三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年9月4日 選挙区調査特別委員会 会議録
選挙区調査特別委員会
会議録
(開会中)
開催年月日 平成29年9月4日(月) 午後1時1分~午後1時35分
会 議 室 601特別委員会室
出席委員 15名
委 員 長 三谷 哲央
副委員長 服部 富男
委 員 芳野 正英
委 員 山本 里香
委 員 倉本 崇弘
委 員 稲森 稔尚
委 員 北川 裕之
委 員 村林 聡
委 員 津田 健児
委 員 奥野 英介
委 員 今井 智広
委 員 長田 隆尚
委 員 日沖 正信
委 員 前田 剛志
委 員 西場 信行
欠席委員 なし
出席説明員
[選挙管理委員会]
書記長補佐 笹之内 浩一
事務局職員
企画法務課長 稲垣 雅美
議事課長 桝屋 眞
その他関係職員
委員会書記
議事課課長補佐兼班長 中村 晃康
企画法務課主幹 新開 祐史
傍聴議員 なし
県政記者 6名
傍 聴 者 3名
議題及び協議事項
Ⅰ 県議会議員の選挙区及び定数について(委員間討議)
Ⅱ その他
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 県議会議員の選挙区及び定数について(委員間討議)
○三谷委員長 本日は、県議会議員の選挙区及び定数等に関する委員間討議を行いたいと思います。
初めに、県民の皆さん方への意見照会につきまして御協議をお願いしたいと思います。前回の委員会でアンケートの実施案を提示させていただきましたところ、内容、名称等、様々な御意見をいただきました。皆様からいただいた御意見を踏まえ、正副委員長で協議をさせていただきまして、お手元に配付のとおり、「三重県議会議員の選挙区及び定数の見直し」についての意見募集として整理をさせていただきましたので、ごらんいただきたいと思います。
意見募集としましては、最初に、三重県議会議員の選挙区及び定数の見直しの経緯、55人から51人、51人から45人というこの経緯を説明させていただき、それぞれの時代における一票の格差ですとか逆転現象の状況など詳細に確認をしていただけるような資料と、前回も見ていただきました特別委員会のこれまでの様々な検討経過の資料を添付させていただいたところです。
県民の皆さん方には、このような状況等を確認していただいた上で、平成31年4月に実施される予定の次回の三重県議会議員選挙を現行条例45人で実施することの是非等につきまして御意見をいただきたいと、こう思っておるところでございます。
意見募集は、県議会のホームページや県の各庁舎での配布を通じて行いたいと考えております。また、広く県民に対する意見募集に加えまして、日ごろから県政に高い関心をお持ちでございます、具体的にはe-モニターの活用を考えていきたいと思っておりまして、戦略企画部と協議をさせていただきたいと思っております。感触としては、可能という感触をいただいておるところでございます。
それでは、今、皆様方のお手元に配らせていただきました意見募集及びアンケートの実施につきまして御意見等がございましたら、お願いをしたいと思います。
○西場委員 確認なんですが、前の委員会で提案があったアンケートの案がありましたね。これをもって私らの会派では持ち帰って協議をするということで協議をしておって、そして今回なんです。それがまた議論のベースになる内容が、アンケートから今度は意見募集ということで、名称のみならず内容が大きく変更されとるんですが。
○三谷委員長 パブコメからアンケートにこう変えさせていただいて。
○西場委員 ごめんなさい。パブコメからアンケートですね。
今回、アンケートという言葉は使わずに意見募集と。
○三谷委員長 よりわかりやすく説明しているだけのことで。
○西場委員 同じ意味ですね。
ということは、以前の内容案は、既に議論の対象にならないのか、もうなくなったのか、それは。前回の委員会以来、今回、次なる今日の委員会開催なので、その続きがつながっていないように思えるので、そこのところをもう少しきちっと御説明いただいたほうが議論をしやすいんですが。
○三谷委員長 ベースは変わっておりません。今の45人の現行条例、これについての是非をお伺いしたいなと、こう思っております。もともと51人から45人に条例が変わっておりまして、この45人で平成31年実施するということも決まっておりますが、それについて様々な御意見等がございまして、それを踏まえてこの特別委員会が設置されて、今日まで1年半にわたって議論が積み重ねられてきたと。なかなか委員会としての意見がまとまらないということで、この際、県民の皆さん方の御意見を聞こうと。
