委員長会議概要
日 時 平成28年5月16日(月) 午後1時18分~午後1時47分
出席者 中村進一議長、日沖正信副議長、大久保孝栄総務地域連携常任委員長、
石田成生戦略企画雇用経済常任委員長、彦坂公之環境生活農林水産常任委員長、
小島智子健康福祉病院常任委員長、下野幸助防災県土整備企業常任委員長、
村林聡教育警察常任委員長、舘直人予算決算常任委員長、
北川裕之議会運営委員長、藤根正典子どもの貧困対策調査特別委員長、
中嶋年規サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員長、
舟橋裕幸選挙区調査特別委員長
事務局 福田局長、原田次長、山岡総務課長、桝屋議事課長、佐々木企画法務課長、
議事課各書記、企画法務課各書記、中村班長、川北主幹
県政記者 なし
傍聴者 2名
概 要
1 行政部門別常任委員会及び特別委員会の年間活動計画の作成について(資料1-1~資料1-4)
(1)行政部門別常任委員会年間活動計画作成について
委員全員が部局から所管事項全般にわたり概要説明を受ける委員会を次のとおり開催し、これらの内容と前期の委員会における委員会活動評価総括表を踏まえて重点調査項目を選定し、調査時期、調査方法について検討のうえ、「活動計画書」を作成することを確認した。
また、前期の各委員会における委員会活動評価総括表については、各委員会で出された意見等を今後の委員長会議で委員長から報告を受けるとともに、議長において、全体的なまとめをおこなうこととした。
・総務地域連携常任委員会 5月20日
・戦略企画雇用経済常任委員会 6月1日
・環境生活農林水産常任委員会 5月20日
・健康福祉病院常任委員会 5月20日
・防災県土整備企業常任委員会 6月1日
・教育警察常任委員会 6月1日
【質疑】
〇石田委員長 昨年試行しました委員会活動評価ですが、私も委員長をしていましたけど、これをつけて後に何か参考にできるようなことも非常に考えにくかったり、つける基準も人によってまちまちであったり、感想として、余りやってもどうかという感想を持ちました。これ、ここで諮るのかどうかわかりませんが、この中に出てきたので、昨年やってみてそう感じましたので、意見として申し上げます。
〇中村議長 議会改革推進会議のほうで、検討いただいての状況ということで、それからさらに、まずやってみようということで、最終的には、4年たった後に外部有識者の方も含めて評価をしていくという形になろうかと思います。中身の充実に向けてもう少し意識を持って、評価をしていければありがたいと思います。
〇小島委員長 私も昨年度委員長をしておりましたので、例えば6番、7番の参考人招致、公聴会あたりをどう整理するかとか、いろんなことがそれぞれの委員会の中で出ていると思いますので、そのあたりについては議会改革推進会議の中でもう一度しっかりと話し合いをしていただいて、できるだけ反省に立って、改善された形で使うのなら使わせていただきたいと思います。
それから、8番の施策への反映度のところで、例えば「みえ現場de県議会」などで話し合った内容が、しっかりと、たとえ少しのところであっても関係する委員会にきっちり伝わっているかどうかというのが問題になったと、自分の委員会ではそんな御意見もあったように思います。そのあたりも、やるのであれば絡めて、私たちもアンテナを高くしてやらなくてはいけませんけれども、お知らせもいただくような、そんな方法もとっていただけるといいと思いますので、お願いします。
〇中村議長 貴重な御意見をお二人からいただきました。評価の方法等々につきましても、一度、議会改革推進会議のほうにも投げさせていただいて、今出た意見をきちっと、そちらのほうでも反映していただきたいというふうに伝えたいと考えております。
〇中嶋委員長 この評価というのは、昨年度の委員長会議の中で議論していただいたのと違いましたか。
〇中村議長 はい、こちらでやろうということになりました。
