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平成29年6月8日 選挙区調査特別委員会 会議録

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選挙区調査特別委員会
会議録
(開会中)

開催年月日  平成29年6月8日(木)  午後1時1分~午後1時17分
会議室      601特別委員会室
出席委員     15名
           委 員 長   三谷 哲央
           副委員長  服部 富男
           委  員   芳野 正英
           委  員   山本 里香
           委  員   倉本 崇弘
           委  員   稲森 稔尚
           委  員   北川 裕之
           委  員   村林  聡
           委  員   津田 健児
           委  員   奥野 英介
           委  員   今井 智広
           委  員   長田 隆尚
           委  員   日沖 正信
           委  員   前田 剛志
           委  員   西場 信行
欠席委員      なし
出席説明員
   [選挙管理委員会]
         書記長補佐                     笹之内 浩一
事務局職員   
         企画法務課長                    稲垣 雅美
         企画法務課政策法務監兼班長     長﨑 禎和
         議事課長                         桝屋  眞
                                                     その他関係職員
委員会書記
        議事課課長補佐兼班長             中村 晃康
        企画法務課主幹                    新開 祐史
傍聴議員  1名
               野村 保夫
県政記者   9名
傍 聴 者  1名
議題及び協議事項
Ⅰ 県議会議員の選挙区及び定数について(委員間討議)
Ⅱ その他

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

Ⅰ 県議会議員の選挙区及び定数について(委員間討議)

〇三谷委員長 委員長がかわって初めての委員会でございまして、決して強権的な委員会運営をするつもりは毛頭ございませんので、くれぐれも御協力のほどをお願い申し上げたいと思います。
 本日は、県議会の選挙区及び定数と、今後の活動計画に関する委員間討議を行います。
 事務方のほうからは、活動計画を立てよというお話なんですが、なかなかそこには至らないだろうと正直思っておりまして、いろいろ積み残しの議論が少し残っておるわけです。
 前回の5月の委員会のときに、当時の正副委員長のほうから正副委員長案というのが提案されまして、この案が各会派の賛否をお伺いするときに、合意に至らないまま今日に至っております。
 今日は、まず正副委員長案の賛否、この時点での各会派の賛否を一度確認をさせていただくところからスタートさせていただきたいと、こう思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 それでは、さきの委員長、副委員長のときにおつくりいただいた正副委員長案に対する各会派の今の時点での、あれから少し日にちがたっておりますので、今の時点での賛否の御意向をお伺いしたいと思います。
 新政みえ、お願いします。

〇北川委員 新政みえのほうは、5月の段階で賛成という形で表明させていただいていることについて変わりはございません。

〇三谷委員長 自民党、お願いします。

〇津田委員 意見がまとまっていません。同じでございます。

〇三谷委員長 そうですか。鷹山、お願いします。

〇奥野委員 反対です。

〇三谷委員長 公明党、お願いします。

〇今井委員 反対です。

〇三谷委員長 日本共産党、お願いします。

〇山本委員 正副委員長案に賛成をしようと思っています。

〇三谷委員長 能動、お願いします。

〇長田委員 反対です。

〇三谷委員長 大志、お願いします。

〇倉本委員 反対です。理由は、合区についての考え方はいいんですが、現行条例の定数45からかなり大きく増えているという点において反対です。

〇三谷委員長 草の根運動いが、お願いします。

〇稲森委員 賛成です。

〇三谷委員長 傍聴席の青峰の野村議員、今日お越しでございますが、いかがでしょうか。

〇野村議員 以前も申し上げましたとおり、賛成させていただきます。

〇三谷委員長 いろいろ御意見が少し分かれております。
 これからこの委員会の議論をもし継続していくということになれば、私の考え方では2つあるのかなと思っています。
 1つは、この正副委員長案をこの委員会の中間案として御承認をいただいた場合、これを成案に向けて議論を継続していくというのが1つ。
 それから、もう1つは、前回、自民党のほうの案がいろいろ割れたんですが、自民党のほうできちっと会派の中で統一した案を出していただければ、新政みえの案等々は既に出ておりますので、改めてこの委員会で協議をして、この委員会としての案をまとめていくという道が2つあると思います。これがどちらもだめだということになれば、今日まで1年間、21回、この委員会をやってまいりまして、恐らく議論はある意味、出尽くした感もございますので、これ以上の議論を継続するというのは難しいのかなと、こう思っておるところです。
 1点ちょっと自民党に聞かせていただきたいんですが、まとまっていないということですが、意見が、今後おまとめていただけるのかどうか、その点いかがなんでしょうか。

〇津田委員 正副委員長案に対してもう一度議論を始めるということに対しては、了ということで考えております。

〇西場委員 先ほど委員長が言われた自民党がまとまっていないというのは、正副委員長案に対する対応がまとまっていないという意味ですか。

〇三谷委員長 はい。

〇西場委員 自民党案としては、一応ここに共通した案は出してあるんですけれども。

〇三谷委員長 あの案がまだ生きているのかどうかというのが1つ。それから、正副委員長案に対する対応、これをやはり自民党のほうで決めていただかないと、私どものほうでどうこう判断できる話ではないと、こう思います。