ですから、基本は、今の45人の条例に対する県民の皆さん方の御意見をお伺いするということが基本で、それについてそこから次の議論のスタートにしていきたいなと思っておるところです。
よろしいでしょうか。他にございますでしょうか。ありますか。
○今井委員 私も前回から今回に関して、前回45人というのと49人、前正副委員長は両論併記やったと思うんです。その辺を会派へ持ち帰って会派で話をするのかなと思っとったんですが、もうなくなったということで、改めて今回の資料をいただいたんですけれども、②の定数51人から45人に改正したという文章なんですけれども、これをちょっと読まさせてもらうとですね、前回、私は選挙区調査特別委員会に入っていなかったわけでございますけれども、これを見ると、一票の格差だけを是正するために「定数削減等を実施しました」と書いてあります。前回の附帯事項の2つ目を、私はちょっと大事にしとるんですけれども、当然、前回も一票の格差の是正だけではなくて、様々な議論を委員会の中でされたんだと思います。減るところに関して、どのように県政にお声が届くようにするのかということ等で。
それで、附帯事項の2つ目のところで、「県議会議員は、各選挙区から選出されますが、それぞれの選挙区が抱える様々な課題に対しては、当該選挙区選出議員はもちろんのこと、全ての議員が県の課題であることを十分に認識し、自身の資質の向上を図り、三重県議会議員としての自覚と責任を持って対応していくこと」、これも附帯事項に入っておった文章だと思いますので、私にはこの②のところが、この文章だけを見ると一票の格差だけが減らす理由になったような形に見えてしまいますので、この辺はちょっとどうなのかなというふうな感想を持っています。
○三谷委員長 他にございますか。
○津田委員 西場委員に言っていただいたんですけれども、前回の、自民党で持ち帰らせていただきたいということで、三谷委員長のほうからもしっかりと結論を出してくださいという宿題をいただいて、熱心に議員総会に前回の案を諮らせていただきました。
ところが、いきなり新しい案が出てきたもんで、前回の議論は何だったろうなというような思いもあるわけなんですけれども、事前に意見を聞くなど、あるいは宿題に対する返答をこの場で言わせていただいた後にこの案を出していただいたほうが議論としてはすんなりいったのかなというふうに思わさせていただきました。
ただ、共通する部分が多いので、議員総会の中で意見があったことをお話しさせていただきますと、1つは、やはり議員間で議論をして結論に至らなかったと。だから県民の意見を聞くからには、やはり正確に県民の意見の思い、サイレントマジョリティーを含めた思いをきちっと聞かなければならないということで、例えば、記述式だとか賛成・反対ということではなくて、賛成に至った経緯がわかるようなサブタイトル的な、あなたが選挙区を考えるに当たって、一番大事にするところはどこですかと。一票の格差だとか合区の解消だとか、選挙区の広さだとか、サブタイトルできちっと簡単に印をつけるようなものもあったほうがいいんではないかという議論もありました。
もう一つは、オーソライズされていない49人が前回の案にもありましたので、49人があるんであれば51人を入れるべきではないのかというような議論が多数ありました。49人もこの新しい案の中には入っていませんので、ひとつ考慮をしていただいたのかなというふうに思いましたが、サイレントマジョリティーの方々が記述式のみではなくて、簡単に印をつけるようなものもあったほうがいいのではないかという議論がありました。
○三谷委員長 サイレントの方がマジョリティーであるかどうかは別として、できるだけ県民の方々が意見を述べやすいような書式を検討するというのが大事な観点だと思います。
○津田委員 新しい案の、意見募集を拝見させていただきました。これは、基本的には、もう一度この案を議員総会に持ち帰らせていただいて、決まらない政党だって委員長から言われるかもしれませんけれども、もう一度しっかりと議論をさせていただきたいなというふうには思うんですけれども。やはり記述式のみだと、積極的な賛成者、反対者しか書かないので、サイレントマジョリティーがマジョリティーかどうかわからないというふうに言われましたけれども、やはり簡単に答えられるような工夫もあったほうがいいんではないかなというふうに思います。
