三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年5月25日 環境生活農林水産常任委員会 会議録
環境生活農林水産常任委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成29年5月25日(木) 自 午前10時0分~至 午後2時45分
会 議 室 201委員会室
出席委員 8名
委員長 田中 祐治
副委員長 廣 耕太郎
委 員 岡野 恵美
委 員 野村 保夫
委 員 津村 衛
委 員 村林 聡
委 員 小林 正人
委 員 舘 直人
欠席委員 なし
出席説明員
[環境生活部]
部 長 井戸畑 真之
廃棄物対策局長 中川 和也
副部長 森 靖洋
次長(人権・社会参画・生活安全担当) 冨田 康成
次長(廃棄物対策局) 別所 喜克
参事兼人権課長 長崎 晃
環境生活総務課長 奥山 孝人
私学課長 小川 悟
文化振興課長 髙野 吉雄
地球温暖化対策課長 樋口 俊実
大気・水環境課長 尾邊 俊之
ダイバーシティ社会推進課長 中野 敦子
くらし・交通安全課長 金川 裕之
廃棄物・リサイクル課長 井村 欣弘
廃棄物監視・指導課長 山名 通之
廃棄物適正処理プロジェクトチーム担当課長 有冨 啓修
人権監 長谷川 武彦
消費生活監 田間 文朗
RDF・広域処理推進監 和氣 城太郎
その他関係職員
[農林水産部]
部 長 岡村 昌和
副部長 前田 茂樹
次長(農産振興担当) 森内 和夫
次長(農業基盤整備・獣害担当) 平野 繁
次長(森林・林業担当) 前田 芳宏
次長(水産振興担当) 永濵 享
参事 北野 信久
参事兼水産資源・経営課長 仲 越哉
農林水産総務課長 辻 修一
農林水産財務課長 濵地 宣広
フードイノベーション課長 竹田 久夫
団体検査課長 谷 幸次
担い手支援課長 近田 恭一
農産物安全・流通課長 宇田 孝彦
農産園芸課長 前橋 善浩
畜産課長 斉藤 肇
農業基盤整備課長 辻森 芳宜
農山漁村づくり課長 杉井 孝充
農地調整課長 郡山 武司
獣害対策課長 藤本 隆治
森林・林業経営課長 村上 浩三
治山林道課長 伊達 直哉
みどり共生推進課長 朝倉 嗣雄
漁業環境課長 山田 浩且
水産基盤整備課長 河内 克己
人権・危機管理監 近藤 和也
農林水産政策推進監 糀谷 斉
家畜防疫対策監 古野 優
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 主 幹 西 典宏
企画法務課 主 幹 羽田 香織
傍聴議員 なし
県政記者 1名
傍 聴 者 なし
調査事項
Ⅰ 環境生活部関係
1 平成29年度 環境生活部の組織
2 平成29年度 当初予算(環境生活部関係)
3 主要施策
(1)私学教育の振興について
(2)文化・生涯学習の振興について
(3)三重県総合博物館(MieMu)について
(4)人権施策の総合的な推進について
(5)女性活躍の推進について
(6)多文化共生社会づくりの推進について
(7)NPOの参画による地域社会づくりの推進について
(8)ダイバーシティ社会の推進について
(9)交通安全対策の推進について
(10)安全で安心なまちづくりの推進について
(11)消費生活の安全の確保について
(12)地球温暖化対策について
(13)大気・水環境の保全について
(14)北部広域圏広域的水道整備計画について
(15)廃棄物総合対策の推進について
(16)RDF焼却・発電事業について
(17)産業廃棄物の監視・指導状況について
(18)産業廃棄物の不適正処理事案の対応について
Ⅱ 農林水産部関係
1 農林水産部組織の概要
2 平成29年度当初予算の概要
3 主要事項
(1)東京オリンピック・パラリンピックを契機とした県産農林水産物の販路拡大について
(2)水田農業の推進について
(3)高病原性鳥インフルエンザの防疫対応について
(4)農業を支える基盤整備について
(5)地域を支える農山漁村の振興について
(6)獣害対策について
(7)林業の活性化について
(8)みえ森と緑の県民税の取組について
(9)三重県水産業・漁村振興指針の取組について
(10)水産業を支える基盤整備について
4 報告事項
(1)平成29年度農林水産部関係のイベント
(2)事務事業概要
協議事項
Ⅰ 委員会年間活動計画の作成について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 環境生活部関係
1 平成29年度 環境生活部の組織
2 平成29年度 当初予算(環境生活部関係)
3 主要施策
(1)私学教育の振興について
(2)文化・生涯学習の振興について
(3)三重県総合博物館(MieMu)について
①当局から資料に基づき説明(井戸畑部長、森副部長)
②質問
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
〇舘委員 おはようございます。特に大きなものはないんですけれども、今言われた博物館の7項目は、整備されるときに当たって提示もされて、本当にそれをしっかりやっていって、事入場者等々のこともあるよねというとこで、今、5つ目のことを言われて、これも大きな問題やということで、裁判もするんやということも踏まえてずっと来たんやけど、今日、その形の中で記者発表して、資料があれば、こちらにもいただきたいなと。ちょっとそれを確認させていただき、今はどうのこうのということは申し上げることはしませんけれど、今後のこともありますし、全体的なことも見たいということもあるので、資料を提供いただきたいというふうに思います。
〇井戸畑部長 本日、午前中に記者クラブのほうに資料提供する予定でございますので、同じものを後刻、皆様にお届けしたいと思います。
〇田中委員長 よろしくお願いします。
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、1、平成29年度 環境生活部の組織から、3の(3)三重県総合博物館(MieMu)についてまでの調査を終わります。
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
〇小林委員 女性活躍の推進についてというとこなんですけど、24ページの3の(3)で「さまざまな分野における女性人材の掘り起しやスキルアップ等を行い、」というふうに書いていただいてあるんですけども、女性ですので、産業別にいろいろ、ここは人材が豊富で、ここは人材が足らんとかというのがあると思うんですけども、産業別で見ると、どの辺のあたりが一番多くて、どういったところが薄いというのがわかれば教えていただきたいんですけど。
〇中野課長 今、細かいデータは手元にございませんけれども、感覚的な部分で申し上げますと、やはり3次産業と言われますサービスとか情報系に従事してみえる女性の方が割合としては多いのかなというふうに考えております。
〇小林委員 ありがとうございます。ちょっと私もこういうとこを調べさせていただいたんですけども、一番女性、特に20歳から49歳までですかね、その間で現就業率と復帰されるところの就業率が一番高かったのが小売業、あと卸業なんですね。そういうところは、県がいろいろ補助せんでも比較的、女性の就業ということは整っていくと思うんですけども、それ以外の、例えば1次産業とか他の産業について、きちっと枠を決めて、いろんな支援のあり方があると思うので、その辺の分けた支援の仕方というのをやっていただいておるのかなというのがちょっと疑問に思いましたので、その辺はどうでしょう。
〇中野課長 ただいま女性活躍ということで、それぞれの事業所別に女性活躍に向けた行動計画というのをつくっていただくことを県としても進めているところでございます。その中でそれぞれの業態に応じて、どういう部分で、例えば女性が働き続けられるような環境の整備であるとか、あるいは子育てしながらでも、男性も女性もですけれども、働けるような状態にするとか、様々な状況がございますけれども、各事業所の中で何が必要かというのを考えていただいた上で計画をつくっていただくような形で取組を進めております。
〇小林委員 ありがとうございます。もう一点よろしいですか。
多文化共生のところで、御承知のように少子高齢化とか人口減の問題で労働力というのが足らんようになってくると思うんですね。そういったところに国のほうでも言われているのが、外国人の移民政策で、年間20万人ずつぐらいの外国人がこれから入ってくるのかなというようなことも言われている中で、今後さらなる外国人、いろいろ対応が必要になってくると思うんですけども、今の現状でそういったことに対応する何らかのことというのは考えておられるんでしょうか。
〇中野課長 国の移民政策を受けて具体的にというところは、まだ今後、これからというところだと思いますけれども、ただ、それぞれの地域の状況を見たときに、やはり地域の中で高齢化が進む中で、外国人の方にやはり地域のメンバーの一員として担っていただく割合というのは増えてきているのかなとは考えております。具体的な防災の部分ですとか、地域活動についても、外国人の住民の方にも一緒に活動していただくということで、そういう取組は、特に外国人の方がたくさん住んでいらっしゃる市町の方と一緒に県としても取組を進めております。