〇中嶋委員長 だから、今出てきたような御意見を踏まえて、昨年度の全常任委員会、どの常任委員会というわけでもなく、三重県議会の常任委員会の運営としてこういう課題があるとか、それぞれの常任委員会でこういう特別の課題があるとか、そういうことはやっぱり抽出して、かつ、評価のやり方とか内容について、こういう意見があったということを、この委員長会議に本当は送ってもらわないといけないのと違いますか。そうでなければ、評価のやりっ放しってことでしょう。議会改革推進会議に中身を持っていくというのはおかしいと思います。やり方について議会改革推進会議に持っていくのはわかりますけど、評価した結果をどう生かすかというのはこの場と違いますか。
〇中村議長 議会改革推進会議のほうでは、こういう形でどうでしょうかと御提案いただいて、それを受けて、委員長会議の場で、それにのっとって進めてみて、結果的に、今お二人から出たような御意見が出たわけであります。客観的に、相対的に、委員会によっては、あるいは委員長によっては違う部分があるのかもわからないという意見がありましたので、これにきちっと対応していこうということになりますと少し練った議論をする必要があろうかと思います。
議会改革推進会議のほうにも、こういう意見が出ているということは戻す必要があると思いますが、実行していくのは委員長会議だと思います。
〇中嶋委員長 委員長会議を主催していただいている議長の立場として、どういう意見が出ていたというところを一回取りまとめる必要があると思います。その上で、この仕組みのこういうところを改善できないかということを議会改革推進会議に宿題として出してもらうというのはいいと思うんですけど、まずは昨年せっかくやってもらった各委員会の結果を議会として取りまとめることということを、やるべきじゃないんですか。
〇中村議長 個々の委員会の内容につきましては、後ほどまた述べさせてもらいますが、活動評価総括表について配付しておりますけれども、有効に活用してくださいということはお願いする予定ではおります。少しまたそれぞれの委員会で御議論もいただきたいと思いますけれども、まとめていただいて出していただければ、こちらのほうで整理をさせていただきたいと思います。
〇小島委員長 確かにここで委員長としては、自分の委員会はこうでしたという発表をさせていただいて、それをそのまま印刷して皆さんにお配りいただいたと記憶していますけれども、そのときに、例えばこの項目はどうでしょうねということについては、全体で取りまとめたり話し合いをしていないように思います。多分そのことを中嶋委員長はおっしゃっているのかなと思うのですが、改善の余地があればやっぱりきちっと改善をした上で始めたいというふうにも思います。この場ではすぐは無理かもしれませんけれども、個々の委員会の問題なのか全体としてするのかという整理を一度きちっとしていただいたらどうかと思います。
〇中村議長 既に活動評価総括表は配らせていだだいておりますので、議論する材料としてはあるんだと思います。ただ、私も見せていただきましたが、それぞれの委員会によって独自にやられていまして、横の部分といいますか、相対的な評価とかそういったものはできなかったというふうに思います。先ほど申し上げましたように、議会改革推進会議に議論していただいた経過といいますか、こういう話が出ているということは、何らかの形で御報告をさせていただきたいと思います。
それでは、今の意見を踏まえた上で次の活動計画等々、作っていただきたいというふうに思います。並行してという形になろうかというふうに思いますが、よろしくお願いいたします。
前期の活動評価総括表につきましては、平成28年3月29日付「委員長会議の協議結果について」及び4月11日付「予算決算常任委員会活動評価総括表について」によりまして、全議員にお配りをしております。今出ました問題意識も含めた上で有効に活用していただきたいと思いますし、次の委員長会議の場でも、少し皆さんと御議論いただいた上で、こういったところを工夫したらどうかとか、それぞれの御意見がございましたら、取りまとめていただければと思います。
そういう形でお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〇中嶋委員長 各委員会で議論したものを取りまとめて配っただけでは何の知恵にもならなくて、評価にもならないと私は思います。昨年は委員長会議に私も出ていませんでしたので、そういったことを申し上げる立場ではありませんでしたが、これは議会としてどうまとめとるのかというのが大事だと思います。そうでなければ、執行部が自己評価していることを、我々、文句をようけ言っている割には、自己評価さえできていないということになると思うので、自己評価はしっかりするように、議長のリーダーシップを期待しています。
