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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成27年度 委員会会議録 > 平成28年3月8日 環境生活農林水産常任委員会 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

平成28年3月8日 環境生活農林水産常任委員会 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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環境生活農林水産常任委員会会議録

予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会

会 議 録

(開 会 中)

 
開催年月日     平成28年3月8日(火) 自 午前10時0分~至 午後1時25分

会  議  室     201委員会室

出 席 委 員     8名

             委 員 長   東    豊

             副委員長    濱井 初男

             委    員   稲森 稔尚

             委    員   田中 祐治

             委    員   藤田 宜三

             委    員   舟橋 裕幸

             委    員   青木 謙順

             委    員   水谷   隆

欠 席 委 員     なし

出席説明員   

      [環境生活部]

             部  長                           髙沖 芳寿

             廃棄物対策局長                    渡辺 将隆

             副部長                           森  靖洋

             次長(環境担当)                    林  秀樹

             次長(人権・社会参画・生活安全担当)       北村 文明

             次長(廃棄物対策局)                 湯浅 真子

             参事兼人権課長                    中村  弘

             環境生活総務課長                    明石 典男

             私学課長                          別所 志津子

             文化振興課長                       髙野 吉雄

             地球温暖化対策課長                 内藤 一治

             大気・水環境課長                    和田 一人

             男女共同参画・NPO課長               奥山 孝人

             多文化共生課長                      津谷 章雄

             交通安全・消費生活課長                金川 裕之

             廃棄物・リサイクル課長                 中川 和也

             廃棄物監視・指導課長                 吉田 光浩

             廃棄物適正処理プロジェクトチーム担当課長  有冨 啓修

             人権監                           倉田 幸人

             消費生活監                        西川 恵子

                                                その他関係職員

      [教育委員会]

             小中学校教育課長                   上村 由美

             社会教育・文化財保護課長              辻  善典

委員会書記   

             議  事  課  主査  藤堂 恵生

             企画法務課  主幹  新開 祐史

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     3名

傍  聴  者     1名

議題及び協議事項

Ⅰ 常任委員会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第41号「三重県環境影響評価条例の一部を改正する条例案」

  (2)議案第42号「三重県消費生活センター条例の一部を改正する条例案」

  (3)議案第65号「損害賠償の額の決定及び和解について」

 2 所管事項の調査

  (1)みえ県民力ビジョン・第二次行動計画(案)について(関係分)

  (2)第三次人権が尊重される三重をつくる行動プラン(最終案)について

  (3)第2次三重県男女共同参画基本計画第二期実施計画(最終案)について

  (4)三重県多文化共生社会づくり指針(最終案)について

  (5)交通安全対策の推進について

  (6)次期生活排水処理アクションプログラム(中間案)について

  (7)三重県廃棄物処理計画(最終案)について

  (8)産業廃棄物の不適正処理事案について

  (9)包括外部監査結果に対する対応について

  (10)各種審議会等の審議状況について

Ⅱ 分科会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第8号「平成28年度三重県一般会計予算」(関係分) 

  (2)議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)

  (3)議案第70号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)

 2 所管事項の調査

  (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告

Ⅲ 常任委員会

 1 今年度の委員会活動の振り返りについて

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 常任委員会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第41号「三重県環境影響評価条例の一部を改正する条例案」

  (2)議案第42号「三重県消費生活センター条例の一部を改正する条例案」

  (3)議案第65号「損害賠償の額の決定及び和解について」

    ①当局から資料に基づき補充説明(髙沖部長)

    ②質疑

〇東委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。
 いいですか。

〇藤田委員 確認ですけども、先般の当常任委員会で田中委員からお話がありました水上の太陽光発電に関してですけども、その辺のところというのは、この中に入ってるんですか。

〇林次長 実は、あれは浮体式とおっしゃっていたかと思うんですけども、面的開発という意味では、浮体式というのは池ヘですので、開発事業ということではなかなか捉えられないということで、簡易アセスメントのほうでは対応がしにくいかなということでございました。
 庁内のほうでは農林水産部サイドが、生物、生態系にも影響があるのではないかということで、自然環境保全条例等で対応できないか、今、検討していると伺っております。

〇藤田委員 そうすると、いわゆる生態系についてどうなんだという基準みたいな形で、農林水産部サイドでやっていただけると、こういうふうに理解してよろしいですか。

〇林次長 詳細については、うちのほうでお答えできないですけれども、一応前向きに考えたいというふうには伺っております。

〇藤田委員 わかりました。後日またお伺いしますので。

〇東委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議      なし

    ④討論            なし

    ⑤採決       議案第41号   挙手(全員)   可決

                議案第42号   挙手(全員)   可決

                議案第65号   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査

  (1)みえ県民力ビジョン・第二次行動計画(案)について(関係分)

                〔教育委員会事務局 入室〕

    ①当局から資料に基づき説明(髙沖部長)

    ②質問            なし

                〔教育委員会事務局 退室〕

  (2)第三次人権が尊重される三重をつくる行動プラン(最終案)について

  (3)第2次三重県男女共同参画基本計画第二期実施計画(最終案)について

  (4)三重県多文化共生社会づくり指針(最終案)について

  (5)交通安全対策の推進について

    ①当局から資料に基づき説明(北村次長)

    ②質問

〇東委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いをいたします。

〇舟橋委員 三重県多文化共生社会づくり指針(最終案)の別冊4の20ページの6番目、医療通訳の話なんですけども、これの文言をどうこうという意味ではなくて、伊勢志摩サミットの例の通訳ボランティアに1000人応募があって、うれしい悲鳴やったと聞いてるんですが、あれはたしか国際交流財団が募集をして200人、300人に絞られたって聞くんですけども、あれだけの潜在的に通訳をしていただける方がいるならば、当然のことながらサミットで募集したんですから、その人たちに、例えば医療通訳のボランティアをこれからもしていただくことができますかというか、申し込みの名簿はあるわけです。そういう人たちに、やる気のある人達ですから、例えばこういう医療通訳をしていただけませんかというアプローチをすることによって、今、各病院が通訳の人を配置したらとてもじゃないけどもちませんので、そういう方々に協力をいただけるような手だてを、今後これとは別に、この文言じゃなくて、取り組んでいただけたらなということをお願いしたいのが1つ。
 それから、もう一つは、別冊5-1の三重県交通安全計画(中間案)なんですけども、これは中間案ですからまだ随分変わると思うんですが、24、25ページを今朝ぱらぱらと見ていたときに、昨日も予算決算常任委員会で、横断歩道とセンターラインは言うてへんだけども、あれも交通安全施設ですよね。ややもすると信号機が中心的な話題になりますけども、前々から議会でも、横断歩道が消えてるやないかとかいう話が多いと思うんですよ。これを見てると、(4)の交通安全施設等の整備事業の推進の中ぐらいでしか拾えやんのやろなと思いながらも、適正管理に努めますという言葉は一行も書いてないんですけども、道路でも同じように維持管理というのは大切だと思いますので、この交通安全計画の中に、やっぱり維持管理についての記載もあってしかるべきかなと思うんですけれども、いかがでしょう。

