三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成30年度 委員会会議録 > 平成31年3月6日 教育警察常任委員会 予算決算常任委員会教育警察分科会会議録
教育警察常任委員会
予算決算常任委員会教育警察分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 平成31年3月6日(水曜日) 午前10時10分~午前11時17分
会議室 502委員会室
出席委員 8名
委員長 木津 直樹
副委員長 下野 幸助
委員 野村 保夫
委員 東 豊
委員 杉本 熊野
委員 舟橋 裕幸
委員 中森 博文
委員 山本 教和
欠席委員 なし
出席説明員
[警察本部]
本部長 難波 健太
警務部長 宮西 健至
生活安全部長 田中 健一
地域部長 伊藤 達彦
刑事部長 堀 主邦
交通部長 伊藤 正彦
警備部長 中谷 佳人
警務部首席参事官 警務課長 杉本 幸孝
生活安全部首席参事官 生活安全企画課長 柳瀬 真
地域部首席参事官 地域課長 土口 寮二
刑事部首席参事官 刑事企画課長 射場 重人
交通部首席参事官 交通企画課長 村田 享輔
警備部首席参事官 警備企画課長 藤井 淳夫
警務部参事官 総務課長 木村 光伸
警務部参事官 会計課長 原 政美
交通部参事官 交通規制課長 西久保 陽
広聴広報課長 岡﨑 浩司
警備第二課長 片山 雅彦
その他関係職員
委員会書記 議事課 主幹 松本 昇
企画法務課 主幹 早川 哲生
傍聴議員 なし
県政記者 2名
傍聴者 なし
議題及び協議事項
第1 分科会(警察本部関係)
1 議案の審査
(1)議案第3号「平成31年度三重県一般会計予算」(関係分)
(2)議案第79号「平成30年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
第2 常任委員会(警察本部関係)
1 所管事項の調査
(1)「平成30年度『第二次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における事務事業等の見直しについて(関係分)
(2)不適正な事務処理の是正状況と再発防止に向けた取組について
(3)犯罪情勢について
(4)交通事故情勢と抑止対策について
2 今年度の「常任委員会活動の評価」について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
第1 分科会(警察本部関係)
1 議案の審査
(1)議案第3号「平成31年度三重県一般会計予算」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(難波本部長、宮西部長)
イ 質疑
〇木津委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。
〇中森委員 前にもお話しさせていただいたんですけれども、交通安全施設整備事業にかかわりますことでございまして、横断歩道の手前で、横断者が渡ろうとしているにもかかわらず、とまらないのがワースト3位という、非常に三重県としては不名誉なデータがあるということが前に報道されたということでして、御指摘させていただきながら、その話を地域ですると、横断歩道が薄いとか、消えかかっているとか、手前の印がわかりにくいとかいうような口実、口実というか、本来は人が渡ると思ってとまるのは当たり前なんですけれども、転嫁されてしまうおそれがあるという。
消えかかっているの、先、塗ってくれよと、そういうような責任を転嫁されるのが一番怖いわけで、横断歩道の塗りかえ、停止線の塗りかえを積極的にやっていただくということで、昨年から進められて、進捗はしていただいております。それは感謝申し上げながら、まだまだ追いついていないところも現実はあるのではないかということ。
また、昨年末に四日市市議会からも意見書として出されたということも相まって、これはやはり施設管理者が、警察本部、公安委員会とは別に、道路管理者もそれぞれの立場の責任分担をしているということから、塗りかえ工事においては、やはりタイミング、発注の契約の仕方なども含めまして、効率よくスムーズな執行を求められているということだと思います。
前にも指摘させてはいただいておりますけれども、今回も当然、そういうことは認識はしていただいておりますけれども、改めて、落ちた横断歩道等の道路標識についての整備、そして老朽化した信号機整備などなど、再度確認の上、御所見をお伺いしたいと思います。
〇伊藤(正)部長 ただいま御指摘をいただきました横断歩道をはじめとする道路標示の件であります。