〇津田委員 先ほど言いましたのは、中間案に対して意見が様々あったということでございます。

〇三谷委員長 中間案というか、正副委員長案ですね。

〇津田委員 そうですね、正副委員長案です。

〇西場委員 自民党案として出した案は生きておるはずです。それを踏まえて、全体の案を踏まえて正副委員長案が出てきたと、こういう理解をしています。

〇三谷委員長 そうすると、新たに自民党としての別の案が出てくるということではもうないと。前の自民党案が自民党の案ですよということで理解してよろしいですか。

〇西場委員 そのはずですがね、その後、そんな意見も議論も何もしていません、以降は。

〇三谷委員長 津田委員、それでよろしいですか。

〇津田委員 はい。西場委員の言うとおりです。

〇三谷委員長 それでは、ここの議論がまとまらないと、今後の活動計画等々、もちろんつくれませんし、県外調査だの県内調査の議論をすることにも至りませんので、自民党のほうで、この正副委員長案に対する対応、どうされるのか、賛成されるのか、反対されるのか、これをまずお決めいただければ、その後の委員会の運営の方向というのが決まってくると、こう思うんですが。

〇津田委員 正副委員長案に対して。

〇三谷委員長 はい、そうです、正副委員長案。

〇津田委員 今の段階では、意見がまとまらないんですけれども、議論を進めていくということは了としたいと思います。
 ただ、最終的に賛否がどうなるかということについては、私もちょっと想像ができないので。

〇三谷委員長 自民党の会派の中の議論に僕が口を挟む気もありませんし、その結論についてとやかく言うつもりも当然ありません。
 ただ、次回のこの委員会のときには、賛成なのか、反対なのか、それとも結論に至らなかったのか、そういうことも含めての御報告はいただけるというふうに理解してよろしいですか。

〇津田委員 ということは、次回の委員会までに賛成か反対か、あるいは意見がまとまらないかも含めて発表させていだたくということでよろしいですか。

〇三谷委員長 はい。

〇西場委員 これちょっと議論を進める中で1つ確認しておきたいことがあるんですが、今回、三谷委員長のもとに会議が今日から始まるんですけれども、前回の委員会は、中間案を出して、そして今日を迎えておるわけですけれども、前の委員会というのは、一旦閉じてしまって、新しく発足した委員会なんですか、ずっと継続しておるんですか。ちょっとそこの基本的な委員会のあり方についてはっきりと聞かせていただきたい。

〇三谷委員長 当然この委員会は継続しております。委員長等はかわりましたけれども、この委員会は前回、1年間議論していただいたあの委員会を継続して、今、議論を続けておるということの御認識を持っていただきたいなと、こう思います。

〇西場委員 私もそうであってほしいと思っておりますし、今、委員長のほうからそのようにお聞かせいただいたので、そういう理解で進めさせてもらいます。
 今までの継続の中でやっていく中で、私ども最終的にここへ臨んだときに、あのときは時間切れといいますか、最後のぎりぎりの中でのいろいろな状況があったわけですけれども、そこで、最終的に最後の結論、判断を委員に委ねるという中で我々臨んできておるわけでございますので、もちろん持ち帰って協議していくという必要があるときは、そうさせてもらいますけれども、この委員会を進める上において、いちいち一つ一つ持ち帰るんじゃなしに、ここで決めるべきものは決めて前へ進んでいただかないと、持ち帰るごとに協議をしながらやっておれば、頻繁にやっていただきゃいいですけれども、かなり時間もかかるし、運営は難しいと思いますので、できる限りここで議論できるものはしていただきたいと、このように思います。

〇三谷委員長 前回の正副委員長案をこの委員会の中間案とするかどうかによって、今後の委員会の議論の方向性が決まってまいりますので、この一番の入り口のところをしっかり確認をさせていただきたいと、こう思っております。
 先ほど少し申し上げましたが、1年21回議論を積み重ねてきておりまして、いろいろ論点だとか議論は、ある意味、出尽くした感もあるところですので、同じ議論をこれからずっと続けていくということはできるだけ避けたいと思っておりまして、もし議論を続けるということならば、成案に向けての議論をすべきだろうと、こう思っております。その意味で、自民党のほうで、次の委員会で賛否の意向等も明らかにしていただけるということですから、それをお伺いした上で、今後この委員会をどう運営していくかということを改めて御相談をさせていただきたいなと思います。