〇津谷課長 ありがとうございます。おっしゃっていただいたたとおりかと思います。
 今回、伊勢志摩サミット三重県民会議事務局のほうが外国語案内ボランティアということで募集をされまして、1000人を超える方から応募があったわけですけれども、その方々の名簿は見せていただけてないんです、個人情報ですので。ですが、英語以外にどういった言語の通訳が可能かということについての資料を拝見させていただいております。ドイツ語とかフランス語とか、今回のG7のサミットにかかわる国々の方のほかに、三重県にたくさんお越しいただいておる中国人に、中国語とか、あと非常に希少言語といわれるような言語を通訳できるとおっしゃってみえる方々が何名かみえますので、今後、伊勢志摩サミット三重県民会議事務局とか、三重県国際交流財団のほうと話を進めまして、御本人の御了解も得た上で有効な活用を図っていけたらと考えております。
 以上です。

〇東委員長 それから、2点目の交通安全の。

〇金川課長 委員がおっしゃられたとおり、道路の維持管理につきまして直接的な文言は盛り込まれてないんですけども、例えば交通安全施設等の整備事業、あるいは通学路対策、自転車利用対策等々、そういうところで当然のことながら維持管理もやっていくという内容になるように努めておりまして、表記はされてないんですけれども、今後、関係する部局等とも連携して、維持管理についても適正に努めていきたいと考えております。

〇東委員長 表記をするという返事ですか。

〇舟橋委員 いや、する気はないということや。

〇東委員長 する気はないという御返事ですか。

〇金川課長 表記につきましては、今のところ考えてはおりませんけれども、できるだけ検討はさせていただきます。

〇舟橋委員 1点目ですけども、当然、国際交流財団が窓口となって募集を受け付けたのですから、あそこはそのデータを使うことができると思うんですよ。ですから、県が直接ダイレクトメールを送ったらもめますけども、国際交流財団が国際交流事業の一環として、これからも崇高なお気持ちをお持ちでしたらお助けいただけませんかというアプローチはできると思いますので、有効に活用いただけたらとは思います。
 まあ、着任早々ですから、2つ目はえらいかたい返事でしたけど、書くということが予算どりのネタの1つにも使えると思うんですよ。議会からもあれだけ言われたことですから、適正にやってもらうのは当たり前の話で、その意思を示すのはこの計画だと思うんです。だから、書いて当たり前と僕は思うんですけどね。よろしくお願いします。

〇髙沖部長 1点目、復唱みたいになるんですけれども、国際交流財団に、一時的には今、サミットをやっていますもので、うちがちょっと中に入っている感じというか、間接的なかかわりですので、今後、部局の中で話をして、委員がおっしゃったような形で活用させていただくように、そういう手はずもしていきたいなというふうに思っています。

〇舟橋委員 活用っていうんじゃなくて、御支援を。

〇髙沖部長 御支援をお願いしようかなということは考えております。
 それと、医療通訳のほうは、養成というのは非常に難しいところがございますので、前も申し上げたように、そこは別途きちっと、うちのほうで養成講座等を設けて、しっかりそれをやっていきたいと思います。
 それから、2点目の交通安全施設は、横断歩道も含めてですけれども、たくさん御指摘いただいておりますので、できるだけ記述して前向きな姿勢というか、しっかりと取り組めるようにしたいと思ってますので、改めて申し上げます。

〇舟橋委員 よろしくお願いします。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇水谷委員 交通安全に関連して、今、部長がおっしゃったように、いろんなところでそういう意見も出ておりますし、昨日の予算総括質疑でもいろいろ出てますので、ぜひこれは記述して、本当に、見にくいところはたくさんありますので、よろしくお願いしたいと。
 それで、交通事故ゼロ、特に飲酒運転については、減っておるにもかかわらず、まだまだゼロではないと、目標はあくまでゼロなんですから。これをぜひ厳しく推進していただきたいんですよ。第10次三重県交通安全計画の中で、ア、イ、ウ、エと書いてある順番があります。子どもと高齢者の交通事故云々と。その3番目に飲酒運転の根絶と。これをトップに書いて、もっと強力に推進すべきと僕は思うんです。
 飲酒運転をする人が悪いのは当たり前なんですけども、隠れて飲んでお店にはわからない、そういう状況の中で、運転手の自覚をもっともっと強く促す意味において、強く訴えていく必要があるのではなかろうかと思いますので、書き方にもぜひその辺をよろしくお願いしたいと思います。子どもや高齢者など交通弱者の交通事故防止というのは、飲酒運転からこういった事故に結びついていくということもたくさんありますんで、ここをぜひ強力に訴えるようにお願い申し上げたいと。
 以上です。

〇髙沖部長 ア、イ、ウ、エとこういう順に並べてはおりますけれども、重さというのは、基本的には皆等しく重いというふうに理解してます。ただ、うちが考えたのは、全体の死者数を減らしていくのが一番大きな目標になってまして、その中でいくと、子ども、あるいは老人の交通事故の死者数が多いと。特に老人が多いので、そこを重点というか、順番としては書かせていただきました。飲酒運転による死亡者数は減ってきております。ただ、検挙であったり事故絡みのものは依然としてあると。そういう中でございますので、書き方の順番としてはそういうふうにしましたけれども、重さに違いがあるとか、順番を1番に持ってきたら力を入れるんだということではありませんので。十分検討をさせていただきました結果、死者数を何とかして減少させたいという思いの中で、こういう順番にさせていただいたんですけれども、それについては、基本的にはこういう形でやりたいなというふうに思っているんです。申しわけないですけれども。

〇水谷委員 部長、それは結構です。私はそういう思いがあるので、それを言いたかったんで。ただ、飲酒運転というのは、我々で条例をつくって、ずっとやってきてるわけですけども、なかなか減っていかないので、そこが交通事故の一番の根源になっているのではなかろうかという気がしますので。

〇髙沖部長 今、しておりますので。

〇水谷委員 言っただけであって、あとはもう、お任せしますので。

〇髙沖部長 了解させていただきました。ありがとうございます。ちょっと言葉が足らず、済みません。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇藤田委員 多文化共生のところでちょっと1点教えてほしいんですが、15ページの「三重県外国人住民会議(仮称)」等の仕組みをつくるというお話でございますけれども、この構成、そして目的は書いていただいているんですが、どれぐらいの規模でどんなふうにやられてというようなことも含めて、もう少し詳しくお聞かせいただけないかというのが1点。
 それから、もう1点、やさしい日本語の研修・啓発による普及に努めますって書いてあるんですが、日本語教育は当然、教育委員会の範疇に入るのかなと思うんですが、実は、私ども三重多文化共生を考える議員の会でいろいろ調査をやっておりますと、幼児の段階で言葉をちゃんとやらないと、大変なことになってきてるんだっていうのがわかってきました。ここでお願いするのはどうかと若干思うところもあるんですが、恐らく教育委員会であったり、あるいは健康福祉部であったり、ここであったりという共通の話し合いの場があろうかと思うんですが、その辺のところで幼児教育における外国人に対しての日本語教育というものを、もうちょっと位置づけていただけるように話を進めていただけないかなという、これは要望なんですけども、そういう意味で、その辺のところをここへ書き込んでいただくというわけにいかないものか。この2点、お願いできますか。

