平成29年3月9日 総務地域連携常任委員会 予算決算常任委員会総務地域連携分科会 会議録
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総務地域連携常任委員会
予算決算常任委員会総務地域連携分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成29年3月9日(木) 自 午前10時0分~至 午前11時58分
会 議 室 301委員会室
出 席 委 員 8名
委 員 長 大久保 孝栄
副委員長 廣 耕太郎
委 員 濱井 初男
委 員 津村 衛
委 員 小林 正人
委 員 中嶋 年規
委 員 舟橋 裕幸
委 員 中森 博文
欠 席 委 員 な し
出席説明員
[地域連携部]
部 長 服部 浩
スポーツ推進局長 村木 輝行
南部地域活性化局長 亀井 敬子
副部長兼情報システム課長 辻 日出夫
次長(地域支援担当) 大西 宏弥
スポーツ推進局次長 高間 伸夫
南部地域活性化局次長兼南部地域活性化推進課長 渥美 仁康
参事兼水資源・地域プロジェクト課長 岡﨑 賢一
参事兼国体準備課長 河口 瑞子
地域連携総務課長 上村 一弥
交通政策課長 冨永 健太郎
情報システム推進課 佐脇 優子
地域支援課長 後田 和也
市町行財政課長 保科 実
スポーツ推進課長 別所 志津子
東紀州振興課長 長谷川 高史
人権・危機管理監 枡屋 典子
競技力向上推進監 岩出 卓
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 主幹 西 典宏
企画法務課 主幹 羽田 香織
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 2名
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(地域連携部関係)
1 議案の審査
(1)議案第2号「平成29年度三重県一般会計予算」(関係分)
(2)議案第91号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
(3)議案第102号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
(4)議案第73号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)
(5)議案第39号「三重県都市公園条例の一部を改正する条例案」(関係分)
(6)議案第50号「三重県営ライフル射撃場条例の一部を改正する条例案」
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
Ⅱ 常任委員会(地域連携部関係)
1 所管事項の調査
(1)移住促進に向けた取組について
(2)競技力向上の取組について
(3)南部地域の活性化に向けた取組について
(4)平成28年度包括外部監査結果に対する対応方針について
(5)審議会等の審議状況について
2 今年度の委員会活動の振り返りについて
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(地域連携部関係)
1 議案の審査
(1)議案第2号「平成29年度三重県一般会計予算」(関係分)
(2)議案第91号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
(3)議案第102号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)
(4)議案第73号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)
①当局から資料に基づき補充説明(なし)
②質疑
○
大久保委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。
なお、質疑は、平成29年度当初予算関係と平成28年度補正予算関係に分けて行いたいと存じます。
まず、平成29年度当初予算関係の議案第2号の関係分、議案第91号の関係分及び議案第102号の関係分の3件に関する御質疑があればお願いします。
○舟橋委員 3ページ、4番の第21回全国障害者スポーツ大会開催準備事業です。所管がえになったばかりで、これからだとは思うんですけれども、この文章の中に「開催基本方針等に基づき会場地の選定を進めます」と書いてありますけれども、国体のほうは99%会場が決まったと聞いています。全国障害者スポーツ大会のほうはこれから決めていくんだろうと思いますけども、いつまでぐらいに大体決まるのか。
それからもう一つは、国体の際、29市町の中で結構開催種目にばらつきがありましたけども、もう少しばらつきをなくすような努力というのが今後この全国障害者スポーツ大会にはできるのか、そういうのも視野に入れるのかというところはいかがでしょう。
○河口参事 全国障害者スポーツ大会でございますけれども、開催地につきましては、平成29年度を目途に会場地をできるだけ早く選定していきたいと思っております。早く選定すれば選定するほど、その会場地での準備も進みますので、できるだけ早くしていきたいと思っております。
国体の際の開催地のばらつきがあるということなんですけれども、全国障害者スポーツ大会については、基本は国体をしたところで、同一競技については同じ会場地を利用して開催するというのが原則になっておりますので、できる限り、今、国体で会場地として選定していただいているところで進めていくことになると思っております。ただ、会場地としてどうしても都合がつかないところにつきましては、競技団体の御意見も聞きながら、適切な会場地を選定していくことになると思っております。
○舟橋委員 国体と全国障害者スポーツ大会がリンクしているというところは、そこなんだなというふうにはわかるんですけど、全国障害者スポーツ大会独自の種目みたいなのがありますやんか。そこら辺についてはどうされるんですか。
○河口参事 そのあたりについても、現在所管をしております健康福祉部障がい福祉課と連携をとりながら、方針を決めながら、会場地の引き継ぎを受けて選定していきたいと思っております。
○舟橋委員 来年度中ということですんで、よろしくお願いします。
次に、9ページ、地籍調査ですけども、1億7000万円ばかり予算がついています。これは、もう一つ何か別の項目で、たしか合計して2億円ぐらいの金額だったろうというふうには記憶しており、対象地域は25市町まで拡大してきたんだなと思いますけど、これがそれなりに平成29年度スムーズにいったら、評判の悪いパーセンテージはどれぐらい上がるんですか。
○辻副部長 予算の額が即そのまま機械的に実績に整理できるかというと、必ずしもそうではなくて、幾つかの工程を経て地籍調査がなされますが、実績換算はその工程ごとにパーセンテージが決まっております。そのパーセンテージに応じて実績計上しますので、たまたまパーセンテージの高い工程に当たっている市町は結構実績が伸びるといった反面、なかなか計上が少ないところは、予算の投入の割に伸びないというようなこともありまして、ちょっと一概には申し上げにくい状況です。予算として対前年度110%、これはこの委員会の皆様の御支援をいただいて何とか確保できたわけですが、そういった中で、できるだけ実績増に向けて頑張っていきたいと思います。
○舟橋委員 昔というか、10年ぐらい前はたしか1億円ぐらいの予算やって、市町もなかなか協力してもらえませんのやっていう愚痴みたいな話を聞かされてきた経過の中で、金額も上げてもらって、市町の協力していただける数も増えてきましたので、この流れを大切に頑張っていただきたいと思います。
○中嶋委員 施策名の関係で幾つかお聞きしていいでしょうか。施策253の中山間地域・農山漁村の振興の新規事業、みえのみらいづくり塾開催事業なんですが、事業実施期間を3カ年と、平成29年度、30年度、31年度というふうにサンセットで明確に書いていただいているんですけれども、わざわざサンセットにする狙いというところを教えていただきたいなというのが1つなんですが。まずそれからお願いします。
