三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成30年度 委員会会議録 > 平成30年6月28日 議会運営委員会 会議録
議会運営委員会会議録
(開会中)
資料1のとおり、議提議案第7号「三重県議会の議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例案」が提出され、条例案の内容について、提出者を代表して、津田健児議員から説明がありました。
一事不再議の認否、一事不再議にあたらないとなった場合の審議日程等について、各会派へ持ち帰り、議論することとなりました。次回7月13日に議会運営委員会を開催して、改めて協議することとされました。
【協議】
○三谷委員 質問してもいいわけですか。
○杉本委員長 はい。
○三谷委員 簡単にお伺いしたいんですが、先ほど1番目の理由として議決責任のことを言われましたが、先の51の条例が決まったときの議会の議決責任については、どういうふうにお考えですか。
○津田議員 我々は4年前にきちっと約束した議決責任を非常に重く考えておりまして、あの当時はほとんどの議員、ほとんどの会派が賛成をもって議決にいたった。今回は、委員会、三谷委員が委員長でございましたけれども極めて僅差、一票の格差で可決された議案でございますので、必ずしも多くの賛同いただいた条例ではありません。何度も委員会でも申し上げましたけども、民主主義の根底を決める選挙制度でございますので、やはり多くの会派、多くの議員の賛同のもとに可決するべきものと考えております。
○三谷委員 4年前の議決責任は重いけども、今回の議決責任は軽いと。今回、45が大多数の議員の可決でなければ意味がないという意味ですか。僅差では意味がないと。
○津田議員 特別委員会で何度もお話させていただきましたが、選挙制度というのは、民主主義を、議員の構成、会派を決める選挙でございます。一方の会派が無理やり決めるものではないと考えています。4年前の45の制度は、委員長主導のもと、ほとんどの会派、ほとんどの議員の賛同のもとに得られた条例ということを度々申し上げております。
○三谷委員 これで余り言いませんけども、今回、議提議案で出されているのが、僅差で可決のような場合は余り意味がないということになるわけですね。
○津田議員 意味がないとは言っておりませんけれども、賛同を得られていないということは明らかだと我々は思っています。
○三谷委員 もう1点だけ。一事不再議ではないかというご指摘もありますが、このことについてはどういうふうにお考えですか。
○津田議員 一事不再議につきましては、基本的に議会運営委員会の委員の方で決めていただきたいという認識を持っています。我々としては、一事不再議ではないという認識を持って提出をさせていただきました。
○三谷委員 結構です。
○杉本委員長 ほかにいかがでしょうか。
○中嶋委員 議決責任のお話もちょっとあったんですけども、加えてこれまでの経緯もありますよね。平成12年に55から51にした。そのときに附帯事項というのがあって、次は南部のほうも一定の定数を是正、平野部についてはやっていかなければならないというのがあって、その後、ずっとやってきて、ようやく4年前に45と決めた。それが今度来年やるはずで、それでも19年間置かれている。それが今回さらに3年延びてという流れの中での議決責任ということについてはどういうふうにお考えになられますか。
○津田議員 平成12年の附帯事項によりますと、南部へのインフラの整備とともに、一票の格差を重視しながら変えていくとありました。その附帯事項をもとに舘委員長のもと、45の条例を可決しました。そのときの附帯事項の中だったと思うんですけれども、平成27年の国勢調査の結果を見てさらに判断をしていくという県民との約束がありました。その約束から見ると、先ほど中嶋委員のお話にもありましたように、平成12年からの県民にしました約束に対しても51の条例は約束違反だと考えております。
○中嶋委員 結構です。
○中村委員 今、事務局に確認したいんですけども、平成12年の附帯決議というのは、明確に、中嶋委員そして提出者が言われているんですが、ちょっと附帯決議について確認したいんですけども、どんな状況になっていますか。
○企画法務課長 今、中村委員が言われた附帯決議は附帯事項でございまして、中身としましては今後さらに議員定数の削減を進めていくと。以上です。
○中村委員 附帯事項で具体的に南のほうからとか、なんとかとかそういうことが挙がっているわけではないということですね。それから附帯事項ということで議員の数を減らしていこうと。それは、議会基本条例なんかでも見直していこうという方向があるので、そのことをして約束を破ったとかそういう状況ではないと思っております。特に、附帯事項がされたかららそれを破ったんだというこではないということを確認させてもらっていいですか。
