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令和2年6月8日  予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会 会議録

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予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会
会議録
(開会中)

開催年月日   令和2年6月8日(月曜日) 午前11時8分~午前11時37分
会議室       501委員会室
出席      9名
           委員長     倉本 崇弘
           副委員長   川口  円
           委員      山崎  博
           委員      田中 智也
           委員      森野 真治
           委員      服部 富男
           委員      今井 智広
           委員      舟橋 裕幸
           委員      中川 正美 
欠席    なし
出席説明員
   [医療保健部]
        部長                    加太 竜一
        医療政策総括監            田辺 正樹
        副部長                  中尾 洋一
        次長                    三木 惠弘
        医療保健総務課長           井端 清二
        医療政策課長              坂本 和也
        医療介護人材課長           西口  輝
        長寿介護課長              野村 正宏
        食品安全課長              下尾 貴宏
        薬務感染症対策課長         中村 昌司
        健康推進課長              芝田 登美子
        ライフイノベーション課長        北川 雅敏
        人権・危機管理監            中井 正幸
                                     その他関係職員
   [子ども・福祉部]
        部長                      大橋 範秀
        副部長                   藤川 和重
        次長                     中澤 和哉
        子ども・福祉総務課長         辻上 浩司
        地域福祉課長              藤岡 幸一
        少子化対策課長             和田 桃子
        子育て支援課長              西﨑 水泉
        障がい福祉課長              森岡 賢治
                                      その他関係職員
委員会書記
        議事課                班長  中西 健司
        企画法務課            主事  水谷 健太
傍聴議員    なし
県政記者    なし
傍聴者     なし
議題及び協議事項

第1 分科会(医療保健部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
 2 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
 第2 分科会(子ども・福祉部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
  
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(医療保健部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(加太部長)
    イ 質疑
○倉本委員長 それでは、御質疑があればお願いします。

○今井委員 議案聴取会の総務部長の説明で、地域医療介護総合確保基金からの繰入金が4億4000万円ほどあるとのことだが、これらの事業のどういったところで使っているのか。

○加太部長 全て介護関係でして、介護施設での感染拡大を防止するためのマスクや消毒液等の購入費用や、感染が疑われる入所者が施設内で発生したときにPCR検査を行うのですが、結果が判明するまで施設にいるため不安もあるので、簡易的な陰圧装置、換気設備等の工事を行う費用、介護ロボットやICTの導入費用にこの基金を充てます。

○今井委員 基金の使い道はこれまである程度決まっていたが、新型コロナに対応する備品の整備等にも基金を使ってもよいとの話が国からあったのか。

○加太部長 そのとおりです。

○今井委員 通常の地域医療介護総合確保基金から使うのか、新型コロナ対応分が後から追加で国から来るのか。基金の性質上、これまでは整備する要望を出して国がどれだけ内示を出してくるかという形だった。新型コロナ対応で4億円余り使ったら、通常の施設整備等に使う分が減るのか、国から追加で基金への繰り出しがあるのか。

○中尾副部長 地域医療介護総合確保基金の介護分は、通常だと地域密着型の施設整備や介護人材の確保などに使うが、今回は新型コロナ対策ということで、別に積み立てるということで別枠と考えてよいと思います。

○今井委員 通常の基金事業として医療保健部が進めてきた介護関係の分野について、金銭的には影響を受けない、そちらはそちらで進めてもらうことを確認できました。
 介護施設に配布するマスクや消毒液等の購入などに要する経費で、対象がどういう施設なのか、また市町の避難所の備蓄のように県から渡すのか、それとも一定の基準で各施設で自己備蓄するのかどうか。

○加太部長 通常時は、施設で使用するものは施設で購入して使用しているが、現在は市場での供給を上回る需要があり、購入できないという非常事態であるので、緊急的に県で確保したという状況です。

○今井委員 今回は介護施設等が自力で購入できない、品薄なので県が優先的に調達した上で配るという緊急的な措置であり、日頃は施設で必要数を備蓄するということですね。川口副委員長の議案質疑の中にありました、想定外を想定内にするという考え方が大事になってきます。
 特養、老健、グループホーム、様々あるが、対象施設は具体的にはどの範囲ですか。

○野村課長 特養、老健といった入所系の施設と通所系の施設があるが、市町を通じて配るようにしている。

○今井委員 施設によって備蓄量が異なると思うが、全ての施設利用者に行き届くように。施設側の確保努力が前提であるが、不足部分を県でサポートしてほしい。

○加太部長 今まではこういう事態が想定できず、通常で使う分を購入して使用していたが、今後は県の備蓄も増やすが各施設も購入できるときに購入して備蓄するように周知、お願いしていく。

○今井委員 サービス付き高齢者住宅は対象になるのか。

○野村課長 市町を通じて配られると思っています。

○今井委員 様々な形態の施設で生活する高齢者に市町と連携して対応してほしい。
 子ども・福祉部の予算には「新型コロナ克服 みえ支え"愛"募金」を活用した事業が上がっている。この募金は、障がい者やひとり親家庭のほか、寄附者が選ぶ形で、医療現場の皆様への感謝の思いということで1億1000万円ぐらいと先日の知事提案説明にあった。今回の補正予算の中に対応する事業が上がっていない理由は何か。まだ準備段階なのか。

