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令和3年3月12日 教育警察常任委員会・予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録

資料はこちら

教育警察常任委員会
予算決算常任委員会教育警察分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日    令和3年3月12日(金曜日) 午前10時0分~午前11時43分
会 議 室     502委員会室
出席委員     8名
        委 員 長      濱井 初男
        副委員長      小林 貴虎
        委   員      小島 智子
        委   員      山本 里香
        委   員      稲垣 昭義
        委   員      石田 成生
        委   員      谷川 孝栄
        委   員      前野 和美
欠席委員  なし
出席説明員
   [警察本部]
        本部長                    岡  素彦
        警務部長                   河石 勇
        生活安全部長                杉本 幸孝
        地域部長                   稲葉 幸弘
        刑事部長                   西本 茂人
        交通部長                   伊藤 達彦
        警備部長                   藤井 淳夫
        地域部首席参事官地域課長       中西  通
        警務部参事官総務課長          岡田 賢治
        警務部参事官会計課長          栁生 裕也
        交通部参事官交通規制課長       髙橋 康二
        警務部警務課企画室長          宮川 肇
   [環境生活部]
        廃棄物・リサイクル課長          尾邊 俊之
 
委員会書記   議事課    主幹兼係長    橋本 哲也
           企画法務課  主査       手平 美穂
傍聴議員   なし
県政記者   2名
傍 聴 者   なし
調査事項
第1 分科会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第5号「令和3年度三重県一般会計予算」(関係分)
 (2)議案第57号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
 
第2 常任委員会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第80号「盗難自動車の解体及び輸出の防止等に関する条例案」
 2 所管事項の調査
 (1)令和2年中の犯罪情勢
 (2)令和2年中の交通事故情勢
 (3)「令和2年度『第三次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における県有施設の見直し(関係分)
 (4)交番・駐在所の建替整備
 3 委員会活動の評価
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第5号「令和3年度三重県一般会計予算」(関係分)
 (2)議案第57号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(岡本部長)   なし
    イ 質疑
 
〇濱井委員長 それでは、御質疑があればお願いします。


〇石田委員 議案第5号の当初予算のところで、資料の3ページのテロ対策費、2億円余りあって結構な金額なので、その2億円余りは装備資機材の確保とございますが、その装備資機材がどのようなものか、幾らぐらいでどのようなものを買われるかということをお尋ねいたします。
 それともう1つ、2つ目は最終補正のほうの交通安全施設整備費で、電気代として1100万円の減額だと思うんですが、電気代で当初幾らと見積っていたのがこれだけ1100万円削減できたのか。電気代ってそんなに積算と違ってくるのかなという印象がありますので、1100万円が、どうしてこれだけ下がったのかというのを、この2点についてお願いしたいと思います。


〇藤井部長 御質問のテロ対策費の装備関係という問いですが、ここに記載してございますように、確保するという表現を使わせていただいております。というのも、購入するものもありますし、保管、管理とか維持費の関係もあって、リースという形を取るものもありますので、そういう意味で確保というふうに表現してございます。
 例示的に申し上げますと、購入するものの代表的なものとしては、部隊、これはちょっと警備の手の内に入ってきますけれども、いろいろ識別が必要となってきますので、そういう識別に必要なバッチですとかそういったもの、それとか無線機等に必要な乾電池とか機器に必要な電池類、こういう消耗品的なものが購入品については多いです。
 リースに関しましては、例えば車両の借り上げであったり、それと遠く離れた警備本部とか現地の本部からリアルタイムで映像を送ってもらって、的確に指示できるように、カメラ関係を設置する。このカメラを一部借りて、一部お願いすると。当然、警察で保有しているものもあるんですけれども、足らない部分についてリースをして、こういうようなもの。そして車両の突入対策として阻止アングルですとか、交通規制が一部必要になってきますのでセーフティーコーンですとか、そういった規制に関するもの、こういったものプラス通信機器の携帯電話が、ちょっと一部足りなくなったりしますので、これを借り上げてこれの通信の費用、こういったもの。今ざっと申し上げたところで、7、8千万円ぐらいの金額が必要となっております。
 以上です。


〇伊藤部長 お尋ねの信号機等の電気料金でありますけれども、見込みとしては、令和元年度の決算額、これ1億5800万円余りを見込んでおりました。その中で、1100万円の減額に、最終的になったわけですけれども、実績として、実績見合いで補正をかけたわけなんですが、主な要因といたしましては、いわゆる電気代の燃料費調整額、ここが変動、低くなったことにより電気代が下がったということであります。大きく何かが変わったということではございません。
 以上です。


〇石田委員 ありがとうございました。テロ対策費のほう、2億円のうちのそれは、今御説明いただいたのが7、8千万円で、残りの1億2000万円ぐらいは、何か説明はできますか。
○藤井部長 今申し上げました7、8千万円、今、目で見える程度でちょっと積算した数字なんで、もう少し上がろうかと思います。
 そのほかの以外のものというと、例えば警備計画書、印刷をお願いしたりする印本費であったりとか、部隊の活動に必要な燃料費等々があります。