○後田課長 一応、施策のみえ県民力ビジョン・第二次行動計画の期間に合わせて平成31年度ということで設定しているところでございます。
○中嶋委員 あと、地域連携部としては、ほかの新規事業は、特に3カ年で置いてある奥伊勢湖の関係とか、一応、全て、この資料の整理の中で、第二次行動計画に合わせてサンセットにしているということで認識させてもらってよろしいですか。
新規事業としてサンセットで書いてあるのは、この今申し上げた、みえのみらいづくり塾開催事業と奥伊勢湖環境保全対策協議会負担金があるかなと思うんですが、わざわざこういう整理をしていただいたところの狙いをもう一度確認したいんですけど。
○上村課長 第二次行動計画の期間に合わせて基本的に新規で、その期間に第二次行動計画の目標数値を上げていくために事業をやっていくという整理ですので、基本的にその期間にさせていただいておるところでございます。
○中嶋委員 わかりました。効果のある事業であれば、第二次行動計画終了後もぜひ継続するようなことも考えた、いわゆる中長期の取組も考えながら事業を展開していただきたいなということを申し上げたいというふうに思います。
次に、公共交通の確保と活用の、施策番号352についてお聞きしたいんですが、モビリティ・マネジメント力育成事業の中に、免許返納者の増加を見据えた公共交通機関の利用促進セミナーというのをされるということです。一方で、地方バス路線維持確保事業というのをずっとやってきておるんですけれども、最近、三重交通グループのほうでも、免許返納者の方へのバスの割引等の取組もしていただいておるんですが、県として、モビリティ・マネジメント力育成事業で、免許返納者の方に公共交通機関を使ってくださいねって促進しながら、じゃ、バスを利用するときに何らかの割引とか、そういうことでの支援とか、そういうことはされないのかどうかというところを1点確認したいのと、もう1個、全然違うんですけど、航空関係費で中部国際空港利用促進協議会のことも書いていただいておるんですが、最近、第2滑走路の取組について、中部経済連合会を中心に、いよいよ実現に向けての動きが出始めたように思うんですが、それに向けて平成29年度の取組の考え方を教えていただけませんでしょうか。
○辻副部長 まず、モビリティ・マネジメントに係る事業者への例えば割引支援みたいなことですけれども、平成29年度について、こちらで考えておりますのは、高齢者を対象に、特に返納ということを意識しながら、バスの乗り方教室とかセミナーをすることで、免許を返納したとしても、意外とバスには乗りやすい、利用しやすい、そういったような情報を提供していこうということで、まずはそういった情報提供を主に考えております。
割引支援というような財政支援ができればいいんですけれども、まだそこはこれから、その必要性をそれ以降にも考えていくのかなというふうに思っています。
あと、中部国際空港の第2滑走路の話は、新聞にも先日出ましたけれども、愛知県を通じまして国にも確認をしたところ、そういった動きは基本的にまだないということでして、まだ具体的にそういった動きになっているというふうな認識にはなっておりません。ただ、いずれにしましても、2本目の滑走路の整備に向けて取組を進めていくということに変わりはなく、利用実態であるとか、需要動向であるとか、そういった調査的なものについては平成29年度にしていきたいなと思っています。
○中嶋委員 まず、セントレアのことについて要望だけ申し上げておきますけれども、我々議会のほうも、3県1市の議会で中部国際空港拡充議員連盟というものを立ち上げて、3県1市で、この3月にその総会をさせてもらうんですが、そういう形で議会のほうも第2滑走路に向けての動きを進めておりますので、ぜひ執行部のほうも3県1市一体になって進めていただきたい。
加えて、先日、知事ミッション団で台湾に一緒に行かせていただいたときに、かなり台中市とか高雄市がセントレアの利用ということについて力を入れて、航空会社に直接、台湾の各自治体も旅行をつくるということについて働きかけをしてくれている、空港会社のほうにも働きかけをしているということもあって、台中市の空港とセントレアが空港同士の友好提携を結ぶという動きも4月6日にするという話もある中で、そういったことを三重県としてもぜひ後押ししていただきたい。そんな中でセントレアの利用を増やして第2滑走路へということも、地域連携部としてもお願いしたい。
これは、雇用経済部にやっていただくのは当然なんですが、セントレアの絡みで、地域連携部としてもそこら辺のバックアップを。特に三重県内の市町が、例えば市町なんかも台東県との連携を進めようとしていたり、伊賀市もそうですが、そういうところの市町の動きに対しての支援ということも、地域連携部としての観点からもお願いしたい。そのことをちょっと要望させていただきたいと思います。
それから、地方バス路線のことで、もう一つ確認したいのが、最近、免許返納を促進する動きというのが、国、県もあわせてある中で、国の補助メニューの中で、こういう免許返納したときの公共交通機関の利用を促進するための補助メニューというのは、今のところないんか、あるんかということを教えていただきたいんですが。それは、市町内のコミュニティバスのことも含めてなんですが。
○冨永課長 委員がおっしゃっているとおり、国の補助メニューの中には直接そのような高齢者のための、促すような補助というのは現在のところございません。地域間幹線系統確保維持費補助金という地域バスへの国との協調補助が中心になっていますし、あるいは地域内のバスに対しては、地域内フィーダー系統に対する補助というのはございますが、おっしゃったような補助は今のところございません。
ただ、高齢者の方が今後免許を返すときに、安心して返していただけるようということは当然でございますので、そういったことも今後検討していかなくてはならないと思っていますし、バスの乗り方教室についても、モビリティ・マネジメントの中で市町と手を組んで進めるようにして、まずは公共交通の重要性を知っていただいて、それに乗ることに対する不安を取っていく、そっちのほうを県としては進めていきたいとは思っております。以上です。
○辻副部長 中部国際空港に関して、ややおとなし目の説明でしたので、誤解があるといけないので、ちょっと補足させていただきたいと思うんですけれども、中部国際空港2本目の滑走路に向けては決して消極的なわけではありませんで、今回、中部国際空港については調査費も少し増やして、3県1市で一緒になって取り組んでいこうということでございまして、中部国際空港との意見交換会を、部長と社長をはじめ、一緒にさせていただいております。その中では、昇龍道の構想の中で、飛騨高山方面だけでなく、伊勢志摩のほうにも利用をインバウンド、アウトバウンド双方で増やしていこうということで、それぞれの取組をどう進めていけばいいのか、意見交換を何度となくしているところです。そこには市町にも入っていただいて、伊勢の方も入っていただいて、一緒になって取り組んでおります。議員連盟の活動も存じておりますし、そういったことも含めて、一体となってまた取組を進めていきたいと思っております。
○中嶋委員 セントレアのことについては、ぜひその今の動きを加速させていただきたいと思いますし、バスの国補助の関係で、これはもう全国的な話だと思いますので、国への提言としてのメニューに加えられないかをぜひ検討いただきたいというふうに思います。
あと最後に、東紀州のほうに戻るんですが、施策252の東紀州地域の活性化の今回の新規事業の世界遺産・地域資源を活用した東紀州観光地域づくり支援事業、一応、総括質疑でも質問のあったところだと思うんですが、外国人誘客に向けた旅行商品の造成、地域特産品の海外への販路開拓等を書いていただいてあるんですが、ターゲットとするような国とか、ターゲットとするような方々というのはどういうイメージを持っていただいているのかを教えていただけませんでしょうか。
○渥美次長 DMOのこの関係の事業でございますけども、今年度、台湾のほうへ東紀州の市町長に台湾セールスのほうをやっていただいておりまして、実際、台湾のほうからの招聘ツアーなんかもさせていただいて、東紀州をずっと回っていただいて、結構手応えある反応もいただきまして、来年度はさらにこれをちょっと拡張するような形で、民間の方も参加をしていただくような格好で、再度、台湾のほうへセールスなんかもかけていきまして、当面は台湾中心で、そこをターゲットにするような格好で取組を進めていきたいというふうに思っております。