○加太部長 この募金は寄附していただく方が丸をつけるが、医療に使ってほしいというものが1億円を超えており、明示はしていないが今後、財源として使う予定です。

○今井委員 今回の補正予算(第4号)では当該募金の寄附金は使わないことになるか。

○中尾副部長 今回の補正予算の中では財源として充当していないが、今後、医療従事者への支援の中で活用する方向で進めています。

○今井委員 医療従事者への支援が申込書で選ぶ項目にある。子ども・福祉部は早く対応しないといけないので、今回の補正予算(第4号)で事業が上がってきている。医療保健部の医療従事者への支援事業、クオカードとか聞いているが早くやることが大事と思う。
 いただいた募金以外に充当する財源があるので時間がかかるかもしれないが、寄附者は今、尽力している医療関係者に早く届けてほしいという思いを持っていると思う。医療現場の方への支援事業は、次の補正予算になるのか。見通しはどうか。

○加太部長 クオカードの件ですが、今回の補正予算(第4号)には間に合わず、次の補正予算に上げるよう準備しており、募金の活用を検討しています。遅くならずに医療従事者へ届けられるよう、進めていきたい。

○今井委員 三重県の感染確認者は四十数人で、全て退院しているとのことで、医療従事者には大変尽力いただいている。可能な限り早く県民の感謝の思いが届くことが重要と思う。

○倉本委員長 他に質問はございませんか。

○田中委員 防疫対策事業費で、PCR検査を集中的に実施する「地域外来・検査センター」の件ですが、国の補助は2分の1ですか。

○加太部長 従来の交付金は2分の1ですが、国の第二次補正で、4月に遡って県負担分も国負担という話も、正式ではないが厚労省から聞いている。

○田中委員 このセンターの設置箇所数はどれくらいか。

○加太部長 郡市医師会単位を考えている。県内で14郡市医師会があるので、予算上は14か所を考えているが、検査件数や地域の状況を踏まえて、県としては10か所程度として協議を進めている。

○田中委員 これは行政検査の範囲内のPCR検査ですか。

○田辺総括監 今回のコロナの検査は、広い意味では保険適用も含めて全て行政検査。今言われているPCR外来での検査は保険適用の方にまわっていくと思うが、広義では行政検査。保健環境研究所の検査も行政検査。民間を行政検査外というのかわかりませんが、基本的に民間のほうに流れていくと思われる。ケース・バイ・ケースであるが、 濃厚接触者の調査だとそのスキームを使って検査場所をどこにするかということはあるかと思います。

○田中委員 センターを設置する医療機関名は公表しないということですか。

○加太部長 「帰国者・接触者外来」と同様、基本的には公表しない前提で考えています。

○倉本委員長 他にございませんか。

            〔「なし」の声あり〕

○倉本委員長 なければ、これで、本議案に対する質疑を終了いたします。

    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論        なし
    オ 採決   議案第103号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
    ア 当局から資料に基づき説明(中尾副部長)
    イ 質問 なし
 
3 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
 
第2 分科会(子ども・福祉部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第103号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(大橋部長)
    イ 質疑
○倉本委員長 それでは、御質疑があればお願いします。

○今井委員 「新型コロナ克服 みえ支え“愛”募金」関係の事業が3つあります。合わせると3千数百万円になりますが、全て寄附金で賄うということですか。

○藤川副部長 子ども基金積立金の1000万円については、いただいたお金を基金に繰り入れるということで通常の事業には当たりません。それ以外の放課後児童クラブと子ども食堂の運営にかかる補助金では、寄附金で不足する部分は国の交付金等も財源として充てている状況です。

○今井委員 知事の提案説明では1億1000万円ぐらい寄附をいただいて、使い道を分けているというのがあって、事業費を全て賄えるのかと思っていましたが。子ども基金積立金はいったん積み立ててすぐに引き出すということですか。

○藤川副部長 今回の1000万円は、寄附としてある方から特別にいただいたので、子どもに対して使うということで子ども基金へ積み立てる。不足する部分は国からの交付金を充てています。

○今井委員 子ども・福祉部では、寄付金を活用して早期に支援できることはありがたく思います。
 同募金が続いていく中で、県民、企業から支援があった場合は、今回のようにできる限り早く現場へ有効活用するようにお願いします。

○倉本委員長 他に質疑はございませんか。

               〔「なし」の声あり〕

○倉本委員長 なければ、これで、本議案に対する質疑を終了いたします。

     ウ 委員間討議   なし
     エ 討論       なし
     オ 採決       議案第103号(関係分)    挙手(全員)   可決

2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
 
〔閉会の宣言〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会医療保健子ども福祉病院分科会委員長
倉本 崇弘

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