○三谷委員長 他にございますか。
○長田委員 これを出すとした場合の見方なんですけれども、1ページの定数51人から45人のところの途中、「一票の格差が大きく、逆転現象区である」という言葉があるんですが、一般の方が逆転現象区って何なのかわかるかなというイメージがありますので、例えばその上であれば、2.07倍のところに亀山市・鈴鹿郡選挙区と熊野市選挙区の2.07倍とか、津市選挙区が710平方キロメートルとか、こんなような、わかるような注釈もちょっと入れていただくとありがたいかなと。
○三谷委員長 例えば用語の説明みたいな形で、ほかに書かせていただいてもというようなことも含めてですね。
○長田委員 はい、そうです。
○三谷委員長 わかりました。
○西場委員 今、会派の関係では、津田委員にいろいろ言っていただいたんですが、自分なりに思う点を少しプラスさせてもらうと、アンケートそのものについては、これをとるということについて認めていくというのか、その方向でいいんじゃないかというような意見がありましたので、それもお伝えさせてもらいたい。
それから、51人というのがこの現状でもあるし、県民にとって45人に対しても、またその中間案に対しても、考え方としていろいろ比較の中のベースになってくる。でありますから、現状に対して今の条例案がいいのか、あるいは別の案がいいのかという県民の選択肢を考えてもらうのに、51人というその案は非常に重要だと。私じゃなしに、別の人からそういう意見が強くありまして、そういうことをちょっと改めて申し上げておいて、これを最終決定の中で勘案していただきたいと思っております。
それから、内容についてもよろしいですか。
○三谷委員長 はい。
○西場委員 選択的じゃなしに記述式に今回なってきたと。これは前回の委員会を踏まえて正副委員長でいろいろ検討してもらった結果、こういう記述式の内容になってきたんだろうと思うんですが、推測するところは、県民の人がこれに対して意見を出すのに非常にわかりにくいというのか、出てくる意見もそんなに多くない、しかし、内容は濃いものが出てくるかわからんというものもあって、記述式の内容に変わったということが非常に大きいことだと思っています。
それで、先ほどからお話もありますけれども、ならば、その県民の人の意見を募集しやすい、わかりやすい内容の説明が必要だろうというように思っておりまして、その点をできる限り考慮したってほしいなと、こういうように思っています。
そういう中で、ひとつ具体的なところで二、三お聞きしたいんですが、今までの経緯の中で、熊野市選挙区と南牟婁郡選挙区、尾鷲市選挙区と北牟婁郡選挙区を合区したのは、この平成12年以前でしたかね。ちょっと記憶がないんですが、平成12年以降ならこの内容も変えていかなあかんなと思いながら調べずに来たんですが、これがちょっと気に……
○三谷委員長 正確に。尾鷲市・北牟婁郡選挙区、熊野市・南牟婁郡選挙区の合区、あれは51人になるときやね。間違うてたらあかんで。その前か。合併のときか。合併で。
○事務局 そのあたりはちょっと調べさせていただきます。
〔「市町村合併……」「合併というたら何年やな」「合併、17年」の声あり〕
○三谷委員長 平成17年。
○西場委員 平成17年。ならばですね、これまでの三重県議会における選挙区及び定数の見直しの経緯の中の①と②の間に、その大きな選挙区の変更があるのであれば、これを真ん中に1項目入れてもいいし、もう入れずに、①の最後に「なお」ということで、この年度にこういう合区があったということでもいいから、このことは大きな選挙区変更の経緯ですので、ぜひ記述していただきたいと思います。
それから、よろしいですか。
○三谷委員長 はい、どうぞ。
○西場委員 次のページの(2)の現在の選挙区調査特別委員会での議論、ここで真ん中以降に「人口減少による過疎化・高齢化、離島振興・防災等の課題を抱え」と、こうありますね。もちろんこうなんですけれども、我々がこの1年間議論してきたのは、こういう課題を抱え、南部の活性化と地方創生を踏まえてということがこの前提の背景、議論のバックにあったと思うんです。ですから、「南部の活性化、そして地方創生を踏まえて」という、あるいは「地方創生を進める観点から」というようなことでここにつけ加えていただけないかというのがもう一つですね。
