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予算決算常任委員会
会議録
(開会中)
開催年月日 平成30年10月15日(月曜日) 午後1時31分~午後1時54分
会議室 全員協議会室
出席委員 47名
委 員 長 津村 衛
副委員長 小林 正人
委員 芳野 正英 中瀬古初美 廣 耕太郎
山本 里香 岡野 恵美 倉本 崇弘
稲森 稔尚 野村 保夫 下野 幸助
田中 智也 藤根 正典 小島 智子
濱井 初男 木津 直樹 田中 祐治
野口 正 石田 成生 彦坂 公之
大久保孝栄 東 豊 山内 道明
吉川 新 杉本 熊野 藤田 宜三
後藤 健一 服部 富男 津田 健児
中嶋 年規 村林 聡 長田 隆尚
奥野 英介 今井 智広 日沖 正信
舟橋 裕幸 三谷 哲央 中村 進一
青木 謙順 中森 博文 前野 和美
水谷 隆 山本 勝 山本 教和
西場 信行 中川 正美 舘 直人
欠席委員 なし
出席説明員
【予算議案・予算等関連議案の審査】
[総務部]
部長 嶋田 宜浩
副部長(行政運営担当) 日沖 正人
副部長(財政運営担当) 高間 伸夫
財政課長 富永 隼行
[雇用経済部]
部長 村上 亘
副部長 安井 晃
雇用経済総務課長 紀平 益美
[県土整備部]
部長 渡辺 克己
副部長(企画総務担当) 喜多 正幸
県土整備総務課長 濵地 宣広
[企業庁]
庁長 山神 秀次
副庁長 更屋 英洋
財務管理課長 井畑 晃洋
【決算認定議案の審査】
[企業庁]
庁長 山神 秀次
副庁長 更屋 英洋
次長 森 高広
参事兼電気事業課長 小森 健児
企業総務課長 米川 幸志
財務管理課長 井畑 晃洋
水道事業課長 東海 明
工業用水道事業課長 田中 利幸
機電管理監 和田 泰史
RDF発電監 宮下 孝治
その他関係職員
[病院事業庁]
庁長 長谷川 耕一
副庁長 加太 竜一
県立病院課長 河北 智之
その他関係職員
[監査委員]
代表監査委員 山口 和夫
事務局長 水島 徹
次長 川添 洋司
総務・評価課長 丹羽 健
その他関係職員
委員会書記
議事課 班長 中西 健司
議事課 主幹 黒川 恭子
企画法務課 主査 手平 美穂
企画法務課 主査 大森 貴仁
傍聴議員 なし
県政記者 4名
傍聴者 1名
議題及び協議事項
1 予算議案・予算等関連議案の審査
(1)議案第135号「職員等の旅費に関する条例及び知事及び副知事の給与及び旅費に関する条例の一部を
改正する条例案」
(2)議案第136号「職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案」
(3)議案第137号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
(4)議案第138号「三重県地方活力向上地域における県税の特例措置に関する条例の一部を改正する
条例案」
(5)議案第140号「三重県立職業能力開発施設条例の一部を改正する条例案」
(6)議案第147号「平成29年度三重県水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
(7)議案第148号「平成29年度三重県工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」
2 決算認定議案の審査
(1)認定第1号「平成29年度三重県水道事業決算」
(2)認定第2号「平成29年度三重県工業用水道事業決算」
(3)認定第3号「平成29年度三重県電気事業決算」
(4)認定第4号「平成29年度三重県病院事業決算」
【会議の経過とその結果】
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇津村委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇芳野分科会委員長 御報告申し上げます。
戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました議案第140号「三重県立職業能力開発施設条例の一部を改正する条例案」につきましては、去る10月4日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇津村委員長 ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので御了承願います。
それでは、御質疑のある方はお願いをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇小島分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました議案第137号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」ほか2件につきましては、去る10月9日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
なおこの際、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
公共事業に係る平成31年度当初予算についてであります。公共事業については、平成31年度当初予算調製方針において、平成30年度当初予算の100%以内で要求することが示されました。近年、日本各地で大規模自然災害が頻発しており、県民の皆さんの安全・安心を確保するためには、社会資本整備等の対策は急務であります。県当局におかれましては、持続可能な財政運営に向けた努力はしっかりと行いつつも、公共事業予算については、条件が有利な緊急防災・減災事業債などの起債も最大限活用し、必要な公共事業が確実に実施できるよう積極的に予算要求されることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇津村委員長 ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
最後に、総務地域連携分科会委員長から分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇服部分科会委員長 御報告申し上げます。
総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました議案第135号「職員等の旅費に関する条例及び知事及び副知事の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例案」ほか2件につきましては、去る10月10日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇津村委員長 ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、以上で分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
(2)全体的を通しての質疑 なし
(3)委員間討議
〇山本(里)委員 三つの委員会で慎重審査をしていただいて、報告の中には詳細のことで説明はなかったですけれども、議案第138号の「三重県地方活力向上地域における県税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例案」については税制法上の問題で、今まで首都機能の地方移転、あるいは本社機能の地方移転という中で、なかなか地方へ移転をされなかった、地域の活力をつくるためにはそれも必要だということですけれども、こういうような中で、これによって雇用が増えるだろうという話が一方であるんですけれども、その移転の内容が調査企画部門、情報処理部門、研究開発部門、国際事業部門、管理業務部門などの一定の研究所、研修所枠に限られていることなどから、この機能をさらに減税対象とすると、免税というのをつけるわけですので、このことについて大きく問題があると思っております。委員会でどのような審査がされたのかという報告がなかったのでそれまでのことだと思います。