〇小林委員 ありがとうございます。まだはっきりと決まったわけじゃないので、そういうことになったら、これまで以上にこういうところは重要な部分になってくると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
○津村委員 聞き漏らしたかもしれませんので、ちょっと確認だけとらせてください。
まず、31ページのダイバーシティ社会推進方針(仮称)についてなんですが、これは今後策定していくということで説明いただいたんですが、この一番下のところで、「有識者をはじめ市町、団体、企業、県民の皆さんからさまざまなご意見をお聴きするよう工夫します。」というふうに書いているんですが、いわゆる検討会みたいのを設置して、そこを中心に進めていかれるのか、それとも県がある程度つくって、それに対して様々なところから意見を聞くような流れなのか、そのあたりの確認をお願いします。
〇井戸畑部長 今回のダイバーシティ社会推進方針(仮称)につきましては、県としての考え方を方針として訴えていくようなことを考えておりますので、例えば審議会とか委員会みたいなのを発足して、そこで意見をいただくというよりも、県である程度検討していって、そのタイミング、タイミングで県民の方とか、あるいは有識者からいろいろ御意見を伺っていくという形をとりたいと考えております。
〇村林委員 資料をできればいただいて、また御説明いただけるとありがたいなと思うんですけど、飲酒運転の話で、資料を見させていただくと、大分減ってきておると。根絶にはまだ至らないという御説明でしたけれども、大分減ってきておるということで、この議会でつくった三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例の議論のときに、国の法律での厳罰化が進んでいるけれども、厳罰化だけでは一定下げどまって、なかなかゼロにはならないので、厳罰化と違うアプローチをしましょうという話でこういう条例ができて、今、減っておるというのは喜ばしいことだなと思って聞かせていただいたんですが、ほかの県の様子とか全国の様子と比べて、厳罰化と違うアプローチをしたから減っているんだということがもしわかる資料があると、なおいいと思うので、またもしそういうことが、資料がつくれるようでしたらいただきたいとお願いいたします。
〇冨田次長 資料につきましては、検討して御報告させていただきます。
〇田中委員長 後ほど資料の提出をよろしくお願いいたします。
ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(4)人権施策の総合的な推進についてから、(11)消費生活の安全の確保についてまでの調査を終わります。
(12)地球温暖化対策について
(13)大気・水環境の保全について
(14)北部広域圏広域的水道整備計画について
①当局から資料に基づき説明(森副部長)
②質問
○田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
〇舘委員 課題であったり、取組であったりというのは、もうおっしゃるとおりで、そのようにやっていかなだめだよねというのはよくわかりますけども、状況だけお聞かせください。例えば45ページ、地球温暖化の関係で、平成32年には10%の目標にあるのは、これどんな状況で、達成できるんやろうか、どうやろうかという雰囲気的な状況の話を聞かせていただきたいのと、47ページの大気の関係。自動車NOx・PM法対策地域の中で特に四日市市の中心部が一番厳しいと言われながら、6年連続で環境基準を達成してきていますよね。その達成はしているけども、どんな状況で、例えばあそこ、このNOx・PMをどうにかしてよと地域が言うているんだけど、そのこと等を踏まえてどんなことなんだろうということをお聞かせいただきたい。
そして、水環境のほうは、前々から私もいろいろさせていただきましたけど、まだまだ多く単独浄化槽、これをくみ取り等々については合併処理浄化槽にかえていかなあかんよねという方向はあって、その廃止届が出てきている、出てきてない等々も、一時その調査にも各事務所で取り組んでいただいてきた状況もあってということで、今、単独浄化槽の基数等々、どんなぐらいの数があって、どうなんやというふうにつかまえておるのか、このことについて、詳細まではいいですけども、概略をお聞かせください。
〇森副部長 まず温暖化ですが、御説明の中でも申し上げたように、基準年と比較をして、少し増えているという状況ですので、10%の削減というのは、ここからさらにそれを減らしていかなあかんという状況ですので、非常に微妙なところかと思いますが、世の中の経済情勢とか、そういうのと関連してというふうなことの影響を受ける部分が多いですので、極力、我々としては、三重県だけでできる話ではないんですが、10%削減の目標に向かって対応していきたいというふうに考えております。
それから、NOx・PMと水環境については、担当の課長から説明をさせます。
〇尾邊課長 自動車NOx・PM法の対策地域内の状況でございますが、説明させていただきましたように、6年連続、NOxは大丈夫です。5年連続、PMのほうも大丈夫です。ただ、この目標が平成32年度になっておりまして、それまでにこの大気環境を当然守る、それから地域全体でこれを確保するということを国のほうも方針として定めているところでございます。ですので、今後の見通しとしては、恐らく大丈夫ではないかなという見通しは持っておりますが、引き続き状況を注視し、シミュレーション等の状況を見ながら、必要に応じて対策をしていくというふうに考えております。
それから、単独浄化槽の件でございますが、まだまだやはり生活排水処理率、三重県は下水道区域の進捗もございまして、合併処理浄化槽に頼る部分が非常に多うございます。三重県は地域性などもございまして、非常に合併処理浄化槽の割合というのが高うございます。生活排水処理率はまだ低いです。ですので、引き続き単独浄化槽から合併浄化槽への転換を促進するということで、まだ多く残っていますので、それについて引き続き補助金等で対応していきたいというふうに考えております。
○森副部長 基数をというお話もありましたので。平成28年度の最終的な基数は、個人設置型は七百三十数基なんですが、それに対して今年の当初予算は870基ほど予定をしております。それから、市町設置型につきましては、平成28年度の最終は381基なんですが、同程度予定をしております。
○舘委員 それは、その数をやろうとすることですよね。数はわからんということや、残っとる単独浄化槽の。
それと、一部で聞くんですけれども、これは生活排水処理アクションプログラムで、公共下水道のほうへずっと行っちゃいますよねといつも私は言いますけれども、それをやるのに、もう既に例えば団地開発等々をやって、そこは公共下水道の整備にかかっていなかったから、合併処理浄化槽がだっと入っていた。けれども、今回その公共下水道の延伸をしていくがために、それも合併処理浄化槽を全部潰しながら公共下水道に持っていったというとこもあるようにも聞くんですよ。本当にそんなことでいいんかなと。合併処理浄化槽においてもそれだけの処理ができる、それだけの能力は持っていると言われている中で、そんなこともあってもいいんかなというと、いつもアクションプログラムの中でいくと、市町との協議によって、市町の意向によってというふうなことになるかもわかりませんけれど、今回定められたばかりですので、なんですが、やはりこれ維持管理になっていくと、これからずっと残っていくばかり。前も1回質問で言うたように、東京なんて公共下水道というか、下水道事業をどんと予算化して、びゅっと100%までいったけど、それが今、同じだけの維持管理のほうで事業費がかかっているというのも実際、先例であるわけで、そこら辺のとこも考えていかないと、県自身もそうですけれども、市町に大きな影響もあるよねということも含めて、今後も、今もやっていただいているんでしょうけども、そんなつもりで、上がってきたから、それで市町、あんたのところの責任やねと言うてやっていくだけではだめだと思いますので、その姿勢で取り組んでほしいなというふうに思います。
そして、NOx・PM、ありがとうございます。大体わかりましたけれども、これ基準がだんだん改善を図って達成をしていく、改善を図らなければなりませんけれども、ある程度の数字になったら、これ対策地域というのは解除される可能性もあるのやろうか。
〇尾邊課長 この対策地域、法律につきましては、国の法律でございますので、国のほうも、この進捗状況というのを見きわめながら、今後どのようにするのかというのを方針として定める予定であろうと思いますので、その方針を見ながら県としても対処していきたいというふうに考えております。