〇北村次長 私のほうから、第1点目の三重県外国人住民会議(仮称)の概要について御説明をさせていただきます。まだ実際にはイメージという形でございますが、目的でございますが、一つは外国人住民に地域住民の一員としての認識を持って責任を果たしていただく土壌をつくる、そういうことで、外国人住民の意見を取組に反映させるために開催するという目的でございます。委員の想定でございますが、三重県に在住する外国人住民ということで、1年以上は住んでいる方が望ましいかなと、委員数につきましては、まだ決定ではございませんが、15名未満でしっかりとやっていきたい、それから、その中で地域等のリーダーとして活躍できるような外国人住民の方が望ましいのかなということで、公募も入れていければというふうに考えてございます。そういうことで、参加しやすい開催方法なんかも考えながら運営をしてまいりたいと考えてございます。

〇津谷課長 幼児教育における、やさしい日本語の普及とか、そういったところについていかがかという御質問でしたけれども、この指針をつくるに当たりましては、当然のことながら全庁的に進めております。健康福祉部、あるいは教育委員会にも照会をさせていただき、文言ばかりでなく中身につきましてもすり合わせをさせていただいております。委員のおっしゃるように、外国人住民の子どもの、小さいときからの母語の獲得、あるいは日本語の勉強といったようなことについての重要性というのは、どこも認識しているということは話し合いの中で出てきております。
 やはり、接点としましては健康福祉部のほうになろうかと思います。1歳半健診とか3歳児健診とかそういったところで、母語がどの程度習得されているのか、また親御さんの子どもへの言語教育についても聞き取る場があろうかと思います。そういった中で、私ども多文化共生課がどの程度一緒にやっていけるのか、当然、市町の協力というか、市町に一緒にしていただかない限りは、私ども県だけでできるわけでもございませんので、市町とともにワーキングを組み、進める中で取り組んでいきたいと思います。
 したがって、おっしゃられました、他の部局と連携をするとか、市町と一緒にやっていくことにつきましては、原則的なというか、そもそも取り組んでいくべき基本的なところでございますので、あえてここに書いていくということまでは考えておりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

〇藤田委員 最初の話ですけども、外国人住民会議っていうのは、三重県全体で15名ぐらいの方にお集まりいただいて会議をやるということなんですよね。その中で県民の方と、外国人の方が一緒になって話し合いをしていく、そんなイメージになるんですか。

〇津谷課長 次長がお答えさせていただきましたように、大体15名程度ということにつきましても、まだこれから市町とか、あるいは関係機関のほうの意見も聞きながら進めていく、そういう段階でございますけれども、例えば今回のこの指針をまとめるに当たりましても、基本やはり、この上に書いてございます三重県多文化共生推進会議で、何度ももんでいただいた上でこれが成案となって出てきたわけですけれど、推進会議には学識経験者の方、各種団体の方、さらには外国人の方で今、三重県にお住まいの有識者の方、そういった方々にも入っていただいております。
 ここでいう外国人住民会議というのは、もう少しそれよりも、地域で実際に活動されていたり、あるいは子育てとかそういったようなことを具体の現場でされておる方々というようにイメージしております。こういった方々にお集まりいただいて、それにつきましては委員が御指摘のように、例えば先進的に取り組んでおる横浜市とか他府県、他市町の状況も聞かせてもらいながらメンバーの選定とかを進めまして、大体、推進会議が年2回程度、そして外国人住民会議、仮称ですけれども、こちらを年2回程度、それぞれリンクさせながら進めていければと、このように考えております。

〇藤田委員 そうすると、これは、推進会議の下に位置する三重県の外国人の方を中心とした住民会議をつくる、こういう理解でよろしいですか。

〇津谷課長 そういう上下関係では考えておりません。推進会議は推進会議での御意見を頂戴したいですし、住民会議のほうは住民会議のほうでと。それぞれを部分的にすり合わせをしたりということは考えておりますけど、上下の関係では考えておりません。

〇藤田委員 わかりました。ぜひこの趣旨に沿うような内容にしていただきたいと思います。
 それから、幼児教育の話をさせていただきましたけども、ちょっと無理があったのかなという思いはいたしておりますけども、日本語にある意味ハードルを持っている皆さん方に対して、ここで方向性を書いていただいているんですが、具体的にどんなことを想定されているのか、もうちょっとお聞かせいただきたいと思います。

〇津谷課長 現在、このやさしい日本語による普及ということにつきましては、私どものほうにCIR(国際交流員)という外国籍の大学をあがったばかりの、非常に日本語の堪能な方々が4名おみえです。オーストラリア、カナダ、中国、ブラジルから来ていただいております。彼ら、彼女らが、例えば学校とか、あるいは地域とか企業のほうへ出向きまして、やさしい日本語の必要性、重要性というものを、学校の協力も得て進めさせていただいているのが現状であります。もう少しこれを広げていく必要は感じており、今後検討して充実させていかなければならないのですけれども、やさしい日本語ということにつきまして、各市町とも相談して啓発していく場を広めていきたいと考えております。

〇藤田委員 やはり在住外国人の方の日本語に対するハードルは非常に高くて、そこにかなり大きな壁があるというのが私どもの考え方でございまして、ぜひその一助になるような、それを越える、それぞれの皆さんに力を与えていただくような施策を、具体的に進めていただくようにお願いをいたしておきます。
 それと、もう1点、交通安全のほうで、ちょっと細かい話で申しわけないんですけども、75ページの踏切道の統廃合の促進というところの最後のほうに、緊急の場合、踏切道の統廃合を行わずに歩道をつけていくことができるようにしますという一つの方向性をお示しいただいてるんですが、その歩道の部分は踏切を広げることを含めてという理解でいいのかどうか、ちょっと確認をさせてください。
 要は、今ある踏切の幅はそのままで、歩道の部分を歩道として区別するという意味なのか、その歩道の分は踏切の幅を広げて歩道を確保していくということができるという意味なのか、どちらなのか確認をさせてください。

〇金川課長 今の御質問なんですけれども、踏切道の歩道整備ということで、当然のことながら道路部分のところにも及ぶというふうに考えております。道路を整備して歩道も整備するというふうな考え方でおります。

〇藤田委員 はっきりわからないのですが、踏切があります、で、道路がありますよね。その道路が、全体の文章を読むと、統廃合して2つの踏切を1つにして広げていくという形を促進していきますということが前段にあり、ただし書きがあって、その踏切道の幅に、やはりこれは歩道をつけておかないと危ないということがありますと。歩道整備をしていくのに、当然、緊急性を考慮しての上ですけども、近接踏切道の統廃合を行わずにその歩道ができるということは、今までの2つを1つにして広げるという統廃合をするということではなくて、歩道をつけることができますよという意味ですので、私としては、道路を歩道の分だけ広げるというふうにとったのですが、正しいですか、間違いですか。

〇金川課長 そのとおりでございます。

〇藤田委員 ありがとうございました。

〇東委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。

〇稲森委員 多文化共生のところで、6ページあたりで伺いたいんですけれども、昨日も朝鮮学校に対する補助金の議論が若干ありましたけれども、北朝鮮の国家体制なり国策に対して厳しい目が向けられているのは間違いなくて、そういう緊張関係がある中で、その国策や国家体制に対する厳しい目というのが、一方では在日で、三重県で暮らしている朝鮮籍の方とかへの敵視、厳しい目につながってくるのではないかという心配をしているわけなんですけれども、そういう時期だからこそ、そういう方々の人権を守っていったり、啓発に努めていくことが大事だと思うんですけれども、その辺はどういうふうにお考えなのかということと、一方でそういう方々への言語とか母語の学習機会をどういうふうに保障していくのかということも含めて考え方をお聞かせいただきたいのですけれども。もし、わかったら、そういう方々への人権侵害につながるような事案というのは、どういうふうに把握をしているのか教えていただきたいと思います。

