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三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 令和元年9月18日 全員協議会概要

令和元年9月18日 全員協議会概要 

■ 開催日時     令和元年9月18日(水曜日) 10時55分 ~ 13時35分
■ 会議室      全員協議会室
■ 出席議員     51名
   議 長      中嶋 年規
      副議長          北川 裕之
    議 員       川口  円     喜田 健児
            中瀬 信之     平畑  武
            石垣 智矢     小林 貴虎
            山本佐知子     山崎  博
            中瀬古初美     廣 耕太郎
            下野 幸助     田中 智也
            藤根 正典     小島 智子
            木津 直樹     田中 祐治
            野口  正      倉本 崇弘
            野村 保夫     山内 道明
            山本 里香     稲森 稔尚
            濱井 初男     森野 真治
            津村  衛      杉本 熊野
            藤田 宜三     稲垣 昭義
            石田 成生     小林 正人
            服部 富男     谷川 孝栄
            東   豊       長田 隆尚
            奥野 英介     村林  聡
            今井 智広     日沖 正信
            舟橋 裕幸     三谷 哲央
            中村 進一     津田 健児
            青木 謙順     中森 博文
            前野 和美     舘  直人
            山本 教和     西場 信行
            中川 正美
■ 欠席議員     なし
■ 県政記者    1名
■ 傍聴者      10名
■ 協議事項
 1 「令和元年版成果レポート」に基づく今後の「県政運営」等に関する申入書への回答について
 (1)時間 10時55分~11時03分
 (2)説明者
    知事                                                    鈴木   英敬
[総務部]
    部長                                                    紀平      勉
         副部長(行政運営担当)
         兼コンプライアンス総括監                     喜多    正幸
         副部長(財政運営担当)                        高間    伸夫
                                                                                  その他関係職員
[戦略企画部]
         部長                                                   福永    和伸
         副部長兼ひとづくり政策総括監               横田    浩一
                                                                                   その他関係職員
(3)説明内容
        別添資料のとおり(資料はこちら)
(4 )質疑の概要
        質疑なし

2    みえ県民力ビジョン・第三次行動計画(仮称)中間案について
(1)時間 11時04分~11時55分
(2)説明者
       知事                                                      鈴木   英敬
[戦略企画部]
      部長                                                       福永   和伸
      副部長兼ひとづくり政策総括監                   横田    浩一
                                                                                    その他関係職員
(3)説明内容
      別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要

〇三谷議員 173ページの地方創生の実現に向けての基本的な考え方の中で、今後、総合戦略と第三次行動計画の一体化を図り人口減少対策について施策を総動員してオール三重でとしているが、今までも総合戦略のKPIと行動計画の指標が一致していたわけだが、どのように変わるのか。

〇福永部長 今までの総合戦略も相当広い範囲を網羅していたが、これまでの取組が完全に一体化していたのではなく、すべての行動計画の目標が総合戦略の目標値ではない。今回は、行動計画そのものを第二期の総合戦略とみなし一体化を完全に図ることにより、総合戦略の目標はすべて行動計画の目標にあたるという解釈としたい。

〇三谷議員 今までの地方創生の総合戦略の成果があがっていないということだが、今回は全て一体化することで効果があがるというふうに理解してよいか。

〇福永部長 人口減少対策等に関しては確実な対策を講じていかなければならないので、そのための核となる施策が重要である。施策が総花的になってはならず、核となる施策はしっかり絞っていく必要があると考えており、その他の施策がその核となる施策をしっかり応援できるように全体として相乗効果を発揮できるような視点も非常に重要である。そうした考え方のもと、総花的ではなく総合的に取り組んでいきたいと考えている。

〇西場議員 58ある施策について、第二次行動計画から大きく変わったポイントを説明されたい。

〇福永部長 主なところでは、政策をまたぎ移動した施策が一つあり、第二次行動計画234児童虐待の防止と社会的養護の推進が第三次行動計画では133守るの施策に移動している。これは、最近の児童虐待の深刻化等を踏まえてのものである。また、再編により減った施策がある。221から223の学びの充実については、知徳体を基礎的なものとして育み、更に上積みしていくという視点で221と222の二つの施策に再編した。321から324の強靭で多様な産業の施策については、321から323の三つの施策に再編した。255の協創のネットワークづくりは基本的に行政運営の中で図っていくものと捉え行政運営1に統合し255はなくなっている。以上で施策は三つ減っている。