四日市の市議会のほうからも文書をいただいておりまして、近々に市議会のほうにも説明に行くということで、進めているところであります。
また、四日市の市議会にかかわらず、県内全域から、特に横断歩道を中心に塗りかえの要望というのはたくさんいただいております。強い要望があるということは認識をしておるところであります。
それに伴って、来年度の予算としても、おおむね横断歩道については2000本塗りかえをするということで、約1億2000万円の予算を容認していただいておるところであります。これについては、今年度、1000本ほど塗りかえをしておりまして、それからいきますと、約倍の数を塗りかえするというふうなことで、全体的にも交通安全施設関係は増額をいただいておりますので、先ほど警務部長のほうからも話がありましたように、要望をたくさんいただいておるところ、優先順位を含めながら、勘案しながら、積極的な整備推進に努めていきたいというふうに考えております。
以上です。
〇中森委員 ありがとうございます。
いろいろと御努力、御尽力いただいておるのは承知しておるところでございまして、こうやって各市町からも、非常に関心が高いというのですか、気になるところについては、四日市市議会のみならず、県内各市町においても、同様な思いがあるのではないかと。よって、県の公安委員会から発する、県の関係者の調整もさることながら、市町との交通安全対策などなどの連携をより深めていただきまして、横断歩道に関するマナーの向上と、それに伴う施設整備を両方うまく連携していただくことによって、より安全な横断歩道交通安全対策に努めていただきたいなと、これは強く要望させていただいて、よろしくお願いいたします。
〇木津委員長 ほか、よろしいでしょうか。
〇舟橋委員 外国人が増えています。交番制度というのは非常に優秀やという評価とともに、海外でも「KOBAN」と書いてあるポリス・オフィスがあるというふうに聞いているんですけれども、地元の日本、三重県においても、ポリス・オフィスではないで「KOBAN」、アルファベットで表記することによって、外国人が何か困ったときに飛び込める環境というのはやはりつくっていかなあかんと思うんです。古い交番は何も書いていなかったり、赤色灯だけがくっついておるというケースが多いと思うんですけれども、今後そういった外国人に身近、寄り添える交番機能の充実みたいなものは、今回の予算でどう考えてみえるんですか。
〇宮西部長 交番、駐在所、それからパトカーにつきましては、既に「POLICE」という英語の表示をつけるようにしております。これによりまして、交番駐在所、パトカーについては、これは警察のものだということを外国から来られた方々についても、御理解いただけるのではないかというふうに思います。
また、例えば実際、交番に来られた方に対しましては、一部の交番ではありますが、タブレット端末を配備いたしまして、これで外国人の方にもコミュニケーションをとれるようにする、また指さしの案内パネルのようなものも用意いたしまして、これはなかなか、我々警察が全ての言語に対応できるわけではございませんので、若干片言にはなりますが、そういった形での対応をするということも行っております。
また、警察には通訳も整備しておりますので、そういったものと三者通話をするなどして、警察に来られた外国人の方が、必要なサービス、支援を受けられるようにということで整備しておりますので、引き続き必要な対策については今後とも考えて進めていきたいというふうに考えております。
〇木津委員長 ほか、よろしいでしょうか。
〇杉本委員 SNS等に起因する犯罪被害防止対策なんですけれども、ここでは運用型LINE広告を活用して、広報啓発活動を推進するという事業が上げられているんですけれども、直前に教育委員会のほうから、スマホの所持率の実態調査、抽出なんですけれども、三重県の数字をいただいたら、私もびっくりしたんですが、小学生で39.3%、4割の子がスマホを所持している。中学生は72.2%、高校生が98.2%ということで、私は思いのほか小学生が39.3%、自分専用のスマホを所持しているという数字がかなり高いなと思わせていただいたんです。
ですので、この事業は事業として、ほかにやっていただいているとは思うんですけれども、警察が子どもたちへの指導に、出前講座のような形でかかわるとか、保護者の啓発にかかわるとか、教職員の研修にかかわるとか、やはり犯罪状況については、進化もしていきますし、その実態を一番わかっていらっしゃるのは警察だと思うんですけれども、そのあたりの状況はどんなぐあいでしょうか。