〇岡野委員 52ページの北部広域圏広域的水道整備計画のことなんですけれども、この事業実施については環境生活部から企業庁に依頼し、企業庁が水道用水供給事業を行うというふうな御説明でございますが、この現状ですが、長良川河口堰からの水道用水供給事業が位置づけられて、平成28年7月に長良川河口堰を水源とした取水・導水施設の整備を7年延長したというようなことの背景とか、それで計画改定要請書の提出があった。それから、現在、平成37年度に向けての変更改定作業という。具体的なその中身で、何がどのように、どういうふうな要望でどう変わるのかというようなこと。この委員会での背景もちょっと私もよく、位置づけられてないもんですから、わからなかったんですが、改めて、ここで出てきておりますので、この中身をお示ししていただきたいのと、それから水道法の関係で、国会で中身、改正が行われているというような形での、水道基盤強化計画への変更に伴う改定ということは、どのようなところが変わるのかというようなところを少し教えてください。
○森副部長 平成28年7月のところの話なんですが、それにつきましては、関係市町から、水需要の低迷によって、県企業庁が実施をしております北中勢水道用水供給事業、長良川水系における取水・導水施設整備の計画変更が生じということで、改定を見直してくれということになっておりますので、もともとのところは、水需要が想定されておったより低迷をしてきているので、取水・導水施設整備を計画より先延ばしでつくってくださいということで、7年延伸をしたということでございます。
県の整備計画というのは市町からの要請でつくることになっておりますので、市町がそういう取水・導水施設整備の7年延伸に基づいて、延びたことによって、計画も変更してくださいねという要請をしてきました。その要請に基づいて計画変更を今しているというところでございます。
法律の改正は、法律では整備計画をつくれというようになっておるんですが、それが広域的水道整備計画ではなくて、ここにあります水道基盤強化計画というものとして法律上位置づけ直すということになっております。それが、法律の状況によりますが、今の状況で考えますと、そういう新しい強化計画として整備をするというのが適当だろうということが、厚生労働省との協議の中で進められているということでございます。
〇岡野委員 ちょっとよくわからないもんですから。私は、突然こういうふうな北部広域圏広域的水道整備計画がこの委員会で説明されてきたところが、よくわからなかったんです。中身について、水道を安全に供給するという意味で位置づけられて、もともとこの計画が環境生活部になっているのかというのが少しわからなくて、違和感を覚えながら、この計画が規模を見直すというか、先送りというかね、水道事業が余り伸びないので、もう少し、事業計画そのものも変更して、先に延ばすような形で延ばしていくんだということで、長寿命化だとかいろいろ、そういうものが中に入ってつくられてくるものなのか、そういうところがよくわからなかったもんで、ちょっと関連性だけ教えてください。
○森副部長 補足して説明させてもらいます。
水道法で、基本的には地方公共団体は市町が想定されている、市町が広域的な整備を図る必要があるというふうに認めるときは、都道府県知事に要請をすることができるということになって、大きな事業として県レベル、広域的にやるときは各市町が連携をして知事に要請をすると、知事がそういう計画をつくって、そういう水道事業を行う。それで、一旦広域的にやって、それを市町に供給して、市町はそこから事業として水道事業をやるという仕組みになっております。その広域的な計画をつくるときに、当然市町と協議をしながらですが、もともとの発端はそういう要請に基づくということで、県としては、その要請を受けたり、そういう水道事業をしてくださいねというのを受けるのは、水をきちんと供給するというのを所管している環境生活部なんですが、それを事業として県がやるときに、直営でやるというのは大きな事業で難しいですので、それは企業会計で企業庁が実際に事業を行っておるという仕組みでございます。
〇岡野委員 ごめんなさい。初歩的なことを含めて聞きました。水道法2条に位置づけられているというようなところで、この環境生活部がこれを受け取るんだなというような形で、中身についてはもうちょっと検討させていただかんと、これはちょっとあかんなというふうに思いながらおりますが。
○森副部長 言い間違えたかわかりません、水道法上に位置づけられているということで、広域的水道整備計画は水道法5条の2というところです。
〇田中委員長 ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(12)地球温暖化対策についてから、(14)北部広域圏広域的水道整備計画についてまでの調査を終わります。
(15)廃棄物総合対策の推進について
(16)RDF焼却・発電事業について
(17)産業廃棄物の監視・指導状況について
(18)産業廃棄物の不適正処理事案の対応について
①当局から資料に基づき説明(別所次長)
②質問
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
〇岡野委員 監視指導状況の推移なんですが、延べ監視件数が減っているというような中ですが、事業停止命令とか、業許可取消とか、それから施設使用停止命令とか、かなりいろいろ中へ入って処理をしているというようなことが増えているように思うんですが、このあたりはどのように分析をされているのか。なぜこのようなことになっているのかというようなことについて、どのようにお考えでしょうか。
〇山名課長 件数は減っておりますけども、不適切対応に対しまして、今まで継続、長期的に指導しておったものを、個々一件一件を具体的に指導することによって早期の是正を求めておるというようなところから、件数については減っておりますけども、指導の内容につきましては濃くなっておるというふうに考えております。
それと、個々具体的に指導しておる結果、それに対応できないような事案につきましては、厳正に処分をして対応しておるというところから、処分の件数が増えておるというようなところでございます。
〇岡野委員 そうすると、体制などが、職員体制が変わったとか、増えたとか減ったとか、それから経済情勢もあるんでしょうかね、この監視件数が減ったのは。告発とか、いろいろと、こういうような問題がありますよということの情報提供が減っているのか、経済状態で減っとるのか、そのあたりはどうなんですかね。どのように思われる。
〇山名課長 まず、監視側の県の側の体制については、平成27年度、28年度も全く変わっておりません。まずこれが1点目でございます。
続きまして、監視の件数につきましては、通報について増減というよりも、先ほど申し上げたように、多くのところを回るというような監視よりも、一件一件回った中での指導を濃くしておるというところから、回るところが若干、数は減っておるというような内容でございますので、通報の件数が減ったとか、そのようなものでもございません。
〇岡野委員 内容的にちょっと考えられたというような形で変更してきたんですかね。
〇中川局長 数字ですね、延べの監視指導件数は、委員おっしゃるとおり、件数は減っておるんですけども、過去からやはり長いこと行政指導をずっと続けておった案件等がございます。そういったものにいま一度、一から考え直して、厳正に対応するということで、適正に処理をしていくというふうなところに大きく方向を変換したというのが一番と思います。そういうことから、こちらにございます行政指導の件数は増えてございます。決して量が減ったからということではなくて、質を充実したというふうな御理解をいただければありがたいと思います。
〇岡野委員 わかりました。
〇田中委員長 ほかに質問はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(15)廃棄物総合対策の推進についてから、(18)産業廃棄物の不適正処理事案の対応についてまでの調査を終わります。
(19)その他
○田中委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で、特にございましたら御発言をお願いいたします。
〔「特にございません」「なし」の声あり〕
○田中委員長 なければ、以上で環境生活部関係の所管事項概要の調査を終了いたします。
〔執行部入れ替え〕
(休 憩)
〇田中委員長 ただいま12時2分でございます。ここで一旦休憩とし、再開は午後1時とさせていただきます。
暫時休憩いたします。
(休 憩)
(2)質問 なし
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