それから、最後ですが、意見の募集のところで、「次回三重県議会選挙を現行条例45人で実施することの是非等について、ご意見を募集します」と。この「等」のところですが、この「等」のところで、もちろん45人に対する是非、これも重要ではありますけれども、我々の議論の一番重要なテーマであったところの「南部の定数のあり方等について」、これを加えていただきたいと思います。
○三谷委員長 まず、45人の是非を問わないと南部の定数のあり方の話にはならなくて、今のままこの45人でいいですよという話になれば、次の問いにはつながっていかないわけですので、そのあたりのことも含めて、少し考えさせていただきます。
○西場委員 もちろん、それはそのとおりですけれども、せっかくのアンケートですので、県民の皆さんにどこがポイントになるかというのを少し丁寧にわかりやすく問うたほうが意見が上がりやすいんではないかということで、この提案をさせてもらいました。
○三谷委員長 他にございますでしょうか。
○倉本委員 ちょっと確認なんですが、回答していただくものの中で、自由記載になっているわけですよね、そうすると、最終的に集計をする際には、どういう形で集計をして、どのような形で参考にしていくのかという絵がちょっと私には見えづらい部分があるんですが、その辺はどういうふうに。
○三谷委員長 全体を全部集まった段階でそれぞれの傾向といいますか、大まかに分けさせていただいて、そのままできるだけ、こちらの正副委員長である程度の分類はしなきゃいけませんけれども、余り細かく分類をせずに、この委員会のほうに提示をさせていただいて、そこで御意見を賜ろうかなと、ここは思っていました。
ただ、先ほど来、もう少し書きやすいようにしようというような御意見もありましたので、そういうことを踏まえますと、もう少し違う分類の仕方が可能かなというふうには思います。
○倉本委員 そうすると、結構長い文章を書いてきて、正副委員長である部分を抽出してもらって、大筋、こういった内容だろうということになるかと思うんですけれども、しかし、普通に読んだら重要ではないと思われる部分が意外と記載をした本人にとっては重要だったということがあり得ると思うんですよね。そうなってくると、結構書いた方の真意というものが正確に委員会に伝わらないんじゃないのかなという気がするんですが。だからどうするかということになると思うんですけれども、ある程度選択制で問いを設定したほうが、よりわかりやすいと、判断しやすいものになるんじゃないのかなと。
こういった自由に書いてもらうというのも重要だとは思うんですが、余り自由に、好き勝手に書いてもらうと、一体何が言いたかったのか、そのアンケートの回答によって何を訴えようとしているのかという訴えたいポイントがちょっと見えづらくなるのかなという気がするんですが、いかがでしょう。
○三谷委員長 おっしゃることもごもっともなところがございますので、選択制で選べる部分と自由記載で自分の思いというものを書き込んでいただけるような、そういう2つのパターンを中に織り込んだようなアンケートの形というのも少し検討をさせていただきたいなと思います。
○倉本委員 お願いします。
○北川委員 前回の提案いただいた案について、委員会でいろいろ議論があって、なかなか作業的には大変だったと思うんですけれども、おおよそそこで出た議論について、修正を加えながらまとめていただいて、資料も丁寧につけていただいたのかなという印象を持っておりまして、基本的にはこれでやっていただいたらどうかということで、私どもは賛成をさせていただくところです。
1点だけちょっと細かいことを言うていいですか。
○三谷委員長 どうぞ。
○北川委員 もう何か重箱の隅をつつくような話で申しわけないんですが、この意見募集(案)の2ページ目の上から8行目、「平成27年4月の一般選挙で選出された現在の県議会議員数は48人となっています(3人が任期途中で辞職)」って、これはこのとおりなんですけれども、一瞬、定数48人やったっと、こう思ってしまうもんですから、27年4月に当選したのは51人で3人辞職で現在は48人とかという、細かい話でごめんなさい、ちょっと印象的に、せっかく45人をベースにということであれば。
○三谷委員長 はい。他にございますでしょうか。