〇石田議員 行政運営2、186ページに目指す姿が書かれており、その中でコンプライアンス意識が向上した職員が育ちとあるが、この職員とは、知事部局、教育委員会、警察本部、その他の職員すべてを含むと読み取ってよいか。

〇鈴木知事 県全体の総合計画であり、目指す姿で県行政関係職員を切り分ける必要はないので、全体と理解いただいてよい。

〇村林議員 173ページの地方創生の実現に向けてでは、自然減対策と社会減対策の二つの対策を四つに再編しているということだが、どのように変わるのか。

〇福永部長 今までは自然減対策と社会減対策という事象に分けていたが、対策に重複感があった。特に働く場づくりのような取組は社会減対策でもあり自然減対策でもあるので、事象別に分けるのではなく働きかけようとする「ひと」「しごと」「まち」の対象別に分け純粋な少子化対策に取り組んでいくということである。対策として第二次行動計画と大きく変わらないかもしれないが、四つの対策に分けることによって、より効果的かつ的確に取り組んでいきたい。

〇村林議員 説明からは具体的な対策が進むのではないかという印象を受けた。しかし、一方で、具体化する中で漏れが生じる可能性、不安を感じた。例えば、四つ目の魅力あふれる地域づくりでは、具体的な施策として農山漁村の振興が書かれている。私は以前から、既存の集落を若者が選んで住めるような魅力ある集落に変えてほしいということを一生懸命訴えてきているが、この農山漁村の振興の主指標は農山漁村の交流人口となっている。そうした本質を捉えていない対策とならないよう要望しておく。

〇福永部長 主な取組ということで抽出をしているが、すべての施策が地方創生の対象と考えているので、村林議員の発言も踏まえて対応していきたいと考えている。

〇山本(里)議員 27ページに三重県らしいということが説明をされているが、目指すところが暮らしをよくしていくということであるとすれば、あるいは産業が活性化されることで暮らしがよくなることにつながっていくということであるとすれば、三重県であっても他県であっても到達点は同じだと思う。この三重県らしいということの意味をもう少し補足されたい。
また、30ページから31ページにSociety5.0やSDGsを明確に書かれている。その中で誰一人取り残さないということが書かれているが非常に難しいことであると思う。このことは、先ほどの本会議の席上で知事の政治姿勢で発言のあった、安心して生活できるように万全を期す、ということにつながっていくと思うが、その万全とは何なのかお伺いをしたい。

〇福永部長 27ページの下から6行目あたりから、三重県らしい多様で包容力ある持続可能な社会の説明をしている。伊勢志摩サミット等を通じ、三重県民の一つの誇りとしての自然と人との共生や伝統文化の継承、多様性への寛容など精神性や価値を改めて認識できたという部分がある。これからの地域づくりでは地域のそれぞれの特長をしっかり伸ばしていくという部分も大変重要なので、こうした精神性や価値をしっかり踏まえ地域づくりをしていくということが三重県らしいという部分と考えている。

〇鈴木知事 万全とは、質的量的な充実を目指すということ、とりわけ質においては多様な価値観、多様な暮らし、多様な立場の方々がいるので、きめ細かにやっていくということだと思う。

〇山本(里)議員 確かに地域性を生かした財政運営であるとか行政運営というのはとても大切なので大事なことだが、目指すところというのはどこでも同じではないかと私は思っている。言われたいことはよくわかるが、三重県らしい社会をつくるというのと、三重県らしさを使いながら社会をつくっていくというのとは違うと思っており、その点で質問をした。

〇中森議員 171ページで、社会減対策に関して、県外への転出超過数について記載されているが、すべての市町で転出が超過していると理解するのか、それとも地域別にはそうでないところの地域があるのか、どのように分析しているのか。

