平成29年11月15日 議会運営委員会 会議録
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議会運営委員会会議録
(開会中)
開催年月日 平成29年11月15日(水曜日) 午前10時58分~午前11時47分
会議室 504議会運営委員会室
出席委員 10名
委 員 長 藤田 宜三
副委員長 青木 謙順
委 員 廣 耕太郎
委 員 岡野 恵美
委 員 田中 智也
委 員 杉本 熊野
委 員 津田 健児
委 員 三谷 哲央
委 員 中森 博文
委 員 前野 和美
欠席委員 な し
委員外議員 議 長 舟橋 裕幸
副 議 長 水谷 隆
出席説明員 副知事 稲垣 清文
総務部長 嶋田 宜浩
総務部副部長 高間 伸夫
総務部課長 下村 卓矢
事務局職員 事務局長 福田 圭司
事務局次長 岩﨑 浩也
総務課長 山岡 勝志
議事課長 桝屋 眞
企画法務課長 稲垣 雅美
政 策 法 務 監 長﨑 禎和
委員会書記 議事課課長補佐兼班長 中村 晃康
議事課主幹 西 典宏
傍聴議員 なし
県政記者 6名
傍聴者 4名
議題及び協議事項
1 表彰状伝達について
2 付託認定議案の審査結果と審議について
3 提出予定議案について
4 11月定例月会議の日程について
5 議案聴き取りについて
6 先議議案の審議について
7 質疑・質問について
(1)一般質問について
(2)再質問、関連質問について
(3)議案に関する質疑について
8 請願・陳情について
9 請願の処理経過及び結果の報告について
10 意見書・決議案について
11 議員派遣について
12 全員協議会について
13 11月22日の議事予定について
14 議会対応業務にかかる執行部提案について
15 次回の議会運営委員会について
16 その他
(1)特別委員会の開催について
(2)その他
〔開会の宣告〕
1 表彰状伝達について
全国都道府県議会議長会から、議員在職30年以上の自治功労者として山本教和議員が、議員在職10年以上の自治功労者として服部富男議員、奥野英介議員、後藤健一議員、藤田宜三議員、杉本熊野議員、小林正人議員、津村衛議員、村林聡議員が表彰を受けられたことが報告され、これに伴う表彰状の伝達を、11月22日の本会議の開議に先立ち、議場において行うこととされました。
2 付託認定議案の審査結果と審議について
予算決算常任委員会に付託された平成28年度三重県一般会計・特別会計決算認定議案12件の審査結果は、いずれも認定である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分程度で認めることとされました。
次に、認定議案の審議については、認定第5号から認定第16号までを一括して議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
なお、採決は2回に分け、初めに反対のない認定第6号から認定第16号までの11件を一括して採決し、引き続き、反対のある認定第5号を採決することとされました。
3 提出予定議案について
予算18件、条例案6件、その他議案16件、報告9件の合計49件について、資料2のとおり、副知事及び総務部長から説明がありました。
なお、副知事から追加提案・その14の【1】「平成29年度三重県一般会計補正予算(第7号)」は、先議してほしい旨の申し出がありました。
【発言】
〇稲垣副知事 これらの議案のうち、追加提案・その14の【1】「平成29年度三重県一般会計補正予算(第7号)」につきましては、先月の台風第21号及び第22号に係る被害の早期復旧等を図るための補正予算であり、早期に着手する必要があるため、速やかなご審議を賜りますようよろしくお願いをいたします。
4 11月定例月会議の日程について
資料3により、11月定例月会議の日程が確認されました。
5 議案聴き取りについて
提出予定議案の聴き取りは11月22日に、資料4の日程案で行うこととされました。
また、聴き取り順序については多少の変更が生じる場合があることが了承されました。
6 先議議案の審議について
執行部から先議してほしい旨の申し出があった「平成29年度三重県一般会計補正予算(第7号)」は、11月28日の議案に関する質疑終了後に、全議案が所管の常任委員会に付託された後、予算決算常任委員会及び分科会を開催して審査を行っていただき、採決については、11月30日の本会議一般質問終了後に行うこととされました。
なお、予算決算常任委員会における審査については、11月29日までに審査を終了するよう、審査期限を付けることとされました。
7 質疑・質問について
(1)一般質問について
一般質問は3日間で、質問の配分は資料5のとおりとし、11月30日の1番目は日本共産党、2番目は公明党、3番目は草の根運動いが、4番目が大志と決定されました。
なお、質問予定者については、11月22日の議会運営委員会で調整することとされました。
(2)再質問、関連質問について
再質問については、申し合わせどおり質問時間内で認めることとされました。
関連質問回数については、新政みえ6回、自民党5回、鷹山1回、公明党1回、日本共産党1回、能動1回、大志1回、草の根運動いが1回、青峰1回とされました。
なお、一般質問に対する関連質問は、申し合わせどおり答弁を含めて10分程度とし、あらかじめ通告書を各会派代表者の了解の後、提出することが了承されました。
(3)議案に関する質疑について
議案に関する質疑については、11月28日に実施することとされました。
なお11月22日の議会運営委員会において、質疑者、質疑順序等について調整することとされました。