〇舘委員 昨日、私もお邪魔させていただいて、三國シェフのほうから興味深い、いろいろなお話をお伺いをしました。その中で、このGAP等々の認証の取得に、もう時間が制約されて、ないよねと。もう早急にという段取りが必要やというふうに、しっかり、それを強く印象を持って私はいるんですけれども、確実に、そして、しっかりと着手していただきながら、できるだけ多くの方々に、まずここにも書いていただいたように、三重ならではというような、そんな食をしてもらわなあかんのやけど、その時間的な問題等々、まだもう、全体的なことはいいんで、それに向けて、その方向性だけでもちょっと今日お話しいただけたらなというふうに思います。
特にドーピングの関係とか、ああ、そんなあるんだなというふうなこともありながら、やっぱりこのGAP等々の認証は本当に必要やというふうに私も感じてきたんですけれども、それには時間的なものがあるというふうなことも強くおっしゃってみえたので、その点についてちょっとお話しください。
〇岡村部長 確かに東京オリンピック・パラリンピック、目前に迫っておりますので、本当に時間的な制限もございますので、早急に県を挙げて取り組んでいきたいというふうに考えております。
昨年からも、国のほうでもそういった予算も措置されておりますので、そういった予算もフルに使いながら、また今、これまでも三重県版のGAPのような取組をしておりますので、そういったものをより高次化していくというか、ステップアップしていくようなことも含めて取り組んでいきたいと思っていますし、委員に昨日出席いただきましたシンポジウムの中でも、三國シェフのほうからも効率的に取るようなポイントのようなお話もありましたので、ああいった情報も三國シェフ、アドバイザーとして就任していらっしゃってみえますので、十分さらに詳しく情報も収集させていただきながら、そういったことを農業者のほうに伝えながら機運を醸成していきたいと思っています。また、それの取得に当たって、いろんな指導者の育成というのも必要となってまいりますので、JAの営農指導員でありますとか、普及指導員等、そういった力もフルに活用しながら取組を進めていきたいというふうに考えます。
〇舘委員 まさにそうやと思います。それで、できるだけこのことも、こういうふうな形の中で取組を県としても、協議会というか、推進本部も設置をし、やっていくということを県民の皆さんにも、そして、それができるだけ裾野を広く御協力いただくというか、よし、やってみようやないかと、そのことによって、もうかる農業の一翼を担うような形にもつなげていくことがしっかり必要やと思うんですよね。この部分だけでこなしていくんではなくて、後へ続くような形が一番重要や。それが目的にもあるけれども、とにかく取組をというふうな部分が一番必要やもんで、できるだけ裾野を広くその周知をしていただきながら、こういう形でできる。やりたいなと思っとっても、詳細までわからないと取組も前へ進まない部分も出てくるんじゃないかな、そんな思いがあるので、よく理解いただくように県民の皆さんにも周知を図っていただきながら、本当に裾野を広く、いろいろな方を集めていただいて。さっき600事業者というお話も数字では上がってきたけれど、県民の皆さん、ほんなやったら俺でもやってみようかというような、前にまたいいものが、取り組めばいいものもあるよねというような形のもので、えらい目だけするんではないということも含めながら、本当にオール三重で、チーム三重でと、こうおっしゃってみえたのと、全くそのままやと思うけれども、そんな取組を進めていただきたい、しっかり強くお願いしたいなと思うんやけど。
〇岡村部長 委員、全くおっしゃっていただいたとおりと考えております。特に、東京オリンピック・パラリンピックも大事なんですけど、東京オリ・パラの以降のことも含めて非常に重要な基準になってこようかと思っていますので、例えば輸出でありますとか、そういった販路拡大も見据えながら、ポストオリ・パラも見据えて、今後、事業者がそういう形で販路が拡大されていくような取組かと思っていますので、そういった長期的な視点も持ちながら、そういった意義も事業者の方に伝えていきたいなと思っておりますし、もう一つは県民の方というお話もありました。特に県民の方についても、そういった国際基準のGAPを取得した生産、そういった農場等でつくられる生産物は非常に、質が高く、いいものだというようなことをやっぱり県民の方にも広めていくということで、もってGAPの取得も推進していくのかなと考えておりますので、そういった点をあわせて念頭に置きながら、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。
〇田中委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(1)東京オリンピック・パラリンピックを契機とした県産農林水産物の販路拡大についての調査を終わります。
(2)水田農業の推進について
(3)高病原性鳥インフルエンザの防疫対応について
①当局から資料に基づき説明(森内次長)
②質問
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
○岡野委員 お米のことに対してですけれども、米政策は大幅に変わろうとしているというような状況がこの説明を聞かせていただいてもわかるわけですけれども、具体的に、三重県農業再生協議会等において協議をしながら進めるというわけですけども、これの陣容だとか、それから具体的な日程、設定時期の方法についてというのは、どのようなことで進められるのかということをちょっと聞かせていただきたいと思います。
○森内次長 三重県農業再生協議会につきましては、県、それから県段階での農業関係団体、米にまつわる農業関係団体等が参画して構成している団体です。同様に、それの市町段階の組織としては、市町の農業再生協議会ということで、こちらのほうは地域の農家の皆さんであるとか、JAなんかが参画した団体ということで、県段階と市町段階の2段階で構成されている組織で、これまでも国から行政による配分が国、県、市町ということで目標数量の配分があったときに、実際に現場でどういう対応をしていくのかというのは、この再生協議会で具体の対策を協議してきた場として活用されてきています。
今回、国からの配分がないという中で、野放図に作付をするという状況は当然もうできませんので、一定作付の、ここでも御説明いたしましたが、目安というような形で、この程度の生産であれば実際の需要とマッチして、適切な価格で売れるんだろうというようなことを設定いたしまして、それに基づいて各生産者で作付をいただくというような仕組みを考えております。
こちらについては、平成30年産からということになりますと、実際、今まで国からの配分が、前年度の冬といいましょうか、11月ごろに配分されております。同じ時期を目指して目安というのを示していく必要がございますので、本年度の11月ぐらいには目安を示していく必要がございますので、夏ごろには具体的な、どういう目安を設定するのかとか、目安の示し方をどうするのかというのをこの夏ごろには決めていきたいと考えております。
○岡野委員 大幅な、大きな政策の転換で、既に準備をされてはきているんじゃないかなと思うんですけども、具体的に我々に対しては、それに対して常任委員会でも詳しく説明があるとか、そういうような計画で進められるわけでしょうか。任せてしまうというような形で進められるんでしょうか。
○森内次長 また次の常任委員会なんかでも、どういうふうに決めて進めてきているかとか、その辺の進捗は御報告させていただければなとは思っております。
○岡野委員 ぜひよろしくお願いします。
それから、もう一つですけれども、遺伝子組み換えの問題なんですけれども、大豆などについてはどのように取り組まれるのか、そのあたりについてはどうなんですか。
○森内次長 遺伝子組み換えということで、大豆が輸入。国内では基本的に通常の栽培として遺伝子組み換え大豆は作付されてないというふうに聞いておりまして、当然、県内でも作付はされておりません。
実際この大豆の種子については、いろんな品種がございますが、組み換え大豆の品種を作付したいというような意向なり、実需からの要望というのも現在のところございませんので、遺伝子組み換えの大豆の種子等の栽培というのは、当面、現場でも生じないのかなと考えております。
○岡野委員 実際には、そういうふうに言われながらも、いろいろ心配なこともお聞きをするわけです。既に変わってしまっているんじゃないかというような、そういう消費者の立場からいえば心配なこともありますものですから、丁寧な取組をしていただきたいなというふうにも思っておりまして、いかがでしょう。
○森内次長 その辺については、大豆種子なり、飼料種子についての安定供給というようなこともしっかり取り組んでいきたいと思っております。
〇田中委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(2)水田農業の推進について及び(3)高病原性鳥インフルエンザの防疫対応についての調査を終わります。