〇石田委員 ありがとうございます。


〇濱井委員長 よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。


〇山本委員 よろしくお願いをします。
 来年度の予算の中で、これまでもたびたび御紹介いただいていますスマートフォンによる信号機ということで、こういうことが発達、発展していくのは大変すばらしいことで、この設置について十分にしていただくことは大切だと思うんですが、実際私もそれを使ったこともないし、分からないわけで、障がい者の方がそれの実験もしていただいているということでの話をこの間伺ったんですが、手元でスマホを持っていて、手元で音が鳴るとか指示が分かるというような形であるというふうに認識しているんですけれども、それはやっぱりこう手で、歩きスマホっていろいろ問題だけれども、目で見ているわけではないと思うんですけれども、操作をしながらというか、何かこう持ちながら歩行をし、その交通状況の中に入るということの中で、心配はないのかなということを1つ思うんです。
 これ導入が、初めその計画がされた2019年でも、この論議があったときに、その辺りのところが本当にその障がい者の方にとって求められている安全なものなのかと。よりよくなることだとは思うんですけれども、そこら辺のことが十分に解決をされているのかっていうことを知りたいと思います。
 そして、今までの音声信号というのは、音が鳴っている方向でもって聴覚で認識をして、そっちの方向を確認、まあ私たちにはそんな能力はないですけれども、確認して歩行できるというものだったように聞いているんですけれども、それが手元でということになったときに、どのような、まあ機能的にそこら辺は2019年以上に研究はされていると思うんですけれども、そこら辺がちょっと心配なので、少しその実態を教えていただきたいと思います。
 何はともあれ、今、音声信号というのがこれまで設置は1割ぐらいというふうなことを聞いているんですが、音声信号というのは本当は障がい者の方が求められていたけれども、なかなかその音声信号の設置が難しいからもっと機能的にということで、このスマホということになってきたと思うんですけど、やっぱり音声信号というのが本当はもっともっと広がって、それもいかなくてはいけないのではないかなということも含めて、全体像として、この障がいを持たれていて歩行を助けるためのこの仕組みですけれども、今どのように考えているというか、どのように研究が、障がい者の方からの声が集まって、開発改善されてきているのかなということをお伺いしたいと思います。


〇髙橋課長 まず概略ですけれども、まずスマートフォン、視覚障がい者の方はスマートフォンを持ってみえる方がたくさんおみえになります。基本的にVoiceOverとかそういった音声機能でスマートフォンを操作されておりまして、当然ちょっと目の不自由な方ですので、そういう音声で機能を使用してみえます。
 ここへ「信GO!」というアプリを入れまして、信号に近づいたときに、例えば、間もなくA交差点に来ましたという形で音声案内があります。次に、何々方向なんですけれども、方向はそれぞれ詳細な設定は必要ですけれども、何々方向が青になりましたという音声で全て案内ができるということで、全て目の不自由な方はそういった形で、足元の点字ブロックですとかそういう音声で判断をされておるというのがよく分かりましたので、そういった形で、交差点の名前ですとか今信号が青なのか赤なのかという形で認識する機能であります。
 もう1つ、今回初めての導入ですので、慎重にする必要があるであろうというところで、既存の音響式信号、俗に言うピヨピヨ・カッコー、これのある信号に、そういった方向が分かるような、そこへ付加させるという形で設置を考えております。ですので、そういった音の認識をしながら、自分がどこの交差点に来たのかというのがはっきり分かりますし、そういった機能ですので、有効な機能だと考えております。
 以上です。


〇山本委員 もちろん有効だからこれは進めていただくわけなんですけれども、その場所へ来たときに、どこどこの信号ですというメッセージが、手で持っているとかではなくて、イヤホンをしているのか身につけているのかあれですけれども、そして、何々方向ですというときに、その何々方向というのが、今音声信号と並行してということなので、その中でもっともっと熟達されていくと思うんですけれども、どちらの方向が青です、青になりましたというときの、それを音声信号とともにですと、聞くところによると、そちらのほうから音が流れるから方向が分かって、立っているところから方向を確認するのが、何々が青になりましたというだけではなくて、どっちのほうへ進めばいいかというのが音の方向へ行くというふうなことを聞いたことがあるんですけれども、その音声信号がないと、ここでどこどこの方向が青になりましたっていうだけでは、どっちの方向なのかっていうのが自分が向いている方向との兼ね合いで、そこまでもしかすると機能改善されているのかもしれないですけれども、その一番初めにこの話が出たときに、そこら辺も心配だという声が障がい者の方から寄せられていてということだったので、そこら辺も改善はされているのかなと思いながら、そういうことも含めて、本来求めてみえたのは、音声信号を広く広くということがまずあったそうなので、その当時、理解が進んで、またこのスマホの対応信号が使いやすく広くなっていけばいいと思うんですけれども、そこら辺のところ、十分に声を聴きながら、設置場所も含めて進めていただきたいと思います。
 モデルでやりますよね、今回はモデルで、10分の10国からのお金だというふうに……、ではないんですか。


〇髙橋課長 委員がおっしゃるように、慎重に設置を進めていきたいと思います。
 方向に関しては、これは各交差点それぞれどういった形が望ましいのか、信号設置業者とともに、どういった表現が分かりやすいのかっていうのも1つ1つの交差点を検討しまして、それと音響は、東西ピヨ、南北カッコーという形で決まっておりますので、そういった形で、それともう1つ、ナビ機能もありますので、これを上手に使ってみえる障がい者の方はたくさんおみえになりまして、大体自分がここら辺へ来ただろうなっていうのは分かるんですけれども、やはりそこの交差点へ来たというのが明確に分かるっていうのは非常にありがたいという声も多々聞いております。ですので、そういったナビ機能プラス自分がここの交差点へ来たっていうのがはっきり分かりますので、非常に有効だと思っております。
 それと、費用の関係なんですが、今回は特定政策課題枠という形で、特に鈴木知事に認めていただきましたので、県単事業で進める予定であります。