〇中村議長 今、御意見をいただきましたけれども、当然、自己評価はきちっと、他の委員会の活動評価総括表も配られておりますので、参考にしながら、それぞれの委員会の考え方をしっかりまとめていただきたいと思いますし、全体につきましては、私どものほうでしっかりとまとめさせていただきたいと思います。
ですから、次のときまでに、委員会を何度か開くときがあるかと思いますので、少し意見集約を図っていただいて、私のほうまでいただければと思います。
〇村林委員長 意見集約を図るというのは、どこのどの範囲の集約、委員会内でということですか。
〇中村議長 既に配られている活動評価総括表があると思いますが、その部分について、今出たような御意見があればということです。
〇村林委員長 そうすると、今、宿題をいただいたと。つまり、次の委員会の委員協議の場などでもう一度それを委員の皆さんに配って、この評価の仕方でいいかということを委員会内で取りまとめて、次の委員長会議で私どもが報告をするということですか。
〇中村議長 よりいい形にするということで、今回初めてやってみたけれども課題は幾つかあるという御意見もお二人から出ておりますので、そういったことも含めて。
〇村林委員長 改めて自分の委員会の中で議論してみてはどうかと、そういうことですね。わかりました。
〇中村議長 中嶋委員長がおっしゃいましたように、まさに自分たちのことですので。いずれにいたしましても初めての取組で、試行錯誤があろうかと思いますが、中身のよくなるような形で御議論を賜りたいと思います。
(2)特別委員会の年間活動計画書等作成について
子どもの貧困対策調査特別委員会、サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員会及び選挙区調査特別委員会においては、5月31日に、当該特別委員会設置の際に定められた所管事項に基づき、調査項目、調査期間、最終目標等について協議し、「活動計画書」を作成することを確認しました。
2 委員会の県内外調査について
(1) 常任委員会の県内調査日程案について(資料2-2)
各委員会で年間活動計画を作成する際に、7月25日~7月27日、8月3日~8月5日の中から2日間の県内調査の日程を決定する旨了承されました。
委員会の県内調査に際しては、調査地がある地域防災総合事務所・地域活性化局の所管区域から選出の議員に出席の要請はせず通知のみとし、議員の申し出がある場合は参加できることとする旨了承されました。
(2) 常任委員会の県外調査日程案について(資料2-3)
各委員会において県外調査を実施する場合、次の日程の中で、2泊3日以内で実施することと決定されました。
・総務地域連携常任委員会 9月5日~9月7日
・戦略企画雇用経済常任委員会 8月23日~8月25日
・環境生活農林水産常任委員会 9月5日~9月7日
・健康福祉病院常任委員会 8月23日~8月25日
・防災県土整備企業常任委員会 9月5日~9月7日
・教育警察常任委員会 8月23日~8月25日
(3)委員会の少人数の委員による委員派遣(県内調査)の実施方法についての申し合わせ(資料3)
平成21年6月4日代表者会議で決定した委員会の少人数の委員による委員派遣についての申し合わせ内容を確認しました。
3 委員会活動等について
(1)委員長報告及び附帯決議の取扱いについて(資料4)
平成24年11月20日委員長会議で決定した内容についての申し合わせ内容を確認しました。
(2) 請願の紹介議員について
当該請願の所管の正副委員長は、従来どおり、原則として紹介議員になることを差し控えることを確認しました。
(3)委員会活動のテレビ取材について(資料5)
資料5のとおり実施することを決定しました。
(4)「みえ高校生県議会」について(資料6)
資料6のとおり実施することを確認しました。
4 次回の委員長会議の開催について
委員長会議は議会活動の中核をなす委員会活動の状況や課題等についての情報交換の場としていることから、今後も定例的に開催することとし、次回の開催は、6月定例月会議の採決日(6月30日)とすることを確認しました。
以上