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
○舘委員 もう事細かには言いませんけれども、それの基盤整備、これについては私たちも、各地域の中での土地改良事業団体からの要望もあって、土地改良は維持管理が今、本当に大変なんだということはよくわかりますし、それに向けていろいろな、ため池のことも含めてやっていますので、どんな要望が出てきているかというのはもうつかんでみえると思うんです。しかしながら、予算的な措置ができる、できないも当然のことでわかるんですけれども、もうかる農業の基盤はそこにありますので、例えば地域の活性化プラン等々、いろいろな形でそれを展開していこうとしても、やはり基盤整備がちゃんとされていないと、維持管理的なことやら、また効率的なこともできないという部分があるので、そのことについてはよく吟味していただきながら、地域としては望んで、どうしようとして要望が上がってきているというふうに私自身は受けとめていますので、県としても、緊急性とか、重要性とか、いろいろなものが、当然全てがというわけにはいかないのはよくわかりますけれども、そこら辺もいろいろ議論しながら、当該団体等とも進めていってほしいなというふうに思います。要望的なことですけど、またコメントがあれば、いただきたいなと思います。
2つ目が、19ページですけど、三重まるごと自然体験構想、これ本当にいいなって思うんですよね。私自身も代表質問のときに取り上げさせていただいて、聞いたら、聞けば聞くほど魅力的やなと思っています。殊に自分のとこの地域になると、今度、インターハイで山岳競技があって、鈴鹿セブンマウンテンをずっと高校生が行くよね。こんな授業があるときに、もっと、それによって地域の自然のすばらしさ、また地域の魅力というのを発信できる。それになるには、この構想に着手してくれと言っているんです、各種団体に。そして、どこの役場とは言いませんけど、菰野町になるかわからんけど、も含めて、四日市市もそうですけれども、そんな話をしていますが、理解はしてくれるの。特に、やろうとする観光協会であったり、いろいろなとこは、どんなの、知らなんだわというとこがあってくれて、ああ、ええわ、ええわ、こんなことやからと言うて資料は渡すんですが、それから前へ進まんのですよね。
というのは、ここに書かれてある5つの項目、実際にはもっと、7つか幾らあってというのはよく、それも見せてはいるんですけど、ほんなやって、こんな形の中でもっとこの魅力を発信しながら、自分たちもちょっとでも経営向上を図ろうというのもあって、それも地域の活性化につなげていくという目的もあるでしょう。もう少し行政側、行政側って、こっちというか、間に入る行政もそうですけれども、ちょっと取り組みやすくなるようなですね。せっかくこれだけの効果が生じるんですよ、そのために頑張ろうという、やってみたいところもあるんで、ちょっとそこら辺の間を取り持つような形の中で、取組がしやすいように。やってみたいなって、しゃべれば思ってくれるんで、参加者が入るような、もう少しこの制度というか、構想の周知もそうですけれども、ペーパーで見ただけでは全然理解、ええなというとこまで、見てもらうとこまでいかんので、ちょっと挨拶でしゃべったりしていくと、ああ、そんなことあるのやったら1回やってみたいわというふうな声をいただくことも紹介させていただきながら、取組を敢行していただくとうれしいな。
そして、殊に、各市町が当然窓口みたいな形になってくるんでしょうから、そことの連携も図っていただいていくと、もっとこれ、おもしろい。4年間の事業でしたよね、あれ。4年間というけれど、4年で終わらへんのやで、手がけていけば、もっと広く情報を発信していけば続くわけですので、そんな取組をしてほしいなというふうに思います。
そして、20ページの農業集落排水整備の関係です。これも先ほど環境生活部のほうで、生活排水処理アクションプログラムの話もちょっと指摘をさせていただきました。市町の要望がある。それとの調整でいっているので、このアクションプログラムになりましたよね。しかしながら、それよりも、問題のあることやら、維持管理が必要になってくるので、そこら辺、もっと議論してくださいと言いました。
その中で、集落排水をやっていたのに、公共にもつなぎ込みをしようというとこが多くあるように聞いています。これ、例えば地震等々があって、公共の大きい終末処理場がパンクする可能性があったときには、ほかはどうするの、その処理どうするの。そのときに、例えば農業集落排水は、農業集落排水1つで処理までできますよね。あれば、それで処理もまた、もしそんなことが、不幸なことが起きたときにはですよ、そこで処理ができるとか、いろいろなことがあるのに、みんな公共に行ってしまって、せっかくの処理場があるのに、それを活用しないのか。補助金をもらいながら、適正化が過ぎたらもういいんかということだけでは私は済まないんだろうと。殊に地震が、南海トラフ等々含めて巨大地震のことも言われていますので、そこら辺のとこも含めながら、いろいろな状況がありながら、市町の方向がこうだと言われてしまったら、それ以上、何ともならんのかもわからんけれども、そこら辺のとこも、もっと適正なというか、議論していただきながら、幾ら補助金等に係る予算の執行化に関する法律が過ぎたからもういいんではないかというような問題ではないと思うので、そんなことも含めての取組をしていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○平野次長 どうもありがとうございます。まずは、施設につきましても、いろいろ御指導をまたよろしくお願いします。応援というか、頼りにしています。
それともう一つ、三重まるごと自然体験構想のほうなんですけど、本当にうれしい御発言をいただきまして。やっぱり市町にもう少し目と目で、課長なんかは土日もなしで割とやっとるんですけども、もう少し気合いを入れてやろうやないかという今のでちょっと元気が出てきましたので、そういう感じでいかせてもらいたいなと思っています。
特に去年は、「SEA TO SUMMIT」というのを紀北町でさせていただきまして、津村委員にもお世話になったんですけれども、また今年も、町のほうが頑張っていただいていますので、またそこのところをもう一つ進めて、「ジャパン・エコ・トラック」なんかが導入できるように体制整備とか、また検討していきたいなと思っています。それで地域を、南伊勢やのこっちやのというように巻き込みながら、また菰野町なんかも自然体験のいろいろとありますので、また行かさせていただきたいなと思っています。
それともう一つ、最後の農業集落排水なんですけども、やっぱり意外と公共につなぎ込むというとこも菰野でもあるんです。だけども、自分で見た感じでは、もう本当に自分のぱっとしたあれなんですけども、集落で直すようなところは直していただいたり、農業集落排水で直していただいたり、ああ、これはもう公共へつなぐのはやむを得んなというような感じのとこもやっぱりあります。ちょっと人口が減ってきまして、何というんですか、災害云々じゃなしに、ちょっとなかなか対応しにくいなと。1カ月に一遍の番をなかなか、いろいろしにくかったりして、公共でというようなところもあったりして、市町の方と十分話し合いながら、メンテナンスもすごくやらせてもろうてますので、やっていただいていますので、またよく話し合いながら、今の御指摘いただいたとおり、また頑張っていかせてもらいたいと思いますので、また御指導をよろしくお願いします。
○舘委員 農業集落排水のことについてまず。そんな事実もありながら、地域の人も言うんですよ。本当になくなったときに、公共へ行ってしまって、この処理ちゃんとできやんとなると、どうなってしまうんやろうねと。せっかくあるものを、自分たちが頑張って、みんな意思統一してつくってきたことがあるので、大事にしていく必要があるという思いも含めての話を聞いていますので、そのことと、基盤整備についてはまたいろいろ、大変難しいと思いますけれども、また要望等や御意見もさせていただこうと思います。
この三重まるごと自然体験、本当にいいので、4年、もっと延びてもええのになと。それはそれできたときにそうだと思いますし、一つの例が挙がれば、それと同じような形でいろいろなまた連携も出てきて、大きくなると思うんですよね、この動き。本当に思いとしては、この狙いはしっかりわかるので、そんな思いで、もう少し拡充できるように、私も山開きやら、何たらかんたらのところでそればっかり言うてきたので、「おまえ、そこまで言うて、ようすんのか。」って言われますが、「いやいや、あんたらがやる気になりゃできるわさ。」と答えておりますので、私だけの責任を回避するんじゃありませんけれども、そんな思いで自分も相談にも乗りたいと思いますので、またできるだけ連携をつくっていっていただくようによろしくお願いします。