○中嶋委員 わかりました。
先般の知事の台湾経済交流ミッションのときにも、紀北町の燈籠祭の皆さん方が大挙して一緒に行っていただいて、かなりそういう意識も持っていただいていますので、燈籠祭だけではないですが、そういう動きを、東紀州地域の方々の思い、機運というのをぜひ上げていただけるようにお願いしたいというふうに思います。
最後の最後に市町行財政課長にちょっとお聞きしたいんですけど、昨年12月の当初予算要求段階のときに、かなり県の予算が厳しい、厳しいという中で、市町に対しても予算のカット等について県のほうからも大分言ってきている中で、市町を支援する立場から、市町の思いとか、そういうのをちゃんと総務部とか各部へ伝えるような取組もしていただきたいというふうなことをお願いしてきたんですが、総じて今回、予算ができて、市町に対してのかなり厳しい部分もあったかとは思うんですが、今のところ市町からの反応というものについて、市町行財政課長が受けとめているところの範囲で、今回の当初予算に対しての市町の反応というところをお教えいただければありがたいんですが。
○保科課長 昨年12月の常任委員会で地域連携部の役割ということで委員長報告をいただきまして、あらゆる機会を使って意見交換等をさせていただいてきました。総額で言いますと、市町への補助金は前年度比0.75%減ということですけれども、それぞれの事業で状況は違いまして、各部局に丁寧に説明をしてもらうように依頼して、こちらからも市町をいろいろ回って、もし情報が届いていないようなことがあれば、こちらからお伝えしますというようにお話しして、実際に伊勢志摩観光コンベンション機構の件とかで、各部局につないだりというようなこともしてまいりました。
全体の受けとめというところですけれども、とりわけ県の補助金カットについて、非常に厳しいというような全体的な御意見というのはまだ聞いていないところです。ただ、県の補助金も含めて、全体にかなり厳しいという声は伺っております。ただ、その中でも必要な事業についてはきちんとつけていただいていて、市町行財政課としても、地方財政計画とかが出てきていますので、有利になるようなメニューの御紹介ですとか、地方創生の交付金の御紹介とか、そういったことで、あらゆる面で支援をさせてきていただいていまして、一定程度、県の補助金カットについても御理解をいただいているのかなというふうに考えております。
○中嶋委員 ありがとうございました。引き続き、きめ細やかな支援をよろしくお願いします。
私のほうは以上で。
○濱井委員 3ページの南部をめぐるバイク旅促進事業なんですけども、これは住み続けたくなる取組ということで取り入れられとるわけです。平成29年度500万円ということなんですけれども、これに対する情報発信の取組ということの成果はどういうところではかっていかれるのか、どういう状況になっとるのかというようなことをちょっとお尋ねさせていただきたいと思います。
○渥美次長 南部をめぐるバイク旅促進事業でございますけれども、この事業を実施する中でいろいろ関係者等の意見というか、感想なんかも聞いておりまして、例えば始神テラスとか、あるいは道の駅紀伊長島マンボウとか、そういうところに、実際の声としては、この事業をやる中でライダーが増えてきたという感想も聞いておりますし、また、例えば紀北町の食堂なんかにもちょっとお邪魔して、話を聞かせてもらうと、協力していただいて、ツーリングガイドなんかもそこには置いていただいているんですけど、持っていくというより、向こうが既に持ってくるもんで、なかなかはけないとか、そういうような御感想もいただいております。
あと、ユーチューブとか、そういうところに実際ツーリングをした方が勝手に、勝手にと言うのもおかしいですけど、掲載していただいておりまして、私どもが実際PRする分に加えて、そういうところもあって、結構そういう意味でも発信効果は出ているのかなというふうに思っています。
具体的にどれだけできたというところまではちょっと、そういう数字のとり方はできないんですけど、関係者の聞き取りとか、あるいはこういうホームページなんかでの動きなんかを見ていると、成果はある程度上がっているのかなというような気はしております。
○濱井委員 総合的に考えた場合は、成果が上がっているということなんです。
地域間連携といいますか、各関連しとる市町の連携、これはどういうふうな形で取り組んでおりますか。
○渥美次長 この事業自体は、志摩市から紀宝町まで、熊野灘といいますか、ずっと沿岸沿いの市町が連携して取り組んでいる事業でございまして、ガイドブックなんかも全ての市町が掲載されるような格好で、市町だけのページだけではなくて、全体を総括した内容でアピールするとともに、また市町単位でも載せるというような格好で、全体を総括したような格好で一体的なPRはさせていただいておりまして、そういう意味では結構地域が一体とした、連携した取組にはなっているというふうに思っております。
○濱井委員 わかりました。
それで、南部地域の中で、この連携市町に含まれていないところもあるんですよね。それは道路関係とか、ああいうのでお考えだと思うんですけども、それを拡充していくような今後の企画なり、そういう考え方はないんでしょうか。
○渥美次長 南部地域活性化局としては、やっぱり南部地域を一体とした取組のほうが実際、感じとしてはいいんですけれど、やっぱり各市町の意向もあるもんですから、事業開始の段階で全市町に意向を確認させていただいているんですけど、やっぱりその市町の予算の状況とか、諸事情があって、一部この事業に参加されていない市町もありますけれども、毎年度、事業を実施するに当たっては、なるたけ広がりのある事業にはしたいというふうに思っています。
○濱井委員 ありがとうございます。
○大久保委員長 よろしいですか。
○濱井委員 結構です。
○中森委員 三重県営ライフル射撃場の関係でございますが、議案第50号とも少し関係はするかもわかりませんけれども、整備の進捗状況を確認させていただきながら、指定管理者制度を活用した管理運営をされるということとの関係ですね、新たに整備をしたら、どういう施設が変わって、それによって必要な経費がかかると。それに関係して利用料が設定されるということを本年度されるわけで、それの関係と、指定管理者は、普通でしたら指定管理料を計算するときに、施設の状況や、経費がかかります、これだけの利用料、収入がありますということが計算されて、指定管理者を選定するときの判断になるわけでございます、その辺の感じがちょっとわかりにくいので、ちょっと説明していただけるとありがたいんです。
○河口参事 県営ライフル射撃場ですけれども、10メートルと50メートルの射場がございますので、10メートルにつきましてはライフル射撃の競技の規定が変わりまして、屋内でしないといけないということになりましたので、基本的に今年度、基本設計を行いまして、来年度から屋内化を進めてまいります。また、50メートル、10メートルとも、電子の的にしないといけないということに競技規定が変わりましたので、的のほうの交換をさせていただく予定で、それは平成29年度に行う予定をしております。
それに伴いまして、基本的には電子標的になりますので、電気代とかが結構かかってまいります。それに伴いまして、その経費の増ということと、あと、他府県のよく似た、屋内でやっているような、基準に従った、ライフル射撃場の経費なんかとも比べまして、今回の条例で上げていますように、今より値上げをするような形で、受益者の方にも御負担をいただく形で、今、料金の設定をさせていただいております。
中森委員のおっしゃるように、指定管理者に対して費用と経費の部分というところなんですけれども、今も指定管理で、三重県ライフル射撃協会のほうに指定管理を5年間でお願いしております。毎年度、その前の年度のときに指定管理者と県の間で年度協定を結んで、幾らにするという形になっております。今現在、5年間の指定管理の期間中ですので、現在の指定管理料をもとに、かかる経費であるとか、かからない経費を算定させていただいて、協定を結んで、来年度については、閉まってしまう部分もあって、収入がない部分もございますので、そのあたり、かからない経費の部分もありますので、それを調整して、指定管理の協定の中で締結をして、来年度の指定管理料を決めていく予定をしております。