〇田中部長 小学生を対象とした犯罪被害に遭わないということも含めた非行防止教室、これも恒常的に開催をしておりますし、御指摘の保護者向けの啓発もやっております。教職員につきましては、主として中学、高校は生徒指導の協議会がございますので、そういうところを通じて、この少年にかかわる犯罪の実態であるとか、その具体的な防止対策というものについては、そういう場を利用しまして、お伝えしているというのが実態であります。
〇杉本委員 多分、今、学校現場って、やはりスマホ依存とか、ネット依存とか、それから、いじめ防止であるとか、そういう観点が強いかなと私は思っているんですけれども、もっとこういう安全というか、犯罪にかかわるところの情報も教育現場というか、子どもにかかわる保護者がまずは大事だと思うんですけれども、そのあたりのところに、その実態がもっと伝わっていくような形で、今後も進めていただけたらなというふうに思います。
〇木津委員長 ほかございませんか。いいですか。
〔「なし」の声あり〕
〇木津委員長 御質疑がなければ、本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第3号 挙手(全員) 可決
(2)議案第79号「平成30年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
ア 当局から資料に基づき補充説明(難波本部長)
イ 質疑
〇木津委員長 それでは、質疑に入ります。質疑があればお願いいたします。
〇東委員 今の9ページの一般警察活動費の被留置者用食糧費等の減額ということで、決算見込みで減額されたんだと思うんですが、500万円程度ということですが、私、余り知識がないし、経験もないんですが、警察署というのは県内に18ぐらいあるんですか。その中で、いわゆる留置場というのがそれぞれ置かれているんだと思うんですが、つまり外国人も含めてですが、最近の動向といいますか、収容率というんですか、何かちょっと御説明いただけるような資料があれば欲しいかなと思うんですけれども、つまり何を言いたいかと申しますと、動向です。留置場というのは多分2日間、期間が決まって48時間ぐらいだと思うんですが、その中での生活ですので、そんなにゆとりもないし、多くなった場合はどこか違うところへ、その辺のお話も聞けたらなと思うんです。
例えば私ども住んでいる地域ですと、尾鷲、熊野とかというところがあるわけですが、そこの収容可能人員数と、あるいは収容率といいますか、そんなことをちょっと御説明いただけたらなと思います。
〇宮西部長 まず、県内の留置施設でございますが、こちらは収容定員といたしまして、全ての警察署の合計で286人ございます。この収容定員といいますのは、一つの留置場の居室当たりに2人が収容できるような設計になっておりますので、2人ずつ収容するとしたら、最高で286人が収容できるというような形になっております。
それで、収容率でございますが、この286人の収容定員に対する収容率につきましては、大体平成20年のころが47.8%という数字でございました。そして、昨年、平成30年中は26.2%ということで、収容率は減少傾向がおおむね全体としては続いているという状況がございます。
その中で委員から御指摘がありました、尾鷲警察署、熊野警察署につきましては、それぞれ収容定員が8人という形になっておりまして、昨年の収容率が、尾鷲警察署で12.8%、熊野警察署で14.6%という数字であります。こちら、全ての居室に1人ずつ収容されたときでは50%でいっぱいに、全ての居室に人がいるという形にはなりますが、2人ずつを前提での収容率としては、こういう形になります。
それから、留置施設につきましては、逮捕時の勾留の後に、先ほど御指摘のとおり48時間というようなお話がありましたが、検察庁に送致した後も、必ずしも全て拘置所に移送されるわけではなくて、警察の留置施設の中にそのまま留置される場合も、状況に応じてではございますが、そういったものも含めての収容率でございます。
それで、被留置者用食糧費につきましては、今回、そういったような被留置者の数などの計算によりまして減少いたしましたので、それを今回減額補正ということで、したものでございます。
〇東委員 詳細にわたって御説明ありがとうございます。全国的な率もこんな感じなんでしょうか。それとも、都市部に、全国比較というのはどうなんですか。例えば他県、愛知県とか岐阜県とか、あるいは関東近辺とか、その辺の率の比較というのはあるんでしょうか。
〇宮西部長 現在、手元に数字としてはございませんが、全国的にも減少傾向だというふうには承知をしております。