○村林委員 もう答弁は結構ですけども、この19ページの地域を支える農山漁村の振興についての現状のところで非常に重要なことがたくさん書いてもらっています。これから農山漁村で皆さん、住民が住み続けて、営みを続けていけるかどうかというのは、非常にここのところ重要になってくると思いますので、また6月以降なんかでもしっかり議論もさせていただきたいと思います。まずは農林水産業がきちんと営めるということがベースにはあると思うんですけど、その上でこういうビジネスの創出とか、そういうことも重要だと思いますので、よろしくお願いします。
21ページの獣害対策についてですけど、これも私もいろいろ地元で聞いてきた話とか意見もありますので、またこれも6月以降の所管事項なんかでしっかり議論させてもらいたいと思うんですが、ここまでの現状について私も少しまだわかってないところもあると思うので、また後ほどでも何か説明とか質問とかさせてもらったら、いろいろ教えてほしいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○津村委員 私も微力ながら三重まるごと自然体験構想を応援させていただいている一人なんですが、以前の一般質問でも私がちょっと質問させていただきました「ジャパン・エコ・トラック」のことにつきまして、先ほどさらっと登録に向けてというような形で説明いただいたんですが、もう本当に登録を目指して調査、あるいは選定及び地域の受け入れ態勢の整備に取り組まれるということで、県としては「ジャパン・エコ・トラック」登録に向けて努力される、取組されていくということでいいかどうかの確認をお願いしたいと思います。
○杉井課長 「ジャパン・エコ・トラック」につきましては、トレッキング、カヌー、自転車といった形の人力で移動する手段で自然を体験するというふうなものでございまして、こちらについては、三重の自然体験を広く発信して、国内外から多くの方々に来ていただけるということもございますので、これからまたずっと市町のほうと連携をとりながら、意欲のある市町のほうを支援していきたいというふうに考えております。
受け入れ地域につきましては、今現在検討中でございますけれども、本年度、登録に向けて頑張っていきたいというふうに考えておりますので、御支援のほどよろしくお願いいたします。
○津村委員 ありがとうございます。
本年度、登録に向けてと言われましたけど、本年度でよろしいのか。多分、私もいろいろ勉強させてもらったんですが、「ジャパン・エコ・トラック」って、かなり広範囲にわたったり、地元の受け入れ態勢というのがかなりしっかりとしてないと、実際にそこへ来られた方がそこでトラブルになったりということもあるかと思いますので、できる限りしっかりと地元の方々の御理解であったり、受け入れ態勢が必要かなと思うんですが、急いでいただくのも結構かと思いますが、できるだけしっかりと、トラブル等ないように進めていただければと思いますので、そのあたりにつきましてよろしくお願いします。
○平野次長 もう気持ちはそういうことなもんで、だけどもこれ、さっき舘委員のお話もなんですけども、やっぱり行政だけではとてもやないけどできずに、自転車を直してもらうとことか、受け入れの、そういうこともたくさんありますので、着実に、だけど気持ちは今年度というぐらいの気持ちでやっていかせてもらいたいという感じで、足元を固めながら。
○田中委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○田中委員長 なければ、(4)農業を支える基盤整備についてから、(6)獣害対策までの調査を終わります。
(7)林業の活性化について
(8)みえ森と緑の県民税の取組について
①当局から資料に基づき説明(前田次長)
②質問
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
○舘委員 森林環境税(仮称)との関連、関連と言うたらおかしいけども、ここでスケジュールを書いていただいてありますやんか、26ページ。これは我が県のみえ森と緑の県民税、この見直しのスケジュールですよね。これで森林環境税(仮称)が平成30年度の税制改正において結論を得るというふうなことが書いてあるけど、直接関係することはないか。直接関係するというか、こっちが議論して、評価委員会で議論いただきながら、向こうの動きも当然注視しながら、こうしていただいて、向こうがかけてくるのに、またダブルで来るんかみたいなことも多分あるんだろうと思う。一番わかりやすいのはそれですけれど、そんな形の中でいったときに、その部分のことの整理はここでできるわけか。
○前田次長 現在の森林環境税(仮称)、国のほうの税の動きでございますが、すんなりいけば、今年の12月ごろにその方向性が出るというふうに聞いてございます。その中身としては、市町が主体となった森林整備を行うというところに集約されておりますので、もし次期の対策においては、国においてそういった対策が行われるならば、県のほうではそういった取組は行わないように調整してまいりたいと思っております。
○舘委員 その議論がどうなるかというのは、もう評価委員会とか、その場で議論されてきて、事務の報告も見ながら、またそれに対しての意見を言わせていただくというふうな形でいいんですけど、そうすると、平成29年5月から7月に意見の聞き取りを県民の方からされて、この11月の評価委員会、施行状況の検討をされているころに国のほうの方向性が出てくるので、それも加味しながら、議論をその中へ入れていってできるよということですよね。その確認だけでいいんですけど。
○前田次長 今はその予定でやりたいと思っております。
○舘委員 わかりました。
○岡野委員 5月、もう入っていますけれども、7月にかけて県民等からの意見聴き取りというようなことが書いてございますけども、具体的にはどのように進められるんですか、県民の意見は。聴取方法。
〇前田次長 26ページの上の(2)施行状況の検討のほうにも書いてございますが、県内7地域で県民参加型のワークショップということで、公募できるような形の意見交換会のような形式で、どういった税制が望ましいかということを県民の方々とちょっとやりとりさせていただきたいと思っております。
○岡野委員 そうすると、もう既にそのことに対する準備というのは進められていて、県民のほうへ周知ということも考えつつ行うということなんでしょうかね。どんなように。
〇朝倉課長 ただいま7地域で行うような準備を進めておりまして、あと広報とか、そういう部分でさせていただいて、今、準備を進めている段階です。実際にちょっと6月、7月という形になりますけれども、ワークショップを開催させていただくという形になります。
○岡野委員 ありがとうございます。そうすると、広報活動はこれからということだから、多くの市民に参加いただく、市民とか町民に参加いただくような、そういう形で、公募するというような形で進められるということなんですかね。
〇朝倉課長 はい、そのとおりで、公募という形で進めてまいります。
○岡野委員 進め方としては、わかりました。
〇田中委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(7)林業の活性化について及び(8)みえ森と緑の県民税の取組についての調査を終わります。
(9)三重県水産業・漁村振興指針の取組について
(10)水産業を支える基盤整備について
①当局から資料に基づき説明(永濵次長)
②質問
〇田中委員長 それでは、質疑に入ります。質問はございませんか。
○舘委員 直接この基盤整備に関係するのかどうかわかりませんが、例の伊勢湾のアサリで、去年、西日本閉鎖性海域連携サミットをやったときに、大村愛知県知事がこちらへ来ていただいて対談あって、このアサリ、愛知県が、特に三河湾のほうかな、すごくいいようでと、そんな関係の中で、三重県としても取り組もうと言って、やっていただいてきていますが、その後どうなっているというか、状況を、概略的な、この場ですので、そんなに深いとこはいいですけれども、流れ的なことやら、これから取組どうなんやというとこをちょっと教えていただけませんか。
〇河内課長 伊勢湾アサリ復活プロジェクトについては、平成28年度から取組をさせていただいています。それで、その中で、干潟の造成については、平成24年から楠沖で5ヘクタールの干潟造成を予定しとるんですが、去年0.5ヘクタール造成しまして、トータル、5ヘクタールのうち28年度まで2.96ヘクタールで、今年度0.7ヘクタール。
○舘委員 細かいとこまでは、また資料をもらえりゃうれしいんで結構です、概略でいいので。
〇河内課長 それと、非公共事業のほうで、アサリの移植方法の確立ということで、それを平成28、29、30年度、3年間で策定を目指しております。
以上です。
○舘委員 河川の堆積土砂等々を使ってどうたらこうたらというのがあったですよね。というのはどう。
○河内課長 国土交通省と協議させていただいて、去年、本来なら持ってきていただく予定やったんですけど、向こうの事情によりちょっと計画が遅れております。いずれは持ってきていただくような運びになっております。