8 請願・陳情について
提出期限は申し合わせにより、11月22日の午後5時までとすることが了承されました。
9 請願の処理経過及び結果の報告について
申し合わせにより、資料6のとおり、請願の処理経過及び結果の報告があることが了承されました。
10 意見書・決議案について
提出期限は申し合わせにより、資料7のとおりとすることが了承されました。
11 議員派遣について
議員派遣1件が資料8のとおり提出され、11月22日の本会議で採決することとされました。
12 全員協議会について
11月22日の本会議散会後、「平成30年度本庁部局の組織見直し案について」、開催される旨の報告がありました。
13 11月22日の議事予定について
11月22日の議事予定について、資料9の順序で取り進めることとされました。
14 議会対応業務にかかる執行部提案について
10月16日の代表者会議の協議により、本委員会に協議の要請のあった3つの事項が資料10により説明され、このうち、「本会議の執行部連絡員の縮小について」は、質疑・質問等に係る議会運営委員会申合せ事項の規定の範囲内(9名以内)での変更ということもあり、執行部の提案どおり(総務部財政課長と警察本部総務課長の2名に縮小)とすることが確認されました。
なお、今後、執行部連絡員の人数を申合せの範囲内で変更する際は、議会に報告することとされました。
また、「議案質疑のための本会議への出席者の縮小」及び「本会議における発言通告提出期限の早期化」については、本日の協議も踏まえていただきつつ、各会派で持ち帰り検討いただいた上で、12月20日の議会運営委員会で再度協議することとされました。
<委員長より示された検討の視点>
(1)議案質疑のための本会議への出席者の縮小について
案1:出席者を執行部の提案どおりに、知事、副知事、危機管理統括監、該当する部局長等とする。
案2:現状の出席者から行政委員会の代表者・事務局長の出席を原則不要とする。ただし、発言通告で答 弁要求のある場合等は、該当する行政委員会の代表者・事務局長は出席を要する。(なお、事務局長につい ては常時出席を求める意見もあった。)
(2)本会議における発言通告提出期限の早期化について
発言通告提出期限を質問日の前々日(休日を除く。)の午後5時から午後1時に変更するかどうかを、映写資料の提出期限も含めて検討することとされました。
なお、総務部長より、発言通告提出期限を午後5時から午後1時に変更していただくことにより、答弁作成に早く取りかかれる、また、答弁作成に関係しない部局は他の業務に取りかかれる旨の補足説明がありました。
【協議】
○藤田委員長 提案項目のうち、1の②の本会議の執行部連絡員の縮小については、質疑・質問等に係る議会運営委員会申合せ事項の中で、執行部連絡員は「執行部が副部長以下の職員から選定する者の在室を9名の範囲内で認める」とされています。本会議の執行部連絡員の縮小については、議事運営に特段の影響がないと思われることから、執行部の提案どおりとしたいと思いますがいかがでしょうか。
〔「はい結構です」と発言あり〕
○藤田委員長 よろしいですか。それではそのようにいたします。
次に、1の①の議案質疑のための本会議への出席者の縮小についてご協議願います。この件については、参考までに他県等の状況を調べましたので、お手元の資料10-2により事務局に説明させます。
〔議事課長が資料10-2に基づき説明〕
○藤田委員長 この議案質疑のための本会議への出席者の縮小については、全議員に関係する案件であることから、各会派にお持ち帰りいただき、ご検討をいただきたいと思います。持ち帰るにあたりましてご意見・ご質問、先ほどの説明を含めましてご質問等があればお伺いをいたしたいと思いますがいかがでしょうか。
○田中委員 執行部の提案では該当する部局長のみの出席ということで、参考資料からいくと北海道のような考え方という理解でよろしいのですか。ちょっとそこだけ確認させてください。
○藤田委員長 おっしゃるとおりでございます。
○田中委員 働き方改革ということも、以前、私も労働組合の役員をしていた経緯がございますので、大変必要なことだというふうには理解はしているのですが、議案質疑の時に、発言通告があって該当する部局長がいていただくにしても、質疑を行う議員の立場からすると再質問などで部局をまたぐような案件の場合、そのような時には本会議ですので、ちょっとそこはお答えできませんのような答弁では本来のしっかりとした審議ができないのではないかと思いますので、できたら他県でも多いように知事、副知事、部局長、警察本部長、公営企業管理者、教育長、後は行政委員会については確かに質疑の件数もさることながら、実務的には事務局長がよくご存じだと思いますので、事務局長ぐらいがご出席いただくというのがいいのではないかと思います。
○藤田委員長 他にいかがですか。
〔発言なし〕
○藤田委員長 それでは、只今のご意見も反映させていただいて、執行部の提案が、該当する部局長のみに変更したいというご意見ですが、先ほど田中委員のほうから、行政委員会の代表者・事務局長の出席を原則不要とするというような意味で、後の部局長については出席をいただきたいという意見もございました。その辺のところも含めまして、各会派にお戻りになってご検討をいただきたいということでお願いをいたします。
○津田委員 1-①だけでしたか。1-②と2のアンダーラインについては、概ね賛成と結論が出たのでしたか。さっきの議論は1-①だけ会派に持ち帰るということで。
○藤田委員長 先ほど申し上げたのは1-①については、2点の視点も含めてのお持ち帰りいただいて検討いただきたいということでございます。
