三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和2年度 委員会会議録 > 令和3年1月26日 環境生活農林水産常任委員会 会議録
環境生活農林水産常任委員会
会議録
(開会中)
開催年月日 令和3年1月26日(火曜日) 午後4時0分~午後4時15分
会議室 201委員会室
出席委員 8名
委員長 中瀬古 初美
副委員長 石垣 智矢
委員 下野 幸助
委員 稲森 稔尚
委員 藤田 宜三
委員 東 豊
委員 津田 健児
委員 西場 信行
欠席委員 なし
出席説明員
[環境生活部]
部長 岡村 順子
次長(人権・社会参画・生活安全担当) 辻 修一
環境生活総務課長 朝倉 玲子
ダイバーシティ社会推進課長 阪 靖之
その他関係職員
委員会書記
議事課 主査 岡野 俊之
企画法務課 主任 奥村 克仁
傍聴議員 2名
小林 貴虎
山本 里香
県政記者 6名
傍聴者 4名
議題及び協議事項
第1 常任委員会(環境生活部関係)
1 所管事項の調査
(1)「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例(仮称)」のあり方(最終案)について
(2)第3次三重県男女共同参画基本計画(最終案)について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 常任委員会(環境生活部関係)
1 所管事項の調査
(1)「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例(仮称)」のあり方(最終案)について
(2)第3次三重県男女共同参画基本計画(最終案)について
ア 当局から資料に基づき説明(岡村部長、阪課長)
イ 質問
〇中瀬古委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
〇藤田委員 3月の条例施行と同時に要綱も整備すべきだという話を前回させていただきまして、それをやっていただけるということですので、一定評価させていただきたいなというふうに思います。
もう1点、西場委員のほうから提案がありました、第3次三重県男女共同参画基本計画にやっぱりのせるべきではないかというお話がありました。執行部としても知事をはじめやるということですので、その辺のところを明確に位置づけるべきではないかなというふうに私も思っております。その辺について執行部はどんなふうに考えていらっしゃいますか。
〇岡村部長 前回も申し上げたんですけれども、この基本計画におきましては、一定長期の方向性という形で書かせていただき、パートナーシップ制度といった具体的な言葉をここへ入れるというよりは、今回お示しした実施計画の中にパートナーシップ制度の導入ということで、具体的な施策として盛り込ませていただく形でお願いしたいと思っております。
〇藤田委員 おっしゃることは分かるんですが、やはりそれを示唆するような表現、例えば42ページにあるとは思うんですが、このマル5のところで、ちょっと見にくいんであれなんですけど、「性的指向・性自認に関わらず、誰もが安心して学び育ち、働き、地域に根ざし」の後へ「人生を共に暮らしたい人と暮らすことができる環境づくりに向けて、関係機関と連携し、合理的な配慮のもとに取組の推進を図ります」というような文言を入れるということはできませんかね。決して細かい、具体的なことではないですけども、こういう表現を入れていただければ、内容的にはパートナーシップ制度を示唆するような内容になるのかなというふうに思うんですが、いかがですかね。
〇岡村部長 前回の中で、具体的にパートナーシップ制度をということについて基本計画に盛り込むことは反対という意見もあったかと思うんですけれども、そういった具体的な言葉でなくて、今おっしゃったような形であれば、皆さんに了解いただけるということであれば、盛り込むことは可能かと思っております。
〇藤田委員 委員の皆さん、いかがですか。
〇津田委員 藤田委員の言われるように、基本計画の中にそういう文言を入れていただいてもいいのではないかなというふうに思います。藤田委員に似合わないロマンチックな、人生を共にしたいという文言で非常に感動いたしました。ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。
〇東委員 ちょっと聞き漏らしたんですが、藤田委員が御提案のマル5のところは、どういうふうな文調なのか、もう一回お示しいただきたいなと思います。
〇中瀬古委員長 藤田委員、42ページのマル5のところですね。
〇藤田委員 マル5です。
〇中瀬古委員長 こちらのところで、すみませんが、ちょっとゆっくりめにお願いできませんでしょうか。
〇藤田委員 「性的指向・性自認に関わらず、誰もが安心して学び育ち、働き、地域に根ざし」で点を打ちまして、「人生を共に暮らしたい人と暮らすことができる」……
〇東委員 「人生を共に」……
〇藤田委員 「共に暮らしたい人と」……
〇東委員 「暮らすことができる」……
〇藤田委員 「暮らすことができる」。「共に」、すみません、日本語が……
〇中瀬古委員長 先ほどおっしゃったのが、「働き」で点、その後ですよね、「地域に根ざし、人生を共にしたい」……
〇藤田委員 「したい人と暮らす」にしましょうか。そのほうがいいですね。
〇東委員 もう一回。
〇藤田委員 「人生を共にしたい人と暮らすことができる環境づくりに向けて」云々かんぬんです。あとは一緒です。
〇東委員 「人生を共にしたい」ですか。
〇藤田委員 「共にしたい人と暮らすことができる」、そういう環境づくりに向けてということです。
〇中瀬古委員長 「暮らすことができる」というところを「人生を共にしたい人と暮らすことができる」と……。
〇藤田委員 そういうことです。
〇中瀬古委員長 「人生を共にしたい人と」というのがこの間に入るという言葉ですか。よろしいですか。
〇藤田委員 はい、そうです。
〇中瀬古委員長 こちらのほうの文言ですけれども、今、藤田委員のほうから、「地域に根ざし、人生を共にしたい人と暮らすことができる環境づくりに向けて」というように、パートナーシップ制度の導入が分かるような表現を記載してはどうかというような御意見が出まして、執行部にそれを求めることについてということですが、いかがいたしましょうか。よろしいですか、皆さん。
〔「はい」「賛成」の声あり〕
〇中瀬古委員長 では、執行部におかれましては、今出ました意見、皆さんのほうからの意見を踏まえて、こちらの42ページですけれども、男女共同参画基本計画の検討をお願いしたいと思いますので、よろしいでしょうか。いかがですか。
〇岡村部長 皆さんの意見を踏まえて、修正を検討いたします。
〇中瀬古委員長 分かりました。修正を検討いただくということですので皆さん、よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇中瀬古委員長 ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
〇中瀬古委員長 よろしいですか。分かりました。
なければ、(1)「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例(仮称)」のあり方(最終案)について及び(2)第3次三重県男女共同参画基本計画(最終案)についての調査を終わりたいと思います。
(3)その他
〇中瀬古委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。
〔「なし」「ございません」の声あり〕
〇中瀬古委員長 よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇中瀬古委員長 なければ、これで環境生活部関係の所管事項の調査を終了いたします。
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項 なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
環境生活農林水産常任委員長
中瀬古 初美