令和2年12月18日 議会運営委員会 会議録
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議会運営委員会会議録
(開会中)
開催年月日 令和2年12月18日(金曜日) 午前11時45分~午後0時17分
会議室 504議会運営委員会室
出席委員 9名
委 員 長 森野 真治
副委員長 石田 成生
委 員 津村 衛
委 員 稲垣 昭義
委 員 小林 正人
委 員 長田 隆尚
委 員 村林 聡
委 員 津田 健児
委 員 三谷 哲央
欠席委員 なし
委員外議員 議 長 日沖 正信
副 議 長 服部 富男
出席説明員 副知事 稲垣 清文
総務部長 紀平 勉
総務部副部長 松浦 元哉
総務部課長 石黒 将之
事務局職員 事務局長 湯浅 真子
事務局次長 畑中 一宝
総務課長 中西 秀行
議事課長 西塔 裕行
委員会書記 議事課課長補佐兼班長 平井 利幸
議事課主査 岡野 俊之
傍聴議員 なし
県政記者 なし
傍聴者 2名
議題及び協議事項
1 付託議案の審査結果と審議について
2 請願の審査結果と審議について
3 意見書案の審議について
4 決議案の審議について
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
6 閉会中の継続審査・継続調査申出事件について
7 閉会日(12月21日)の議事予定について
8 令和3年 年間議事予定案について
9 令和3年定例会開会会議から3月会議までの日程について
10 新型コロナウイルス感染症への更なる対応について
11 令和3年1月15日の出席説明員について
12 次回の議会運営委員会について
13 その他
(1)常任委員会の開催について
(2)その他
〔開会の宣告〕
1 付託議案の審査結果と審議について
所管の常任委員会に付託された議案41件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑並びに討論はなしとされました。
次に、付託議案の審議については、議案第145号から議案第185号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、直ちに起立により採決を行うこととされました。
なお、議案第145号、議案第149号及び議案第156号から議案第160号までの補正予算については、去る11月30日に、議案第186号から議案第192号までの補正予算について先議を行った関係上、可決された場合には、計数を整理する必要が生じるため、会議規則第35条の規定により、同議案に係る計数の整理を議長に委任することを諮ることとされました。
2 請願の審査結果と審議について
所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択4件、不採択1件である旨報告があり、日本共産党の山本里香議員の請願第20号に関する委員会の不採択という決定に対する反対討論を5分程度で認めることとされました。
次に、請願の審議については、請願第20号から請願第24号までを一括して議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
なお、採決は2回に分け、初めに、採択することに反対のない、請願第21号から請願第24号までの4件を一括して採決し、次に、委員会の決定が不採択である請願第20号を「委員会の決定どおり不採択とすることに賛成であること」を採決することとされました。
3 意見書案の審議について
委員会提出の意見書案2件及び議員発議の意見書案2件が資料3のとおり提出され、討論はなしとされました。
次に、意見書案の審議については、意見書案第16号から意見書案第19号までを一括して議題とし、議事進行上、趣旨説明、質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案第17号及び意見書案第18号については、委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
なお、採決は2回に分け、まず初めに、反対のない意見書案第16号、意見書案第18号及び意見書案第19号の3件を一括して採決し、次に自主表決の意向がある意見書案第17号を採決することとされました。
4 決議案の審議について
委員会提出の決議案1件が資料4のとおり提出され、討論はなしとされました。
次に、決議案の審議については、決議案第2号を議題とし、環境生活農林水産常任委員長が趣旨説明を行った後、質疑及び討論はなしとし、起立により採決することとされました。
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