○企画法務課長 附帯事項ですけれども、議員定数の削減を今後も進めていくという中身です。
○舘議員 今の中村委員のお話でありますけども、平成12年3月の附帯事項の中身には国勢調査の結果等を踏まえ、さらに県議会議員の定数を削減することを附帯事項として決定したとありますけども、このときの特別委員会の議論された中に、25年のときもそうですけども伊勢市の関係が議論されております。これは、伊勢湾岸道、都市形成の進んでいる部分について削減をしようということで4つの選挙区から1名ずつ減にしておりますけれども、伊勢市もその議論の中に入っていました。伊勢市の場合は度会郡との関係があって、定数が3人、3人それぞれ3名ということでありましたけれども、これまでそうなってきた経過があるので、今回はその部分については据え置きをしようと。平成12年3月に。
しかしながら、これからまだまだ、議論を、先ほど附帯事項で申し上げたようなことがあるから、ということでの先送りをしたというか、その部分についてはこれから見直しをして、ちゃんとやっていこうという附帯事項の決定やったと思っております。ですから平成25年のときに、ちょうど奥野議員のほうから提案があって、伊勢市選挙区の関係も議論させていただいて、25年のときの形になったんだと思っております。そのことは南の部分というか伊勢市を含めた度会郡との関係での議論はあったという報告も残っておりますので申し上げたいと思いました。
○津田議員 私は7年間県議会議員を抜けていますけども、平成12年にはいた議員です。委員会の議論の中に岩名元議員が委員長だったんですけども、都市部、北部を中心として都市機能が発達しているという理由で、優先的に先行的に削減していくという説明を委員会の中でもいただきました。
そもそも一票の格差を解消するために議員定数というのは公職選挙法の第15条の8項にありますように一票の格差を重視しなければならないので、一票の格差が一番広がっているやっぱり南部に手を入れていかないと駄目だというのは、三谷委員も含め全員の県議会議員が思うところではなかったかなと思っております。
○杉本委員長 ほかにいかがでしょうか。傍聴議員から挙手がありますけれどもよろしいでしょうか。
○奥野議員 先ほど三谷委員のほうから前回と今回の議決の重さのはかりを言われたんですが、前回の場合は舘委員長のときに、特別委員会で決定されて議場で議決された。今回の場合、特別委員会は何もなしになった。そこである日突然議提議案が出てきて決まった。それは一緒じゃないと思うんです。だから違いには、大きな格差があると思いますので、その点だけ御留意願いたいと思います。
以上です。
○杉本委員長 ほかにいかがでしょうか。
○津田議員 今回についても真摯に我々、特別委員会の開催をお願いしましたけれども、残念ながら認めてもらえませんでした。
以上です。
○杉本委員長 ほかによろしいでしょうか。
聞き取りをさせていただいたということで、提出者の皆様には大変御苦労さまでした。
○杉本委員長 先ほど、提出者から御説明がありましたけれども、この議案につきまして上程するかどうかをお諮りしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○三谷委員 今、提出者の御説明もお伺いをし、いろいろ御意見も出たところです。先ほどの議決責任の話等々、前回のが重いのか、今回のが軽いのかとか委員会発議で出した議案ならば重いけれども議提では軽いとかですね、数が多く賛成をされれば重いけれども、僅差では軽いとかですね、いろんな御意見もありました。それから一票の格差の議論も15条8項のただし書との関係等もありますし、私どももまだこれからしっかりと議論をしなきゃいけない。一事不再議の恐れはないとおっしゃいましたけど、それについての具体的な御説明もありませんでしたので、一度この議案に対する対応、会派としてしっかり議論をさせていただきたいと思いますので、持ち帰らせていただければと思います。
○中嶋委員 今回の議案の取り扱いについて提出者の方から明確なお話もなかったんですけれども、一方で来年選挙を控えているという中でいくとですね、そうずるずるゆっくり話をしている場合でもないかなという気がするんですよね。それを考えるとちょっと一事不再議のことについては少しこの委員会でも議論させていただいて、議運でやっぱり決めるべきことだというふうに私は認識しておりますので、ぜひその議論をさせていただきたいと思うんですが。
○三谷委員 ずるずると引っ張るつもりは毛頭ありませんので、それなりに折り目切り目をきちっとつけて、会派として、それまでに一定の方向性というものを決めたいと思っております。
○中嶋委員 今、一事不再議の議論、多少させていただいてもよろしいですよね。
○三谷委員 僕が委員長じゃありませんので、委員長に許可を。
○杉本委員長 どうぞ。
○中嶋委員 いいですか。