○中森委員 わかりました。心配されるのは、専門性があるということで、それには県が責任を持って税金を使うことは対応すると。それに見合った利用料が想定されて、利用者が理解をしながら使用すると。その関係をうまく構築しておかないと、現在の指定管理料の協定がどのような協定かによっては、うがった見方をすれば、ライフル射撃協会の言うとおりなのかというような見方もあれば、いやいや、協会のほうへ意見を聞いて適切な更新というんか、刷新するというようなことなのか、その辺が、県とライフル射撃協会は本当に、設置者と指定管理者との関係もありますし、推進するための、いわゆるスポーツ全体の振興のための、県体育協会をはじめ、ライフル射撃協会の組織に対する支援というような、板挟みというんか、見方によってはそういうような誤解をされやすいので、その辺はきちっとしとかないと、他の協会から見たり、いろんなことがありますので、その辺はきちっとやっていただきながら、せっかくのいい施設をしていただいて、また、県内の多くの競技者がそこを利用されるわけですので、その辺はうまくやって欲しいなと。欲しいというんか、やっていただけるもんと思うんですけども、ちょっと心配なところ、ちょっと余計なことを言いましたけども、やはり協定なり、後からいろんな指摘をされても対応していただけるような体制なり、料金設定なり、また利用率の向上なりに、県が協会におんぶにだっことか、任せきりと違って、主体性を持ってやっていただきたいなと、これは要望しておきます。
○村木局長 御要望いただいた件につきましては、設置者と指定管理者という、この関係はしっかり守らないといけませんので、そういった中でどういう管理をしながら、どういうふうな事業を行っていただいて、いかにそこを有効に使っていただくかということが基本になってきますので、有効な管理、そして有効な使い方、これが大前提にあろうかと思いますので、そういったことをしっかり押さえながら、我々といたしましても、他府県のそういった同規模の施設の状況もしっかり踏まえながら、今後とも指定管理者とはしっかり意見交換もしながら管理を進めてまいりたいと、こういうふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○小林委員 9ページの情報システムの安定運用の1とか2とか3の部分なんですけど、11ページの電子県庁総合システム運用管理費における電子県庁総合システム支援業務委託に係る契約、これと関連性というのはあるんでしょうか。この1、2、3のところのサポートをここでやるというような捉え方でよろしいんでしょうか。
○佐脇課長 11ページの電子県庁総合システム運用管理費における電子県庁総合システム支援業務委託に係る契約につきましては、県職員が使っておりますパソコン等のヘルプデスクの契約でございまして、9ページの1、2、3の事業とは、関係ないことはないんですけれども、別のものでございます。
○小林委員 そうすると、全く関係なく、この1とか2とか3のサポートというか、そういうところは、もし必要であれば、ほかの業者にまた委託するというか、頼むというか、そういう方向性でいかれるんですかね。
○佐脇課長 このヘルプデスクのほうは県職員の支援ということで、こちらのネットワークとかグループウェア、こういったところは業者に委託という形でいろんな支援を受けているところでございます。
○小林委員 そうすると、県職員のパソコン活用ということで、この1、2、3以外に、例えばどういう業務の補助とか、どういったことをヘルプしていただくんですか。
○佐脇課長 ヘルプ業務の内容についてでございますけれども、職員からの問い合わせ等に回答したりとか、またパソコンの故障及び障がい対応、またウイルス感染の状況の把握ですとか、そういった対応、またパソコンの新規の配付とか回収業務のサポート、またソフトウエアのバージョンアップ、またパッチ適用作業、その他簡易な操作マニュアルの作成とか、そういったことで、県庁6000人近い数のパソコンのヘルプをしていただいているところでございます。
○小林委員 了解しました。
○津村委員 5ページなんですが、一番上の4の熊野古道活用促進事業につきまして、この最後のほうで、インバウンド対策として、「外国人目線での情報発信等を行います」ということを書いてあるんですが、大体、外国人目線での情報発信というのが具体的にどのようなものなのかというあたりを教えてください。
○渥美次長 1つには、来年度、実際に外国人のブロガーの方に伊勢路を踏破していただきまして、やっぱり私どもの実際日本人が歩くのと恐らく違う観点で気づき、いろんなことで興味を持たれると思っておりまして、そういう人たちからの地域の産品なり、観光資源に対するPRをしていただく、基本的にはそういうふうな形でまずは発信させていただきたいというふうに思っています。
あと、今年度なんですけれども、外国人のツアーで、こちらへ来ていただいて、ツアーを実際していただきまして、いろんな感想を持っていただきました。欧米系の方とか、そういう方にも来ていただきまして、やっぱり玄関を上がるときは靴を脱ぐんやというようなことを教えてほしいとか、あるいは熊野古道にお地蔵さんとか何かそういうのがあって、それが何かすばらしいとか、そういうような意見もいただいていますんで、今回のそういうツアーなんかを実施する中で得られた意見なんかも踏まえて、やっぱり我々がふだんはちょっと気づかないような、外国人の目線でPRをしていきたいという考え方でございます。
○津村委員 わかりました。よくある外国人目線での情報発信を日本人がつくるのであっては意味がないなというふうに思っていましたし、そもそも、確かに、情報発信したいこちら側からする情報と、向こうからする欲しい情報とはまた違っているということもありますし、ただ単に今まである日本語で書いた文章を英語に直したらいいというものではないと思いますので、先ほど御説明いただいたように、ブロガーの方々に来ていただいて、実際に感じたことをしっかりと情報発信してもらうということはすごく有効だというふうに思っていますので、ぜひ期待したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
もう1点お願いします。4ページなんですが、4ページの一番上の3の子どもの地域学習推進事業についてなんですが、事業の中身どうのこうのというよりも、この文章を読んでいまして、「子どもたちが地域について学ぶことで、地域に貢献する人材を育成し」というふうに書かれているんですが、地域に貢献する人材というのがどういう人材なのかなというのがありまして、本当に、ぱっと考えると、例えば地域のいろんな市民活動に積極的にかかわる方が地域に貢献する人材なのか、どういう方のことを求めているのかなというのが文章としてすごく気になってしまいまして、そのあたりについてちょっと御説明をいただきたいなというふうに思います。
○渥美次長 なかなかわかりにくい文章で申しわけありません。具体的には、今回、来年度もそうなんですけど、尾鷲高校を対象に事業を実施しておりまして、今年度の場合ですと、尾鷲市梶賀町の後継者の問題とか、あるいは特産品の販路開拓とか、そういうような話にかかわっていただいたり、あるいは紀北町側ですと、三浦のほうの観光というか、都市との交流をどうしていくかという、地域の課題を自分たちで発見したり、あるいは地域の人に聞いたりしながら、いろいろワークショップなんかもしながら、こういうふうにしていったらいいんではないかというような報告なんかもしていただいておりまして、こういう取組を通して、一つにはやっぱり地域のことをよく知っていただくということがまず一番なんですが、さらにその上で、将来、そういうような経験を踏まえて、やっぱりこの地域にはこういう課題があって、将来こういう可能性もあるということを実感していただけて、そういう思いで将来、地域の活動にもし携わっていただければすごくありがたいと思っておりまして、そういう趣旨で、ちょっと大げさな書き方ですけれども、地域に貢献するというふうな書き方はさせていただいております。