〇西場委員 ごめんなさい、ちょっと確認ですが、賛否の意向というのは、正副委員長案に対する賛否の意向ということですか。

〇三谷委員長 そういうことです。

〇西場委員 次、自民党が報告するようにということですか。

〇三谷委員長 そういうことです。

〇西場委員 今、ちょっと津田委員も言われたけれども、我々としてこの正副委員長案をベースに議論をしていくということについては、全体のみんなの意向を確認してここに臨んできておるんですね。
 正副委員長案に対してさらなる議論というのは、本来、ここでもっと議論して、そしてそこの議論を持ち帰って、会派のほうでも協議をしていくということが大事じゃないかなと思うんです。このまま持ち帰って議論しても、うちの内部の議論を繰り返すだけでありまして、正副委員長案に対して、いろいろ賛成もあるし、さらにこうせいという意見もあるだろうと思うんです。そういう議論というのは、今日でなくてもいいですが、近々やっていただけるといいと思うんですけれども、いかがですか。

〇三谷委員長 そのためには、今の正副委員長案をこの委員会の中間案としてしっかりと位置づけて、今後、成案に向けて議論していきますよということにしないと、正副委員長案そのものに反対ですということになれば、そこで議論は終わってしまいますから、その点を今確認させていただいているところです。
 自民党だけが今のところ議論が継続中だというお話ですから、次の委員会のときには、賛否の意向も含めて御報告いただきたいということをお願いしていると、そういうことです。

〇西場委員 会派を大事にするという委員長のお気持ちはわからなくはないですが、我々委員の中でもいろんな意見の違いがありますけれども、会派を代表して何人かお邪魔しています。そういう中で、他会派の皆さん方の御意見も聞きながら、ここで議論して進めていかないと、それは小人数の会派であれば、まとめは簡単ですが、大きな会派になってきますと、なかなかそうはいきません。だから、持ち帰って聞いて、マル・バツを決めるだけの内容であれば聞いてきますけれども、そうはいかない内容でありますので、ここで議論すべぎたと思うんですね。
 例えば私は、今の委員長に皆さんどう思いますかと言われたら、私は個人の一委員としての意見になりますが、この1年間これだけ議論して積み上げてきた中で、やっと出てきた正副委員長案に対して、これをベースに議論していくということは、当然だし、大事なことだと私は思います。
 ただ、それはそういうことでありますけれども、それを会派としてまとめるには、なかなか相当時間がかかります。むしろ、正副委員長案の中でいろいろ意見がありまして、東紀州に対してもっとさらなる改善ができないのかとか、いろいろ出てきたと思うんですよ、少しでありますけれども。その辺の調査とか議論というのがあれば、もっと深まっていくんだろうと思うんです。

〇三谷委員長 何はともあれ、この正副委員長案をこの委員会の中間案として位置づけるのかどうかという、この入り口のところをしっかり押さえておかないと、後の議論の進め方が全く変わってきますので、その結論だけは、会派の中で、議論を継続していく。ですから、正副委員長案がそのまま成案になるということでは当然ありませんけれども、それをやっていくのか。それとも、これはもうだめだよと、これ以上の議論は無駄だということなら、それはそれで一つの結論だと、こう思いますので。

〇西場委員 たびたび申しわけない。正副委員長案を賛成か反対かというのは。

〇三谷委員長 中間案にすることに賛成か反対か、委員会の。

〇西場委員 中間案というのは、今後の議論で訂正、変更があり得ると。

〇三谷委員長 もちろんそうです。そのためにパブリックコメントとかいろんなこともするわけですから。

〇西場委員 そういう意味であれば、今、津田委員が言われた、自民党として中間案をベースに議論するということと同じ意味だと思います。

〇三谷委員長 それなら、自民党として、この正副委員長案をこの委員会の中間案とするということに御賛同いただけるということなんですか。

〇津田委員 正副委員長案をこれから議論していくことに対しては了という結果になったんですが、これを中間案として位置づけていくということについては、まだ議論していないので、ちょっと時間をいただきたいと思います。

〇三谷委員長 次回の委員会には、結論を持ってきていただけますでしょうか。

〇津田委員 次回の委員会はちょっと。

〇三谷委員長 後の委員協議の話になるんですが、ちょっと間をあけたいなと、こう思っておりますので。

〇津田委員 よろしくお願いします。

〇三谷委員長 よろしいでしょうか。
          〔「はい」の声あり〕

〇三谷委員長 それでは、次回、自民党のほうから、この正副委員長案を委員会の中間案として位置づけるかどうかということの御意見が出るということでございますので、この御意見を聞いた上で今後の議会の運営をしていきたいなと、こう思っております。そのことをお伺いしないと、今後の委員会の活動計画をつくれとおっしゃっていますが、それもできませんし、ましてや、県外調査、県内調査なんて、全く考えもつきませんので、次回の委員会の後、また御相談をさせていただきたいなと、こう思っております。
 それでよろしいよね。別に今つくらんでもいいんでしょう。
          〔「はい」の声あり〕

Ⅱ その他

〇三谷委員長 本日の協議はこれだけでございまして、次回、いつがいいかということの御相談をさせていただきたいんですが、これは委員協議になりますか、それともここでもやってしまっていいですか。
          〔「委員協議」の声あり〕

〇三谷委員長 委員協議で日程だけ決めさせていただきますので、よろしくお願いします。
 委員以外の方は御退席願います。

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
選挙区調査特別委員長       三谷 哲央

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