■ 開催日時 令和元年10月18日(金曜日) 13時16分 ~ 13時57分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 51名
議 長 中嶋 年規
副議長 北川 裕之
議 員 川口 円 喜田 健児
中瀬 信之 平畑 武
石垣 智矢 小林 貴虎
山本佐知子 山崎 博
中瀬古初美 廣 耕太郎
下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子
木津 直樹 田中 祐治
野口 正 倉本 崇弘
野村 保夫 山内 道明
山本 里香 稲森 稔尚
濱井 初男 森野 真治
津村 衛 杉本 熊野
藤田 宜三 稲垣 昭義
石田 成生 小林 正人
服部 富男 谷川 孝栄
東 豊 長田 隆尚
奥野 英介 村林 聡
今井 智広 日沖 正信
舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 津田 健児
青木 謙順 中森 博文
前野 和美 舘 直人
山本 教和 西場 信行
中川 正美
■ 欠席議員 なし
■ 県政記者 なし
■ 傍聴者 3名
■ 協議事項
1 「みえ県民力ビジョン・第三次行動計画」(仮称)中間案について
(1)時間 13時16分~13時52分
(2)説明者
総務地域連携常任委員会 委員長 廣 耕太郎
戦略企画雇用経済常任委員会 委員長 東 豊
環境生活農林水産常任委員会 委員長 谷川 孝栄
医療保健子ども福祉病院常任委員会 委員長 中瀬古 初美
防災県土整備企業常任委員会 委員長 木津 直樹
教育警察常任委員会 委員長 田中 智也
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇杉本議員 施策212についてだが、施策名があらゆる分野における女性活躍とダイバーシティの推進となっているので、これを象徴するような指標を設定されたいとの意見については理解するが、主指標の性別による固定的な役割分担意識を持つ県民の割合は、男女共同参画基本法、女性活躍推進法、三重県男女共同参画推進条例の中で、性別に基づく固定的な役割分担意識の是正の推進が重要であるとしており、そういう意味では誤解を生む意見になっていないか。常任委員会でこうした法についての確認等はされたか。
〇谷川委員長 法についての検証的なものは委員会で行っていないが、主指標である性別による固定的な役割分担意識を持つ県民の割合の内容が、男は仕事、女は家庭と考えない県民の割合を高めていくというものであった。望む形は家庭によって異なることから、そういう指標ではないほうがよいのではないかという意見である。
〇杉本議員 LGBTなどの考え方が広まる中、施策そのものが男女共同参画だけではないので最終的な意見は理解するが、意見の内容が誤解を招くものになっていないかということで質問した。
〇稲森議員 施策233について、0歳から2歳児までの待機児童数の目標を再度検討されたいという意見だが、この施策の目標の中に幼児教育と保育の充実があり、0歳から2歳児の待機児童を解消することは保育の充実につながるうえ、少子化対策や子どもを安心して生み育てられる環境づくりなどにもつながるものと思われるが、委員会ではどのような指標が適当かなどの議論はあったのか。
〇中瀬古委員長 待機児童の大半が0歳から2歳児までということで、これを保育所に預けるというのが幼児教育の充実というものではないのではないかという意見であった。「幼児教育、幼児保育を希望する方のニーズに対応するためには、量と質の希望をかなえる取組を充実させるということである。また、子どもを切り離すために推進する趣旨ではない」という執行部からの説明もあった。そうしたところからの再検討を求める議論があった。
〇稲森議員 保育の充実については、どのような議論があったのか。
〇中瀬古委員長 幼児教育の充実という観点から議論がなされた。
〇稲森議員 例えば、こうした指標に置きかえたほうがよいのではないかという意見はなかったか。
〇中瀬古委員長 特に意見はなかった。
〇山本(里)議員 この施策233については、今、幼児教育、幼児保育を一緒に見ていこうという方向の中で違和感を持った。施策221の副指標に対する意見としてAB層やCD層の学力のことにふれているが、「学力の伸び」の「伸び」という部分について議論はあったか。
〇田中委員長 指摘のような意見もあり、AB層の子どもたちの割合が適切なのかについて質疑があった。教育委員会からの答弁として、AB層が相対的に増加することはCD層が減少していくこととなり、学力に課題のあった子どもたちが、それを乗り越えてAB層に含まれていくという説明があったので、一定理解をしたところであるが、CD層にしっかりとしたアプローチをしていくという要望をして、その質疑は終わった。
〇山本(里)議員 CD層からAB層に移行していくという論理は理解するが、「伸び」というものは1年間でどの程度伸びたかというイメージになるので、指標の「伸び」という表現は適当ではないのではと思う。当局で表現を精査いただければという意見を加えたほうがよいのではないか。
〇田中委員長 意見については、後の委員会の審議の中で活用させていただきたい。個人的には、学力・学習状況調査の課題は、毎年、対象となる子どもたちが変わっていくことで、時系列で対象の子どもの伸びを捉えるものではないので、適切な指標だとは考えていない。
(5)議員間での協議
〇中嶋議長 御意見のある方はお願いいたします。
〇小島議員 前後したかもしれないが、今の様々な災害が起こる状況を考えると、防災対策部等について、指標を変えられたいというものはなかったかもしれないが、強力に推進されたいというような意見を何らか入れたほうがよいのではないか。
〇中嶋議長 小島議員からの意見について、御意見のある方はいますか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇中嶋議長 他に御意見のある方はいますか。
〔「なし」の声あり〕
〇中嶋議長 小島議員から意見のあった災害対応の強化については、委員長会議の場等で協議し、まとめて盛り込んでいきたい。また、個人の意見だが、今回、主指標・副指標という新しい考え方が出てきた中で、主指標と副指標の関連性がわかり難いという意見があったので、これは強調して知事に申し入れをさせていただきたい。
2 次期の三重県行財政改革取組(素案)について
(1)時間 13時53分~13時57分
(2)説明者
総務地域連携常任委員長 廣 耕太郎
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
質疑なし