〇髙沖部長 多文化共生ということで、当然、基本的な考え方としては、多くの国のそれぞれの文化の違い、生活の違いをお互いに認め合う中で尊重して、地域コミュニティをつくって一緒に生活していきましょうということですが、政治情勢なり、いろんな国の事情が違うのはあります。そういった中で、それが高じていけば、外国民族に対していろんな見方をする方がみえてきますけれども、うちが啓発をしていくというのは、政治情勢等はあるけれども、日本の中で一緒に、お互いの違いを認めながら生きていこうよという啓発はこれまでどおり変わらないし、これからまたしっかりやっていかなければいけない。その中で、例えば人権の問題が仮に起こったとすれば、うちは人権を所管しているところですので、具体的に今どんな問題が出ているのかをしっかり認識できれば、人権の問題として捉えて、しっかり対策といいますか、啓発も含めてしていかなければいけないというふうに思っています。
 今、いろんな人権問題が出てくるということで、全国各地を見るとありますし、あるというふうに聞いてます。三重県の中で、そういった民族差別なり、差別を、きちっとうちで全部を捉えられているのかというと、しっかりとしたうちへの報告みたいなものはないので、現状がどうなっているかを把握してないところはございます。今後、これからの人権社会を目指していく中で、そういった事例がないように、うちとしては啓発をこれまで以上にやっていきたいと思っています。
 それと、言語の問題は、多文化でのいろんな情報提供を、これまで以上に生活情報なり、必要な情報を提供していくことを考えております。多言語での生活情報の提供者は、外国人の通訳であったりもするんですけれども、生活情報については、これまでと同じように力を入れながら、生活していかれる上での必要な情報を入手していただいて、共生社会を築いていけるように、しっかりとフォローしていきたいというふうに思っています。

〇東委員長 よろしいですか。

〇津谷課長 少々補足をさせていただきたいと思います。
 委員がおっしゃいましたように、韓国、朝鮮の方々につきましても、在住外国人という位置づけの方々はたくさんみえます。日本に帰化された方々もみえます。いずれにしても、在日の韓国人、朝鮮人の方々というのは、ここ最近日本、あるいは三重県へお越しいただいた方というよりは、戦前からみえる方々が圧倒的に多くて、どちらかというと、全然日本人と変わらないレベルの日本語を習得されてみえる方々が多いです。そういう意味もありまして、一説にはニューカマー、オールドカマーという言い方をいたします。
 私ども多文化共生課というのは、どちらかというと日系ブラジル人とか日系ペルー人、日系フィリピン人といった方々、法の改正もありまして非常に日本へ出入国がしやすくなっておる方々、そして、いっときどっと入国された方々に対して、いかに三重県でともに過ごしていただけるようにしていくのかといったようなところから、生活情報とか、あるいは言語の情報とか日本語教育とか、そういったことに取り組んできたわけでございます。
 在日韓国人の方々は、どちらかというとオールドカマーに分類をされるわけでして、そういう意味では、母語ということをおっしゃいましたけれども、県の施策として、韓国、朝鮮の方々に対して母語教育ということについては、全くと言っていいほどさせていただいておりません。韓国、朝鮮の方々にも日本語に拙い方がおみえになると思いますが、そのあたりは、やさしい日本語とか、こういったところでの啓発で対応をさせていただけたらと思います。
 あとは若干デリケートな問題があります。そのあたりにつきましては、部長のお話にありましたように、大きく人権問題と捉えて、一生懸命、多文化共生課としても対応させていただけたらと思います。

〇東委員長 よろしいですか。

〇稲森委員 はい。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇舟橋委員 基本的な話を教えてもらえますか。交通安全計画の別紙1のところに、陸上交通の安全と、かっこ書きで書いてあるんですけども、県の行政で海上交通の安全を所管する部署ってあるんですか。プレジャーボートとかジェットスキーとかで、結構事故があったりしませんか。でも、あれは海上保安庁ですと言ってぽんと投げられるのかなと思ったりするんですけども、海上交通を所管するところってありますか。漁船の取り締まりは農林水産部やけど、交通安全ってあらへんと思うんですけど。

〇髙沖部長 私が知るところでは、所管するところはないと思います。プレジャーボートの話は、以前から取り締まりを含めていろいろあるんですけども、あれはどっちだったか。今回、サミットの関係もあって、そこを整理といいますか、きちっとしなければいけないっていう中で、プレジャーボートについてもこれまでどおりの考えがあって、今言われました海上保安庁なりがきちっとやっていくということでの確認をさせてもらっただけで、県の所管がどこということは決まってないというか、承知はしていないです。

                 〔「ごみのほうですか」の声あり〕

〇髙沖部長 ごみじゃない、プレジャーボート。海上交通なので。

〇渡辺局長 先ほど部長が答弁しました、いわゆるサミットの関係っていうのは、港湾に係留されているプレジャーボートっていう意味でございますので、先ほどの交通安全とは違います。

〇舟橋委員 そうなんですよね。絶対これは、どこもしてないと思うんですよ。
 最近話題になっているのは、海水浴場なんかでジェットスキーを飛ばしてけがをさせたとかで、そんなんを海上保安庁が取り締まることはまずないと思うんですよ。そうしたときに、そういう交通安全対策みたいな、いわゆる指導というか啓発というのは、県はしてないよなと思ったもんで聞いたんですけれども、ないですよね。

〇金川課長 私の知るところでは、警察本部でそういう指導もしていると聞いておりますので。

〇東委員長 所管としてはということですか。

〇金川課長 当然のことながら取り締まりもしていますし、そういった啓発とかもしていると聞いております。

〇舟橋委員 ありがとうございました。

〇東委員長 ほかにございませんか。

                〔発言の声なし〕

〇東委員長 なければ、第三次人権が尊重される三重をつくる行動プラン(最終案)についてから交通安全対策の推進についてまでの調査を終わります。

  (6)次期生活排水処理アクションプログラム(中間案)について

  (7)三重県廃棄物処理計画(最終案)について

  (8)産業廃棄物の不適正処理事案について

    ①当局から資料に基づき説明(林次長、湯浅次長)

    ②質問

〇東委員長 それでは、御質問がありましたらお願いします。いいですか。

〇舟橋委員 災害廃棄物で、市町に、いざ災害があったときに、ここへ集めましょうというのを事前にやってくださいと60ページに書いてあるんですけれども、場所は住民に公表するといろいろあるのでという話は新聞で読んだんですが、今、各29市町で、災害があったときに大体ここへ置くっていうのは、おおよそできているんですか。

〇中川課長 現在、各市町において災害廃棄物処理計画の策定、委員がおっしゃった一時仮置き場等々については、災害廃棄物が発生した場合、非常に重要なポイントとなりますので、その選定作業を進められておりまして、大体、各市町においては計画としてできつつある状況でございます。
 ただ、公表につきましては、いろいろな土地の制約でありますとか評価の問題等で、公表されてない部分も一部ございます。
 以上です。

〇舟橋委員 ありがとうございました。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇藤田委員 次期生活排水処理アクションプログラムの10ページ。BODについて、47河川62水域(63地点)のうち58水域で環境基準を達成って書いてありますけども、達成していない河川についての資料を、後ほどください。

