三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 平成30年度 全員協議会議事概要 > 平成31年2月14日 全員協議会概要
■ 開催日時 平成31年2月14日(木曜日) 10時50分 ~ 11時45分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 48名
議 長 前田 剛志
副議長 前野 和美
議 員 芳野 正英 中瀬古初美
廣 耕太郎 山本 里香
岡野 恵美 倉本 崇弘
稲森 稔尚 野村 保夫
下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子
濱井 初男 木津 直樹
田中 祐治 野口 正
石田 成生 彦坂 公之
大久保 孝栄 東 豊
山内 道明 吉川 新
津村 衛 杉本 熊野
藤田 宜三 後藤 健一
小林 正人 服部 富男
津田 健児 中嶋 年規
村林 聡 長田 隆尚
奥野 英介 今井 智広
日沖 正信 舟橋 裕幸
三谷 哲央 中村 進一
青木 謙順 中森 博文
水谷 隆 山本 勝
山本 教和 西場 信行
中川 正美 舘 直人
■ 欠席議員 なし
■ 県政記者 3名
■ 傍聴者 3名
■ 協議事項
1 平成31年度三重県経営方針(最終案)(暫定版)について
(1)時間 10時50分~11時5分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[戦略企画部]
部長 西城 昭二
副部長兼ひとづくり政策総括監 横田 浩一
その他関係職員
[総務部]
部長 嶋田 宜浩
副部長(行政運営担当) 日沖 正人
副部長(財政運営担当) 高間 伸夫
その他関係職員
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
質疑なし
2 平成30年度「第二次三重県行財政改革取組」の進捗状況について
(1)時間 11時7分~11時45分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[総務部]
部長 嶋田 宜浩
副部長(行政運営担当) 日沖 正人
副部長(財政運営担当) 高間 伸夫
参事兼税務企画課長 三宅 恒之
その他関係職員
[地域連携部]
情報システム課長 高松 基子
(3)説明内容
別添資料のとおり
(4)質疑の概要
〇中嶋議員 別紙1の財政の健全化について、総務部が作る資料は危機感をあおるものはかなり危機感をあおるような内容で、成果を出すものはこうやって成果を出すというので、数字のマジックもあるのではとの感じも受けながら、しっかりと議会としても見ていかなければと思う。3年間積み立てを見送った134億円をどの段階で戻していくのかという見通しと、企業庁から借りているお金の返済分についても、それらの今後の計画は持っているのか。
〇嶋田部長 積み立て不足について、特に計画というのは現時点ではない。公債費は平成34年から下がる傾向にあり、人件費も平成37年以降さらに下がっていく見込みもある。少なくともその時点では積み戻しをするとともに、それまで待っているわけではなく、その都度その都度、補正のたびに、一方で県民サービスの維持を意識しながら、できるときに積み戻しをしていきたい。企業庁への償還については平成31年度16.5億円を償還する予定である。
〇中嶋議員 言い方が悪いかもしれないが、ちょっと行き当たりばったり的なところがあるのではないかとの感じもする。正確な公債費がどこでピークになるのか、どれぐらいになるのかを考えるにあたり、もう少し具体的な積立計画や、企業庁への返済も含めて、今、県として毎年度返さないといけない負債がどの程度あるのかを見える形で示してほしいということは要望したい。また、コンプライアンスの件で、教育委員会と警察本部については、コンプライアンス推進会議での再発防止策とあわせて、独自の取組も検討しているとあるが、どういう場で検討し、それをいつ、どの場で議会にも示す予定なのかわかれば教えてほしい。