あと、議案第140号「三重県立職業能力開発施設条例の一部を改正する条例案」ですけれども、これは質疑のときにも少し伺ったことがありますが、三重県立津高等技術学校の授業料を年額3600円値上げしようというものですけれども、これまで値上げをしなかったということも含め、精査をされて年額3600円、3600円ではありますけれども、105名在校されているということで、定員が一学年70名なので最大限で140名、3600円ということで計算をしますと50万4000円ということで、この50万4000円を値上げしてここの生徒、ここで学ばれる方から支出していただくのは妥当かどうかということについて私は大変問題があると思っています。諸経費で様々、2年間でですと15万円から20万円ぐらいこの授業料以外にも必要な状況も出てくるというようなことも聞いておりますし、こういう中で、もうかって頑張って拡張ができるような力のある企業に、一方議案第138号でこれがあるかどうかはわかりませんが、この中で減税をし、仕事を技術を身につけて18歳から35歳までということの中で、高校を出て技術を身につけて仕事につなげたいと学ばれることに、授業料の多少のことではありますけれども、そこまでするだけのことがあるのかということを私は考えておりますので、委員間討議の場面ですけれどもほかにこのことで御意見があれば討議をしていただきたいと思います。
〇津村委員長 ありがとうございます。
山本委員から討議として御発言がございましたが、この件につきまして御意見がある方はいらっしゃいますか。
ほかに何かございませんか。
〔発言する者なし〕
〇津村委員長 なければ本議案に対する委員間討議を終了いたします。
(4)討論
〇山本(里)委員 議案第138号と議案第140号につきましては、さきほど述べたことの要件でこの改正には反対したいと思います。2件です。
〇津村委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 では、討論なしと認め討論を終結いたします。
(5)採決 議案第135号から議案第137号、議案第147号及び議案第148号
起立(全員) 可決
議案第138号、議案第140号
起立(多数) 可決
(6)委員長報告で処理経過を求める事項 なし
〔当局 退出〕
(休 憩)
2 決算認定議案の審査
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇津村委員長 最初に、医療保健子ども福祉病院分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。
〇野口分科会委員長 御報告申し上げます。
医療保健子ども福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました認定第4号「平成29年度三重県病院事業決算」につきましては、去る10月9日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇津村委員長 ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで医療保健子ども福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終わります。
次に、医療保健子ども福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので御了承を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで医療保健子ども福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終わります。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇小島分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成29年度三重県水道事業決算」ほか2件につきましては、去る10月9日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇津村委員長 ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。
〇岡野委員 どのような意見が審議されたのか中身を教えてください。
〇小島分科会委員長 特にこの件につきましては、事前に説明を受けていることもありまして、意見として申し上げることはございません。
〇岡野委員 そうすると、なかったということでしょうか。
〇小島分科会委員長 そうです。
〇岡野委員 出ておりませんでしたので聞かせていただきました。
〇津村委員長 ほかにいかがですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
(2)全体的を通しての質疑 なし
(3)委員間討議 なし
(4)討論
〇津村委員長 討論のある方はお願いをいたします。
〇山本(里)委員 今、問題となっております認定第1号の「平成29年度三重県水道事業決算」と第2号の「平成29年度三重県工業用水道事業決算」、第3号の「平成29年度三重県電気事業決算」について反対を表明いたします。様々これまでも意見を述べてまいりましたけれども、今日の午前中の代表質問でも、例えばRDF発電に対してのことでは、知事のほうから処理委託料については、その当時、算定の基準が甘かったと認めざるを得ないという言葉が出ました。また、功罪相半ばでしたという言葉も出る中で、政策的な問題であるという中でお話が出ましたけれども、こういったものが平成29年度の決算状況の中に的確にあらわれているんだと思います。巨大な事業はその当時イケイケでやってきたことが、これが総括をして、最終的にRDF発電については、終わってから最終総括をされるということですけれども、毎年毎年それを運営するに当たって、何が問題だったのかということを踏まえながら次のことですので、このことについてはやはり大きく問題がある平成29年度でもあったというふうに思います。
それから水道事業、工業用水道事業も、これも水道料金ということの中でいいますと、特に工業用水道では買い手がつかないというか利用されない部分が大変多くございます。そんな中で、一般会計からの繰り入れやそしてまた使用料の中で県民負担が大きくなっているということが、水道事業のほうも同じようにそのような形が言えると思います。数字については、また討論のほうで言わせていただきますけれども、そういう中でやはりこの事業については大きく問題がありということで、水道料金は改定の時期は様々規程でありますけれども、一年一年確認をしていくべきだということで反対をさせていただきます。
〇津村委員長 ほかにございませんか。
〇稲森委員 認定第3号の「平成29年度三重県電気事業決算」に反対をしたいと思います。この認定第3号ですけれども、RDF発電の事業を含んでいる決算でして、特に既に破綻した事業を漫然と続けているというふうに思わざるを得ないですし、市町に対しても重い負担を押しつけているということについて、この決算については反対をしたいというふうに思います。
〇津村委員長 ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇津村委員長 討論なしと認め討論を終結いたします。
(5)採決 認定第4号 起立(全員) 可決