〇林次長 また後ほどお持ちいたしますが、それでよろしいですか。

〇藤田委員 それで結構です。

〇東委員長 ほかにございませんか。

                〔発言の声なし〕

〇東委員長 なければ、次期生活排水処理アクションプログラム(中間案)についてから産業廃棄物の不適正処理事案についてまでの調査を終わります。

  (9)包括外部監査結果に対する対応について

  (10)各種審議会等の審議状況について

    ①当局から資料に基づき説明(森副部長)

    ②質問         なし

 3 委員間討議  

  (1)所管事項調査に関する事項           なし

  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

Ⅱ 分科会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

  (2)議案第8号「平成28年度三重県一般会計予算」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(髙沖部長、北村次長)

    ②質疑

〇東委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇田中委員 細かい話になるかもわかりませんけども、この指定管理料の総額の数字の根拠というのは、何を基準にされたんですか。これまでの金額をもとにはじかれたんですか。

〇北村次長 次期の指定管理料につきましては、基本的には第2期目と同様の事業を実施するということで、施設のほうへ最大限に発揮されるように、あるいは利用者のサービスの向上が図られるということで、必要とされる経費を見積もってございます。そのために必要な人件費であるとか、消費税増額に係る単価の増加とか、そういうことで経費全体の見直しを行い、単価を設定してございます。

〇田中委員 現在と比べて、上がっているんですか、下がっているんですか。

〇奥山課長 基本的にはこれまでの金額と同額なんですけれど、消費税が10%になるということ、それから人件費、ちょっとベースアップもございますので、その辺を勘案して少し多くなっているという状況でございます。

〇田中委員 わかりました。
 それと、この募集の方法なんですけども、先ほど公募という説明をいただいたわけですけども、ここに、又は非公募というのもうたってあるわけですけども、非公募になる可能性もあるわけですか。

〇奥山課長 基本的には公募で募集をさせていただきたいというふうに思っております。

〇田中委員 わかりました。
 最後ですけども、この審査の方法及び審査基準等の考え方ですけれども、一応、事業計画書を出してヒアリングという形だと思うのですけれども、プレゼンテーションとかプロポーザルということは考えてはいないのですか。

〇奥山課長 大体3回、選定委員会を予定しておりまして、第1回目で審査の基準とかを議論させていただいて、募集をかけさせていただくということで、第2回目に業者の方に来ていただいてヒアリングをさせていただいて、第3回目に決定をするというような形で進める予定でございます。

〇田中委員 参考のために、前回は何者ぐらいの応募があったんですか。

〇奥山課長 前回は、今、指定管理を受けていただいている業者1者です。

〇田中委員 わかりました。
 以上です。

〇東委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議     なし

    ④討論          なし

    ⑤採決      議案第8号(関係分)   挙手(全員)   可決

  (1)議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)

  (3)議案第70号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(髙沖部長)

    ②質疑

〇東委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇稲森委員 9ページの補正予算の第8号ですけれども、議案聴取会でも総合博物館の観覧料のことが出ていましたけれども、そもそも目標と見込みって一緒じゃないとだめなんですか。目標に応じた当初予算額でなければだめなんですか。よくわからないんですけど。

〇森副部長 目標は収入見込みと連動しているというふうに我々は考えて、目標設定をした数に連動した形で収入を見込んだということとなっております。それがだめかどうかというのは、厳密に目標は目標で掲げて、予算上の計上はこれだけにするという考え方もあるかもしれませんが、我々としては目標を設定して、それを達成した場合の収入というのを見込んで予算計上したというのが今の形でございます。

〇稲森委員 普通、どこでもそんな感じなんですか、県庁の中で予算立てをするときに。

〇森副部長 恐らくですが、目標というのは予算計上に連動する形で設定するというのが通常の場合ですので、大部分は、目標と予算計上は連動している形になると思います。全てを掌握しているわけではありませんが、少なくとも我々のところの文化施設についてはそういう形で計上しております。

〇稲森委員 わかりました。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇田中委員 さっきの観覧料なんですが、かなり落ち込んでいるということなんですけれども、一般の方とか学生からは入館料を取りますけども、高校生以下は無料ですよね。ここら辺の数字の流れは、どういうふうになっているんですか。

〇森副部長 数値そのものは割とチャレンジングな目標設定をしているんですが、その中でも一定、有料の入館者数と無料の方を見込んでおり、実態としては田中委員がおっしゃったように、無料の高校生以下の方の数が見込みよりも増えたというのも要因の一つにはなっております。

〇田中委員 数字的にわかれば、ちょっと教えていただけますか、高校生以下が何人ぐらい、あと、学生とか一般とか。比較して見たいんですけれども。資料があれば、後ほど提出もお願いしたいんですけれども。

〇森副部長 詳細の資料はまたお示ししますが、概数としては、無料の割合が約55%という形になっています。前年度、無料の割合は約48%でしたので、それと同じような形を想定していたわけですが、無料の割合が約55%に増えたという結果となっております。

〇田中委員 人数的に何人っていうのは、大体でいいですけど、わからないですか。

〇東委員長 執行部に言いますが、個別に一件一件質疑をされますが、もしトータルで収入見込みの減っていうんですか、例えば昨年度の実績、今年度の目標値で、どのぐらい、なぜこれだけ落ち込んだかというのを、全体的に御答弁いただけるといいと思うんですが。

〇森副部長 詳細の数字はまた別途お示ししますが、全体としては、平成27年度観覧者数につきましては、開館初年度の26年度の実績や、企画展の開催が初年度より少なくなるんですが、人気のあるF1とかそういうものを扱うというようなことで、先ほど申し上げたようにかなりチャレンジングな目標で20万人を目標に掲げております。これに基づいて、先ほど稲森委員からも話があったんですが、目標に応じた観覧料収入を計上しておりますが、以前にもお答えしたかもわかりませんが、開館した博物館の2年目はどうなるかというと、一般的には、大体半減するという状況があります。福井県の博物館では3分の1ぐらいになったという事例もあります。そういう中で、高い目標を設定して取り組んできてはいるんですが、やはり初年度からは落ち込みがありまして、この2月末の時点では54%ぐらいの入館者数になっております。観覧料収入については非常に厳しいことから、減額補正を行うこととなったということでございます。
 要因としましては、先ほど申し上げた前年度との比較では、観覧者数は目標に比べてそれほどは減少してないというか、80%近くになるという予想をしています。来ていただいた方の数はまあまあなんですが、実際に企画展や基本展示を見ていただく方が思ったより少なかったというのが現実で、そういうところのPRとかにも課題があったのではないかということを我々としては考えております。所要経費なんかも、先ほど申し上げたようなF1とかは、結構人気があるだろうということで、料金的にもちょっと高い設定をしたんですが、そういうことも影響したのか、高いものについて見ていただくということは少なかったということでございます。
 それから、先ほど話があった、観覧料を無料にしている生徒とか児童の方の割合が予算の見込みのときよりも高くなったというのも一つの要因となっておりまして、そういうことがいろいろ影響した結果が今回の補正要因となっておりますが、今年度につきましても、あと1カ月弱なんですが、いろいろ、コーポレーション・デーとかそういうのに一生懸命取り組むこととしておりまして、次の次の週末ですか、東邦ガスのコーポレーション・デーも設定しており、コーポレーション・デーのときは基本展示が無料で入っていただけますので、そういうのも活用して、たくさんの方に展示を見ていただけるように取り組んでいきたいというふうには考えております。