○舘委員 ありがとうございます。また概略お聞きすることあるかもわかりませんけども、よろしくお願いします。御苦労さまです。
〇田中委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇田中委員長 なければ、(9)三重県水産業・漁村振興指針の取組について及び(10)水産業を支える基盤整備についての調査を終わります。
4 報告事項
(1)平成29年度農林水産部関係のイベント
(2)事務事業概要
①当局から資料に基づき説明(前田副部長)
②質問 なし
(3)その他
○田中委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で、特にございましたら御発言をお願いいたします。
〔「なし」の声あり〕
○田中委員長 なければ、以上で農林水産部関係の所管事項概要の調査を終了いたします。
〔執行部退室〕
○田中委員長 それでは、次に、委員間討議に入ります。
委員間討議は引き続き公開で行いますので、御留意の上、御発言を願います。
ただいまから、本委員会の向こう1年間の年間活動計画作成の検討に入ります。
それでは、手元に配付の資料に、「環境生活農林水産常任委員会年間活動計画作成について」資料1及び前期の「環境生活農林水産常任委員会活動評価総括表」資料2がございますので、ごらんください。
先ほど説明を受けた部局の所管事項概要や、この委員会活動評価総括表の内容を踏まえ、本委員会の向こう1年間の活動内容について、今から委員間で協議をいただきたいと存じます。
協議の結果を踏まえて、委員会終了後、私と副委員長とで計画をまとめ、後ほど各委員に配付をさせていただくという手順で進めていきたいと存じます。
それでは、部局の所管事項概要は先ほど説明を受けていただきましたので、次に委員の皆様のほうで、前期の本委員会の活動評価総括表の記載内容の確認をしていただきたいと思います。
資料2をごらんください。A4の横になっている資料です。
まず、1番目として委員会活動の振り返り、そして、2番目として各委員(理事)の評価の平均点の概要ということで記載をしてございます。これは昨年度のものですけども、昨年度の主な内容といたしましては、委員会活動の振り返りの中で、みえ高校生県議会では本委員会の所管の質問があったため、委員長が答弁し、後に委員会の場でその報告を行った等、記載のとおりでございます。
そして、各委員の評価の平均点でございますけども、昨年も私、この委員会に所属をさせていただいていたわけですけども、1つ、この3番目の議員間討議の充実度というのが2.7というふうに非常に低いわけですけども、ほとんど議員間討議がされなかったということで、委員長が特にきつい評価をしていただいたので、2.7というふうになりました。この件につきましては私も留意しながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
今年の年間計画作成に当たって反映すべき点や活動内容について、御意見があればお願いをいたしたいと思います。
それと、先般行いました委員会活動の振り返りについてということで意見が出ましたのは、委員間討議においては、必要なら正副委員長が課題を提起するなどして議論を充実させてもよいのではないかというような御意見とか、参考人招致を実施してもよかったのではないかというような意見が複数の常任委員会から提案がございました。
ということで、意見があればよろしくお願いをいたします。
○村林委員 それじゃ失礼して、こういう委員会の活動総括表に基づいて今年度どんなという話ですよね。もし委員長がそれだけ委員間討議の充実を心配されておられるのでしたら、今提案のありましたように投げかけていただいてはどうかと。例えば、今から恐らく県外・県内視察調査なんかも行うと思うんですけど、見てきたこういうことについて皆さんどうでしょうかということも当然投げかけてもらってもいいと思いますし、また、町村会とか町村議会議長会から話があったりとか、そういうようなこととか、いろいろあったことを委員間討議の場で投げかけていただいたら、こちらも言いやすいのではないかなと、そんなふうに思います。
〇田中委員長 貴重な御意見ありがとうございます。投げかけれるように努力をさせていただきたいと思いますけども、また、委員の皆さんからもこういうのはどうかという御提案がありましたら、しっかりと協議をさせていただきたい、そんなふうに思っております。
ほかに何かございませんか。
○岡野委員 ここに「コウナゴの不漁などに関する調査の際に」とかって具体的なことで、去年の反省事項というか、掲げておりますんですけども、やっぱり農林水産業で一番、本当に、どういうふうにしっかりとしていくのかというと、現場では非常に悩んでいるんじゃないかなと思うんですよね。その現場の声をここで挙げていただくと、より発展方向が見えてくるんじゃないかなというふうにも思ったりする。首をかしげている人もいますけども、何か非常に難しいかわからないんですけども、やっぱりここでどのように三重県の自然を生かしながら農林水産業を豊かに発展させていくんかというところを考えるならば、既成のことをどんどん進めるんじゃなくて、やっぱり現場の声をもう少し取り上げるような工夫も必要、工夫もということですけども、必要かなというふうに思いますけど。
〇田中委員長 ありがとうございます。
また、参考人招致のときは、また委員会の皆さん方と、また御意見をいただきながら、その方向で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ほかに何かあれば。
○小林委員 特にありませんけど、先ほどのお二方の意見を参考にしていただいて、正副委員長でちょっと考えていただいたらどうですか。
〇田中委員長 正副委員長で先ほどの意見を参考にという御意見をいただきましたけども、ほかに何かございましたらお聞かせをいただき、なければ、そういう方向で進めさせていただいてよろしいですか。
〔「はい、お願いします」の声あり〕
〇田中委員長 それでは、先ほどの御意見を年間の活動計画書をまとめるに当たって参考とさせていただきたいと思います。
それでは、次に、お手元に配付の年間活動計画書の様式、資料3をごらんください。
本委員会の調査事項といたしましては、年間活動計画書の様式「1 所管調査事項」のとおりでありますが、年間計画作成に当たっては、特に調査が必要な項目、例えば「もうかる農林水産業」というような項目を重点項目として調査をしていくこととなります。
今後、本委員会として重点的に調査していくべき事項について、皆さんの御意見をお伺いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
なお、これまでの委員会の重点調査項目を資料4としてお配りをさせていただきましたので、参考にしていただきたいと思います。
それでは、御忌憚のない御意見をお伺いをしたいと思います。
○舘委員 今日の調査の中で私が感じたんですよ。まず、環境生活部の関係でいけば、方針を策定しようとするダイバーシティ社会の推進ということがあったよねというのと、交通安全対策の推進が大きく、私自身は、余り挙げていくと数がと思いまして、この2つはいかがかな。
また、農林水産の関係では、東京オリンピック・パラリンピックを契機にした県産の農林水産物の販路拡大であったり、地域を支える農山漁村の振興策、水田農業の推進。あと、これはまだ早いのかもわかりませんけれども、みえ森と緑の県民税あたりかなというふうに。ちょっと数が多いんであれですけれど、また皆さん、それこそ委員間討議でもしていただきたいな、「多いぜよ。」とか。ちょっとそんなことを感じたので、まず提案というか、提起させていただきながら、皆さんと議論させていただいたらなと思います。
〇田中委員長 ありがとうございます。
ただいまのダイバーシティ社会の推進ですね、交通安全社会の推進、東京オリ・パラを契機とした農林水産業の拡大ですか、また、水田農業の推進とみえ森と緑の県民税ということですね、この5項目をいただきました。できたら最終的には多くても4項目ぐらいには絞りたいというふうに思いますけども、またほかに御意見をお聞かせいただきたいと思います。
○村林委員 絞りたいところで増やして申しわけないですが、例年入っとる獣害でありますとか、先ほどの農山漁村の振興も舘委員言われたと思うんだけれども、そういうことの中の大きく担い手とか、そういうあたりは私は非常に興味を持って、重要だと思っておるあたりであります。
〇田中委員長 ありがとうございます。新たに獣害対策についてということですね、先ほどの意見にプラスして。
○津村委員 私も、新年度、今年度、特にダイバーシティ社会の推進につきましては、やっぱり重要施策の目玉かなというふうに非常に思っていますので、このダイバーシティ社会の推進については、やはり当委員会としても積極的に調査していくべきではないかなというふうに思っております。