〇山本委員 ありがとうございます。
 三重県が本腰入れて頑張るということの認識ですね。モデルは国だったんだけれどもということで、三重県、頑張ってください。


〇濱井委員長 ほかに御質疑はありませんか。


〇稲垣委員 科学捜査研究所の独立庁舎整備に向けた調査ということで、356万円余りというのが計上されています。
 前のこの委員会で申し上げたと思うんですけれども、場所は今の県警本部の隣ぐらいを想定しているという話ではありましたが、もう少し広い視点で、場所も含めて検討したらどうかという話をして、それも含めて検討するという話はしていただいたと思うんですが、この具体的な調査の予算がついた中で、そのとおりもうちょっと広げて検討していただくのか、あるいはもう場所は限定でやられるのか、もし限定される場合にはなぜかということを、ちょっとお伺いしたいと思います。


〇河石部長 場所の選定については、まだ正直申し上げられません、最終決定までには至っておりません。ただ、捜査活動の中での利便性であるとか、あるいは敷地の面積的なもの、そういったところも含めまして、今後総合的に検討をしながら確定をさせてまいりたいと思っている次第でございます。


〇稲垣委員 今の捜査活動の利便性と面積っていうことでいうと、まずその2つの条件で行くと、私も前も申し上げたんですけれども、恐らくこの科学捜査研究所の案件というのか、使うのはやっぱり犯罪の多いところということで考えると、三重県でいうと北勢地域のほうで当然犯罪が多いと思います。当然、四日市市が一番多いと思うんですけれども、3つ警察署もありますし、そういうところに置いたほうが効率的なのではないか。
 それとともに、広域的なつながりも大事だというふうに聞いておりますので、例えば愛知県との連携が取りやすいということで考えると、北勢地域に置くべきではないかというふうに思っているんですね。
 加えて、その面積要件でいくと、私は、これは1つ提案なんですけれども、四日市市の北署が新しく移転をして整備をされました。あの周りがちょうど皆空いているんですよ。すごくいい場所なんです。四日市東インターもすぐのアクセスのところで、非常にいい場所に今設置をされて新しい北署があります。あの周りに土地もあるので、面積要件という意味でいえば、例えば設置をするとかですね。
 そうすると、犯罪の多い四日市市、南署あるいは西署からも近い、桑名市も近いですね、富田ですので、という条件も満たし、愛知県との連携も取れるということで、ぜひこの場所も含めてこれから検討なのであれば、私は北署の周りは非常に有効なのではないかと思っていますが、それについての見解と、そのことも含めてこれからぜひ検討していただきたいと思いますが、考え方を教えてください。


〇岡本部長 まず、本部に近くないといけないかというと、必ずしもそうではありません。現に本部から離れた場所にこのような施設を設置している県警もございます。
 恐らくこれから知事部局、財政当局と相談するに当たっては、その価格であるとか、早期の入手の確保のしやすさとか、そういったことも含めていろんな候補地を探りながら決めていくことになると思っていますので、あらゆる可能性を排除するものではないというふうに考えています。


〇稲垣委員 次に、これが調査ですので、場所の調査でどうしてもやっぱり今あるところでやりたいという思いは多分あるんだろうと思うんですけれども、ちょっと視点を広げて考えてほしいと思いますし、恐らく、まあ私が北署の周りって提案させていただいたのは、あそこは移転するときに、あの場所を多分買っていただいたと思うんですけれども、資料もあると思うんですね、詳しいことは分かりませんけれども、あの地域の事情もよく分かってみえると思いますので、それも含めてぜひ検討材料にして、効果的な場所でやっていただきたいなと思いますので、ぜひお願いしたいなと思います。
 それと、もう1点が、この最近の交通流量の変化に応じて既存の交通規制を見直しますということで、1億5000万円なんですけれども、ちょっとこれもう少し具体的に教えてもらえますかね、どういうことをやるのかっていうのを。


〇髙橋課長 まず、交通規制の見直しですけれども、これは毎年行っております。この中で代表的なものとしては、交通信号機の配置の見直しとかを行う予定であります。令和2年度、この本年度においても実施しておりまして、10か所の信号撤去に予算を頂いて、今年も工事完了、間もなくします。
 どういった見直しなのかということなんですけれども、やはり交通流、一番分かりやすいのが、例えば住んでいる人が減りました、例えば学校が統合になりました、新しいバイパスができましたということで、既存の国道もしくは道路が非常に交通流が減ってしまったというところがございます。やっぱりそういうところで、イコールそこへ交通信号機を設置しているのが適当かということではなくて、やはり交通が増えたところもやっぱりできてきますので、そういった配置の見直しですとか、そういったことを順次進めていくものであります。
 当然それに含めまして、道路標示でありますとか、速度規制の見直しもしておりますので、道路標識でありますとかそういったものの撤去でありますとか、そういった費用が盛り込んでございます。
 以上です。


〇稲垣委員 そうするとこれ、1億5000万円というのは、基本的に、その道路標識とかもあるとはいうものの、信号機の位置を変えたりとかそういうお金がほとんどだという理解でいいですか。