〇田中委員 数字は。

〇森副部長 数字については、後ほどということで。済みません。

〇田中委員 数字は後ほどということで、よろしくお願いします。
 それと、三重県総合博物館協議会っていうのが年に1回開かれていて、今月の、3月11日に多分開かれると思うんですけど、そこでいろんな御意見が出されて、それを反映されていると思うんですけども、これはマンネリ化傾向にあるような気もするんですが、その辺はいかがなんですか。

〇髙野課長 協議会の委員につきましては、三重県総合博物館経営向上懇話会のときから入っていただいている方、したがいまして、建設のときの経緯とかコンセプトを御存じの方に入っていただいていたり、そのメンバーの中には経営とか、ミュージアムの運営とか、あるいは広報のプロもおりまして、非常にいろんな有意義な意見を頂戴しておりまして、前年度、開館してすぐにも、こういう観点からということで、例えば見やすさの観点からも意見をいただいておりますし、それから経営の観点、広報の観点でも、先ほど申し上げたような専門の方から、例えば記者とはこういうふうにつき合ったほうがいいとか、いろいろその都度その都度、意見を頂戴していまして、本当にいろんな意見をいただくもんですから、いただいた意見全部に対応し切れてない部分もありまして、まだまだ改善の余地があると思っておりますので、しっかりと取り組んでいきたいと思っております。

〇田中委員 わかりました。莫大な税金を投入したんですから、一人でも多くの方に入っていただけるような工夫をお願いしたいと思います。

〇森副部長 トータルの数字についてですが、データがありましたので申し上げます。20万人の観覧を目標としてまして、現在2月末で15万9000人という実績でございます。その内訳は、有料が7万1900人で約45%、無料が8万7000人で約55%というのが、有料、無料の内訳になっております。

〇田中委員 ありがとうございました。

〇東委員長 よろしいですか。
 ほかに御質疑はございませんか。

〇濱井委員 ちょっとよろしいか。
 今後、平成28年度にかけて改善されていくということでありますけども、例えば具体的にどういうふうな展示とか催しを考えておられるか、ちょっとここで御披露していただければと思いますが。

〇髙野課長 平成28年度の展示でございますけども、まず、企画展示のほうでございますが、4月に、伊勢志摩サミットが開催されます、あるいはその時期でございますが、伊勢志摩国立公園が指定70周年の節目を迎えるということで、伊勢志摩の魅力をアピールするための伊勢志摩展というのを予定しております。
 それから、夏でございますけども、来年度、国際地学オリンピックも開催されますので、そういったことにちなみまして、例えば化石とかを扱いました巨大生物展というのを考えております。
 それから、秋でございますけれども、今、三重県の観光でも忍者がキラーコンテンツになっておりまして、外国の方にも非常に人気の高いものになっておりますので、忍者展というのを考えてございます。
 それから最後、冬でございますけれども、植木等さん、三重県の出身の役者でありミュージシャンでありコメディアンですが、その方の生誕90周年、あるいは没後10周年ということでございますので、その方をテーマにして植木等展といいますか、そういったことを予定しておりまして、あんまりかたいだけの展示だけではなくて、いろんな方に楽しんでいただけるような、大衆性といいますか、幅広い方に企画展示を見ていただけるように、あるいは先ほど副部長が申しましたけれども、来館の方は多くいらっしゃいますので、博物館の売り、企画展の売りというものを、できるだけきっちりとした形でお伝えして、入っていただけるようにということを考えております。

〇濱井副委員長 ありがとうございました。4つほどの大きなテーマで取り組んでいただくということでございますけども、1つ、ちょっと提案させていただきたいんですけども、お茶なんですけども、お茶の文化というのは非常に三重県で独特の歴史等があるわけですけども、貴族から始まって、そして武士、一般庶民、歴史的なものがございます。それから日本全体ですけども、茶道といったものがございます。ちょうど今年は第70回全国お茶まつり三重大会がございますので、お茶の入れ方とか伝統とか文化の面からぜひそういった企画をお考えいただければなと、実は思っているんですが、その点はいかがでしょうか。

〇髙野課長 企画展示をやらせていただきますと、やはり見ていただく方に、それから見せ方もございまして、結構な準備期間というものが必要になります。たしかお茶の専門家は今、博物館のほうにいなかったと思いますので、本格的な企画展ということになりますと、やはり一定の年月がないと難しいとは考えておりますけれども、ただ、MieMuの特徴の一つとしまして、いろんな企業の方とか市町の方々との交流展示というようなことで、数多くの展示をやらせていただいております。そういう中で交流展示室というのがございますので、通常の年でございますと、大体4回ぐらいしかできないだろうということで交流展示をやらせていただいているんですけども、平成27年度は交流展示だけで7回、それと、戦後70周年ということもございましてトピック展示もやりましたので、8回ほどやらせていただいたわけでございますけども、そういうふうな形で、例えばお茶の組合の方とか、あるいは生産者団体の方々のほうに、もし意欲があって期間もうまく調整できれば、交流展示室をお貸しするというようなことも可能でございますので、また具体の動きがあれば調整をさせていただきたいというふうに考えてございます。

〇濱井副委員長 ありがとうございます。よくわかりました。それじゃ、農林水産部ともある意味連携しながら、茶業の皆さんとも連携しながら、できればお願いしたいなという気持ちです。

〇藤田委員 そうすると、地学オリンピックは想定にはあるけども、お茶の全国大会は想定になかったということでいいですか。

〇髙野課長 申しわけございません。そこは織り込むことができませんでした。予算の制約とかいろいろございまして、鈴鹿市選挙区の委員ですのに申しわけございません。

〇藤田委員 一言申し上げました。

〇東委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 御質疑がなければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議        なし

    ④討論             なし

    ⑤採決        議案第2号(関係分)   挙手(全員)   可決

                 議案第70号(関係分)   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査

  (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告

    ①当局から資料に基づき説明(森副部長)

    ②質問         なし

 3 委員間討議  

  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

〔当局 退室〕

(休  憩)

Ⅲ 常任委員会

 1 今年度の委員会活動の振り返りについて

  (1)常任委員会活動の評価の手順の説明(東委員長)

  (2)委員間討議

〇東委員長 それでは、御意見をお願いいたします。よかった点、改善すべき点ですね。

〇水谷委員 資料2からやっていくのか。

〇東委員長 資料2、チェックシートからです。記入は後ほどですが、これに沿って御意見があればということです。チェックシートを書く上において、振り返りを、年間活動計画の進捗度についてはどうか、ここの部分だけでちょっと御意見があれば。
 参考資料の年間活動計画を見ていただいて、例えば適切なものであったか、重点調査項目についてはちゃんと調査を行えたか、年間活動計画に沿って委員会の活動が行われたか、みたいなことを御意見を賜ればありがたいと思います。重点調査項目につきましては、ここに書いてあるとおり、性別・国籍を問わず、すべての人が暮らしやすい社会づくりについてと、もうかる農林水産業と獣害対策について、それから農林水産業の担い手育成についてと、この3本を挙げたんですが、調査は適切であったですかね。
 どうぞ、御発言いただければ。