〇東委員 ありがとうございました。
〇木津委員長 ほかございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇木津委員長 御質疑がございませんので、なければこれで本議案に対する質疑を終了いたします。
ウ 委員間討議 なし
エ 討論 なし
オ 採決 議案第79号 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
第2 常任委員会(警察本部関係)
1 所管事項の調査
〇木津委員長 調査項目に入る前に、お手元に配付の資料「みえ現場de県議会『ダイバーシティ社会の推進』実施概要」をごらんください。
これは昨年11月19日に、「ダイバーシティ社会の推進」をテーマに亀山市で開催された、みえ現場de県議会の概要の資料でございます。
当日に出されました県民の御意見につきましては、当委員会の所管事項調査等において、必要に応じて議論の参考にしていきたいと考えますので、よろしくお願いいたします。
(1)「平成30年度『第二次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における事務事業等の見直しについて(関係分)
(2)不適正な事務処理の是正状況と再発防止に向けた取組について
ア 当局から資料に基づき説明(宮西部長)
イ 質問
〇木津委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。
〇杉本委員 障がい者雇用についてなんですけれども、7.5人の不足は解消されるということなんですが、正規とそうではない方の内訳と、それから障がい種別、肢体なのか知的なのかというあたりのところもわかればお願いします。
〇宮西部長 こちらは、本年4月1日の見込みの数字でございますが、今回、障がい者の数、こちらは障がい者の雇用率の算定の関係では、例えば重度の障がい者については2人とカウントする、または短時間の勤務者では0.5人という形になりますので、計上数という形で御説明をさせていただきますと、13人という形になる予定であります。そのうちの業務補助職員という形で、正規職員の雇用の形態になっていないものについては、本年春の時点で5人分が該当するという形になります。それ以外の方は、正規職員としての採用という形でございます。
そして、その分類といたしましては、肢体不自由者、内部障がい者、知的障がい者がそれぞれ含まれているところでございます。
〇杉本委員 障がい種別の割合というか、肢体と内部と、それから知的ですけれども、どれぐらいの人数ですか。
〇宮西部長 内部障がい者、知的障がい者がそれぞれ1名という形に算定されており、それ以外の方は肢体不自由者ということで算定をされております。
〇杉本委員 採用に当たって、合理的な配慮をするというようなことはあったのでしょうか。何か。
〇宮西部長 採用に当たりましては、それぞれの状況について、詳しく確認をいたしまして、それに応じた勤務の内容、それから勤務の場所というものを選定しております。また、必要な方に対しましては、特別な器具を用意するなどして、勤務がよりやりやすいというような環境整備も行っております。
また、職員に対しましても、必要な教育などを行っており、受け入れ態勢という意味では、しっかりしたものを整備したというふうに考えております。
〇杉本委員 今後、定着に向けた取組を推進するということでしたので、定着に向けて、よろしくお願いしたいと思います。
〇木津委員長 ほかございませんか。
〇中森委員 不適正な事務処理の是正状況と再発防止に向けた取組で、施設の法定点検未実施の是正及びブロック塀の構造基準不適合の是正に関しまして。私、一般質問で、知事部局の関係で質問させていただきました経緯もございまして、常任委員会ですので、ここで改めて確認したいことがあります。
警察本部におかれましては、専門性の必要な建築士などの職員はおられるのか。何人ぐらいおられるのか、ちょっと確認をさせていただきます。
〇宮西部長 現在、県警察において、一級建築士の資格を持つ職員は3名でございまして、そのうちの2名は知事部局からの出向という形で受け入れており、合計で3名が一級建築士の資格を持っております。また、建築設備検査員の有資格者証を取得している職員は現在7人ございます。
〇中森委員 ありがとうございます。