〇福永部長 171ページに記載してあるように、近年は北中部ではわずかに転出超過が増加傾向にあり、南部のほうは横ばいであると認識している。すべての市町が転出超過になっているわけではなく、一部転入超過になっているところもあるが、ほぼ全域にわたって転出超過の状況にある。

〇中森議員 転入超過のところもあるということは、そういう部分も分析しながら、県内統一ではなく地域別の対策が必要だと思うので、これを十分視野に入れて計画を構築していただきたい。

〇石垣議員 173ページからの地方創生の記述で、4本の柱で取組をされるということだが、若い世代という表現と若者という表現がある。また、176ページの未来を拓くひとづくりという中では、大枠の部分は、若い世代が未来に向けて挑戦となっているが、基本的方向のところでは若者の希望となっている。この2つの言葉の定義というのがあるのか、同じ世代のことを指しているのかについて確認したい。

〇福永部長 同じ意味で使っているが、定義的なものは考えていきたい。

〇下野議員 地方創生の総合戦略と第三次行動計画との一体化を図っていくのはよいが、そもそも27年度からの5か年計画では毎年280人ずつ改善し、令和元年度には1600人にするという目標になっているが、県外への転出超過数は4000人を超えており、2倍以上、達成率は44%と目標とは乖離している。280人ずつ改善していくという5年目標を立てた理由はどのようなものか。どのように280人を見積もったのか。

〇福永部長 280人の見積もりの根拠としては、国の第一次の総合戦略が策定されたとき、地方に2万人の雇用を創出するという目標が掲げられており、三重県はその約1%にあたるということで、北中部はその数値からおよそ1%であるということで、200人を改善していこうということで算出した。南部地域については、北中部と南部の人口割合を換算すると200人に対して40人になるが、南部はさらに施策を充実させて転入を増やそうということで、その40人を倍にして80人とし、200人に80人を加え280人とした。

〇下野議員 国の施策を参考にしてということだが、これからは三重県の実態も考えて計画していただきたい。国の2万人の雇用創出から280人としたものの結果的に44%しか達成できていないので、もう少し三重県の事情も考慮して定量的に分析をして政策実行していただきたい。

〇福永部長 何年か後には転出入を均衡させたいという思いもあり、それがあまりに遠い未来では県民意識として夢も持てないということもあり、両方を考え合わせた上で目標数値を設定していきたいと考えている。目標数値については最終案で相談させていただきたい。

〇下野議員 三重県の事情を勘案されたい。

〇稲森議員 27ページの三重県らしさをもう少し確認をしたい。多様で包容力のある社会を目指すとしつつ、特定の精神性や県民性といった一つの統一性、統合性というものを強調していくような両面がすごく見てとれる。三重県の歴史や先人を継承していこう、発信をしていこうということで、こういうストーリー性を立てるというのは十分理解するところだが、多様性、包容力は、先人から継承されてきた県民性と考えられますとまで言い切っている割には、その根拠が全くないので、もう少し具体的にわかりやすく県民に示してもらいたい。100年前の世の中よりも明らかに今の世の中のほうが包容力があり、人に寛容になっている部分もたくさんあると思う。

〇福永部長 基本的に多様性を寛容する県民性とは、様々な人々の考え方や思考などすべてのものを受け入れていくという意味なので、そのこと自体が様々な考え方を受け入れるという意味に捉えているので、多様性への寛容を押し付けているような意識はない。

〇稲森議員 そういうことではなく、いきなり松浦武四郎や本居宣長を引き合いにそういう県民性があるんだと考えていますとまで言い切っている割にはその説明が不十分ではないかということ。先人たちが努力してきて100年前の世の中よりも多様で包容力ある世の中をつくってきたのではないかという思いもある。ただのこじつけのストーリーのように見られてもよくないので、こうした点について、もう少しわかりやすく具体的な例を挙げて整理し、丁寧にされたほうがよいと思う。知事はどのようにお考えか。