〇日沖副部長 総括的な部分については、「不適切な事務処理及び不祥事の再発防止に向けて」の最終版に盛り込みたい。それとは別に、警察本部と教育委員会にて、組織的な状況も違い、独自の体制もあるため、それぞれの内部で検討を進めている。それぞれの常任委員会も含め、なんらかの形で説明することになると考えている。
〇中嶋議員 教育委員会と警察本部からの説明の時期はいつを予定しているかわかるか。
〇日沖副部長 総務部の分は、3月の常任委員会でも最終版までには至っていないかもしれないが、まとめあげた部分について説明をすることになると思う。時期としては3月のどこかの時点でそれぞれ説明する形になると思うが、詳細は警察本部、教育委員会にも確認後、状況をお知らせしたい。
〇中嶋議員 今年度中に、改選前には、示してもらえるものと期待している。
〇石田議員 今日は、コンプライアンス推進会議の検討状況報告で、これは中間報告みたいなもので、最終版を3月が終わるまでに中身も含めて説明があり、その時に私は意見を言うというスケジュールなのか。
〇日沖副部長 今日説明したものは、一旦、内部でまとめた形である。それに懇話会からの意見を踏まえ、さらなる具体的な取組や中身のブラッシュアップを含めて、内容をまとめたうえで最終版にする。年度内にまとめる予定だが、この場や3月の総務地域連携常任委員会等の意見も踏まえたうえで、3月中には最終版をまとめていきたい。
〇石田議員 今日、中身の詳細な説明がなかった。前にも同じものが配られているので、それを見て意見を言いたいところもある。また3月に示してもらったときに意見を言う場を作ってもらうよう議長にお願いし、今日は触れないでおく。また最終案のときに言いたい。
〇嶋田部長 3月の常任委員会で、まず成果前に近いものを説明すると思う。来年度以降も懇話会も設け、これは末永い取組になるため、PDCAを回しながらやっていこうと思っているので、場合によっては、取組内容も変化することがあると思うが、改選後の6月に同じように行革取組の年次計画みたいなものを全員協議会の場で説明する必要があると思うので、その時点で再度説明したいと思う。
〇山本(里)議員 資料の読み方で確認したい。別紙1の5ページの県税収入の確保で、様々な手法で徴収率を上げるために努力して、その中で差し押さえのことがあるが、預貯金以外の差し押さえ件数割合というのが52.5%とか、これは全部の差し押さえの中の預貯金以外ということか。
〇嶋田部長 あえて預貯金以外の差し押さえ件数を出したのは、滞納処分をする場合、預貯金を滞納処分するが、それは自動的に何もしなくても県が預金を差し押さえて落としていくというのは事実上、口座振替と同じになる。そこで、それ以外に実行力のある方法をしたほうがよいのでは、と県税職場としては考えているため、それ以外の差し押さえ件数の割合を指標にしている。
〇山本(里)議員 マル2のところで徴収率は上がったということだが、これは集めるべき全体の中の徴収率で、差し押さえの中で通帳を押さえたもの以外があるという、そういう実態があることを示したということで、状況はわかった。
〇吉川議員 別紙1の6ページについて、クラウドファンディングの実績が報告され、1事業が9事業になったとあるが、実績についてと、来年度の予算ではどの程度の規模を想定しているのか。
〇嶋田部長 目標と実績との対比は手元にないため、後ほど出す。平成31年度のクラウドファンディングは6事業で375万円程度を予定している。
〇吉川議員 募集する目標の金額と集まった金額の差を教えてほしい。
〇嶋田部長 平成30年度までの実績は手元にないため、後ほど資料として出す。平成31年度の当初予算にクラウドファンディングとして出しているのは6事業。例えば、医療保健部の飼い主のいない猫の不妊去勢手術は事業費330万円に対して165万円を目標額として設定している。骨髄バンク事業は105万3000円の事業費に対して50万円、ヘルプマークでつながるおもいやりの絆づくりでは81万1000円の事業費に対して14万5000円、吉田沙保里賞については100万円に対して50万円、地域連携部の度会県復活による関係人口創出事業については、374万5000円のうち、66万3000円、熊野古道活用促進事業においては、120万円のうち、30万円という目標設定としている。