○津村委員 大げさということなのか、どちらかというと上から目線的な感じもちょっとしたものですので、ちょっと質問させていただいたんですが、例えば地域にある会社が、会社の理念として、地域にも貢献できるような人材をこの会社としては育成していきますという目標であったらええかなと思うんですが、それであれば、子どもたちに地域について学んで、地域に愛着を持っていただいて、結果的に地域に住んでいただくということでいいのではないかなと思うんですが、何か地域に貢献する人材を育成する事業というのがすごくちょっと気になったものですから、この文章を変えてくださいというところまではいきませんが、今後、この事業について、いろんなところで説明するときがあったときには、地域に貢献する人材という言い方はちょっと避けたほうがいいのかなというふうに思いますので、意見だけ。
○亀井局長 御意見ありがとうございます。おっしゃるとおりでございますので。ちょっとこの文章を直すというのは難しいとは思いますけれども、渥美次長が申し上げましたとおり、地域に愛着を持って、将来帰ってきていただけるような人材育成をしたいというふうな思いの事業でございますので、そういった趣旨の説明をさせていただきたいというふうに思います。
○津村委員 はい、お願いします。
○大久保委員長 津村委員、よろしいですか。
○津村委員 はい。
○小林委員 1つだけ。4ページの3番の紀南中核的交流施設整備事業なんですけども、事業者に対する補助は今年度で終わりだったんでしょうか。
○渥美次長 平成30年度までになります。
○小林委員 平成31年度以降、独立採算ということなんですけども、継続してやっていけるというような方向性は見出されているんでしょうか。
○渥美次長 事業者と協議はある程度させていただいて、今の段階で確定的なお話はいただいていないんですけども、前向きな方向で取り組んでいただけそうな感触はいただいています。
○小林委員 確定的なことをいただいていないと言いながらも、ここには「事業者の独立採算により運営を行うことを条件に」というふうに書かれているんですけど、その辺はどうなんでしょうかね。
○渥美次長 これまで実際8年ぐらいやってきているんですけども、その中で収支状況もある程度よくなってきているのと、それから、集客交流施設として宿泊者も確実に伸びてきていますもんですから、また、先ほど確定的なことは言えないとは申し上げたんですけど、ある程度好感触は得ておりますので、そういうのを踏まえて、これまでの成果、効果なんかも評価をさせていただいて、その上で、そういうのを見ながら、地元の市町の意向も踏まえて事業者と協議をさせていただいて、今後の事業に向けた検討をさせていただきたいという趣旨です。
○小林委員 わかりました。以上にしておきます。
○舟橋委員 個々の事業ではないんですけど、予算ということで聞きたいんですけども、鈴鹿スポーツガーデンとか、伊勢の陸上競技場、体育館等々の利用料の基準というのは、全国レベルの中でどんなような位置づけになるんですかね。というのは、隣の体育協会の役員さんから殴られそうですけども、これだけ厳しい財政なら、入りをはかる一つの手段として、やっぱり利用料を引き上げるということも検討せなと思うんですよ。そういった意味では、全国的にトップの利用料ですというと、もう上げようがないですけども、真ん中やったら、利用団体に少し頭も下げて利用料を上げて、入りをはかるということもこれから考えなければならない時期かなと。とりわけ国体が4年後ですから、この間、いろんな形で育成もしていかんならんですから、そういう費用にも充てさせてもらうということも理由に使いながら、引き上げというのも考えていかんならんのじゃないかなと思うもんで、そういう質問をするんですけど、いかがでしょう。
○村木局長 御質問いただきましたということで、例えば今回、伊勢の三重県営総合競技場についても利用料改定の条例案を上げさせていただいとるわけですけども、こういったものにつきましては、基本的には、かかる経費に対してどれぐらい御負担をいただくかということを基本にしつつ、そして、他県の同規模のそういった施設との比較もしながら、余り高過ぎず、安過ぎずというふうなことも踏まえて、今、利用料金というのを算定しとるというところでございます。
一方では、確かに今おっしゃったように、国体等を控えて、そういった施設の利用料を上げて、いろんなものに回せないかというふうな考え方もあろうかと思いますけども、我々といたしましては、この国体というものを通じて、より多くの方にそうした施設を利用していただくということもあるかと思いますので、利用していただきやすい利用料金の設定というのもやっぱり一方では考えていく必要があると思いますので、御指摘いただきましたことにつきましては、総合的にいろいろと検討をしていかないかんのかなと、こんなふうには思うておるところでございます。
○舟橋委員 有効な管理やとか有効な利用という発言もさっきされていましたし、何でも真ん中辺の基準を求めるのが好きだろうとは思うんですけども、背に腹はかえられやん財政の現実もありますんで、トップを走ってもらわんでいいですけども、少々そこで入りをはかることも検討してください。
○大久保委員長 よろしいですか。
ほかにいかがですか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 よろしいですか。
なければ、次に、平成28年度補正予算関係の議案第73号の関係分に関する御質疑があればお願いします。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 ありませんか。よろしいですか。
それでは、なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第2号(関係分) 挙手(全員) 可決
議案第91号(関係分) 挙手(全員) 可決
議案第102号(関係分) 挙手(全員) 可決
議案第73号(関係分) 挙手(全員) 可決
(5)議案第39号「三重県都市公園条例の一部を改正する条例案」(関係分)
(6)議案第50号「三重県営ライフル射撃場条例の一部を改正する条例案」
①当局から資料に基づき補充説明( なし)
②質疑 なし
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第39号(関係分) 挙手(全員) 可決
議案第50号 挙手(全員) 可決
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
①当局から資料に基づき説明(辻副部長)
②質問 なし
3 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
Ⅱ 常任委員会(地域連携部関係)
1 所管事項の調査
(1)移住促進に向けた取組について
①当局から資料に基づき説明(大西次長)
②質問
○大久保委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。
○濱井委員 先ほどの説明で、関東と関西、中部の移住者の考え方が違いますよね。関東はUターンが多いということでもあります。それから、働き場所とか、考え方が違うというのがありますけども、それはどういうことが起因しているかというのを分析されていますか。
○大西次長 まだ年度途中ですので、最終的な分析をしながら、しっかり分析していきたいと思っていますけども、先ほど申し上げましたとおり、やはり実家の近くに戻りたいという志向が大分強いような気がしています。出身地だからということで、さっき三重県に決めた理由にもありましたけども。ですので、そういう関係からすると、やっぱり働く場所があれば戻ってきたいという志向が相当強いと思いますので、そこはしっかり、また移住促進監も来年度から置きますので、いわゆるUターン、雇用等も関係部局としっかり連携しながら、その辺もしっかり力を入れてやっていく必要があるのかなと、そのように考えています。