〇鈴木知事 わかりやすく伝わるように努めたい。

〇福永部長 伊勢志摩サミット三重県民宣言などでも、こうした多様性に関する宣言をしているので、そうしたことも踏まえ記述に努めたい。

〇今井議員 173ページ、地方創生の総合戦略と第三次行動計画との一体化ということで、四つに再編するという中身はよいが、本日の知事の提案説明にあった、これからの三重県の取組としての健康づくりや健康寿命の延伸というものがある。自然減対策には、子どもを産み育てやすい三重県づくりを進め若い人たちにUターン、Iターン、Jターンで三重県に来ていただくこともある。今、三重県で住んでいる方の健康を増進して健康寿命、平均寿命を延ばしていくというものある。こうしたことが地域の元気の持続につながると思うので未来を拓くひとづくり、希望がかなう少子化対策なども大事だが、三重とこわか県民健康会議や三重とこわか県民健康宣言などの視点も取り入れ、今後大きな三重県の政策の柱になってくる病気の若年化防止や検診率アップといった健康づくりの視点を取り入れてはどうか。

〇福永部長 全くそのとおりで、健康づくりなくして地方創生なしとも言われるので、どのように取り入れるのか検討したい。

〇今井議員 自然減、社会減の対策として、三重県では健康づくりに皆が取り組み、それが魅力となって移住にもつながるといった視点で総合戦略の自然減、社会減対策の中に健康づくりを取り入れるよう検討されたい。

〇東議員 27ページだが、SDGsとSociety5.0を明確に政策の基本に捉えているが、滋賀県や神奈川県のようにSDGsの宣言をして取り組むのか、あるいは、一つ一つの政策の中に考え方としてSDGsを取り入れるということなのか、知事の考えは。

〇鈴木知事 各施策にSDGsの考え方をしっかり入れていくということで足元を固めていきたい。その結果、先ほどの知事提案説明でも環境基本計画は2030年、つまりSDGsのゴールと一緒にしてあるので、それを積み重ねていった結果、一定の成果が出て宣言をするに足る状況であれば、それを旗頭として掲げていくこともあるが、大事なことは政策や事業にしっかり考え方が反映されて成果が出ることが大事なので、まずはそれをしっかりやるということを考えたい。

〇東議員 Society5.0だが、第四次産業革命も含め新たな時代が到来しても、既存の事業者や事業体を変えていくことには非常に壁が高い部分もあり、突破する心構えが必要だと思うが、知事の御所見はどうか。

〇鈴木知事 Society5.0のように、人間中心にテクノロジーを活用するということがよいことで、自分たちの暮らしがよくなるということを実感してもらえるように努力していきたい。農業、漁業、林業などでもテクノロジーを活用することでコストが下がり所得が増加した、あるいは、若い担い手が増えたといった具体的な事象を積み重ねていくことが突破する源泉になるのではないか。最初はモデル的かもしれないが意欲を持っている人に成果を見せてもらうことによって、やればよくなるという実感を持ってもらうように努力していく、そんなかたちで突破していきたい。

〇杉本議員 23ページの(4)の孤独や孤立とつながりの輻輳化という輻輳化の意味を説明いただきたい。

〇福永部長 二つの事象が両方とも存在していて絡み合っているというような意味だと考えている。

〇杉本議員 輻輳化については、その後の記述でもわかり難かった。タイトルとしても県民に少しわかり難いのではないか。

〇福永部長 今後、検討する。

〇田中(智)議員 見直しの中で「食」の産業振興がなくなったようだが、見直しの議論の中で他の施策に入れるのはよいが総括はしっかり行う必要がある。16ページの産業振興・雇用の4段落目や農林水産業の4段落目で触れられているだけのようだが、総括をしっかりと読み取れるような部分があるのか。

〇福永部長 新しい政策体系では323Society5.0時代の産業の創出にまとめ、その中の基本事業の三つ目に「食」の産業振興としてSociety5.0時代の産業を列挙している。少し施策から基本事業に落ちたような感覚を持たれるかもしれないが、今後もしっかり取り組んでいきたいと考えている。

〇山内議員 6ページの第1章第二次行動計画の総括と今後の課題の伊勢志摩サミットのところでの書き込みの提案になるが、29ページで第三次行動計画にSDGsの視点を取り入れていくという中、このSDGsが伊勢志摩サミットのG7伊勢志摩首脳宣言において初めて採択されたという事実を伊勢志摩サミットのレガシーの一つとして書き込んではどうか。また、伊勢志摩サミットの後、オバマ大統領が広島の地を初めて訪問されているという事実、平和というキーワードのもとで三重県と広島がつながったという歴史的な大きな事実についても書き込んではどうか。

