいとかというのは、なかなか難しいと思うんですけれども、ただ、そういう公益性の高いものであれば、民間の方にも御協力いただける可能性が高いんじゃないかと思うところですので、道路交通情報センターと連携して、県民の方が「川の水位情報」みたいにこれを見たら分かるというような、そんなふうな動きというか流れを県土整備部としても取っていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
それから、最後に、交流人口の拡大に向けた新たな賑わいの創出のところなんですけれども、孫太郎、熊野灘臨海公園と言ったほうがええんか、のほうは県内調査でも見せてもうたところなんですけれども、非常にいい施設でした。ただ、冬場の誘客をどうしていくかということが非常に課題だなと。いいところだけれども、冬場どうするのかということについては課題認識を持ちました。これを部としてはどういうふうにお考えですか。
○古澤次長 冬場の公園の活用は、非常にうちのほうも懸案だと考えております。ただ、今回、熊野灘臨海公園で民間投資によってグランピングドーム、こちらを整備して、現在開園したところなんですけれども、コロナ禍によって冬場のテント需要が高まったといった状況もございまして、非常に好調に活用していただいとるという状況でございます。
もう1点、ここでも紹介したように、新プールの整備で管理棟兼更衣室的なものを造るんですけれども、この周辺での冬場の活用ということをちょっと念頭に置いて、これから検討していきたいと思っているところでございます。
以上でございます。
○田中委員 確かに世の中、結構お金をかけたキャンプとかバーベキューみたいなものがすごくはやっていて、いいとは思うんですけれども、常にそこは冬場をしっかりと考えていただかんと、せっかく投資したことに対して、なかなか効果として回収できないというところが心配ですので。ほかの部門との連携、私は、文化的な活動を熊野灘臨海公園というロケーションの中でやっていくことによる誘客というもの一つありなのかなというふうに思ったり、あと、熊野古道伊勢路のほうと、どれぐらいの近さとかアクセスのよさというのがあるのか分かりませんけれども、その辺りのところもいろんなところと連携して、県土整備部として整備はしたものの、その後のことをやっぱり各部と連携の下でやっていただくことが、本当の意味でのポストコロナにつながっていくと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○佐竹理事 熊野灘臨海公園の施設が、すごくリニューアルしてきてポテンシャルが高くなったと私どもも思っていますので。今、ちょっと次長から話がありましたように、コロナ禍になって、逆に冬場のキャンプでもお客さんが増えているとか、そういうこともございますので、今、委員が言われました文化的なものとか、その他のところとの連携、また施設の、あと、まだ不満をお客さんが持ってみえるところもあると聞いていますので、その辺も含めて、改修もより進めて、しっかりとPRして、お客さんが増えるようにさせていただきたい、それで活用が進むようにしていきたいと思っています。
○田中委員 結構です。
○下野委員長 ほか、ございませんか。
○藤田委員 私どもは、埼玉県で災害時の対応でどんなふうにやっているのかというところを調査させていただいたんですけれども、今回、5階にそういうものをつくっていただいたということなんですが、この辺のところをもう少し具体的に、どんな面積で、何ができて、どんなふうなのかというのを御説明いただくとありがたいんですが。
○浅野課長 42ページの資料にもございますとおり、5階の県土整備部のフロア内にあった会議室に、大型モニター、50インチになりますが、これを4面と既存のテレビといったものを設置しております。具体的には、これまでも様々なインターネットの情報、例えば河川の水位情報であるとか、道路の情報といったものはパソコン上でも見られるという環境にはありましたが、こういった大型モニターを集約しまして、県土整備部の幹部の職員も含めて全体で共有できるシステムを構築したところでございます。
こういったものをつくった中で、この写真の右側にありますとおり、建設事務所とか、あと現場からの配信ということも踏まえたこういった訓練を重ねまして、ここにございます危機管理体制の強化ということで、そういった体制づくりに取り組んでいきたいというものでございます。
以上です。
○藤田委員 埼玉県ではもう、物すごい体制をつくってみえたんですけれども、率直なところ、これで大丈夫ですか。具体的に動いていただかなければならんと思いますけれども、その状況の中で、恐らく対策本部が立ち上げられて、恐らく皆さん方の肩にかかってくるんだろうと思いますけれども、そういう視点から見たときに、何かそういう非常事態に対応できる能力というのは絶対必要だと思うんですが、部長、大丈夫でしょうか。
○若尾部長 確かに、まだまだこれからやるべきことはたくさんあると思っています。今回、まずはこういった形でモニター4面を新設して、今まで災害対応は各課がばらばらで行ってきたのを、ここで一つ集約して、皆様で情報共有しながらやっていく、そういう場ができたというところで一歩前進だと。