○日沖委員 私も基本的にはこの意見募集というのに賛成でございますんで、これは今日またいろいろと御提案いただきましたところも吟味いただいて、よりよい形で進めていただきたいなというふうに思うんですが、今、記述の仕方とかも広範にもう御意見が出ていますので、私も資料1の1つだけ気になったところを申し上げさせていただきます。資料1のですね、それぞれ選挙区と定数を議会が改正したときの節目の編成の資料が資料1ということでつけてもらってありますが、先ほど、西場委員が言われたところとも重なるんですが、これは定数51人になっとるけれども、平成12年3月改正のときには合併前の選挙区であったはずですので、この表では今の選挙区割りに移して12年の改正のところを、これのほうがわかりやすいということでこうされたんかわかりませんけれども、平成2年の55人のときには旧の選挙区、合併前の選挙区、あれなんですよね。
紀州のほうの選挙区の合併の話もございましたけれども、平成12年から今の選挙区に変わってくる中で、合併ごとに、平成15年のいなべ、その次の志摩とか桑名とか、それからずっと変わってきとるはずですので、これをその都度、毎年、合併したごとに表をつくるまではないと思うんですけれども、この間のちょっと穴埋めみたいな、もうちょっと合併によっても選挙区がこれだけ変わったんやということのイメージができるような、ちょっと平成12年3月から今の26年5月改正までの間のところを、どこかにずっと合併によってこれだけ変わっていますというような箇条書きでも何でも結構ですので、何か合併によっても選挙区が変わってきとるというイメージができるようなものを添えていただいたほうがよりええかなと思うんですが。
○三谷委員長 説明書きみたいな文でもいいですかね。
○日沖委員 はい。
○三谷委員長 ほかにございますでしょうか。
○西場委員 資料1のところですが、これが県民の皆さんが考えていただく、記述をしていただく、非常に考えのベースになる資料だと思いまして、ぜひ、今のいろいろな意見を取り入れていただいて、わかりやすくしていただければと、そういう思いでもう一つ要望をお願い申し上げたいんですが、定数の基本は人口、一票の格差、これは言うまでもないところでありまして、この表で非常にそれはわかると思うんですが、もう一つ、この今までの経緯の中でも、なぜこういうように決まったかという中での選挙区の面積のことが非常に重要な要件になってこようと思っております。
1ページの平成12年の経緯のところでも、ここで「面積が広大な選挙区においては」云々という記述がありますし、そして、平成26年の改正のときにも定数見直しに際して広大な面積を有しとる津市選挙区の面積を参考にしながら、これより大きい選挙区は控えるとかいろいろなことを検討してきたんですね。
ですから、人口の次にいろいろな、過疎化、離島振興も含めてありますけれども、まずは面積が重要だろうと、こういうように思いますと、ぜひ資料1の中に、面積の項目を。今までの我々がもらっておりましたこの一覧表にはそれが書かれておったわけでありますけれども、ぜひこの際、面積の項目を選挙区ごとに入れていただきたいということが1つであります。
それから、もう一つ、前にも申し上げましたけれども、一番重要な数字は、一票の格差だと、こう思います。一票の格差が現行はどうあって、そして次の案はどのように変わるかというところを一目瞭然にするには、一票の格差の順位に市町を並べていただきたい。これは、健制順位みたいな形になっとるんですが、そうすると、あっち見て、こっち見てというような中で、この大きな数字の並んだ表を見るというのは、なれてくればいいですけれども、なかなか初めて見られる県民の皆さんではわかりづらい。
ですから、並べる市町の順番を、トップに亀山市を出していただいて、そして格差の大きい数字から、いわゆる人口割る定数の数字にもなりますけれども、ずっと順番に並べていただく、そういう表を資料1にして、わかりやすい表にしていただきたいと思いますので、お願いをいたしたいと思います。
○三谷委員長 面積要件ですとか、それから一票の格差の順位づけ等々、どういうような形になるかというのは、ちょっと今即答はできませんけれども、一応、検討はさせていただいて、ひょっとしたら資料がもう1枚増えるというような形になるかもしれませんので、それはまたそれで御了承いただきたいと思います。
○西場委員 さっき長田委員からもあった逆転現象区の……
○三谷委員長 説明ですね。
○西場委員 この表もものすごく見やすい形での表になる部分もありますから、その御検討をよろしくお願いします。
○三谷委員長 よろしいでしょうか。
○津田委員 確認をさせてください。
