三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年12月20日 議会運営委員会 会議録
議会運営委員会会議録
(開会中)
〔開会の宣告〕
1 付託議案の審査結果と審議について
所管の常任委員会に付託された議案39件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分程度で認めることとされました。
次に、付託議案の審議については、議案第134号から議案第172号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
なお、採決は2回に分け、まず初めに反対のない、議案第134号から議案第150号まで、議案第152号及び議案第155号から議案第172号までの36件を一括して採決し、引き続き、反対のある議案第151号、議案第153号及び議案第154号の3件を一括して採決することとされました。
また、議案第134号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第6号)」については、11月30日に先議を行った関係上、可決された場合には、同議案にかかる計数の整理を議長に委任することとされました。
2 請願の審査結果と審議について
所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択3件である旨報告があり、討論はなしとされました。
次に、請願の審議については、請願第41号、請願第43号及び請願第44号を一括して議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
3 意見書案の審議について
委員会提出の意見書案3件及び議員発議の意見書案1件が資料3のとおり提出されました。
次に、意見書案の審議については、意見書案第15号から意見書案第18号までを一括して議題とし、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略し、議員発議の意見書案第18号については委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
4 常任委員会の調査事項に関する報告について
予算決算常任委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があり、閉会日、21日の本会議でこれを認めることとされました。
5 提出予定議案について
21日の本会議に知事から追加提出が予定されている人事同意議案1件について、資料4により副知事及び総務部長から説明がありました。
なお、人事同意議案については、21日の本会議に上程することとし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
6 閉会中の継続調査申出事件について
資料5のとおりとされました。
7 閉会日(12月21日)の議事予定について
資料6の順序で取り進めることとされました。
8 平成30年年間議事予定案について
平成30年7月から12月までの議事予定については、資料7のとおりとされました。
9 平成30年定例会開会会議から3月会議までの日程について
資料8のとおりとされました。
10 出席説明員について
1月18日の平成30年定例会開会会議の出席説明員については、知事、両副知事及び危機管理統括監並びに総務部関係職員に出席を求めることとされました。
11 議会対応業務にかかる執行部提案について
11月15日の議会運営委員会で再度協議することとされた議会対応業務にかかる執行部提案について、協議を行ったところ、以下のとおり協議がまとまりました。 これにより、11月15日の議会運営委員会で確認済みの本会議の執行部連絡員の縮小とあわせて、代表者会議から要請のあった3項目について協議が整ったことから、これら3項目については2月2日の代表者会議に報告した後、2月定例月会議から実施することとされました。
(1)議案質疑のための本会議への出席者の縮小について
常時出席:知事、副知事、危機管理統括監
議案に関係する場合又は発言通告で答弁要求のある場合は出席:部長、局長、教育長、企業庁長、病院事業庁長、警察本部長、行政委員会委員長、行政委員会事務局長
【協議】
○岡野委員 私どもは、やっぱり本会議に全員が参加をするというのが基本だというふうに思っておりまして、自由闊達な議論を保障するという意味では、発言通告とかがあるのかもしれないですけれども、何が出るのかわからないのが本会議だということから考えて、全員出席というふうに考えて白丸といたしております。
○三谷委員 通年議会になるときに執行部のほうの負担も一定軽減していくという議論がございまして、いわゆる職員の議会漬けというのをどっかで歯止めをかけなければならないということで、出席をされる部局長を制限していくというのは、基本的にはいいのかなと思っています。ただし、やっぱり議会の議論ですので、様々な場面もありますし、議案に関係するということで区切ってしまいますとかなり柔軟な質疑もできないという部分もありまして、やはり必要があれば出席の要求をしてその方には出てきてもらうという、発言者からの出席要求があれば出てきてもらうというような対応でいいのではないかなと私どもは考えております。
○藤田委員長 この三角と黒丸の違いというのは、議会側が出席者を指定、要請ができるという内容かと思います。三角というのは、その判断を執行部側がすることになるのかなと思いますが、皆さん方のご意見どうでしょうか。日本共産党は絶えず出るべきだというお考えですけれども、新政みえのほうからは関係する部局、それから要請といいますか、関連する方に出ていただくということですが。
○津田委員 自民党が言わないと決まらないので。自民党としては、議案質疑なので議案に関係する方が出席するというのが基本だと思います。今回、議案質疑で議案とはまったく関係ない質問があって、何か質疑がぼやけたようなところもございましたけども、ただ言っていても仕方がないところもありますので、やっぱり議員個人が議案に関係するかもしれないという方にもし聞きたいということであれば、それも保障しなければならないのかなというふうに思っておりますので、黒丸でも仕方がないのかなと。ここで意地を張っていても仕方がないのかなと。団長、よろしいでしょうか。
○前野委員 基本はですね、今議論をされていることは質疑ですから、議案に関係する執行部に出てもらうというのが基本やと思うのですが、質疑者によっては確認を取るために議案と関係ない部局に確認したいという申し出があらかじめされておれば、それも今議論していると必要なのかなと思いましたし、津田委員がだいぶ配慮してもらいましたので、ちょっとなびいていきたいと思います。
○藤田委員長 今、新政みえ、自民党のほうから黒丸でいいのでないかということでございますが、日本共産党はそういうことでご理解いただけますでしょうか。
○岡野委員 大勢に従うというのはやぶさかではございません。