あと、確かに、これまでの重点調査項目をずっと見させていただいていたんですが、割とざくっと幅広いような項目が多いので、ピンポイントでしっかりと調査できるほうがいいのかなというふうに、全体的な意見ですが、思っております。
以上です。
○田中委員長 ありがとうございます。ピンポイントでというお話もいただきました。これまで見てもらいますと、幅広く捉えているので、別に少しずれても大丈夫なんかなというような感じもしましたですけども、ピンポイントという御意見をいただきました。特に、先ほどの舘委員と同様に、ダイバーシティ社会の推進に向けてというのをぜひともというふうに受けとめさせていただきました。
ほかに。
○岡野委員 私も同じように、そのダイバーシティ社会の推進ということについては、取り上げたらどうかというふうに思っておりました。
それから、先ほどもちょっと申し上げましたけども、もうかる農林水産業などというふうなことが書いてあるんですけれども、実際にはもうからなくても、農林水産業をどういうふうに引き起こしていくのかということについては大きな観点なので、実践的にはどうかというふうな思いもありますけれども、今、現場の方々が受けとめてみえる問題を広く三重県の中で位置づけるという意味で、そういう関係者なども来ていただいてお話を伺うということも必要かなというふうに思いましたので、そういった農林水産業の振興策についてというようなことを考えたらどうでしょうかというふうに思います。
○野村委員 初めて発言させていただきます。
私も先ほどから出ておりますダイバーシティ社会の推進ということはよろしいかと思うんですけども、もう一点、村林委員の言われました、もうかる農林水産業ではないんですけども、やっぱりそういった1次産業の担い手づくりといいますか、そのあたりのところを所管させてもらいたいというか、重点的に見させてもらったらどうかなというふうに思います。
以上です。
〇田中委員長 ありがとうございます。1次産業の担い手の推進ですね。
○小林委員 私もダイバーシティ社会の推進は賛成で、先ほど野村委員が言われたような担い手の関係も賛成です。
もうかる農業というと、なかなか指標とか、そういうのであらわすというのは難しいと思うんですよね。何をもってもうかっとるのかというのもなかなか難しいんじゃないかなというふうに思うので、その辺はちょっと、農業振興はいいんですけども、ここ、ちょっと文言を変えていただいたほうがいいのかなというふうに思いますので。あとはもうお任せいたします。
〇田中委員長 ありがとうございます。
〇舘委員 考え方は私も、その担い手、1次産業の関係のほうは理解しますけども、けども、重点項目の中の、例えばダイバーシティ社会の推進といえば、これは今年度に方針を決めて、その計画を策定しようという一つのものが出てきているので、それは目的がわかりやすいですよね。
担い手もそうだと言われりゃ、そうかもわかりませんが、一つの施策の中でもうかる農業というのが県の施策にある中でどうだというのも、これは余り漠とし過ぎるのでどうかというのにも私は賛成ですが、余り特化してしまうとちょっと難しい部分が、難しい部分というんか、いろいろほかの兼ね合いが出てきたときに、例えば農林水産業といえば、みんなあるよねというような考え方もあるわけで、ちょっとそこら辺だけ整理をする必要があるんではないかな。反対ではないんですよ、反対ではないんだけど、重点項目というふうに挙げられる中で、自分たちが活動していこうとするのには、もう少し整理したほうがいいんかなというふうな思いがすんのやけど、どうやって整理するかというのは、ちょっとまだ今あれですけども、しかし、そこら辺は整理しながら取り組んだほうがいいんと違うかなというふうには。意見です。
〇田中委員長 ありがとうございます。
まず、一番多かったのが、ダイバーシティ社会の推進のように思います。まず、これを1つ、重点項目に挙げさせていただいてよろしいですか。できたら3つ、4つほどでお願いしたいんですけれども、まず1つはダイバーシティ社会の推進ということで、今年度の重点項目に挙げさせていただきます。
○舘委員 それで、いろいろな意見があって、皆さんがいろいろな思いを持ってみえますので、いろいろな重点項目を挙げたらどうだという候補を挙げていただいた。それで、もう最終的には正副委員長に一任いただいて、そこら辺の調整もしながら御決定をいただいたら。
先ほどおっしゃられたように、ここで10も20もあってもあかんわけで、重点項目ですので、委員長がおっしゃられたように、4つ程度におさまれば一番いいんかな。そして、2つ部がありますから、そこら辺のとこの一応整理的なものもありながら、私の意見は、皆さんの意見が出てきた中で、最終的には正副委員長に御一任をしたらどうかなと思います。
〇田中委員長 ありがとうございます。
重点項目を決めさせていただいて、その後、いろいろと視察等にも絡みがありますんで、大体のですね、ピンポイントじゃなくてもいいんですけども、方向性だけ提案をいただくと、この調査のほうに結びつけられていけるというふうに思いますので、まず1つはダイバーシティ社会の推進なんですけども、その後、農林水産業の推進というような御意見もございました。またこれも、もう少し絞って入れさせていただいてよろしいですかね。
〔「今もうこの場で決めないとだめなんですか」の声あり〕
〇田中委員長 大体決めていただきたいんですね。漠としたのでいいんですが、後からもうちょっと絞りたいと思うんですけど、この後、県外調査、そして県内調査の項目等にも結びつけていきたいと思いますので。
○村林委員 委員長の思いはよくわかるんですが、例年、大体この今出たようなあたりで、正副委員長で重点調査項目を決めていただいて、その県内・県外調査を実施するかどうかを決めていただいて、その重点調査項目に沿って正副委員長のほうでどういう調査先がいいという提案をしていくという流れだったと思うので、何も今、この場でそこまでやらなくてもという気はいたします。
〇田中委員長 わかりました。じゃ、先ほど8点ほど出していただいたと思います。その中から絞って今後進めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、次に、県内外の調査につきまして御協議をいただきたいと存じます。
まず、県内調査について御協議を願います。
調査先につきましては、具体的な場所、施設等までこの場で検討しますと、相手側との調整がつかず、不都合が生じる可能性がございますので、本日は重点調査項目で挙げられました事項の中から、大まかな方向性、テーマ等について協議をいただくということで御理解をいただきたいと存じます。
なお、日程につきましては、7月18日の火曜日から20日の木曜日のうちで、いずれか1日、そしてまた、8月1日火曜日から8月3日木曜日のうちで、いずれか1日で実施をしたいと考えておりますが、日程の決定につきましては、調整を要しますことから、後ほど別途協議をいただきたいというふうに存じますので、よろしくお願いをいたします。
先ほど、いずれかの1日ずつというふうに申し上げましたけれども、どちらかで、1泊2日の場合はこれで2日にカウントされるということでございますので、その点もよろしくお願いをいたします。
〔「すみません、もう一遍言うてください」の声あり〕
〇田中委員長 またちょっと後ほど、この件につきましては協議させていただきたいと思います。
〔「ああ、ごめん、ごめん。ちゃんと見てなかった」の声あり〕
〇田中委員長 それでは、調査内容につきまして御意見のございます方は。
〔「この中では特にございません」の声あり〕
〇田中委員長 よろしいですか。
じゃ、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。
〔「はい、お願いします」の声あり〕
〇田中委員長 ありがとうございます。それでは、正副委員長で協議の上、調査内容を決めさせていただき、今後の委員会で行程案をお示しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
〔「県内調査と同じ」の声あり〕
〇田中委員長 県内調査と同じということでよろしいですか。
○小林委員 詳しく言えば、重点調査項目に見合ったところで、正副委員長で考えていただければと思います。
〇田中委員長 わかりました。重点項目に見合ったところでということで、正副委員長でこれから決めさせていただいて、また皆さん方にお諮りしたいというふうに思います。
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で年間活動計画作成に当たっての協議すべき事項を終了いたします。
今後、正副委員長で年間活動計画をまとめ、各委員に配付をいたします。この活動計画書に基づき、今後の委員会活動を行っていくこととなりますので、よろしくお願いを申し上げます。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
環境生活農林水産常任委員長 田中 祐治