教育警察常任委員長及び予算決算常任委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があり、閉会日、21日の本会議でこれを認めることとされました。
6 閉会中の継続審査・継続調査申出事件について
資料5及び資料6のとおりとされ、閉会日、21日の本会議で諮ることとされました。
7 閉会日(12月21日)の議事予定について
資料7の順序で取り進めることとされました。
なお、当日発言が予定される委員長報告、趣旨説明、及び討論並びに議長も含めて発言はすべてマスク着用のまま行うことが了承されました。
8 令和3年 年間議事予定案について
資料8のとおりとされました。
9 令和3年定例会開会会議から3月会議までの日程について
資料9のとおりとされました。
なお、12月4日に、日程を後日に追い送ることとした、一般質問の日程について、2月25日の議案質疑の前に代表質問を行うこととし、延期された一般質問については、2月26日に行うこととされました。
また、2月26日に実施することとなる一般質問は、12月4日に予定されていた議員により行うこととされました。
日程が変更となったため、変更を反映した資料8及び資料9が改めて配付されました。
10 新型コロナウイルス感染症への更なる対応について
12月7日の災害対策会議で、今後の検討事項とされていた、出席説明員を減らし、席の間隔を空けることについて、執行部から資料10のとおり申し出がありました。
その申し出を受けて、採決日については、知事、両副知事 及び危機管理統括監、並びに総務部長を出席説明員とすることとされました。
その協議の際、稲垣委員から、上程日と、採決日の本会議の重みは異なり、採決日は委員会での議論を基に委員長が報告し、議題に対する討論もあることから、その内容は知事、両副知事、危機管理統括監、総務部長だけが聞けば良いというものではないことを認識していただいた上で、今回のコロナ禍に限っては仕方がない。委員長報告等の中身を担当部局長等は、熟読して、しっかり対応するということを確認していただきたいと発言があり、紀平総務部長から、議会の状況はテレビ等で確認するとともに、その趣旨は各部局に周知徹底を図るとの回答がありました。
また、質疑日及び質問日における出席説明員については、当面の間、議案質疑、代表質問、一般質問については、知事、両副知事、危機管理統括監、総務部長に加えて、通告のあった部局長のみの出席とし、関連質問の通告がある場合は、一般質問終了後に、休憩を挟み、通告のあった部局長が出席することとされました。
なお、三谷委員から、通告のない部局に対し、再質問が及んだ場合どうなるか質問があり、知事、副知事で答弁することが確認されました。
【発言】
〇稲垣副知事 私どもといたしましては、県庁におきまして12月にクラスターが発生いたしましたことを重く受けとめておりまして、現在様々な感染防止対策を行っております。
また12月7日の三重県議会三重県災害対策会議におきまして、本会議等開催時の対策といたしまして、執行部の参集人数を少なくし、席の間隔を空けることが今後の検討事項とされたところであります。
つきましては、執行部側の、本会議への出席者の見直しをご提案をさせていただきたいと思います。
詳細につきましては総務部長から説明させますのでよろしくお願いいたします。
〇紀平総務部長 それでは43ページの資料10をご覧いただきたいと思います。
先ほど副知事が申し上げましたように県庁でクラスターが発生いたしました。
これを重く受けとめまして、さらなる感染防止対策に努めているところでございます。
本会議場につきましては、3密回避を進める必要がある中、議事堂内のファシリティー関係におきましては、マスクの着用ですとか演壇等の消毒、或いはアクリル板の設置などが進められているところでございます。
このような中、執行部側のリスク管理といたしましては、出席者を最小限にとどめられないかということの検討を行いまして、今回執行部といたしまして、出席者の見直しのご提案をさせていただく次第でございます。
まず議事堂内の執行部席におけます、3密対策といたしましては、着席者と着席者の距離を2メートルほど離す必要があるということで、具体的に申し上げますと、少なくとも、着席者と着席者の間を2座席空けるということが望ましいということでございました。
これを踏まえまして、記以下のご提案をさせていただきたいと考えております。
まず(1)の採決日及び上程日でございます。
上程日につきましては、これまで執行部側の出席者を、知事、両副知事、危機管理統括監、総務部長としてきたところでございます。
このことも踏まえまして、採決日につきましても、上程日と同様の出席者に限っていただきたいと考えております。
(2)の本会議の質疑及び質問についてでございます。