○濱井委員 関東と比較的近くの中部とか関西とは、かなり違うんですけども、それの一つの理由として、例えば関西へ出ていった人がUターンで帰ってくるということもあると思うんです。それが関東に比べて非常に少ない、逆転的なあれになってますんで、それは例えば、あちらに「ええとこやんか三重 移住相談センター」があるというようなこととか、職員が行って熱心に勧めておられる、就職の関係もされとるというふうなところで、回数とか積極性に違いがあるからという原因ではないんでしょうか。その辺はまだこれからの分析なのか、どうなんでしょうか。
○大西次長 やっぱり「ええとこやんか三重 移住相談センター」の中に就職相談アドバイザーも置いていますので、一定その影響はあるのかなというふうに考えています。したがいまして、関西圏とか中京圏につきましても、その辺についてはしっかり相談をさせていただきたいなというふうに思います。
○濱井委員 ぜひ、向こうへ担当者が行っていただく、月1回とか、のがありますけども、回数を近くでも増やしていただくなり、これは状況を見ながら判断していただかなあかんと思うんですけども、ぜひその点はよろしくお願いしたいと思いますんで。
○大西次長 費用の関係もございますので、その辺も十分踏まえながら効果のある相談をしていきたいと、そのように思います。
○濱井委員 ぜひよろしく。ありがとうございました。
○中森委員 ありがとうございます。いろいろとお取組があるようでございまして、成果が数字であらわれておりますので、非常にいいことだろうと本当に思っております。
これまでのやり方は非常にいいと思いますし、加えて、欲を言えばということで大変恐縮なんですけれども、三重県も広うございまして、今、南部地域でそういうような取組をそのまま引き続きやっていただくのは当然ですけども、ただ、北勢地域であったり、伊賀地域であったりすると、一面というんですか、今、仕事の話をしたじゃないですか、仕事はそのままでも移住が可能というケースも想定されるということについては、今までの取組をやりながらも、プラス違うアクションもあるんではないかなと。
例えばどういう方法があるかといいますと、北勢地域とか伊賀地域には住宅地、空き家とか空き地とか、そういうのを活用した不動産関係とか、当時はディベロッパーというんですか、そういうところがあって、そこの営業が、仕事の話は関係なしに、アパートよりも、マンションよりも庭つき住宅がいいよみたいなPRの仕方をしたり、通勤も通学もできますよとか、いろいろな誘導策があって、北勢地域の新興住宅地であったり、伊賀地域の住宅地であったり、そこにはそのような方々が新しい土地を求めて、新しい住宅を求めて移住されたという歴史というんか、経緯が相当あったんですわ。
今は残念ながら、逆に大都市部のほうが、高齢者に優しいとか、買い物も便利やとか、そういうような誘導策、マイナスの誘導策が働いて、残念ながら、せっかくの北勢地域や伊賀地域で当時のことから一変して、逆に都市部へ転出する人が、続々とは言いませんけども、ちょいちょい、少なからずあるということを聞いておりまして、これは食いとめていかなくてはいけない方策とか、昔のようにはいきませんけども、やはりそういうようなニーズもまだあるんではないかなというようなアクションを、機会ごとに中京方面、関西方面ではプラスアルファのアクションを片隅に入れていただきながら、イベントではちょっとそういうこともにおわせながら、そういうような移住のニーズもあるということをまたプラスしていったらありがたいなと思いますけども。コメントをいただければありがたいですけども。
○大西次長 ちょっと、例えば18ページをごらんいただきたいと思うんですけども、先ほど14ページ、全体の移住先の地域を見ていただきましたけども、近畿の18ページを見ていただくと、伊賀がやっぱり圧倒的に多くなっとるんですよね。やっぱり委員がおっしゃったように、関西で、移住相談デスクで相談をする場合に、地域の優位性ですね、通勤ができるとか、そういう優位性についてはしっかりPRもしながらやっていきたいと、そのように思っていますので、これからもそういう形で、地域の特異性なんかをしっかり相談の中でPRしていきたいと、そのように考えます。
○中森委員 そういうことで進めていただいたら。要望もさせていただきながら、しっかり取り組んでいただきたいと思います。
○舟橋委員 関東の、働く場があれば戻りたいという三重県出身者の傾向が顕著に出ているという流れで、卒業して、社会人はこの傾向だろうと思うんですけども、これから卒業しようとする学生にも恐らく同じ志向はあろうかと思うんです。
以前だと、関東にいると、県庁だとか銀行を受ける人らはいいんでしょうけども、地元の中小企業へ入りたいなと思っておっても、その情報がなかなか手に入らないんだというような話を聞いた覚えがあるんですが、今やインターネットでリクナビにエントリーしてどうのこうのできるやないかと言うかもしれませんけども、この移住にかかわって、そういう子たちを戻すために、いわゆる関東の大学への三重県の就職状況の提供みたいなものはどう考えてみえますか。もうリクナビで結構ですという話なんですか。
○大西次長 いわゆる学生に対するUターン、その部分については基本的に雇用経済部と連携する必要が十分あると思うんですよね。それで、就職相談アドバイザーも移住相談センターのほうに置いていますけども、置いているのも基本的に雇用経済部のほうで情報を提供していただいています。ですので、今度新しく、先ほど申し上げましたように、移住促進監を置きますので、そこで関係部局としっかり連携すると。
確かにそこにアプローチしていくということは、これからの移住にとって非常に大事なことだと思っていますので、しっかりそこは連携をとりながら、これからしっかり検討していきたいと、そのように思っています。
○舟橋委員 京都の大学と何か連携を結んだりしていますけども、関東の主要大学にもそういうアプローチをしながら、少しでも戻ってもらえるような取組をまた考えてください。
○中嶋委員 アンケート結果の分析というのは非常に興味深くて、マーケティングの第一歩かと思います。ぜひ市町のほうにも、アドバイザーの方とか担当の部署の方を置かれたり、それを当然東京のほうにも置いていただいていたりするので、そういう方々が持っている暗黙知みたいなものをみんなで共有できるような仕組みというものをぜひつくり上げて、さらに進化した、どういうところにニーズがあって、どこを攻めていったらええんやというところを回していけるような仕組みをつくっていただきたいなということを要望させていただきます。
あと、確認をしたいところは、メールでの問い合わせが増えてきたというところ、加えて、相談年代が下がってきているというところから考えると、やっぱりこれからフェイスブックやツイッターの関係ももう少し力を入れていくべきではないかなと思うんですが。今ちょっと確認させてもらったところ、フェイスブックページは、「ええとこやんか三重 移住相談センター」としてのフェイスブックページというのが東京のものはあるんですけど、全体のものを見出すことはできなかったし、ツイッターのアカウントもとっていないかと思うんですけど、まだやってないという、それはそれでよかったんでしたっけ。これからやっていくつもりがあるかどうかも含めて。
○大西次長 現状はそのとおりです。そこは、やっておりません。若い世代が多いということもありますので、その辺については一応、やっていく方向で検討をしてみたいなと。
移住相談センターのほうではフェイスブックは、御存じのように全体のものはやっておりませんけども、ポータルサイトが相当充実しておるというふうに自負はしますので、その部分とあわせて、どういう形で発信していけばいいのか、これからちょっと検討していきたいと。
○中嶋委員 ネット選挙を始めたときから我々もいろいろと研究しているんですけど、ポータルサイトの充実というのは非常に大事なんですが、ポータルサイトへたどりつけるための最初のきっかけづくりというのが一番大切で、それが実はツイッターだったり、フェイスブックだったりするので、余り手の内を明かしちゃいけませんけど、そこをやっぱりぜひこれから充実していただきたい。それがポータルサイトの充実と必ずリンクして、相乗効果を出すはずなので、そこはぜひ早急に対応をお願いしたいというふうに思います。
