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令和4年10月17日 議会運営委員会 会議録

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議会運営委員会会議録
(開会中)

開催年月日  令和4年10月17日(月曜日) 午前10時12分~午前10時52分
会議室    504議会運営委員会室
出席委員   9名
       委 員 長  村林  聡
       副委員長  藤根 正典
       委   員  津村  衛
       委   員  石田 成生
       委   員  小林 正人
       委   員  長田 隆尚
       委   員  舟橋 裕幸
       委   員  三谷 哲央
       委   員  中森 博文
欠席委員   なし
委員外議員  議   長  前野 和美
          副 議 長  藤田 宜三
出席説明員  副知事      服部  浩
          総務部長     高間 伸夫
          総務部副部長   松浦 元哉
          総務部財政課長    石黒 将之
事務局職員  事務局長     坂三 雅人
          事務局次長    畑中 一宝
          総務課長     西塔 裕行
          議事課長     前川 幸則
          企画法務課長   小野 明子
          政策法務監    笹之内 浩一
委員会書記  議事課課長補佐兼班長  佐竹  宴
          議事課主幹兼係長  林  良充
傍聴議員   3名
                  今井 智広        
                  山本 里香
                  稲森 稔尚
県政記者   10名
傍聴者    3名
議題及び協議事項
1 付託議案の審査結果と審議について
(1)条例案等の議案の審議について
(2)企業会計決算の認定議案の審議について
2 請願の審査結果と審議について
3 意見書案の審議について
4 決議案の審議について
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
6 提出予定議案について
7 議員派遣について
8 出席説明員について
9 全員協議会について
10 10月19日の議事予定について
11 次回の議会運営委員会について
12 その他 

〔開会の宣告〕

1 付託議案の審査結果と審議について
 (1)条例案等の議案の審議について
  所管の常任委員会に付託された議案8件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、議案第110号に対する日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分程度で認めることとされました。
    次に、付託議案の審議については、議案第105号及び議案第107号から議案第113号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、日本共産党の山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決することとされました。
  なお、採決は2回に分け、初めに、反対のない議案第105号、議案第107号から議案第109号まで及び議案第111号から議案第113号までの7件を一括して採決し、次に、反対のある議案第110号を採決することとされました。
 
(2)企業会計決算の認定議案の審議について
  予算決算常任委員会に付託された認定議案5件の審査結果は、いずれも認定である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、認定第1号から認定第3号まで及び認定第5号に対する日本共産党の山本里香議員の反対討論を5分程度で認めることとされました。
  次に、認定議案の審議については、認定第1号から認定第5号までを一括して議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
  なお、採決は3回に分け、認定第4号を採決し、次に、反対のある認定第1号、認定第2号及び認定第5号の3件を一括して採決し、最後に、反対のある認定第3号を採決することとされました。
 
2 請願の審査結果と審議について
   所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択6件、不採択1件である旨報告があり、日本共産党の山本里香議員の請願第44号に関する委員会の採択という決定に対する賛成討論及び請願第45号に関する委員会の審査結果である不採択という決定に対する反対討論を10分程度で認めることとされました。
   次に、請願7件の審議については、請願第44号から請願第50号までを一括して議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、日本共産党の山本里香議員の賛成及び反対討論を行った後、起立により採決することとされました。
   なお、採決は4回に分け、初めに、採択することに反対のない請願第44号、請願第46号及び請願第48号の3件を一括して採決し、次に、自主表決の意向がある請願第47号及び請願第49号を採決し、次に、自主表決の意向がある請願第50号を採決し、最後に、委員会の決定が不採択である請願第45号を「委員会の決定どおり不採択とすることに賛成であること」を採決することとされました。
    なお、これらの採決のうち、請願第45号については、委員会の決定どおり不採択とすることに賛成であることを諮り、採決の結果、不採択が否決された場合は、あらためて請願の採択に賛成であることを採決することとされました。
   また、請願第45号については、委員会の審査結果が不採択であったため、処理経過及び結果の報告が求められていないものの、本会議での採決の結果、この請願が採択された場合は、本会議で請願の処理経過及び結果の報告を求めることとされました。
 
3 意見書案の審議について
    委員会提出の意見書案5件、議員発議の意見書案1件が資料3のとおり提出され、意見書案第10号及び意見書案第11号に対する日本共産党の山本里香議員の賛成討論を5分程度で認めることとされました。
次に、意見書案の審議については、意見書案第6号から意見書案第11号までを一括して議題とし、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案第11号については、委員会付託を省略し、日本共産党の山本里香議員の賛成討論を行った後、起立により採決することとされました
    なお、採決は2回に分け、初めに、反対のない意見書案第6号、意見書案第8号、意見書案第10号及び意見書案第11号の4件を一括して採決し、次に、自主表決の意向がある意見書案第7号及び意見書案第9号の2件を一括して採決することとされました。
 