今回、私も一事不再議とはなんぞやというところから改めて調べなおさせていただいて、行き着いたのが、この分厚い本、標準地方議会委員会条例会議規則解説という本なんですが、もう皆さん御承知の話が多いので大変恐縮なんですけど、簡単に申し上げると、今回のは結論的に、前回51にするという議案と今回の45にする議案は別物だというふうな認識をしております。というのが、一事に該当するか否かというのは、その二つの条例の中身が形式とか内容、目的が同一かどうかというところで判断されるべきものだというふうに書いてあります。具体的に申しますと、3月に議決した内容というのは、議員定数を45から51に増やして鳥羽市志摩市選挙区を鳥羽市選挙区と志摩市選挙区に分割するということですよね。今回出てきている条例案というのは、まずその3月議決事件、3月の議決した改正を踏まえたもので形式がまず異なるというのがもう明らかなんですね。
それで、あと内容目的というところが一番大事なんですが、今回のものは定数を減らし二つの選挙区を一つの選挙区に統合するということで、3月に議決した内容と目的が異なるということから、一事にはあたらないというふうな考え方をさせていただいております。
ちなみにその根拠となったのは、この分厚い本の312ページに書いてあるんですが、その授業料の値上げ案というものを取り上げていまして、基準的な考え方として、授業料の値上げ案が、ある一定額の値上げが否決されたときは、さらにその値上げ幅を値上げという、上に上げるという方向で見直す議案がもし出てきた場合は、それは一事不再議に当たると。一事、同じことだから、上に上げるという意味で。だけども、そのときに値下げするというものが出てきた場合は、これは目的を異なるので一事に該当しないということが書かれています。
まさに今回、この本には授業料と書いてありますけれども、今回は議員定数、選挙区のありようということについて、上げる、分割するというものから、下げる統合するという意味において内容が異なるので、もう明らかにこれは一事ではないというふうに理解できるものなので、当然ながらこれは一事不再議にあたらないというふうな理解ができるものということで、皆さん御理解いただきたいと思います。
○三谷委員 いろいろと貴重な御意見ありがとうございました。
私の一事不再議の理解はですね、やはり同じ選挙区定数、同じ内容のものをこうやってまた新たに変えていくということはやはり一事不再議にかかるんではないか。
一事不再議にあたらない場合は、例えば構成員がかわったとか、客観的な状況がかわったというようなことであれば、一事不再議にはならないというふうに教わってまいりましたので、中嶋委員の御意見をしっかり、腹に入れながら会派で議論をさせていただきたいと思います。
○中嶋委員 一事不再議かどうかということについては、今、三谷委員おっしゃったように、事情の変更があった場合というのがあるわけですけれども、今回は事情変更ではなくて、もっとシンプルに同じ内容じゃない、形式が異なる、だから一事にはあたらないというこの基本的な考え方、教科書に沿った考え方でシンプルに考えるべきだというふうに思います。できることならばさっき申し上げたように期限、いつまでにこの話をするのかというところは、一事不再議の話についてですね、まず上程するしないの話に今なっているので、それはいつまでにやるのかというのはやっぱり示してもらわないと、言葉としては悪いですけど、ずるずるいっちゃうような気がするので、その辺の考え方をぜひ整理していただきたいと思います。
○三谷委員 会派というか、新政みえとして考えていることを少し。会派の総会を1、2回はこれはしなきゃいかんだろうと、最低、議論は煮詰まってこないだろうと思っています。
一事不再議だけの問題もありますが、そのほかのことも先ほどちょっと申し上げました。
今度皆さんが集まられるのが7月13日の日ですから、この日までにはきちっと結論を出して7月13日の議運で方向性を決定すればいいのかなと、こう思っているのですがいかがですか。
○杉本委員長 7月13日に議運を開いてそこで一事不再議のことの決定と。
○三谷委員 もうひとつ。あまりうちの会派は持ち帰りというのはあまりやったことないんですが、今回はやはり非常に大事なものですので、持ち帰りをぜひ認めていただきたいと思います。
○杉本委員長 いかがでしょうか。
○長田委員 13日の議運で一事不再議がどうかを決めた場合に、本会議上程というのはいつになるのでしょう。
○議事課長 通常ですと、議案の上程というふうになった場合には、提案説明がありまして、その後議案聴取会さらには質疑並びに委員会付託という流れになってまいろうかと思います。
それについては、どういう日程にするか、それも含めて議会運営委員会のほうでお諮りいただくということになろうかと思います。
以上です。
○長田委員 一事不再議について別にじっくりしていただくのは結構なんですが、余り上程が遅れないスケジュール感ではやっていただきたいなというふうに思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。