〇水谷委員 二番目はあれか。何とかというところへ行ったやつもそうやったな。

〇舟橋委員 そうそう、もうかる農業。

〇水谷委員 獣害対策のことではどこかへ行ったっけ。

〇青木委員 みえ現場de県議会じゃないですか。

〇東委員長 常任委員会ではしなかった。

〇水谷委員 常任委員会は関係ないやろ。

〇東委員長 シグマファームとういんとかね。

〇水谷委員 それは、もうかる農業とか。

〇東委員長 そうそう。それと、うれし野アグリ株式会社。それから、県外調査では、大山町農協とかですね、大分県の。西粟倉村とか。それから、熊野市は、県内調査ですけど、高度衛生管理を導入した荷さばき施設。

〇水谷委員 その項目では行っているけど、獣害対策で行ったっけ。

〇東委員長 獣害対策では行ってないですね、調査はしていない。

〇水谷委員 農林水産業は行ったんやな、担い手とかで。漁場のところとか、県内で。

〇水谷委員 一番目も行ったんやな。

〇稲森委員 その節は大変お世話になりました。

〇東委員長 LGBT。あれを境に、急激に意識が高まりました。

〇水谷委員 満場一致で、委員長。

〇藤田委員 やっぱり、県内、県外含めて現地へ行くというのは非常に。

〇東委員長 いいですね、肌感覚でやっぱりね。

〇藤田委員 こういうのをやっぱりもう少しとれるように考えたほうがいいのかな。

〇東委員長 何をとれるように。

〇藤田委員 県内調査。例えば獣害についても、三重県は非常に縦に長いですから。

〇水谷委員 前のときに、僕は獣害対策で多気かどこかに行ったけど、住民が自分たちで、カブか何かに乗って連絡をとり合ってやってるところがあった。前回のときは行ったけど、今回は具体的なところはなかった。

〇藤田委員 大型のわなのやってもうてますよね。それと、そこで捕獲された猿であったり鹿であったり、それをどんなふうな形でという、出口のことについてはちょっと。

〇水谷委員 そういう意味では、1泊2日では難しいんかな。

〇東委員長 行き先が結構散らばって、日程を組みにくいのかもわからんですね。

〇水谷委員 そういう場所に行かんことにはね。

〇東委員長 これは、申し合わせで県内調査も決められたんですよね。

〇藤田委員 決められてますよね。

〇東委員長 それ以上は行けないんですよね。

〇水谷委員 だから、1日、1日で行ってもええわけやね、これは。

〇東委員長 2日間ですよね。でも、それ以外に行くってことは余り。行けないんですか、原則。

〇藤田委員 私の経験では、一応原則ですから、もっと行きたいっていうことに対しては、原則ですからやめてくださいみたいなニュアンスがありましたけども。

〇東委員長 そうなんですか。書記、行きたいって言った場合は、現実的には対応はどうするんですか。

                〔「よくあるのは、災害関係ではありますけど。」の声あり〕

〇東委員長 突発的な。

〇水谷委員 災害のときは行ったな。そやけど、原則論はやっぱり2日間ということやね。

〇藤田委員 それはかなり厳しく言われた記憶があります。担当書記っていうよりも、議会事務局としてということでね。

〇濱井副委員長 歯止めがいりますよね

〇青木委員 かつては、この3人ぐらいしか知らんけども、北と南で、夏に1泊2日ずつという時期もあったんです、県外は2泊3日とか。そういう時期もあったけど、いろんな状況で整理されてきた。思っているのは、常任委員会によって必要なところと、必要でないところ、特にこの環境生活農林水産常任委員会は、現場を見て何ぼの世界やで、やっぱり常任委員会の質によって変えていくべきかなと思いました。

〇東委員長 ということは、多少柔軟的に対応したほうがいいということですか。それはこのチェックシートに書けるんですけどね。

〇水谷委員 それは意見としてね。

〇東委員長 所管事項の中身によっては、県内調査はもう少し増やしたほうがいいとか。

〇水谷委員 農林水産と環境生活は結構ある。

〇東委員長 幅広いですよね。

〇藤田委員 本当に幅広いと思います。今日は環境生活でしたけども、環境生活もやっぱり見ておきたいなっていうところがありますからね。

〇舟橋委員 北は日帰りでもいいけども、南やと東紀州へ行ったら、志摩、伊勢は行けない捨てるということになる。

〇水谷委員 それは一つの意見として書いたらいいんじゃないですかね。

〇東委員長 そうですね。私はいつも思うんですけど、全体スケジュール等を時期で押さえるじゃないですか。そうすると、夏場の暑いときに行くじゃないですか。あれってどうなんですかね。やっぱりスケジュール的に無理なんですか、先輩方に聞きますけど。気候のいいときに行かないんですか。汗だくじゃないですか、映像を見てもわかるんですが、ビニールハウスに行ったりとか。

〇舟橋委員 現場を見て、それを何らかの形で政策に反映しようと思うと、1月、2月やと遅いんじゃないっていう話なんです。ただ、11月ぐらいにもあってもいいと思うんですけどね。

〇東委員長 開催時期ね。集中してるじゃないですか、8月とかに。スケジュール的には忙しくない時期というのか。

〇水谷委員 そのトータル的なスケジュールは大体決まっている。委員長会議で決まるのか、どこで決まるのか。

〇東委員長 委員長会議では大枠が決まってますよね。もうここのところでやってくださいっていう感じですから。あんまり自主的なことはないですよ。

〇水谷委員 まあ、あんまりそこをはみ出すと、逆にまた。

〇東委員長 収拾がつかんかわからないですね。

〇藤田委員 一度、意見としてお話しいただいたほうがええんと違うんかなと。青木委員がおっしゃったように、常任委員会によって当然差は出てくるとは思いますけども、当然議員の皆さん、地元でずっと入っていただいて、現場を押さえていただいておるとは思いますけども、やっぱり常任委員の皆さんが共通の認識を持つというのは大事かなと思いました。

〇東委員長 わかりました。それは後で記入するときに。

〇青木委員 常任委員会全体、6つを平等にという考えでやっていますけど、逆でして、それこそ違いを認め合わないといかんので、多様性もあるわけで、この環境生活農林水産常任委員会の場合は、やっぱり要るなというような感じがしたんです。そういう意味です。そういう意味で平等性があったらいいんと違うかな、トータル4年間での。

〇水谷委員 例えば教育警察常任委員会やったらそんなに要らんわな。

〇青木委員 そんなに要らない。総務地域連携常任委員会とかでも、なかなか行くところがあらへん。全然質が違うんですよ。

〇東委員長 今の御意見ですと、繰り返しになりますけども、常任委員会の所管事項の質によって、調査の日程とかも少し考慮すべきじゃないかと。県外調査についてはどうですか。今回は九州のほうでしたね。

〇青木委員 これは妥当ですね。2泊3日で選定する、あれもこれもなんてできないんで。選んでいただいてありがとうございます。

〇東委員長 年間活動計画については、大まかにそんな感じでよろしいですか。

〇水谷委員 そうやね。

〇東委員長 獣害については行けなかったと。ちょっと弱かった感じですかね。

〇青木委員 舟橋委員もちらっと言われたんやけど、昔みたいに1泊2日が2つになって、南のほうは遠いので1泊2日で、北のほうは日帰りとか、そんなぐらいまでは許されてもいいんじゃないかと思うんですけど。