〇福永部長 御指摘を踏まえ、記述を検討する。

3 三重県行財政改革取組について
4 内部統制制度について
(1)時間 13時02分~13時35分
(2)説明者
         知事                      鈴木  英敬
[総務部]
    部長                    紀平   勉
    副部長(行政運営担当)
    兼コンプライアンス総括監     喜多  正幸
    副部長(財政運営担当)       高間  伸夫
                                                                             その他関係職員
(3)説明内容
      別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要

〇石田議員 資料3-1で残された課題への的確な対応として三重県職員人づくり基本方針が記載され、別表番号6でその中身が説明されているが、これは知事部局、教育委員会、警察本部、全部をさしているのか。

〇紀平部長 人づくり基本方針については、知事部局だけの方針となっている。

〇石田議員 教育委員会とか警察本部の不祥事とかコンプライアンスについては、参考として資料がついているので、含まれていないと思っていた。ここで聞いてもだめかもしれないが、答えられないのであれば議長に調整いただいて、警察本部や教育委員会も議会に対して同じことをする必要があり、どこかで議会への説明をもらわないといけないと思うがどうか。

〇鈴木知事 おっしゃるとおりで、県民の皆さんからの信頼を損ねる行為があったり、県民の皆さんからの信頼を高めるために、人材の育成をしていくということは、教育委員会、警察本部においても重要であると思う。人づくり基本方針は目指す姿で仕組みのことが書いてあるので、知事部局が主になるが、同じ思いでやってもらったり、具体的に教育委員会や警察本部でどうするのか、議会にしっかり御報告するように私どものほうから伝達しておきたいと思う。

〇石田議員 よろしくお願いしたい。以前に常任委員会でも言ったが、今日の表記でも知事部局と書いていないと、教育委員会、警察本部、その他も全部含まれていると捉えてしまう。そうではないとわかる表記も検討し、工夫をいただきたい。

〇紀平部長 目指すところは知事部局、教育委員会、警察本部も含めて、不祥事、人づくりも含めて目標は立てていきたいと思うが、それぞれ別組織となっているので、その手法としては、いろいろあると思うので、わかるような工夫はさせていただきたいと思う。

〇三谷議員 次期の行財政改革取組の素案を拝見しているが、少なくとも県を取り巻く状況はこれからも大きく変わり、非常に厳しいものだという認識が書かれているが、こういう議論の中で、例えば本庁と出先との関係、出先の今のあり方そのものがどうかという、今の県の組織のあり方についての議論はあったのか。あったがここには書いていないということなのか、当面見直す必要がないという認識なのか、教えていただきたい。

〇紀平部長 働き方改革の中で、風通しのいい風土とか職員の意識の部分と、仕組みの部分と、組織の部分も当然関わってくる部分がある。これから11月の中間案に向けて書き込んでいく予定で、その時に考え方を御報告させていただく。ここでは細かいことはお話できないが、組織体制も含めた内容をお示しさせていただきたいと思っている。

〇三谷議員 了解した。

〇山本(里)議員 資料3-3の2ページの上段で、協創の推進に向けて職員が現場や実践体験を39カ所でされていることについて、一覧表をいただきたい。顕著な例として、特筆すべき報告があったら、一つでも報告いただきたい。

〇紀平部長 初めての取組で、新しい行革の中で、協創、いわゆる県民の方々とかいろいろな団体の方と一緒に取り組もうということで、机上で仕事をするのではなく、実際に現場へ行って肌で感じて、直に触れて、感じることが一番大切であると考えており、例えば、NPO法人、社会福祉法人、役場へ行かせていただき、いろんな現場で検証をさせていただいた。一覧表については、これまでの実績を含めて提出する。

〇山本(里)議員 いい経験をされてきていると思うが、活かしていただくようにということと、何か一ついい報告があれば教えていただきたかったが、またの機会にお願いしたい。

 

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