4 決議案の審議について
   議員発議の決議案2件が資料4及び当日配付資料のとおり提出されました。
まず、決議案第3号の審議については、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
  次に、決議案第4号の審議については、議員の身分に関するものであり、かつ、議会の構成に関するものであることから、日程第1として審議することとされ、本会議において、提出者を代表して津村衛議員の趣旨説明を認めることとされました。
 
    【協議】
〇稲森議員 委員長。

〇村林委員長 傍聴委員から発言を求められましたが、皆さんよろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

〇稲森議員 決議案第4号に関し、少し確認をしたいことがあります。
    まず、新政みえと私達ですけれども、ぜひ、自由民主党の皆さんにも、1人の政治家として議員として良識ある判断をお願いしたいと思います。
    議長にお伺いしたいんですけれども、私は10月7日に申入れを議長宛てにさせていただきました。その中の一つが、高市大臣の国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からという趣旨の発言があったのかなかったのかという真偽を、議長名で、議長に確認して欲しいという申入れをさせていただきました。
 決議案の文面の内容にも関わってくることですので、議長としてどのように対応されるのかということをお聞きしたいと思います。そこだけ確認をさせてください。どういう検討されたのか。

〇村林委員長 委員の皆さんにお諮りしたいんですけれども、今の傍聴からの稲森議員からの発言は、この議会運営委員会の審議に関わる内容ということでよろしいでしょうか。
  ちょっと分かりにくかったんですけれども、皆さん御判断如何ですか。

〇中森委員 すでに提案されているので、この内容については、提案者がこれまでに整理をしていただかなくてはいけないのかなと思います。

〇村林委員長 今、中森委員から、傍聴の稲森議員からは、議案の提案内容に関わることであるのでというお話でしたが、中森委員からは、すでに議案として出てきておるので、今ここで話をするのは、ちょっと順番がおかしいのではないかというような趣旨だったと思うんですが、他に御意見はいかがですか。

〇三谷委員 稲森議員の方からこの決議案の提案に関わる内容にもリンクしてくるのでというお話だったんで、議長の方から今日お答えができる範囲であれば、お答えいただければいいのではないかと思います。

〇村林委員長 この場で議長に発言を求めるということで皆さんよろしいですか。

〇中森委員 こちらは反対するものではないです。

〇前野議長 稲森議員の方から、稲森議員ではなしに民間の方々から……。

           (「違う、違う、僕から」の声あり)

〇前野議長 稲森議員の名前だったっけ。

           (「読んでいるんですか」の声あり)

〇村林委員長 答えられる範囲でということであります。前野議長、よろしければお願いします。

〇前野議長 稲森議員からいただいた、今おっしゃっていただいた内容については、私の知る範囲内で考えましても、その会議に私も出ておりませんし、当然、小林貴虎議員の発言等も踏まえても、秘密会……。

          (「秘密会じゃないよ」の声あり)

〇前野議長 外に情報を漏らすなという会議だったりということで、詳細は全く調査ができない状況でございました。
  以上です。

〇稲森議員 委員長。

〇村林委員長 さらに、傍聴の稲森議員から発言を求められておりますが、認めることでいかがですか。よろしいですか。

〇稲森議員 今、冒頭議長がおっしゃられたところで、違う申入れ書と勘違い、誤認をされていたように思うのですが、私が出した申入れ書を御覧いただきましたか、検討いただけましたか。

〇村林委員長 では、そのまま質疑を続けることでよろしいですか。

〇前野議長 議長として確かに受け取りました。

〇稲森議員 議長名で高市大臣に文書回答を求めて欲しいという趣旨です。多分御覧いただいてないかと思うんですけれども、そのことをお願いしたいと思うんですが、小林議員の説明で納得されたんですか。

〇村林委員長 ちょっとまた文書回答を求めるというような話で、この議案の審議に関わるということですと、その回答が例えば返ってくるまでこの議案はどうなるんでしょう。

〇稲森議員 そういうことじゃないです。要望の検討内容を聞いているんです。

〇村林委員長 その検討内容はこの決議案に関係するのですか。

〇稲森議員 関係します。

〇村林委員長 では、よろしければ前野議長お願いします。

〇前野議長 議長であっても、高市大臣が、講演で発言された内容を確認することは不可能であると思います。文書でおそらく出したとしても、それは、なかなか私の立場からでは難しいと思います。

〇稲森議員 これで最後にします。1回出してみたらいいじゃないですか。入口として明らかになっていないのだから、臭いものに蓋をしないでください。終わります。

〇村林委員長 ということで、答弁を求められたわけではないですね。

〇稲森議員 答弁は求めません。

〇三谷委員 決議案第4号に関して、賛否の意向、また討論の有無等を19日の朝の議会運営委員会で諮るというお話は、それはそれでいいと思います。
  ただし、今回の第4号に関しましては、先ほどもお話ありましたように、議員の身分及び議会の構成に関わる非常に大事な決議案でございまして、私どもは、先ほどお配りさせていただいたような趣旨で、この決議案を提出させていただくわけですが、もし反対だとおっしゃる方がおられれば、自主表決で個々の議員の判断に任せるとか、採決そのものに加わらずに退席される、こういう方は別として、会派としてもし反対というようなことであれば、きちっと反対討論をしていただいて、何ゆえに反対であるのかということを県民の皆さん方に対する説明責任をぜひ果たしていただきたいと思います。
    単に黙って座ってるだけということは、ぜひ避けていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇村林委員長 手続きの説明の中で討論はありましたけれども、質疑はないということですか。