〇伊藤部長 この1億5000万円の中の1億円余りが、いわゆる適切な交通規制を管理するという意味で、管制センターの交信の経費も入っておりますので、先ほど規制課長がお話ししたもの以外が大きな部分は占めているという予算になっております。


〇稲垣委員 その信号機って、撤去したやつをまたどこか、今信号の要望があるところ結構あると思うんですけれども、それって、例えば令和2年度だとその10個撤去して、その10個はどこかへつけているんですか、それかもう処分ですか。


〇髙橋課長 全部つけているわけではございません。当然、信号機の、例えば灯器でありますとか、制御器でありますとか、運用するあたりにあっては更新もしておりますので、比較的新しいもの、再利用可能なもの、これについては移設をしたりしております。


〇稲垣委員 できるだけ効果的に撤去して、信号の要望もあるところも結構あると思いますので、つけていただけたらなと思います。
 以上です。


〇濱井委員長 いいですか。


〇小島委員 来年度予算だけに関わってということではないんですが、少し関係があるかなというのでここでお伺いしたいと思います。
 駐在所、交番の建て替えのところで、実は所管のところに経年変化が書いていただいてあるんです。来年度は7か所建て替えをするために約2億500万円、これは交番も混ぜてですけれども、計上していただいてあるんですが、経年を見ると、今年度と来年度でかなり箇所数が増えていまして、今までずっとゼロ、1か所等できていたのが、今年度9か所で、来年度7か所というふうにしていただいてあります。
 この考え方っていうのを、ちょっと昨年度気が付かなかったというか、ここにはいなかったのであれなんですが、お聞かせいただきたいのと、9か所、7か所ときて、県下全域でどういう方向性かということを確認させてください。お願いいたします。


〇稲葉部長 本年度9か所を建て替え中でございます。来年度は7か所ということで、それまでは令和元年は和具駐在所1か所だけでした。
 これにつきましては、本来であれば計画的にしていきたいんです。県のほうの令和2年度の当初予算調整方針の中で、箱物の抑制がありますけれども、県民の命に関係する安全にするものについては除外ということを示していただきましたので、その関係で、今年度は9か所と増えております。
 それから、来年度の7か所ですけれども、現在、老朽化しておる耐用年数を超えているのが昨年の4月1日現在で82か所ございまして、それが3月31日に73か所になる予定でございます。
 本来であれば、毎年8、9か所ずつ変えていくと、20年ぐらいでゼロになるんですけれども、その辺は統廃合を含めまして計画的に進めていく予定でございます。基本的には、地域の方の利便性であるとか、安全安心を踏まえながら、地域住民、県民の方の理解を得ながら進めていくことと考えております。


〇小島委員 箱物抑制の考え方からの脱却とまでは言いませんけれども、何といっても県民の命と暮らしを守るということで、駐在所の必要性が理解されてこういうふうに進んでいるんだろうなと思ってお伺いしたんですけれども。
 分かりました。71か所になって、来年度7か所ですから、さらに減っていくということですか。


〇稲葉部長 今年の3月31日の時点で、耐用年数を超えるのが73か所になる予定です。73か所です。
 また、毎年耐用年数を超える施設も増えますので、それは単純に減っていくわけではないんですけれども、それを加味しての考えでということです。


〇小島委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。


〇濱井委員長 ほかに御質疑ありませんか。よろしいですか。いいですか。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 なければ、これで議案に対する質疑を終了いたします。


    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論        なし
    オ 採決        議案第5号関係分     挙手(全員)     可決
                 議案第57号関係分     挙手(全員)     可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
          〔環境生活部 入室〕
 
第2 常任委員会(警察本部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第80号「盗難自動車の解体及び輸出の防止等に関する条例案」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(岡本部長)
    イ 質疑
〇濱井委員長 御質疑あればお願いします。


〇小島委員 御説明ありがとうございました。
 前回からの変更点も説明をいただきまして、当該その地域の皆さんからのいろんなお声を受けて変更いただいたものと思って、感謝を申し上げます。
 この条例そのものなんですけれども、先ほどの御説明の中で、例えばいわゆる環境生活部が関わる部分、そこのところは条例でいうと具体にどこになりますか。まず確認をさせていただきたいと思います。


〇岡本部長 ページ数でいうと3ページでございまして、3ページに第7条というのがございます。ここで事業者に対する生活環境確保に関する規定がございます。ここについての監督は、知事と公安委員会が共同で行うこととなっておりまして、また7条の第2項におきまして、それぞれの権限に属する事務に関して、その事業者が自主的に行う対策を支援するための助言や指導などを行うという具合になっております。
 さらに、ちょっと戻っていただきまして、今の規定があるがゆえにということなんですけれども、資料の2ページでございますが、第3条に届出の規定がございますが、その届け出られたら、第2項に基づいて公安委員会が知事に対してお知らせをすると。知らせないと分かりませんから、こういった関連規定が、その他もろもろ規定されてございます。


〇小島委員 ありがとうございました。
 警察それから環境生活部が所管する部分をともにこの条例でカバーしていただくということなんだろうというふうに思いますので、地域でお暮らしの皆さんのその懸念というのは、この条例によってかなりカバーされるものというふうに思います。
 立法事実についてお伺いしたいと思うんですけれども、懸念は出されましたが、例えばこの盗難に関わって、それから今日、環境生活部の担当者の方もおみえになっていますから、自動車リサイクル法にのっとるその立法事実ですとか、あるいは先ほどおっしゃいました、油の流出等々の実態というのは現在のところ確認されているのでしょうか。