意見募集については、さっき出された意見をもとに正副委員長で考えていただければいいなと思うんですけれども、e-モニターも同じような形で、問い方でやられるのか、また別個でいくのかという確認だけちょっとさせていただきたいなと。
○三谷委員長 よろしいですか。意見募集とe-モニターは同じ形式でやりたいと、こう思っています。今、執行部のほうと詰めていまして、実施可能というような感触を得ておりますので。余り形式が変わると、またいろいろ差しさわりが出てくるかもわかりませんので、同じ形式でやらせていただきたいなと思っています。
○津田委員 はい、了解しました。
○三谷委員長 よろしいでしょうか。
今までいろいろな御意見を、今日もいただきました。こういう御意見を踏まえて、できれば正副委員長に意見募集(案)の修正は御一任をいただきたいと、こう思います。自民党のほうからも副委員長が出ておりますので、副委員長としっかり相談をさせていただき、速やかに募集を実施させていただきたいと、こう思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
○三谷委員長 では、そのようにさせていただきます。
御異議なしと認め、正副委員長で修正の上、進めさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと。
○今井委員 正副委員長で修正していただいて、もう一回かけないんですか。
○三谷委員長 はい、もうそのまま、こういうふうにしましたということで。それが一任ですので。
○今井委員 意見募集の時期とかも。
○三谷委員長 時期は、今、できるだけ早くやりたいと思っていまして、今からいけば、日にちは確定はしませんけれども、今月の半ば以降ぐらいから10月の半ばぐらいのひと月、その間にe-モニターもあわせてやらせていただきたいなと思っています。
大体、結論というか、結果が両方とも同じぐらいには出てきて、整理した上で次回の委員会にお示しをさせていただきたいと思っています。
○今井委員 では、次回の委員会で正副委員長でつくっていただいたアンケートのとり方ですとか文章の……
○三谷委員長 違う違う。次回の委員会は、アンケートの結果をお示しさせていただくということ。だから、アンケートの中身については、もう正副委員長のほうに一任いただきたいと。今日いただいた御意見を踏まえながら実施の案をつくらせていただいて、実施させていただきたいということです。
○今井委員 それは各会派にまた、それでいいんですかね。私はちょっと、どういうアンケートになるのかというのを。これだけの意見が出ましたんで。何も私らには報告がなく、もう次は募集結果……
○三谷委員長 もちろん、つくった案は送らせていただくなり何なりでそれぞれの委員の方にお示しさせていただきます。特にあれば、また御意見も伺いますが、もうこのあたりで御一任いただかないと。今のままでいきますと、委員会の次の予定が最速でも9月21日なんですよね。またそこでいろいろやっていますと、いつになったら結論が出るのかわからん話になってまいりますので、いろいろ御不満もあるかもわかりませんが、ぜひお任せをいただきたいと、こう思います。
○今井委員 今、副委員長も自民党から出ていますしと言われたんで。少数会派は完全に無視やったもんで。
○三谷委員長 済みません。言葉足らずでございました。申しわけございませんでした。
それでは、次回は、県民の皆さん方からの御意見の募集の終了後に開催をさせていただきたいと、こう思います。日程につきましては、ひと月ぐらい先になりますので、ひと月以上になりますかね、後刻、また調整をさせていただきたいと、こう思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
御協議いただく事項は以上でございます。
Ⅱ その他
○三谷委員長 この際、特に何かございましたらお願いしたいと思います。
〔発言の声なし〕
○三谷委員長 なければ、以上で委員協議を終了させていただきます。御苦労さまでございました。
マスコミの方もたくさんおられますので、好意的に書いていただけるかどうかは定かでありませんが、こういうふうに意見募集をするということを大きく取り上げていただくと数多くの意見が集まるんではないかと期待しておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
選挙区調査特別委員長 三谷 哲央