これは要望で終わります。
○大久保委員長 よろしいですか。
ほかにいかがですか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 なければ、移住促進に向けた取組についての調査を終わります。
(2)競技力向上の取組について
①当局から資料に基づき説明(高間次長)
②質問
○大久保委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。
○舟橋委員 2年間ぐらい頑張って言い続けてきた県職員採用がようやく実現しましたので、明後日、総務部に礼は言うんですけども、過去のスポーツ枠の教職員採用を見ておりますと、ゼロという年もあったりします。そういった意味では、来たけりゃ来いというような受け身の体制ではなく、ちょっとスポーツ推進局として積極的にリクルート活動をせんと大変だと思うんですけども、そこら辺はいかがですか。
○高間次長 私どもも同じような考え方で、この募集要項ができてすぐ、東京と大阪のいわゆるトップアスリートがおる大学を直接訪問いたしまして、まずは大学のキャリア支援センターというところへ行きまして、三重県としてこういう制度を新たに始めたんだ、こういう目的でやるからぜひ、いわゆるそういうのを期待する、いわゆる公務員志望のアスリートもたくさんおるようですので、そういう人らにまずつないでほしいということで、まずはお願いをしてきたところでございます。
今後は、いわゆる監督とか、実際そういうところにお邪魔をさせていただいて、また周知のほうを図っていきたいと。何せ一般競争試験でございますので、あんた来いよという形にはならないんですけれども、そこはとにかくたくさんの方に受けていただいて、その中から選考して採用させていただきたいと、こんなふうに考えてございますので、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。
以上でございます。
○舟橋委員 期待しております。
○大久保委員長 よろしいですか。
ほかにいかがですか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 なければ、競技力向上の取組についての調査を終わります。
(3)南部地域の活性化に向けた取組について
①当局から資料に基づき説明(渥美次長)
②質問
○大久保委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。
○濱井委員 まず、33ページ、34ページにかけての地域おこし協力隊等支援事業でございますけども、この中で少し教えていただきたいんですけども、3年間経過しまして、その後というのがどうなのかなというのが心配なところがありますよね。
当然ながら市町も協力をしながら、地元の人たちと一緒になってやっていくというところもあるんでしょうけども、問題は就業先があるかどうかということになってくると思うんです。協力隊員として活動しているところでそのまま継続してやられる場合もあるでしょうし、また新たに違うところへ就業するというようなこともあると思うんですけども、現状、個別相談も言われていますけども、今どういうふうな個別相談をどこまでされとるのか。今のような市町と一緒になってやっていくという方法で、しかも、就業する先を、あっせんまでは行きませんけども、何かやっていく、支援をしていくとかいうようなところまでは行っていないんでしょうか。そこら辺の現状をちょっとお聞かせいただければ。
○渥美次長 地域おこし協力隊の研修ということで、特に2年目以降の協力隊員の皆さんに対して、まずはフォローアップ研修というのをやらせていただきまして、現状の取組なんかの振り返りなり、状況の確認なんかもさせてもらうんですが、それに続いて、さらにちょっと個別に、困っているような方に対しては、あるいは希望される方につきましては、協力隊のOBで活躍されている方にも相談に乗っていただきまして、場合によっては市町も中に入っていただいて相談をしているという状況です。
具体的には、今年度3件実施をしておりまして、県内各地それぞれ、市町が入っているのもありますし、協力隊員とじかにやっているパターンもございます。
実際この地域おこし協力隊の活動を3年終えて、地元への定着ということなんですけども、私どもが把握している段階では、17名の方が任期を終えておられまして、その中で一応地元に定着されている方は11名というふうに聞いております。パーセントに直しますと大体65%になるんですけども、国の総務省の報告でも大体6割ぐらいというふうに言われていますので、三重県での定着という意味では、全国的に見ると遜色はないのかなというふうに感じております。
○濱井委員 ありがとうございます。大変努力をしていただいているということです。この6割をちょっとでも高めるように、これからもよろしくお願いしたいと思います。
引き続き、熊野古道への来訪促進の件でございますけども、インバウンドというような形で述べられとるんですけども、世界遺産に登録されている熊野古道の保全活動やボランティア活動をされとる方たち、熊野古道協働会議等もそうですけども、そこから大変要望の強いサインの話がございました。標識の話ですけども、これの現状をどういうところまで協議されて、どういうふうな方向になっているかをお聞かせいただければと思います。
○長谷川課長 熊野古道伊勢路の誘導サインについての御質問をいただきました。これについては、1年前の熊野古道協働会議とか風景街道の会議の中でのそういう提案が端緒になっております。その後、昨年9月には一堂で検討会議を、関係市町や関係者とともに開かせていただいて、提案者の方、これは海山熊野古道の会の方なんですが、安心して歩けるように、つないで歩けるようにということで、整備を民間団体のほうで進めたいということでプレゼンテーションをいただきまして、その後、市町の意見なんかも私ども、この熊野古道協働会議の事務局のほうでいただいて、調整を進めてきまして、先般、1月21日、熊野古道センター開館10周年のシンポジウムが行われた日なんですけど、その際、それが終わった後で今年度の熊野古道協働会議を開かせていただきました。その中で一応、整備を民間に進めていただく方向で検討していくということで、おおむね関係者の皆さんの御了解が得られたところです。一部その維持管理を心配する声とか、そういうこともでましたし、あと、やはり細かい詰めになりますと、そのスケジュール感とか、民間が進めるにしましても、県のシンボルマークとの調整とか、何といっても景観まちづくり課が所管します屋外広告物条例との調整とかいった課題が引き続きございますので、そこら辺は、先ほども言いました、後の維持管理の話も含めまして、関係者と引き続きちょっと協議を行いたいというふうに考えております。大筋は方向性が決まったんですけど、今後、15周年に向けて、そのスケジュール感とか、どういうところにつけていくとか、後の管理とか、まだ課題はございますので、そこら辺を私どもで調整役をさせていただきたいと思っています。提案者とともに協議して進めていきたいということで、今のところは、そういうところでございます。
○濱井委員 お聞きしたいことはほとんど言っていただきましたので、これで結構ですけども、引き続き道路管理者と、それから法的なクリア等も含めて十分に御協議いただいて、応援をしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
要望だけで。ありがとうございます。
○大久保委員長 ほかにいかがですか。
ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 なければ、南部地域の活性化に向けた取組についての調査を終わります。
(4)平成28年度包括外部監査結果に対する対応方針について
(5)審議会等の審議状況について
①当局から資料に基づき説明(辻副部長、大西次長)
②質問
○大久保委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。