○杉本委員長 いかがでしょうか。上程が。持ち帰りはいいけれど・・・
○中森委員 私からもちょっと一言。全て中嶋委員がおっしゃったとおりですけれども、最終やはり13日の日にですね、上程されて、しっかりと委員会付託できるようなですね、スケジュールをこの場で決めていただければありがたいなと。そうしないとですね、やはりもっともっと日程が、やはり影響するのではないかと思いますので。せっかくのこの13日までに、決めていただいて、やはり決定し、上程していただくということだけは、今日決めていただいたらいかがですか。
○三谷委員 13日までにうちの会派として一事不再議にあたるかどうかも含めて検討させていただくわけで、13日に上程して委員会付託をするというとこまで今日この議運で決めるとういうのは非常に僭越な話だと思います。
○中嶋委員 過去にこうしていたからというのは余り言いたくないんですけれども、以前意見書の取り扱いで、この採決で一事不再議かどうかを決めた事例もあるわけで、それを今回早急にするべきだとは申し上げませんが、7月13日まで一事不再議の話を議論し続けるというのはいかがなものかなと思うんですけれどもね。
明日ぐらいまでには一事不再議だけでも議論できないものなんですか。
○三谷委員 それはちょっと無理やな。
それはいくらなんでも中嶋委員、無理です。
明日本会議等が予定されていますが、その前に集まって議論せいということなのかどうかわかりませんけれども、それはちょっとうちの会派としても全員で18名おりますので、しっかり議論をさせていただきたいと思います。またそれから先にずるずると伸ばすようなことはしませんから、ちゃんと信頼をしていただいて結構ですので、今までも、ここで余り会派間のことは言いたくないですけれども、御会派が持ち帰りのときにはうちはほとんど認めてきとるわけで、そう突っぱねやんでもええに。
○中嶋委員 いつも、私も前の自民党時代に持ち帰りという苦しいことを申し上げたときに、いつまでやというのはよく言われたので、それでやっぱり7月13日というのはちょっと長すぎるんじゃないかなというのは普通の感覚からいくと思うんですけどね。
さっき申し上げたように、結局、この議案というのは、次、立候補しようとされる方、現職も含めて、非常に注目されるものでありますので、衆議院が区割り案が出てからですね、4ヵ月くらいで解散総選挙になったという事例はありますけれども、少なくとも半年ぐらいは、結論が出てから半年は必要なんじゃないかなという感覚はあるんですけれども、そういうことを考えると9月中の議決というものが必要になってくるんですよね。
そこからキャストバックしてくると、いつ上程するかという話がおのずと見えてこなきゃいけない。それはやっぱり長田委員がおっしゃった7月13日頃の上程というのが見えるのであれば、まだいいのかなと思うんですけども。
○三谷委員 まだうちの会派として結論が出ていませんのでここで上程日等の議論までは、少しできないかなと思っています。
ただ、中嶋委員と認識は同じなので、少なくとももし上程されて、委員会付託して、採決ということになればそれは9月にはしなければ、当該の有権者の方にもご迷惑かけますし、立候補予定されている方にもご迷惑をかけるとその認識は一致しています。
○水谷委員 いろいろ御意見があるわけでございますけれども、できれば、我々としては非常にこれ大事な議案でございますので、7月13日が厳しいということでありますけれども、できたらそれまでにまだ日がありますので、会派で議論をしていただいて、13日には上程をできるようなスケジュールをできたらお願いしたいと。
その辺はやっぱりぜひ委員長からもよろしくお願いを申し上げてください。
まだ日がありますのでね。13日まで随分と。
○三谷委員 水谷委員のほうからそういうお話もございますので、13日までに、できるだけはやく結論を得るように、会派としても努力をさせていただきたいと思います。
○水谷委員 ぜひ、そこで上程できるようなスケジュール的なものを配慮願いたいと。委員長決断を。
○杉本委員長 済みません。正副委員長で少し整理したい部分がございますので、暫時休憩させていただきます。
(休憩)
○杉本委員長 それでは、委員会を再開いたします。
一事不再議の認否、一事不再議にあたらないとなった場合の審議日程の協議に関しましては、各会派で御議論いただき、7月13日に議会運営委員会を開催して、御協議いただくことでいかがでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
○杉本委員長 それではそのようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
2 付託議案の審査結果と審議について
