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平成29年8月17日 働き方改革調査特別委員会 会議録

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働き方改革調査特別委員会
会議録
(開会中)

開催年月日   平成29年8月17日(木)  午後3時45分~午後3時59分
会  議  室    601特別委員会室
出 席     13名
            委  員 長    石田 成生
            副委員長   稲森 稔尚
            委   員   廣 耕太郎
            委   員   山本 里香
            委   員   野村 保夫
            委   員   下野 幸助
            委   員   彦坂 公之
            委   員   野口  正
            委   員   後藤 健一
            委   員   北川 裕之
            委   員   服部 富男
            委   員   中嶋 年規
            委   員   長田 隆尚
欠 席     なし
出席説明員   出席を求めず
委員会書記   
           議  事  課   班長    中西 健司
              企画法務課   主幹    羽田 香織
傍 聴 議 員    なし
県 政 記 者    なし
傍  聴  者    なし

協議事項
Ⅰ 働き方改革にかかる現状把握について
Ⅱ 次回の委員会の開催について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
  
Ⅰ 働き方改革にかかる現状把握について
○石田委員長 まず、本日の県内調査、三重県トラック協会、百五銀行を訪れましたが、本日の調査内容につきまして最終の委員長報告に反映させる予定ですが、その方向性について委員のご意見がありましたらお願いします。今日の2か所の調査で、特にこの部分を委員長報告へ入れたらどうかというような意見をいただければと思います。

○中嶋委員 トラック協会の話を聴かせていただいた中で、トラック業界のみならず製造業やサービス業、建設業も含めて元請と下請の関係、下請取引の適正化というところについてですね。県としてやるべきことは、下請取引の適正化法の部分はもちろんなんですけど、それ以外のところでもそれぞれの業界が自主的な行動計画をつくってらっしゃる中で、ガイドラインをつくり、取り組もうとしているところに対して、県としてもサポートや啓発だとか、やれることはゼロではないと思いましたので、そういったところについてトラック業界のみならず、そういう上下関係の上の方への働きかけについて県としてやるべきではないかと思いました。
 もう一つは、我々が期待しているのは百五銀行のような大手企業が自らの働き方改革をやっていただくのは当然としながらも、いかに中小企業、零細企業に広げていくことができるのかというところなんですが、百五銀行であれば多くの顧客を持っているわけなので、取引先への働きかけがどこまでできるのかわからないですけれども、包括連携協定を結んだ中において有効に活用してもらう必要があるのかな。県内のあまねく中小企業、零細企業への働き方改革のサポートという観点から、具体的にこうしたほうがよいというのはなかなか見当たらなくて、今のところ包括協定でもセミナーの開催、啓発取組事例の共有というところで留まっているので、それ以上の域を出ないのかもしれないが、そこの意識づけ、と強化、何か支援策というものが具体的にできうればいちばんいいと思うんですけれども、そういうことを提言していく必要があるのかなということを感じさせていただきました。私の意見です。

○石田委員長 ありがとうございます。いただきましたご意見、元請、下請の関係で、下請は先へ行けば行くほど働く方が大変な状態になっていくので、それを元請としてどうしていくかということについて県行政から何か意見が言えないかというような趣旨でよろしいですか。今後、建設業界も調査対象に入っており、そちらの方がわかりやすい構図にあるかもしれないので、その時の調査も含めて整理させていただければと思います。
 また百五銀行の中で働いている職員のみならず、銀行の役割として県内のたくさんの中小、零細企業に ある意味、指導的な部分があるので県と包括協定を結んだ中で、県、百五銀行を通じて県内の多くの小さい企業の働き方の改革につながっていけばというような趣旨でよろしいですか。

○中嶋委員 概ねそんな感じです。

○石田委員長 まとめた暁には、委員の皆さんに御提示したうえで成案にしていきたいと思います。

○山本委員 どちらも大変な状況にありながら、外からでも大変だなと思いました。トラック協会のほうは、各業界の中で闇の部分というのはどこでもきっとあるのだろうけど、保険もきちんとないとかいう相談ばかり来るので、それを管轄しているところは大変なんだなというギャップの思いがありました。百五銀行がリーダー的にやってもらう中で、そうやっていってもらわないと困るんだけれど、他の銀行のそういう取組をしているところで、この6月、7月に過酷な残業であるとか内部告発があって、労働基準監督署、労働局から指導してもらった事例があります。そういうことを一生懸命やってもらっている裏側にまだまだ解決できない、しわ寄せが行っているところがあるということを考えました。ストレートに書かなくていいです。先駆的にやっていることが功を奏していくには時間がかかるんだろうなとか、一生懸命取り組んでもらっても旧来の感覚の中で難しいところがあるんだろうなということを再認識しました。