議案質疑につきましてはすでに通告部局長に限って出席をさせていただいているところでございますが、新型コロナウイルス感染症が終息するまでを念頭に、当面の間、議案質疑、代表質問、一般質問及び関連質問につきましては、知事、両副知事、危機管理統括監、総務部長に加えまして、通告のあった部局長のみの出席としていただきたいと考えております。
またこれに伴いまして、一般質問で通告がなかった部局長に対しての関連質問の通告があった場合は、一般質問終了後に、休憩を挟むことで、関連質問にかかる通告部局長が出席をさせていただき、適切に答弁させていただきたいと考えております。
何とぞご配慮いただけますようよろしくお願い申し上げます。
〇森野委員長 ちょっとよく聞き取れなかったんすけど、間を1座席空けるんですが、2座席空けるんですか。
〇紀平総務部長 2メートルでございますので、二つ座席、ですから、私ともし副知事が見えましたらこう二つ開けるということで
〇三谷委員 基本的にはよく理解ができるんですが、通告をして、質問をさせていただいて、答弁によっては、再質問もさせていただくことになるわけですね。
その再質問の相手側がそこに出席してない部局長の場合は、関連と同じような扱いになるわけでしょうか。
〇紀平総務部長 今考えておりますのは、出席している部局長以外に質問をしたい場合は、知事、両副知事が代わってお答えさせていただくということを今考えております。
〇稲垣委員 今回、こういう対応っていうのは、今の状況の中ではやむを得ないのかなと思ってますが、今のご説明の中で、今回これとしても、基本的に上程日と、採決日の本会議の重みは違うと思っていまして、採決日は、委員会でしっかり議論いただいたのを、委員長が報告をします。あるいは、議題となってるものに対する討論もあります。
その内容は、知事と、両副知事、危機管理統括監、総務部長だけ聞いていただいたらいいというものではないということをまず認識いただきたいということと、今回に限った、これ仕方がないと思ってますが、その面を考えると、今回、委員長報告等される中身は、担当部長等は、もう熟読をいただいて、本会議に出ないわけですから、しっかりそれについては対応いただくということだけは確認いただきたいと思います。
〇紀平総務部長 議会傍聴、テレビで傍聴させていただくとともに、今の趣旨は総務部当局から、各部局の方にも周知徹底を図っていきたいと思ってます。
11 令和3年1月15日の出席説明員について
令和3年1月15日の開会会議の出席説明員については、知事、両副知事及び危機管理統括監並びに総務部長に出席を求めることとされました。
12 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、1月15日の開会会議の日程等について協議するため、令和3年1月15日(金)午前9時40分から開催することとされました。
13 その他
(1)常任委員会の開催について
12月21日、午後2時から、防災県土整備企業常任委員会が開催される旨の報告がありました。
(2)その他
副知事から、万が一、12月21日以降の議会閉会中に鳥インフルエンザが発生した場合は、迅速に対応する必要があることから、発生規模によっては、専決処分をせざるをえない場合がある旨の発言がありました。
【発言】
〇稲垣副知事 現在鳥インフルエンザが近隣県で相次いで確認されております。
現時点で県内での発生は確認されておりませんが、予断を許さない状況となっております。
鳥インフルエンザにつきましては、迅速に対応する必要があることから、万が一、12月21日以降の議会閉会中に発生した場合は、これも発生規模にもよりますけども、専決処分をせざるをえない場合もありますので、どうぞご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
〇長田委員 本会議の執行部の説明を聞かせていただいて、それはそれでOKなんですが、執行部が2メートル開いていて、我々議員が近すぎるとか、その辺の問題はないですかね。
〇稲垣委員 21日、明日の本会議は急になかなか難しいのであれだとしても、一度、感染状況を見ながら、2月議会で、例えば他の県議会では、以前に三谷委員から提案もあったかと思うんですが、半分ずつ議員も出るという提案も過去かつてあったかなと思いますので、今、長田委員が言われたように、感染状況を見ながら、場合によってはその対応も一度検討もするということで、21日の採決は、このままでいかがですかね。
〇森野委員 また次回の議会運営委員会のときにでも、議員の席どうするか。検討いただいた結果またお聞きさせていただきましょうかね。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 森野 真治