〇宮川室長 盗難のいわゆる立法事実、実態に関してでございます。
 過去にいわゆる県内のヤードにおきまして、例えば盗難されたトラクターがいわゆるヤードに持ち込まれて解体されていたという事案がありますとか、他県で盗難された自動車が県内に持ち込まれて解体されていたという事例がありまして、いずれも検挙には至っているんですけれども、把握をしております。
 現在におきましては、今明らかに盗難車両を扱っているといういわゆるヤードにつきましては、実態は把握はしておりません。


〇尾邊課長 自動車リサイクル法に基づく状況について御説明を申し上げます。
 環境生活部においては、自動車リサイクル法に基づきまして、解体事業者等の立入りをしています。それから、その他ヤードについても立入調査をしております。いずれにおきましても、不適正な処理や違法行為が確認された場合は、是正をしております。
 過去、油水分離槽等の清掃等の指導はありますが、現在、自動車リサイクル法の解体自動車ヤードの基準違反、またはその他のヤードにおいて油の流出や地下浸透は確認をされておりません。
 以上でございます。


〇小島委員 丁寧にやっぱりやっていただいているからこそ、こういう状況で止められているのかなというふうに思いますが、今後何が起こってくるか分からないということを見たときに、この条例をつくっていただいたという意義は、私自身は大変あるというふうに思っております。
 ですので、盗難された自動車が町の中に、特に木曽岬町の場合、置かれているとか、それとか住民の方が心配していることが起こってこないとも限らないわけですので、その意味では大変意味があるというふうに思っておりますので。
 所管は、2部局ですかね。警察と、それから、知事部局の特に環境生活部廃棄物対策課になるのかもしれませんけれども、しっかり連携を取っていただいて、ぜひお進めいただきたいということを、最後に申し上げておきたいと思います。ありがとうございました。


〇濱井委員長 よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。よろしいですか。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議    なし
    エ 討論        なし
    オ 採決        議案第80号     挙手(全員)     可決
 
          〔環境生活部 退室〕
 
 2 所管事項の調査
 (1)令和2年中の犯罪情勢
 (2)令和2年中の交通事故情勢
    ア 当局から資料に基づき説明(西本部長、伊藤部長)
    イ 質問
〇濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。
 ありませんか。よろしいですか。いいですか。


〇小林副委員長 内容ですがお伺いします。そうですね、4つありますので、まとめてお伺いしますので、それぞれ御返答いただければと思うんですけれども。
 前回も似たようなことをまず聞きました。去年も聞いたので、改めて説明いただければと思うんですけれども、特に来日外国人の内訳ですね、不法滞在がどうであったりだとか、在留資格がどうであるかということを、また聞きたいと思うんです。
 これは今回お答えいただければでいいと思うんですけれども、今後やはり詳細を紙面で報告いただけないかなと思うんです。と言いますのも、国籍はまあそれで気にならないことはないんですが、それより重要なことが、どういう形で入国をして、どういう制度の下に滞在をしているのかということだと思うんです。
 前回、昨年度には、外国人労働者の調査に関する、我々は、特別委員会も持って、入管法が改正された中で、それまでの中で、現場から逃げて不法滞在している者がいたりだとか、新しく改正されたものが機能しているのかどうかというところも気になるところですし、あと、その犯罪の種類によっては、例えば、もうはなから薬物であったりだとか、あるいは詐欺であったりだとか、金銭のですね、あるいは違法の入国の幇助というような形で偽装結婚であったりだとか、何らかのことを行う目的で入ってきている人たちもいるはずで、そういう人たちがどういう、言ったら在留資格を使いながら入国しているのか、犯罪を犯すためにですよね、そんなことも社会制度の問題だと思いますし、一方で、例えば何かしらのトラブルに巻き込まれて犯罪を犯してしまったケースであったりだとか、あるいは労働環境の変化であったりだとか、貧困というようなことから、窃盗などのことで手を染めなければいけない状況ということが仮にあったとすれば、これは社会制度上、我々県で対応しなければいけないものだと思いますので。
 いずれにしろ、単にどんな人がどんな犯罪を犯したかということではなくて、我々が県として対応できるものがやはり読み取れなければ、報告としてはちょっとまだ不足があるのかなと思うので、今後ここのところをもう少し詳細に報告をいただけないかという提案が1つ。
 あと、ウェブで見せていただいたんですけれども、交通状況ですか、三重の交通事故統計というような形で、非常に詳細なデータがウェブに上がっていますよね。警察署別であったりだとか、人身、加害部位別、こういったものがあるんだけれども、対して、犯罪状況に関しては10ページぐらいの、経年、10年ぐらいのグラフが描かれている程度で、実際図書館に行くと200ページぐらいのしっかりした統計が公開されているというふうには伺っているんですが、残念ながらウェブに上がっていないというのは、情報公開の中で少し不足があるのではないかなと思いますので、交通状況と同様に、犯罪状況もウェブに上げてもらえないのかというのが3つ目。
 最後、いずれの統計を見ても、基本的にPDFなんですよね。今、県が進めているデジタルトランスフォーメーションというのか、オープンデータ化という中ではちょっと使い勝手が悪いのではないのかなと思います。なので、もう一歩進んで、単なるPDFの焼き直しのものをアップするだけではなくて、後、二次利用ができるようなデータとして公開をいただけないのかということで、併せて4つお伺いしましたので、それぞれよろしくお願いします。