そういう体制については十分網羅されているということと、不適正な事務処理があったということについては、非常に残念というふうに私は思っているんですけれども、そういうことからすると、この要因の中の知識不足というのは、もう少し表現的には対応不足というほうがもしかしたら正しいかもわからないし、再発防止に向けた取組についても、改めて研修を深めるとか、認識を深めるというのと、そういう有資格者の連携、専門性の高い者の意見を聞くとか、そのような内部の緊張感というのが大事ではないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょう。
〇宮西部長 今回、このような問題が発生した原因の一つは、委員御指摘のとおり、専門家でありながらも十分な知識を持っていなかったということがあろうかと思います。
今回、新たに対応することといたしましたのは、例えば建築基準法であれば、毎年6月に大きく改正が行われるという状況がございます。そういったようなタイミングをとらえまして、建築基準の新たな変更などにつきまして、県建築開発課に確認していくということにしております。
また、例えば施設の設計などにおきましては、県営繕課に設計内容の確認について協力を求めることとしておりますので、こういった形での補完、それから個々の職員の能力の向上、そういったもので最新の状況をしっかり把握して、的確適正な対応をしていくこととしております。
〇中森委員 ありがとうございます。
その辺を徹底していただきたいのと、もう一つ提案したのは、施設管理者のそれぞれ各々が責任の所在が違うということから、やむを得ない部分があるんですけれども、発注契約などの事務手続をそれぞれやることによって、場合によってはばらつきが発生したり、せっかくの受託者契約者が、発注者が違うことによって、あれっというふうに疑問点が生じるおそれがあることも現実にあるということから、知事部局であったり、また警察本部であったり、他の教育施設、そういうような公的施設のものについての発注方法について、知事部局には提案をさせていただきました。これは、一元化、一括とか、それは具体的な方法なんです。なかなか簡単には難しいというのも承知しておりますので、知事部局の方針の相談があれば、いろいろなブロックごととか、その辺の意見交換には協力していただければありがたいなというふうに思いますが、いかがでしょう。
〇宮西部長 県警察の建物の建築につきましては、警察署などにつきましては、知事部局のほうに設計等を依頼しております。また、交番などにつきましては、我々県警察の中での設計、また外部への委託者への設計という形になりますが、いずれにいたしましても、今回も設計については、県営繕課に設計内容の確認について協力をお願いすることとしておりますので、そういった形でしっかり県のほうの進め方をこちらとしても把握しながら、連携した対応ができるように取り組んでいきたいと考えております。
〇中森委員 ありがとうございました。やはり、こういうことが二度とない、将来にわたって改善をしていただいて、新年度以降、そういうことがないように万全をしていただきたいと強く要望をさせていただき、終了いたします。ありがとうございます。
〇木津委員長 ほかございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇木津委員長 なければ、「平成30年度『第二次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における事務事業等の見直しについての関係分、及び2番、不適正な事務処理の是正状況と再発防止に向けた取組についての調査を終わります。
(3)犯罪情勢について
(4)交通事故情勢と抑止対策について
ア 当局から資料に基づき説明(堀部長、伊藤(正)部長)
イ 質問 なし
(5)その他
〇木津委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら、御発言をお願いします。
〔「なし」の声あり〕
〇木津委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項 なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔当局 退室〕
3 今年度の「常任委員会活動の評価」について
ア 常任委員会活動の評価の手順についての説明(木津委員長)
イ 委員間討議
〇木津委員長 それでは、御意見をお願いいたします。
参考に、昨年度の評価をということで、どうぞ。
〇事務局 それでは参考に、昨年度の振り返りで4点意見がございましたので、御報告させていただきます。
昨年度は、1点目、県内外調査は充実した内容であったということでございます。