1-②は執行部の提案どおりいくということでご了解をいただいたということです。
○前野委員 1-②は、議会運営委員会申合せ事項の9名というのを2名に変更するということでよろしいのか、9名のままおいておいて、2名にするということか。
○藤田委員長 9名のままおいておいて、執行部の判断で2名にされるということです。
○前野委員 常時2名だったり、3名だったりすることもあるということか。
○藤田委員長 現時点では2名にしたいという申し出ですので、2名にされるということです。
○前野委員 一応、2名にして欲しいという向こうからの要請なんですけれども、議会運営委員会では9名までよろしいよということになってるから、その都度、3名にしたり、4名にしたりするのは執行部の勝手だと、こういう感覚でよろしいのか。
○藤田委員長 申し出があって、議会運営委員会で3名にしたいということを了承していただければ3名にしていただけるということで。
○前野委員 一々、議会運営委員会にかけるんですか。範囲内であればかけなくていいのでないか。
○藤田委員長 ということで。
○前野委員 ということではわからない。僕の言うたとおり、9名以内なら自由に変更ができるということやな。
○藤田委員長 規定上は9名以内ですので、執行部の判断で人数の変更は可能である。ただし、そのことについては、議会には報告をいただくということでお願いをいたします。
2の本会議における発言通告提出期限の早期化ですけれども、この件について質疑・質問等に係る議会運営委員会申合せ事項を、お手元の資料10-3でお渡ししてますので、それにつきまして事務局から説明させます。
〔議事課長が資料10-3に基づき説明〕
○藤田委員長 この本会議における発言通告提出期限の早期化についても、全議員に関係する案件でありますので、各会派にお持ち帰り検討いただきたいと思います。持ち帰るにあたりまして何かご意見、ご質問がございましたらいかがでしょうか。
○三谷委員 5時を1時に変更したいということなんですけども、これは答弁書を書く人の負担が少なくなるからとそういう意味ですか。
○嶋田総務部長 今まで、5時ということなんですけども、5時だとどうしても答弁を書くのが5時以降になるということが1点あるということと、5時以降でないと発言通告が当たるのか、当たらないのかというのがはっきりしなく、各部局が待機の状態に入るということがありますので、できましたら1時までにしていただくと、午後の部分はそういう答弁作成もありますし、当たらなかったところは他の業務ができるというようなこともありますので、ぜひお願いをしたいということです。
○藤田委員長 それでは、発言通告提出期限を変更するかどうか、映写資料の提出期限も含めて各会派でお持ち帰りいただいてご検討いただき、議会運営委員を選出していない会派のご意向も確認したうえで、先ほど申し上げました1-①、2につきまして12月20日の議会運営委員会で、再度ご協議をしていただくということにしたいと思うのですがいかがでしょうか。
〔「はい」と発言あり〕
○藤田委員長 よろしいでしょうか。それでは、そのようにいたしますので、よろしくご協議のほどお願いを申し上げます。
○岡野委員 次のページに3の提出資料等の簡素化というのがあるのですけれども、このことについては、こういうふうに簡素化するのですか。
○議事課長 3の提出資料の簡素化につきましては、先の代表者会議におきましてご協議いただきまして、具体的な資料が示されておりませんので、その都度、執行部から議会に相談いただき、議会においてしかるべき場において協議するということを代表者会議でご決定いただいたところです。
○三谷委員 4は議論するのですか。32ページ。
○議事課長 4についても、同じく先の代表者会議において、ご配慮いただくというような内容で決定いただいたところです。
○藤田委員長 3と4につきましては、代表者会議で論議をいただいて、決定をいただいたということでございますので、ご了解ください。
15 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、質問者、質疑者について調整するため、11月22日の議案聴取会終了後に開催することとされました。
16 その他
(1)特別委員会の開催について
11月22日午後1時から、障がい者差別解消条例策定調査特別委員会が、同特別委員会終了後、選挙区調査特別委員会がそれぞれ開催される旨の報告がありました。
(2)その他
議長から、9月定例月会議の議案聴取会で、山本里香議員より意見のあった事故に係る専決処分の報告における過失(負担)割合の説明に関しては、総務部より各部局に相手方のプライバシーに配慮し、差し支えない範囲で口頭での説明は行うこととする旨の通知が出されており、今後もその通知に基づき適切に説明していただくことを確認した旨の報告がありました。
【発言】
○舟橋議長 9月定例月会議の議案聴取会において、山本里香議員からご意見のありました専決処分の報告の際の事故における過失(負担)割合の説明の件について発言させていただきます。
従来より、事故の過失(負担)割合については、相手方のプライバシーに配慮し、差し支えのない範囲で口頭での説明は行うこととしており、その旨、各部局に総務部より既に通知が行われていることを確認いたしました。
執行部におかれましては、今後もその通知に基づき、適切に説明していただくことを確認いたしましたので、ご報告申し上げます。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 藤田 宜三