〇岡本部長 まず、その総論的なことを私から申し上げますと、交通のデータは詳しいけれども、刑事はいまいちだという御指摘と、それからスプレッドシートか何か活用できる形式でということについては、よく検討して対応したいと思います。
 あと、資料のボリュームについても、ちょっとまた今後御相談しながら、よく考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


〇西本部長 お尋ねの外国人犯罪でございますけれども、中身としては、先ほど御説明いたしましたように、刑法犯は昨年、来日外国人に関しては92人で、これもプラス24人ということでございます。増えております。特別法犯のほうにつきましては68人で、これもプラス16人、入管法違反が46人、これもプラス10人、薬物事犯が14人、プラス5人ということで、いずれも増えていると。刑法犯の中では、窃盗が最も多いと。43人、47%ぐらいを占めております。
 この来日外国人のどういった方法で入国してきたのかというお尋ねですけれども、最近多いのは、入国は正規がほとんどです。普通に技能実習であるとかそういう資格で入国をしてきて、これは昨年ではなくて、今年もあったんですけれども、ベトナム人のグループによる犯罪というのがあって、これはどういうものかというと、技能実習生が違法賭博をやって、借金をつくって、その借金が返せないからといってさらっていって、身代金を要求するという事案がございました。これは、検挙いたしておりますけれども。
 こういったことで、これはベトナムなんですけれども、ベトナムではそういう違法賭博が今はやっておるようです。違法賭博と、日本でいうtotoとかロトとかああいう正規のものと違法なもの、両方がはやっておりまして、違法なものだからなかなか相談もできない、いつの間にか借金がたまってしまった、返せない、じゃ、お前来いと。本国のほうに電話をかけて、脅迫して、お金を取るというような手口でございます。
 ですので、ちょっと古いんですけれども、在留資格で見ますと、一昨年、令和元年で見ますと、検挙した120人のうち正規は78人、不法は42人という割合でございますけれども、この今言いました外国人の不良グループによる犯行も、正規と不法滞在と混在しております。正規の者のところに不法滞在の者が転がり込んで、一緒にやって悪いことをすると。
 そのグループの中には、初めから悪いことをしようとして日本に来たわけではなくて、1つはお金がなくて返せないから働いて返すと。働いてというのは、違法な行為をしてという者もおりますし、中にはもう多くの借金をして日本に来たけれども、会社を首になったと、働くところがない、でも帰れない、だからそういうところを頼ってというようなことも、調書なんかを見ますと書いてありますので、委員が御指摘のように、制度上何か問題がないのかとおっしゃられますと、それはやっぱりお考えいただくところはあるのかなというような感想として持っています。
 我々としては、やはり法を順守させるという立場でございますので、不法滞在は許さない。関係機関との連携もありますけれども、違法行為については看過しないという姿勢でこれからも臨んでいきますし、そういったことが、先ほどの御指摘もありましたが、資料で分かるようなものについても、今後は工夫してまいりたいと思っております。


〇小林副委員長 ありがとうございます。


〇濱井委員長 よろしいですか。それでは、これで終わります。
 なければ、(1)令和2年中の犯罪情勢について及び(2)令和2年中の交通事故情勢の調査を終わります。
 時間が今ちょっと11時になってまいりましたので、ちょうど1時間程度経過いたしましたので、換気のため一旦休憩とさせていただきます。再開は、11時10分からとしたいと存じます。暫時休憩いたします。


          (休  憩)
 
 (3)「令和2年度『第三次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における県有施設の見直し(関係分)
 (4)交番・駐在所の建替整備
    ア 当局から資料に基づき説明(河石部長、稲葉部長)
    イ 質問
〇濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。


〇石田委員 警察職員向けの公舎の用途廃止をしたところに関連して、ちょっとお尋ねしたいと思います。
 かなりの廃止をしたものが残っておるわけですが、これだけ職員用公舎があって、もう既にそこには住んでいないわけです。そこにもともと住んでいた方であったり、住む必要のある方の分は、新しく別に建っておるという理解をしてよろしいんですか。

〇河石部長 これは委員が御指摘のとおりでございまして、基本的には建て替えであるとか、あるいは場合によっては統合というケースもあろうかと思いますけれども、そういった結果として廃止されていっているというものと御理解いただければと思います。


〇石田委員 分かりました。建物そのものではないですけれども、ちょっと関連してお尋ねさせてください。委員長、すみませんが。
 ご自身の家ではなくて、赴任先がちょっと御自宅から遠かったりした場合に入っていただく、これは、独身であったり、御家族であったりでしょうが、単身の赴任もあると思うんですけれども、ちょっと関連してお尋ねしたいんですが、単身赴任について、結婚したばかり、それからお子さんが生まれたばかり、新築の家を建てたばかりという方は、あまり単身をさせないというような配慮というのはありますか。


〇岡本部長 ワークライフバランス重視の時代ですので、異動に伴いまして家庭事情については最大限の配慮をいたします。
 ただ、御結婚なさったばっかりですとむしろ好んで御一緒に行かれたり、あるいは小さなお子さんですと単身赴任せずに、何て言いましょうか、その当該署の宿舎に入るということが比較的多いのではないかと思っています。
 やはり、単身赴任というのは、多くは学齢期にお子様の具合でありますとか、それから高齢の御両親のお世話でありますとか、そういった事情に伴って発生しているものが多くて、あと、さらに申しますと、最近であれば、男性職員であれば妻の、女性職員であれば夫の仕事の見合いで考えるというものであります。