やはり災害時というのは情報共有というのが一番大事になってきますので、スタート地点がまだそこだというところにはあるんですけれども、これからこの大型モニター4面を新設していろんな対応をしていく中で、まだいろいろと課題とか問題が出てくると思いますので、そういったところを順次整備、拡大しながら、あと、体制のほうが大事だと思っていますので、しっかりした体制づくりをこれから進めていきたいと思います。
○藤田委員 ぜひ非常時に対応していっていただけるだけの内容を備えていっていただきたいなと。特に、先ほどもおっしゃったように、個々の建設事務所との連携も含めて、情報共有というのは本当に大事だと思いますので、ぜひとも充実させていただくようにお願いして終わります。
○下野委員長 ほか、ございませんか。
○津村委員 少し細かいことなんですが、お願いいたします。
43ページの熊野古道の文化を感じる道路空間づくりのことなんですが、このような取組を行っていただきますことを、地元としても大変ありがたく思っております。
この中で、新しく協議会を設置してということで御説明いただいておりますが、メンバー(案)としてお示しをいただいていますので、これから検討もいただけるのかなとは思うんですが、見せていただいても、熊野古道協働会議と、あとは国、県、市町ということで、どちらかというと、行政主導になっていくのではないのかなというおそれもちょっとありまして、やはり熊野古道協働会議だけではなくて、例えば国際交流協会とか、まちづくり団体とか、観光関係であったり、地元の商工会とか、できる限り民間の方々の御意見を反映できるような協議会にしていただければと思いますし、今、熊野古道世界遺産登録20周年に向けて地元も非常に盛り上がってきつつありますので、できる限り地域の声を反映できるような協議会を設置していただきたいと思いますが、その辺りのお考えについてお聞かせください。
○上村副部長 委員がおっしゃるように、これから立ち上げていくわけなんですけれども、この熊野古道協議会と書かせていただいとるのも、この協議会については、持続可能な保全体制づくりであるとか、案内等の表記のルールづくりを検討されるような班がございまして、その中に地元の方にも入っていただいております。今回、我々も考えていく内容というのが、ガードレールの設置であったりとか、文化を感じていただけるような施設整備をしていくためには、やはり地元の方の声というのは大変貴重なものだと考えておりますので、今現在、どういうようなメンバーでやっていくかというのも最終検討中ですけれども、委員の意見も踏まえて考えていきたいと思っております。
以上でございます。
○津村委員 では、よろしくお願いします。
○下野委員長 ほか、よろしいでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
○下野委員長 なければ、これで(4)住民避難の支援及び危機管理体制の強化について並びに(5)ポストコロナを見据えた地域づくりの推進についての調査を終わります。
(休憩)
(6)県営都市公園に係る指定管理候補者の選定状況について
(7)指定管理者が行う公の施設の管理状況報告について
(8)審議会等の審議状況について
ア 当局から資料に基づき説明(古澤次長、山本副部長)
イ 質問 なし
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項 なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
第3 分科会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
(1)私債権の放棄について
(2)債権処理計画(令和3年度実績・令和4年度目標)について(関係分)
ア 当局から資料に基づき説明(なし)
イ 質問 なし
2 議案の審査
(1)議案第111号「令和3年度三重県水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(2)議案第112号「令和3年度三重県工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(3)認定第1号「令和3年度三重県水道事業会計決算」
(4)認定第2号「令和3年度三重県工業用水道事業会計決算」
(5)認定第3号「令和3年度三重県電気事業会計決算」
ア 当局から資料に基づき補充説明(山口庁長) | |||
イ 質疑 | なし | ||
ウ 委員間討議 | なし | ||
エ 討論 | なし | ||
オ 採決 | 議案第111号 | 挙手(全員) | 可決 |
議案第112号 | 挙手(全員) | 可決 | |
認定第1号 | 挙手(全員) | 認定 | |
認定第2号 | 挙手(全員) | 認定 | |
認定第3号 | 挙手(全員) | 認定 |
〔監査委員事務局 退室〕
第4 常任委員会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
(1)三重県企業庁の各事業における取組状況について
ア 水道用水供給事業
イ 工業用水道事業
ウ 電気事業
エ 各事業の展開を支える取組
(ア) 当局から資料に基づき説明(東海次長、西口副庁長)
(イ) 質問
○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