○濱井委員 今回の包括外部監査結果に対しての対応方針がつくられて、それに基づいて今後、助言、指導等を行っていくという話でございます。
受けていただいとる皆さんも大変御努力をいただいとるわけでございますけども、今回、指摘の中で、49ページ、50ページにかけて、これは三重県体育協会グループでございますけども、鈴鹿の「三重交通G スポーツの杜 鈴鹿」、こちらについて、まず一般競争入札を基本的にやっていかないかんやないかと、こんな話がございます。県のほうも当然ながら一般競争入札を行っとるわけでございますんで、やはりこういった方向は当然していかなあかんと思うんですけども、ここに書いてある対応方針で進めていくということでありますので、結構かなと思います。
その後の予定価格の積算についてもちょっとあれなんですけども、これについては、安かろう、悪かろうという形にもなってはいけないわけなんですけども、今回の随意契約した施設管理と警備関係ですか、これが不落のために随意契約しているということになっていますけども、これの予定価格の金額を、ここで教えていただくことはできるんでしょうか。その価格というのは。
○河口参事 申しわけないんですけど、ちょっと今、資料を持ち合わせておりません。
○濱井委員 また後でください。予定価格と入札額もそれぞれ見せていただければと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。
それで、先ほど申しましたように、安かろう、悪かろうではいけないというところはありますけども、例えば清掃業務ですと、愛知県をはじめ、もろもろの業者もおるわけで、確かに県内の企業を育成していくという部分があるんでしょうけども、まずそこら辺で動いとるところもあるんでしょうけども、やっぱり一般競争入札となりますと、ほかにも業者がおられるわけなんですが、清掃業務に当たっては、やっぱり作業人員が必要になってまいりますので、そういったことを事前に提出させるとか、あるいは作業日誌の確認とか、検収作業をしっかりしていくとか、そういったところもございますので、もし一般競争入札でそういったところが落ちたときも含めて考えていただいて、これからはそういったところも御指導していただきたいというふうに思いますので、これは要望にさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします
○大久保委員長 ほかにいかがですか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 ないですか。なければ、平成28年度包括外部監査結果に対する対応方針について及び審議会等の審議状況についての調査を終わります。
(6)その他
○大久保委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いします。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 ないですか。なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項 なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔当局 退室〕
3 今年度の委員会活動の振り返りについて
(1)常任委員会活動の評価の手順の説明(大久保委員長)
(2)委員間討議
○大久保委員長 それでは、御意見をお願いいたします。
○中嶋委員 ちょっと思い出させてほしいんですけど、みえ高校生県議会で委員長が御回答された、どんな質問があったかって。
○大久保委員長 あれは、東紀州の活性化に向けて、卒業後の就職のことですとか、それから活性化のことを質問されました。2点において質問され、その1つは、障がい者の就労のこと、あとは東紀州の活性化についてのことでした。
○中嶋委員 了解しました。ありがとうございます。
○大久保委員長 まず、このチェックシートのほうですけれども、何か御意見がありましたらお願いします。
○中嶋委員 ほぼほぼ計画どおり進めていただきましたし、委員会運営のほうも円滑にしていただけたと思いますし、県内外調査も非常に議論の反映できるようなところを選んでいただきましたので、私個人としては、かなりこの委員会でも県内外調査のことを踏まえていろいろと聞くことや提案もできたなと思っておるんですが、ほかの委員会も一緒なんですけど、委員間討議というのが、これはやっぱりなかなか、対立するような意見があった場合は活発になるんでしょうが、委員間討議自体の活発化というのは、本当にこの委員会だけでなく、ほかの委員会も含めて、やっぱり悩ましい問題だなということを改めて感じたところと、あとは、余裕があれば参考人招致もやりたかったなというところはありますね。それはもう個人的な意見でございますが、おおむね委員会としては、臨機応変な対応もしていただきましたし、よかったなというふうに思っております。
○大久保委員長 ありがとうございます。
○舟橋委員 同意。
○大久保委員長 ありがとうございます。
○中森委員 同感でございます。もう加えて言うところはないんですけれども、あえて言わせてもらうならば、その委員間討議の話ですけれども、確かにこの委員会で、例えば請願があったり、意見書の提出であったり、いろんな意見が出しやすい環境が整った場合はさすがに活発になるかと。それから委員は、それぞれの会派から選出されておりますので、この委員会は割と、多様な意見を吸収できるような委員会体制のそれぞれの委員になっているというふうに私は思っていまして、積極的な委員間討議がなかったのは、そういうこともあったりするのかなと思いました。これはいい意味で言っているんですけども。
それで、時々言うんですけども、今後、何か県全体、委員会としていろんな課題を抽出したり、もちろん請願とか意見書以外の課題がもしあれば、正副委員長のほうでまた御検討された上で私どもに求めていただければ、もしかしたらそういう活発な意見も、機会をつくっていただければ、また対応させてもらえたんかなと。こんな気がするのは、委員から提案するのはなかなか機会が少なかったので、私自身が反省しておりますけども、そのための正副委員長でよしなにお取り計らいいただければもっとありがたかったかなと、こんなことで、えらいそんな感じがいたしました。
○大久保委員長 貴重な意見をありがとうございます。
○舟橋委員 参考人招致の話が出ましたけども、僕は今回の県内調査で、ある面では、熊野古道関係者や津市田舎暮らしアドバイザーの方々などから直接話を聞きました。スポーツの選手の育成で四日市中央工業高校も行ってきた。わざわざ来てもらわんでも、現地へ行って我々が聞いてきたことは結構適切な視察内容であったもんで、あえて参考人まで呼ばんでも十分転がったというふうなイメージを持っておりますので、できなんだで反省やというふうにはせんでもいいんじゃないかなと思います。
○大久保委員長 ありがとうございます。貴重な御意見をありがとうございます。
ほかはいかがですか、何か。思うところがあれば言っていただければ。
そうですね、本当に委員間討議は、こちらから提案させてもらうこともなかったので。でも、皆さん、視察に行った先でもすごく質問をしていただいたり、熱い議論をさせてもらえたのかなと思っています。 あと、何か御意見とか改善点とかがあれば言っていただけたら。
○中森委員 もうなしですね。十分。
○大久保委員長 よろしいですか。
じゃ、ほかにはございませんでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
○大久保委員長 ありがとうございます。
それでは、なければ、ただいまいただいた御意見を整理の上、委員会活動評価総括表(案)にまとめ、次回の委員会でお示しさせていただきます。
これで、今年度の委員会活動の振り返りについてを終わります。
ほかに何か御意見はございませんか。
〔「なし」の声あり〕
○大久保委員長 なければ、委員間討議を終了いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
総務地域連携常任委員長
予算決算常任委員会総務地域連携分科会
大久保 孝栄
ページID:000202197