〇東委員長 別に1日とるということですよね。1泊2日プラス1日という感じで。

〇濱井副委員長 なかなか短期間であっちもこっちもというわけにはいかないんで。

〇水谷委員 そういうのもちょっと言っていただければよろしいんじゃないですか。よろしく。

〇東委員長 はい、わかりました。
 次に、2番目の項目、委員会運営の円滑度についてです。
 これ、項目をちょっと読みますが、すべての議案・事項を丁寧に調査・審査しましたか、委員会で十分な議論をしましたか、委員長報告が各委員の合意したものとなるように努めましたか、というような感じですが。

〇舟橋委員 委員長のもと、適切に運営されたと思います。

〇水谷委員 これはもう5ダッシュぐらい。

〇東委員長 そうですか。後でどうですか。じゃあ、それは飛ばしましょう。
 議員間討議の充実、3番目、議員間討議の機会を十分に活用しましたかということなんですけども議員間討議を十分に行いましたか、議員間討議を通じて合意形成を図るよう努めましたかと、この3つの項目があるんですが。どこの委員会でも委員間討議って少ないと思うんですけどね。

〇水谷委員 どこの委員会でも委員間討議は少ない。ないんだよね。

〇藤田委員 これ、委員間討議だと思うんですけど。

〇水谷委員 最後に充実した。こんだけ言いたいこと言うとる人ばっかやもん、そんなにないやろ。

〇藤田委員 しゃべらしてもらいましたんで。

〇舟橋委員 賛否が割れるようなものがあれば、委員間討議も随分あろうかと思います。討論としてあると思うんです。

〇東委員長 この辺で意見が分かれたのがありましたね。

〇水谷委員 残土条例。ああいうときはああいうときで当然あるんで、普段はそんなに。

〇東委員長 あのときは結構、委員間討議をしましたもんね。請願ですか。議案によっては活発に行ったと。

〇青木委員 いっとき、数年前でしたか、委員間討議があまり熱心でないので、委員長が話題を出して、もっと委員間討議を活発にできるように努力せなあかんやんかという話があった時期もあったけど、無理やりではね。画策し過ぎではあかんもんで、やっぱり自然体で話題、議題によって盛り上がらんとなと思う。

〇東委員長 請願の残土条例のことについてですが、傍聴者も来られてましたしね。そういう意味では、こういう議論が議会でも委員会でも熱心にやられておるというのを県民に知ってもらうというのは、非常に討議の中身としてはよかったんじゃないかなと思うんですけどね。

〇青木委員 委員間討議は、形より中身やと思うんです。

〇東委員長 じゃあ、これも結構活発でよかったってことでいいですかね。
 4番目、県内調査の充実度、これはさっきの話ですか。それと、県外調査の充実度。県外調査は1泊2日プラス1日ぐらい、所管事項の中身によってはあってもいいっていうぐらいのことを言っておいて、5番については何か御意見はありますか。県外調査のほう。調査先で十分な調査を実施したか。

〇藤田委員 かなり突っ込んだ話を聞かせてもらいましたし。

〇水谷委員 全く問題ないんじゃないか。

〇東委員長 上っ面じゃなかったですね。

〇青木委員 広域にわたって2泊3日では苦しいぐらいやったけども、中身は濃かったんじゃないかと感じますね。

〇東委員長 私、個人的には、岡山県西粟倉村の役場の調査先がもうちょっと。学校へ行って、つくったおもちゃとかを見せてもらったんですけど、役所の職員じゃなくて、つくっている会社のほうが、もっと濃い話が聞けたんじゃないかなと、私は後で反省したんですけどね。日程調整ができなかったんだと思うんですけども。個人的にはそれを思っただけで、あとは全体的によかったんじゃないかなと思います。

〇濱井副委員長 個別に言うと、やっぱりちょっと出てきますけども、全体的にはよかったんじゃないですかね。

〇水谷委員 こっちから邪魔していくんやから、全てが全て納得いくものだけでもないと思う。

〇東委員長 ちょうど選挙やったじゃないですか。村長選挙。そんな最中にお伺いしたというのもあると思うんですけども。よろしいですか。6番、裏面です。舟橋委員が言ってましたね。裏にもありますので、一般質問の項目。6、7、8、9と。

〇青木委員 6、7は該当なし。

〇東委員長 該当なしですか。参考人はなし、公聴会はなし。施策への反映度。調査・審査の結果、特に重要な事項については執行部に経過報告を求めましたか。経過報告を求めたのはありましたか。

〇青木委員 なし。

〇舟橋委員 経過報告というか、みえ県民力ビジョン・第二次行動計画では随分、文言修正とか加筆をしていただいたので、それはそれなりに仕事をした。

〇東委員長 執行部に経過報告を求めた事項について、その後の経過確認を行いましたか。調査・審査の結果は執行部の施策等に反映されましたか。

〇青木委員 反映していただいたおかげで、今日、あんまり意見を言わなくて済んだと思う。

〇東委員長 なるほど。そういう見方もありますわね。

〇青木委員 3は普通やで、4か5やな。

〇東委員長 9番目が調査・審査への活用度。議員勉強会における内容をその後の調査・審査に活用しましたか。議員勉強会は、何をしたんだったかな。

〇藤田委員 半農半X。

〇水谷委員 あれは、あんまり活用できなかったな。今回の議員勉強会は、あんまりよくなかった。

〇東委員長 議員勉強会は、半農半Xでしたね。

〇水谷委員 あれはちょっとな、比較的。

〇東委員長 あと、他にあったですか。

〇水谷委員 あと、広報媒体と地方創生、三重大学の。

〇東委員長 若い子向けのね。何かちょっと、あんまり。

〇舟橋委員 あとは地方創生で、戦略企画雇用経済常任委員会の所管やな。

〇濱井副委員長 これは、今年度直ちに反映させたかっていうことじゃなしに、また後で、というのもあるわけですから。

〇東委員長 みえ現場de県議会における意見は。

〇青木委員 これは、明後日に反映するかもわからんし。

〇東委員長 みえ高校生県議会は、今年度やってないですよね。誰かが一般質問で使ってましたね、みえ高校生県議会で出た発言で。

〇水谷委員 あのときの議論されたやつ、議事録は何かもらったか。

〇青木委員 僕は、そのときはもらったけど。

〇東委員長 配られましたね。そうですか、大体そんなところですね。
 それで、下に米印で、評価は各項目毎に行い、5点を満点としますと。議会事務局の説明では、3が真ん中で、よいほう、悪いほうでそれぞれ4と2にしてくださいということでした。で、特別よかったら5、特別悪かったら1というふうな形で。

〇水谷委員 これ、名前は書かなくていいのか。委員会名だけ。

〇東委員長 委員会名ですから、無記名ですね。今、見ていただいているのはチェックシートですので、下書きしてもらうメモ用紙です。本編は資料3にありますので。

                〔「資料3は、結果をまとめるものです。」の声あり〕

〇水谷委員 それで平均点を出すんやな。

〇東委員長 他にご意見ないですね。なければ、ただいまいただいたご意見を整理の上、委員会活動評価総括表(案)にまとめ、次回の委員会でお示しさせていただきます。
 これで、今年度の常任委員会の振り返りについてを終わります。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

環境生活農林水産常任委員長

予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長

東   豊        

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