○石田委員長 今日のご意見ということで。
 ほかにいかがでしょうか。今日だけではございませんので、今日のことも含めて委員長報告作成に向けてご意見をいただく場面もございますので、その時に頂戴できればと思っております。

○服部委員 委員長報告はいつやられるんですか。

○石田委員長 2月です。調査したことは、記憶の新しいうちにお聞きした方がよいだろうと思いまして聞かせていただいております。先ほどいただいた意見を、委員長報告に向けて参考にさせていただきます。

Ⅱ 次回の委員会の開催について
○石田委員長 次に参考人招致について御協議願います。

               〔資料配付〕

○石田委員長 参考人招致について、お手元に配付の参考人出席要求候補者のとおり、本県の働き方改革・生産性向上推進懇談会の委員も務められた白川桃子様を予定しております。白川様からは働き方改革にかかる貴重なご意見等をいただけると考えており、日付としては10月17日火曜日を予定しております。
 それではお諮りしたします。白川桃子様に参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

               〔「異議なし」の声あり〕

○石田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
 それでは10月17日火曜日に委員会を開催し、参考人の意見等をお聴きしますので、ご予定ください。
 次に参考人招致当日の委員会の運営方法ですが、正副委員長にご一任願えますでしょうか。

               〔「異議なし」の声あり〕

○石田委員長 それでは、そのようにいたします。
 最後に次回の開催についてですが、9月15日金曜日に委員会または県内調査を実施することといたしますのでよろしくお願いします。場所等、詳細につきましては正副委員長で協議のうえ、後日連絡させていただきますが、以前に依頼して日程の都合の悪かった建設業協会を予定しております。今からアポとって、可能であれば9月15日はそちらにと考えております。
 ご協議いただく事項は以上でございますが、特に何かご意見はございますか。

○中嶋委員 前回の7月13日に議会対応業務にかかる執行部提案というのを聴かせてもらって、この取り扱いはどうなったんでしたっけ、最後は。

○石田委員長 本会議、委員会への出席の簡素化や提出資料の簡素化、通告提出期限の早期化、資料等の提出期限の設定についてということで調査をしました。これについてはいただいたご意見として、私としては委員長報告の中に盛り込もうかと思っておったんですが。

○中嶋委員 委員長報告の中間報告があるのだったらいいんですけれども、やれることはどんどん早くやっていくことも可能だったら、例えば代表者会議で議論することについて、委員会のみなさんがオッケーだったら、委員長が出席いただいて、特別委員会としてこんな議論が出ているので、取り扱いについて諮っていただくとか、そんなのもありうるんじゃないかな。やれることからスピーディにやっていただいたらどうかなという気がしてましたもので。ご議論いただければありがたいですけど。

○石田委員長 ただいまご提案のありました、前回、7月に委員会で調査いたしました議会対応にかかる執行部提案についてなんですが、今、中嶋委員から提案がありました、やれることはやれるところから早くやっていったらどうかということで、特別委員長から代表者会議に提案をしてという流れをつくっていくということについて、他の委員の皆様はいかがでしょうか。

                 〔「異議なし」の声あり〕

○石田委員長 ご異議なければそのように進めさせていただきます。

○中嶋委員 提出いただいた執行部からの提案について、荒唐無稽だからだめだというものはなかったと思うんですが、かといって我々も全部やるべきだという意見があったわけでもないので。こういう意見が出てきたので、委員会として放っておくのもあれなので、必ず通してほしい趣旨ではなくて、取り扱いについては委員会としては聴き取るところまでなので、議会としての対応はハンドパスで。ここの委員会としてこれを実現してくれという必要はないかなとのお話ということで。

○石田委員長 了解しました。

○服部委員 別の話なんですが、執行部も働き方改革の動きがあろうと思うんですよ、予算をつけたりする部分があるんじゃないかな、調査に対して。そういうところも含めて委員長から、三重県の行政として働き方改革に対してどう動いているのか調査しておいてください、動きとして。我々も動いていますけどね。

○石田委員長 県の職員のとか教職員のですか。

○服部委員 そういうところもどんどん予算をつけたりなんかしてますしね。現在、そしてこれからどういうふうに動くのか含めて。

○石田委員長 一度は調査しましたが、その先のことですか。

○服部委員 新聞にも出ていましたので、動きが。正副で聞いておいてください。確認しておいてください。

○石田委員長 総務部、教育委員会を呼んで調査をしましたが、服部委員が言われるその後、将来に向けての働き方。

              〔「その辺のこと、詳しく」の声あり〕

○石田委員長 新しくお示しできるものを執行部が持っているようでしたら、正副で打ち合わせたうえで皆さんにお示しできるようにいたします。
 他にございますか。

              〔「なし」の声あり〕
 
〔閉会の宣言〕
                   
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
働き方改革調査特別委員長  石田 成生

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