〇石田委員 ありがとうございました。


〇濱井委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。副委員長よろしいですか。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 それでは、なければ、(3)「令和2年度『第三次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における県有施設の見直しについての関係分及び(4)交番・駐在所の建替整備についての調査を終わります。


(5)その他
〇濱井委員長 最後に、これまで議論されました調査項目以外で、特にございましたら御発言をお願いいたします。


〇稲垣委員 1点、その他ということですので。
 今日の新聞に、ちょうど75歳以上の運転技能検査のことが少し載っていまして、75歳以上でちょうど11項目に、何て言うんですかね、違反していた場合にはこの検査を受けるように、そういうことが2022年から改正されますよというようなことがちょっと記事に載っていたんですが。
 これ、流れとしてはこういう流れなんだと思うんですけれども、例えばこの検査を受けて、受ける基準というのは、基準というかその検査の内容というかそういうのは、本来やっぱり全国一律になるんですかね。ここで聞いて分かるんかどうか分からないですけれども、三重県警は三重県警の基準の検査ができるのか。
 というのは、交通事情って、東京とかと三重県って全然違うと思うんですけれども、特に75歳ぐらいになると、私が結構言われるのは、うちの地元なんかやっぱり軽トラ運転しているんですよね。田んぼ、畑をするために、軽トラに乗れなくなると困る。ただ、75歳になって、例えば試験がこうあるとかいうのはまあまあハードル高いというか、そういうことを思われている方がみえて。
 だからその地域事情によって検査の項目が違うとか、東京とやっぱり三重は違うよなってできるものなのか、それもどうしても無理なのか。ちょっとその辺がもし考えがあればお聞かせいただきたいんですが。


〇伊藤部長 制度の概要については、委員の御質問のとおり、届いてはおるわけですけれども、個々具体的な内容については、じゃあ、どの基準でするんだというのは、まだ今後の話という認識であります。
 ただ、免許制度は一律なものでありますことを考えると、三重県だけ特別の基準だ、他県はこうだというのは、なかなか難しいのではないかというふうに現状では考えております。
 ただ、これも意見等は照会があれば、我々としてもその考えもあるよということをお話しはできるかと思うんですけれども。
 今の時点で、三重県だけ特別だというのはちょっと難しいというふうに考えております。


〇稲垣委員 多分そうなんだろうなと思うんです、三重県だけってなかなかできないんでしょうけれども。もし、まあこれなかなか難しいかも分からないんですけれども、可能ならというか、例えば提案として、これ高齢者の軽トラ限定の免許をつくってもらうとか、その地域のこのエリアだけ乗ってもいいよみたいな。そうすると、例えばうちの地元なんかも、それ以外のところへは出て行かないんですよ。田んぼするときに乗りたいんです。それが例えば75歳以上になって乗れなくなると、正直農業は今75歳とか85ぐらいまで、90歳ぐらいまでかなり戦力なんですね。その人たちが実際担っていただいていて、その人たちが軽トラに乗れないというのは結構痛いなという話があるんです。
 ですので、ちょっと本部長に、ぜひそれを国のほうへ、そういう地域がそんなことを言っていたということをぜひちょっとお伝えいただきたいと思うんです。
 その検討って多分されていないですよね。


〇岡本部長 ちょっと、さすがに軽トラ限定というのがあるかどうかというのは承知していませんが、基本的に高齢者のモビリティーの確保と交通安全を両立するための免許証制度上の対策としては、更新時の能力の確認と、それから今おっしゃったような、限定することによって使っていただくサポカー限定とかですね、ですからその方向性としては十分あり得ると思っています。
 ただ、先ほどちょっと答弁ございましたけれども、建前としては、仮に離島で免許を取っても、その免許は東京に行ったときに乗れるんですね。そういう制度設計の限界から、国際免許でもそうなんですけれども、ちょっとおのずと限界があることは間違いありませんが、いずれにしましても、機会を見つけて警察庁のほうにちょっと話をしてみたいと思っています。


〇稲垣委員 なかなか笑われる話かも分からないんですけれども、結構地域は意外と深刻で、軽トラを運転できるかできないかって結構重要なんですね。なので、それをぜひ三重県から警察庁へ言っていただいて。
 今後改正していく中で、恐らくこれは、対象者が増えてくると思うんですよ、どんどん75歳以上の方が増えてきて。その方たちが、交通移動手段として乗れないのは困るというのも、これもあるかも分からないですけれども、それより、この農業というかその地域で乗れないのがやっぱり私は困るのではないかなと思っていまして、ぜひちょっとそんな課題があるんだというのをお伝えいただきたいと思います。よろしくお願いします。


〇石田委員 関連で。
 免許証のお話ですが、その地域限定となると、免許証の地域限定の免許を持っていても外からは見えないので、地域限定のナンバープレートにしないといかんのかなと。このナンバープレートはこの地域で乗ってもええみたいな。外から見えないとあかんので、それも同時にせんといかんのかなと。三重県地区しか走れませんナンバーとか。
 だからちょっと管轄がそこと違って、あれは国土交通省になるのかな、それも並行していくと。どっちかというと、ナンバープレートのほうが、外から見て、これはよそへ行ったらあかん車やのほうがええんかなと思って。それも併せてお願いしたいと思います。