〇前川議事課長 10月19日の議会運営委員会の中で、その審議の方法についてお諮りをさせていただき、決定をいただくということを予定しております。

〇村林委員長 確認ですけれども、当然その中で、その議案に対する質疑の申出があればあり得るということでいいのでしょうか。

〇前川議事課長 議会運営委員会で御協議いただきまして決定があれば、そのようにということになります。

〇村林委員長 傍聴議員から発言を求められておりますが、認めてよろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

〇今井議員 先ほど三谷委員が言われたのは、要望ということですか。これは、議会運営委員会でどう決定されるのですか。

〇村林委員長 今、別に特に決定したというようなことではなく、そういう意見があったということを各会派が認識して持ち帰っていただくということなのかなと私は理解しましたが、それでよろしかったでしょうか。

〇三谷委員 はい。

〇今井議員 それでは、三谷委員の方はそういった討論等がなければ、その会派なりは説明責任を果たしていないということを今言われたんですかね。

〇三谷委員 それは私の考え方で、やはりこういう大事な決議案に対しては、それぞれの会派として、賛否の内容について、考え方をきちっと述べていただくということが県民の皆さんに対する説明責任を果たすことになるだろうと思っています。
  先ほど申し上げましたように、採決そのものに加わらないとか、個々の議員の自主判断に任せるというようなことであれば、これはまた別の話だと思います。

〇村林委員長 というお話でしたけれども、各会派において、それぞれメンバーにお伝えいただくということでよろしいわけですね。
  
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
  防災県土整備企業常任委員会の委員長及び総務地域連携デジタル社会推進常任委員会の委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申出がありましたので、10月19日の本会議においてこれを認めることとされました。
 
6 提出予定議案について
   10月19日の本会議に知事から追加提出が予定されているその他議案1件、認定12件、報告3件、提出1件及び予算1件について、資料5により副知事及び総務部長から説明がありました。
    なお、提出予定議案については、10月19日の本会議に上程することとし、人事同意議案については、知事から説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
    次に、一般会計・特別会計決算認定議案の審議については、認定議案12件を一括して議題とし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑を省略し、予算決算常任委員会に付託することとされました。
なお、一般会計・特別会計決算認定議案については、議案聴取会に代え、予算決算常任委員会において補充説明を受けることとされました。
  次に、補正予算の審議については、その性格上、審議を急ぐ必要があることから、知事から提案説明を受けた後、本会議を休憩して資料6のとおり議案聴取会を開催し、その後、本会議を再開して議案に関する質疑を行った後、予算決算常任委員会に付託することとされました。
  なお、議案聴取会の聴き取り順序については、多少の変更が生じる場合があることが了承されました。
  次に、予算決算常任委員会における付託議案の審査については、委員会付託後4時間以内に審査を終了するよう期限を付けることとし、10月19日の議案質疑後の本会議において諮ることとされ、併せて議長において、午後7時までの会議時間の延長を諮ることとされました。
  次に、この提出予定議案の本会議での採決については、予算決算常任委員会終了後に議会運営委員会を開催して審議方法等について調整した後、本会議を再開して採決することとされました。
 
7 議員派遣について
 議員派遣2件が資料7のとおり提出され、10月19日の本会議で採決することとされました。
 
8 出席説明員について
 10月19日に追加上程の補正予算に係る審議においては、知事から提案説明を受けた後、議案に関する質疑及び再開後の採決の際は、知事、両副知事、危機管理統括監並びに総務部長、医療保健部長、子ども・福祉部長、環境生活部長、農林水産部長、雇用経済部長、教育長、公安委員会委員及び警察本部長の出席を求めることとされました。
 なお、議案に関する質疑の際は、上記に加え、発言通告で答弁要求のある部局長等に対しても出席を求めることとされました。
 また、議員辞職勧告決議案の審議においては、執行部の出席を求めないこととされました。
 
9 全員協議会について
 10月26日(水)午前10時から、「令和4年度定期監査結果について」及び「令和3年度三重県内部統制評価報告書について」を議題として開催されることが報告されました。
 
10 10月19日の議事予定について
 資料8の順序で取り進めることとされました。
 
11 次回の議会運営委員会について
 特に協議する事項が出てこない限り、決議案第4号の審議方法等について協議するため、10月19日(水)午前9時30分から開催することとされました。
 
12 その他
 特になし。
  
〔閉会の宣告〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。                           
議会運営委員長  村林  聡
 
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