○服部委員 水道の事業に対しても、インフラの整備とか、いろいろ大変な予算がかかってくるだろうと予測するんですが、水道料金と工業用水道料金、こういうのの見直しは今現在考えておられるのかどうか、ちょっとお尋ねしたいんですが。
○東海次長 水道料金、工業用水道料金ともに、料金の設定スパンというのは5年で考えております。水道用水供給事業につきましては、令和2年度から令和6年度までの5年間の料金スパンとなっています。工業用水道事業につきましては、令和3年度からですので、令和3年度から令和7年度までというところで考えておりますので、今のところこの料金スパンでいきたいと考えております。
○服部委員 スパンがあるのはよく分かるんですが、今、非常に燃料に対しても上がっておりますし、非常に厳しい経済状況だと思います。そんな中で、工場の用水に対しても、金額的にも1立方メートル当たりの費用が少しでも下がると、工業用水道は特に大きな量を使っていただいているわけですから、そういったところも含めると、スパンの見直しもあってもいいんじゃないかなというような思いでおりますけれども、またいろいろと御検討いただければありがたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○下野委員長 ほか、ございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○下野委員長 なければ、(1)三重県企業庁の各事業における取組状況についての調査を終わります。
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項 なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔当局 退室〕
3 常任委員会活動の上半期の振り返りについて
(1)常任委員会活動の上半期の振り返りの手順についての説明(下野委員長)
(2)委員間討議
○下野委員長 それでは、振り返りシートに記載されている項目を参考に上半期の委員会活動の振り返りを行いたいと存じますので、御意見のほうをよろしくお願い申し上げます。
いかがでしょうか。
○津村委員 一番上の「委員会審議の活性化の視点」というところなんですが、それぞれ皆さん活発に御意見もいただいたと思いますし、結果的には、強じんな美し国ビジョンみえについても追記というか、加えることもできたので、そういう意味では活発にできたのではないかなと思っております。
○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。
○田中委員 県内外調査の項目のところですけれども、コロナ禍で非常に心配をされた中、予定どおりできたということはよかったなということと、県外調査について、防災・減災の取組の中で地域住民の方に、もしくはNPOとか行政ではないところに、団体、人が語り継ぐということを中心的に担っていただいていたということは非常に参考になって、今後、下半期の委員会活動の中で、その視点で県としてやっている事業について審査していく必要性があると感じました。
○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。
○津田委員 田中委員と同じです。
○下野委員長 津田委員、もうちょっと具体的に言っていただけるとありがたいんですけど。
○津田委員 ちょっと補足。
○下野委員長 では、すみません。
○津田委員 年間活動計画について、前年度もそうやったと思うんですが、新型コロナウイルス感染症の影響もいろいろあったと思うんですけど、しっかりと年間活動計画に沿って予定どおり実施することができたのではないかと思っております。
○下野委員長 具体的にありがとうございます。
○藤田委員 重点調査項目を選ぶに当たっては、皆さん方にいろんな意見を出していただいて、そういう意味では非常によかったんと違いますかと思います。
○下野委員長 今、いろいろ御意見いただきましてありがとうございます。委員会審議の活性化の視点や、年間活動計画についても、コロナ禍でしたけれども予定どおりできたとか、今、藤田委員からも、重点調査項目で、いろいろな意見が出た中でも選定できたということ、そして田中委員からも、県外調査は地域住民とかNPOとか、そういった語り部の話が勉強になって、これも後半につなげていきたいというような御意見もいただきまして、ありがとうございます。
ほか、いかがでしょうか。
〔「結構です」の声あり〕
○下野委員長 よろしいですか。
たくさんの御意見ありがとうございました。
それでは、本日いただいた御意見を「振り返りシート」にまとめ、次回の委員会で配付させていただきます。
なお、シートの作成にあたっての表現等については、正副委員長に御一任いただきたいと存じます・
これで、今年度の「常任委員会活動の上半期の振り返りについて」を終わります。
ほかに何か御意見はございませんか。
〔「ありません」の声あり〕
○下野委員長 なければ、委員会討議を終了いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
防災県土整備企業常任委員長
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
下野 幸助