〇濱井委員長 何か御意見というか。


〇岡本部長 これも制度上は、その軽トラに息子さんやあるいはお孫さんが乗っても構わないという限界があります。
 ただ、そこはちょっとどういう調和の仕方があるかよく整理して、ちょっと相談してみたいと思います。すみません。


〇濱井委員長 いいですね。ありがとうございました。ほかになければ。よろしいですかね。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
 
3 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項           なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
          〔執行部 退室、企画広聴班 入室〕
 
 4 委員会活動の評価
   ア 委員会活動の評価の手順についての説明(濱井委員長)
   イ 各項目等についての説明(企画広聴班)
   ウ 委員間討議
〇濱井委員長 それでは、御意見をお願いいたします。


〇小島委員 この資料2-2の項目ごとにということでなくても構いませんか。両方に係っているとかそういうことでも構いませんか。


〇濱井委員長 はい、それも構いません。


〇小島委員 コロナ禍でなかなか難しかったんですけれども、重点調査項目にもその新型コロナウイルス感染症に係る対応についてというのを入れてありましたので、いろんな所管事項調査とかで、そのことについてはできたかなと思いますし、夜間中学については、県外調査に行くことができたので、しっかりと調査ができたのではないかなというふうに思います。


〇濱井委員長 いいですから、続けてください。


〇小島委員 この請願への対応6本ということですけれども、それぞれ結果はいろいろですが、委員の中でしっかりと討議ができたのではないかなというふうに思います。


〇濱井委員長 ありがとうございます。よろしいですか。
 ほかに。よかった点とか改善すべき点などお伺いしたいと思います。


〇谷川委員 これは、警察のことに限ってではなくてもいいんですよね、全体でね。


〇濱井委員長 はい、いいです。


〇谷川委員 新型コロナウイルスの感染症に係る対応についての重点項目のところ、調査項目のところで、やはり皆さん初めてのことで、教育委員会に対してやはりその学校の先生方は大変だったと思うんですけれども、教育現場は皆さん大変だったと思うんですが、この委員会で提案していただいたことをかなり速いスピードで学校に御対応いただいたと思うんですね。だから、新型コロナウイルス感染症に関わる対応がすごくタイムリーにしていただいたことは、この委員会としてすごくよかったのではないかなと感じています。
 そうですね、安全で安心な教育環境づくり、これもコロナ対策と関係してくるんですけれども、御対応いただいたので、ありがたかったなと思うところです。
あと、その警察のほうでも、運転免許証センターなんかもすごく早く対応していただきましたので、特別な1年だったかなと思っています。
 警察に関して言えば、今回出てくる資料がとっても分かりやすくて、どこに何が必要だっていうことをすごく詳細に伝えていただいたなと思って、見せていただきました。
 以上です。


〇濱井委員長 なるほど。ありがとうございます。ほかに。


〇稲垣委員 今日、ヤード条例もありましたけれども、参考人制度は活用しなかったものの、パブリックコメントで出た意見とか地元から出た意見を、そこは議会の意見をしっかり反映というか乗せて、今日本部長も言っていただきましたけれども、議会それからパブコメとかそういうものから出た意見を基に条例も修正をして、修正というか提案するときにそれを参考にして、加えて提案したということも言っていただきましたが、そういった機能を十分、条例制定に当たっても発揮できたのではないかなというふうに思います。
 それから、さっき小島委員も言ってもらったように、夜間中学も下期というので、上期のところに調査に行くって書いてありまして、しっかり調査ができたのかなと思っています。
 あと、教育委員会の動きがちょっと遅いのは納得はしていないですけれども、調査したことについては、新型コロナウイルス感染症の対応は、今、谷川委員に言ってもらったみたいに適切に対応いただいたけれども、夜間中学についてはちょっと対応が遅いかなとは思っていますが、まあ調査したことによって動き出していることは事実ですので、教育委員会として。その辺りは評価できるのかなというふうに思います。


〇濱井委員長 なるほど。ほかにございませんか。


〇石田委員 警察の横断歩道の塗り直しのスピードが最近良いなと感じていまして、これは県民からの声もあり、またここ以外の議員からの声も多分ややあったからなのかも分かりませんが、委員会としての成果として捉えていいのではないかなと思っています。


〇濱井委員長 なるほど、なるほどね。そうですね。分かりました。ありがとうございます。
 大体こういうものですかね、ほかにございませんかね。


〇小島委員 科捜研に行かせていただいて、今建て替えの議論がどうするかっていうので、本当にやっぱり実態が分かって、その必要性というのを感じることができたのはよかったなというふうに思っています。


〇濱井委員長 なるほど、なるほど。ありがとうございます。
ほかによろしいですかね。大分たくさんあるようですけれども、いっぱい出していただきましたけれども、ほかに。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 ありがとうございました。
 それでは、ただいまいただいた御意見を正副委員長において取りまとめさせていただきまして、次回の委員会でお示しさせていただきます。
なお、チェックシートの評点等の記入は、委員協議の中でお願いします。
 これで、委員会活動の評価についてを終わります。
 ほかに何か御意見はございませんか。


          〔「なし」の声あり〕


〇濱井委員長 なければ、委員間討議を終了いたします。
 
〔閉会の宣言〕
                 三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                        教育警察常任委員長
                        予算決算常任委員会教育警察分科会委員長
                                                濱井 初男
 
 

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