所管の常任委員会に付託された議案10件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑並びに討論はなしとされました。
次に、付託議案の審議については、議案第121号から議案第130号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、直ちに起立により採決を行うこととされました。
3 請願の審査結果と審議について
所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料3のとおり、採択1件である旨報告があり、新政みえの日沖議員の反対討論、自由民主党県議団の中嶋議員の賛成討論、日本共産党の岡野議員の反対討論を5分程度で認めることとされました。
次に、請願の審議については、請願第47号を議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、日沖議員の反対討論、中嶋議員の賛成討論、岡野議員の反対討論の順で討論を行った後、起立により採決することとされました。
4 意見書案の審議について
議員発議の意見書案1件が資料4のとおり提出され、公明党の山内議員の賛成討論を5分程度で認めることとされました。
次に、意見書案の審議については、意見書案第3号を議題とし、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、山内議員の賛成討論を行った後、起立により採決することとされました。
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
教育警察常任委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があり、29日の本会議でこれを認めることとされました。
6 特別委員会の調査事項に関する報告について
29日の本会議において、障がい者差別解消条例策定調査特別委員会の委員長から、委員会における調査事項の経過と結果について、報告を行うことが了承されました。
7 議提議案第6号「障がいの有無にかかわらず誰もが共に暮らしやすい三重県づくり条例案」の審議について
本議提議案の審議については、29日の本会議に上程し、障がい者差別解消条例策定調査特別委員長が提案説明を行った後、議事進行上、質疑を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
8 提出予定議案について
29日の本会議に知事から提出が予定されている人事同意議案3件について、資料5により副知事及び総務部長から説明がありました。
なお、人事同意議案については、29日の本会議に上程することとし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により3件を一括して採決することとされました。
9 特別委員会の廃止について
障がい者差別解消条例策定調査特別委員会は、調査を終了したので、29日の本会議において、議提議案第6号の採決の後、同委員会の廃止について諮ることとされました。
10 「大規模な災害等緊急事態への県議会の対応に関する検討会」の設置について
「大規模な災害等緊急事態への県議会の対応に関する検討会」の設置については、資料6のとおりとし、三重県議会基本条例第14条第1項の規定により、29日の本会議で諮ることとされました。
11 議員派遣について
議員派遣2件が資料7のとおり提出され、29日の本会議で採決することとされました。
12 6月29日の議事予定について
資料8の順序で取り進めることとされました。
13 平成30年定例会9月定例月会議から11月定例月会議までの日程について
資料9の日程のとおりとされました。
14 年間議事予定案について
平成31年1月から6月までの議事予定については、資料10のとおりとされました。
15 条例等の一部改正における「新旧対照表方式」の導入について
資料11により総務部長から説明がありました。なお、11月定例月会議提案分からこの方式が導入されることとなるため、各会派で周知等することとされました。
16 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、議員定数等に関する議提議案について協議いただくため、7月13日の代表者会議終了後に開催することとされました。
17 その他
(1)電力需給ひっ迫時における本会議、委員会の対応について
先の代表者会議において、本委員会で検討することとされた電力需給ひっ迫時における本会議、委員会の対応について協議が行われました。まず、県の電力需給ひっ迫時の対応方針について、資料12のとおり説明があり、本会議、委員会の対応として、資料13のとおりとすることとされました。
(2)その他
特になし。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 杉本 熊野