○藤田委員長 それでは、部長以下黒丸でいくということで決めさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔同意あり〕
○藤田委員長 それでは、そのようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
(2)本会議における発言通告提出期限の早期化について
発言通告書提出期限:午後1時、映写資料提出期限:午後5時(※現行どおり)
なお、この件については議会運営委員会の申合せ事項の改正が必要なことから、次回の議会運営委員会において確認することになりました。
【協議】
○田中委員 うちの会派としては、映写資料については前々日の午後5時ということで、現行どおりでお願いしたいということを思っております。午後1時でもいいのですが、個人的にも私、経験あるのですけれども、やっぱこっちのほうがいいかなとか、これ著作権の問題でとか、ちょっとその辺悩んだりする部分もあったりとか、あと議会事務局の職員に迷惑かける、お手数かけるところですけれども、基本、こちらが整えたものを写していただくような対応をいただくということで、そう手間はかからないのではないかなと。前々日でもありますし、これは現行どおり午後5時でお願いできないかなというふうに考えております。
○津田委員 ちょっと私言う資格ないのですが、実際問題、結構事務局の職員に甘やかされてですね、前日だとかそういうところが自民党内では垣間見られます。やっぱり守られていないのに、さらに厳しくするのではなくて、できたらきちっと守れるようになってから午後1時ということもあるのではないかなと。ですので、午後5時ということでいいのではないかなと。まず、守ってからですね。
○事務局長 実態あると思いますけれども、可能な限り早く出していただくことを皆様方、ご了解いただくということで、そのままということでも事務局としては構いませんのでご了解いただければと思います。
○藤田委員長 確認をさせていただきます。発言通告書の提出期限につきましては、全ての会派、午後1時ということでございますので、これはご了解いただいたということで。映写資料の提出期限につきましては、先ほども事務局のほうからお話もございましたので、今までどおり午後5時ということでご了解をいただけますでしょうか。
〔同意あり〕
○藤田委員長 それでは、本会議における発言通告書の提出期限及び映写資料の提出期限につきましては、発言通告書については午後1時、映写資料については午後5時ということで決定させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
12 議場への乳児同伴について
12月6日の議会運営委員会において三谷委員より発言のあった件について、協議の結果、議場への乳児同伴について、事例が生じた場合には、保育スペースの確保など、該当議員の希望を踏まえて具体的対応を協議することとなりました。
【協議】
○藤田委員長 この件につきましては、12月6日の議会運営委員会で三谷委員より、熊本市議会における乳児同伴問題を受けて、「若者の議会参加を促進する意味から議員が子ども同伴で本会議に出席することについて県議会としてルールを決めておくべきでないか。」とのご意見をいただきました。
その際、私より、正副委員長で検討する旨の発言をさせていただきました。
その後、この件につきまして、熊本市議会の状況や全国都道府県議会 議長会等への電話による聞き取りを行いました。その結果等を三重県議会の関連諸規定と併せて、お手元の資料10のとおり整理しましたので、事務局に説明させます。
〔議事課長が資料10に基づき説明〕
議場への乳児同伴の現状というのは、ただいま説明をいただいたとおりでございますけれども、議場というのは議会の活動の中心となる会議の場所であり、このため会議開催中の入場者の制限等の規定が整備されているものと考えております。
海外では、議場への乳児の帯同を認める国もあると報道されていますが、その歴史的背景やどのような人々で議会が構成されているか、議会の運営方法などの詳細は不明であり、直ちに実態を把握することは困難であります。
本県議会においても、議員が乳児同伴で議事堂へ登庁しなければならないような状況になった場合、沖縄県北谷町議会のように、議事堂内に保育スペースを確保することは、現状において可能と事務局から聞いております。
このため、本県議会においては、育児と仕事の両立支援や若者の議会参加の促進という観点から、事例が生じた場合には、保育スペースの確保など、該当議員のご希望も踏まえて、具体的対応をご協議いただくこととしたいのですが、いかがでしょうか。
〔発言なし〕
○藤田委員長 よろしいですか、それではそのようにいたします。
13 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、1月18日の開会会議の日程等について協議するため、平成30年1月18日(木)午前9時40分から開催することとされました。
14 その他
(1)特別委員会の開催について
21日の議会改革度の向上及び議会基本条例の改正に関する検討プロジェクト会議終了後、選挙区調査特別委員会が開催される旨の報告がありました。
(2)その他
議長から、20日の代表者会議で決定された南海トラフ地震に関連する情報(臨時)及び弾道ミサイル発射によるJアラートについての本会議、委員会等の開催中の対応について報告がありました。
内容は、「南海トラフ地震 臨時情報」が発表された場合、「原則として、議事を続行」、「ただし、議長は、必要に応じて休憩をとり、状況を確認後、議会運営委員会の開催を求め、延会又は続行を決定」する。弾道ミサイルが発射されJアラートが作動した場合、「議長は休憩を宣告するとともに、議場内の全員に安全姿勢をとるよう指示。その後、議長は議会運営委員会の開催を求め、本会議の延会又は続行を決定」する対応をとることとなりました。
【発言】
○舟橋議長 それでは私から、先ほどの代表者会議で南海トラフ地震に関連する情報及び弾道ミサイル発射によるJアラートについての本会議・委員会等の開催中の対応が決定されましたので、説明させていただきます。まず、事務局に資料を配付させます。
〔事務局 資料配布〕
気象庁による東海地震に関連する情報の発表が廃止され、新たな南海トラフ地震 臨時情報が発表された場合及び弾道ミサイルが発射された場合の本会議開催中の対応についてであります。
下段の表になりますが、南海トラフ地震臨時情報が発表された場合、原則として議事を続行、ただし、議長は必要に応じて休憩をとり、状況を確認後、議会運営委員会の開催を求め、延会又は続行を決定としております。
次に、弾道ミサイルが発射されJアラートが作動した場合、議長は休憩を宣告するとともに議場内の全員に安全姿勢をとるよう指示。その後、議長は議会運営委員会の開催を求め、本会議の延会又は続行を決定としております。
これらの対応をとることとなりましたので、ご了知いただきますようお願いいたします。
私からは、以上です。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 藤田 宜三