2点目、県内の外部有識者から、学力、体力の向上について調査を行うための参考人招致の場が持てればよかった。
3点目、いじめ防止対策について、教育委員会だけでなく、関係している他部局との関係についても調査できればよかった。
最後でございますが、県立高等学校の活性化は、人口減と隣り合わせの課題であり、引き続き地域の状況を把握していく必要がある。
以上でございます。
〇木津委員長 ありがとうございました。昨年はこのように総括の評価表をまとめさせていただきました。これを参考に本年度の御意見がございましたら、よろしくお願いいたします。
〇舟橋委員 常任委員会で直接ではないかもしれませんけれども、インターハイが開催され、成功裏に終わって、それなりに52種目が入賞したという成果を得たというのと、それから犯罪被害者の条例ができることになりました。それはこの1年間、皆さんの思いもあったものが結実をしていった一つかなとは思いますけれども。
〇木津委員長 ありがとうございました。
〇山本委員 議員と執行部との永遠の課題なんです。私は、これは警察本部関係の委員会としては最後の発言になるんやろうか。それで、警察本部だけではないんだけれども、本会議での質問もそう、それから常任委員会での発言もそう。特に本会議の場合には、大きな課題についてというようなこともあるかもわからないけれども、常任委員会の場合には、自分たちが属している、我々だったら教育警察の細部にわたって質問するじゃないですか。言いっぱなしの答えっぱなしということが、ずっと続いているかもわからない。ちゃんと実現している施策があるかもわからないけれども、何かうまい方法で、長いことずっと議員やっていますが、委員会での発言について、こうこうこういうことで、次年度への予算に反映しましたというような答弁が、今まで一回もないんですよ。
ですから、今後の委員会のあり方について、持ち方というか、そういうようなものを改善していくような委員会であってほしいなということをずっと思っていたんです。
こういう方法もいいでしょう。それから、県内県外への調査もいいでしょう。いいんですけれども、執行部が、なるほど、議員の発言に対して、こういうところへ力を入れてくれたんだなとか、そんなようなことの発言があっていいように思うけれども、ないものだから、今後のあり方について、委員長会議で議論してもらうとか、何かそんなようなことがあったらいいなと思いつつ、今、発言をさせてもらいました。
〇木津委員長 ありがとうございました。
それは、この委員会に限らずですよね。
〇山本委員 そうです、そうです。
〇木津委員長 委員会運営の全体的なことですね。
〇山本委員 そうですね、はい。
〇中森委員 県内調査へ行かせていただいた中身は非常に充実していたかなという印象を持っています。特に警察本部の所管に関することは、やはりふだんというか、なかなか機会がないわけで、この委員会に所属してよかったなと。現場で対応していただいていることが、よくわかったというのはあって、これは意義あるというんですか、やはり委員会としての、我々委員として本当に評価は高く感じました。
ただ、県外調査がなかった、これは仕方ないわけで、台風ですので。そうなってくると、やはりもう少しスケジュールにゆとりというんですか、変更も踏まえて、変更というものは対処の仕方ですけれども、今年は忙しい年でもあったということからやむを得ないんですけれども、引き継ぐならば来年度には、そういう場合にはやはりあらかじめ臨機に対応できるような、スケジュール変更に対応するような、委員会としての調整容量はあってもいいのではないかと、容量というのはキャパ、そういうような感じがしました。そういう印象です。ほかはちゃんと正副委員長が頑張っていただいたので、我々ももう十分、充実した委員会だったというふうに思います。
〇木津委員長 ありがとうございました。
ほかございませんか。
これは、調査の時期がちょうど台風の時期に重なるので、もう少し視察の時期を台風以外の時期にしたら、突然の中止はないのかなとは思いますけれども、どうしても夏場が多いので。
ほかはございませんか。
〔発言する者なし〕
〇木津委員長 それでは、ただいまいただいた御意見を「委員会活動評価総括表」(案)にまとめて、次回の委員会でお示しをさせていただきます。
これで、今年度の常任委員会活動の評価についてを終わります。
ほかに何か御意見はございませんか。
〔発言する者なし〕
〇木津委員長 なければ、委員間討議を終了いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
教育警察常任委員長
予算決算常任委員会教育警察分科会委員長 木津 直樹