三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成26年度 委員会会議録 > 平成26年9月16日 障がい者雇用促進調査特別委員会 会議録
障がい者雇用促進調査特別委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成26年9月16日(火) 自 午後2時53分~至 午後3時30分
会 議 室 601特別委員会室
出 席 委 員 9名
委 員 長 彦坂 公之
副委員長 石田 成生
委 員 小島 智子
委 員 大久保 孝栄
委 員 長田 隆尚
委 員 杉本 熊野
委 員 小林 正人
委 員 服部 富男
委 員 水谷 隆
欠 席 委 員 なし
出席説明員 なし
委員会書記
議 事 課 主査 吉川 幸伸
企画法務課 主幹 秋山 誠二
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 1名
傍 聴 者 5名
協議事項
Ⅰ 今後の委員会の進め方について(課題の整理等)
Ⅱ その他
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 今後の委員会の進め方について(課題の整理等)
〇彦坂委員長 本日はこれまでの調査結果を踏まえ、今後の委員会の進め方等について委員間討議を行いたいと思います。
本日の進め方ですが、まずこれまでに行いました執行部からの聞き取りや県内調査の結果などをもとに障がい者雇用に関する課題等を整理し、その後本委員会の今後の進め方について御協議いただきたいと存じます。
それでは、課題等の整理を行いたいと思います。
お配りしております資料1及び資料2につきましては、執行部からの聞き取りや県内調査を踏まえ、正副委員長で質疑内容等についてまとめたものであります。
まず、資料の説明をさせていただきます。
資料の1でございますけれども、県の取組について6月24日特別委員会を開催いたしまして、雇用経済部、健康福祉部、農林水産部、教育委員会事務局からの取組の概要について説明を受けました。
雇用経済部関係でいいますと、県内の民間企業における障がい者雇用の状況について、障がい者雇用の実態調査、そして障がい者雇用率改善プランについて、ステップアップカフェ(仮称)の取組について。
続きまして、健康福祉部関係でいきますと、障害者総合支援法に基づく障がい者のサービス、障害者雇用促進法に基づく事業、それと本県の独自の取組でございます社会的事業所であったりだとか障がい者就労安心事業、障がい者の就労支援講座等々について聞き取りを行いました。
続きまして、農林水産部については農福及び水福連携の取組について、そして、教育委員会関係でいきますと障がい者の特別支援学級における就労支援について説明をいただきました。
資料2でありますけれども、ここには、当日の特別委員会での説明、質疑、議論等の概要をつけております。
それから、県内調査の概要でありますけれども、過日、8月19日に障がい者就業・生活支援センターの取組の状況、名張市そして伊賀市のほうにお邪魔して調査研究を行いました。このときの質疑等々につきましては、4ページから9ページに記載しておりますので、お願いいたします。これらの資料を参考に、障がい者雇用に係る課題等について御協議いただきたいと思います。
それでは、今までの執行部からの聞き取り及びナカポツセンター、あるいは障がい者就労の現場、株式会社ミルボンを訪問させていただきまして実際働いている方々の様子を視察させていただいたわけでありますけれども、これらを踏まえまして障がい者雇用に係る課題について御意見をいただきたいと思いますが、皆様方からいかがでしょうか。
〇小林委員 どういう趣旨で言わせてもらったらいいんですか。
〇彦坂委員長 これまでの協議、県内調査で、それなりに委員の皆様は課題等みたいなのを多分つかんでいらっしゃると思いますので、障がい者雇用率のアップにつながるような課題等をもし持っておられれば、この場で発言いただきたいと思いますけれども。
〇小林委員 その課題を改めてここで言わせていただくという。
〇彦坂委員長 はい。その後、正副委員長でまとめさせていただいて、また皆さんに提示していきたいと思いますけれども。
〇小林委員 ああ、なるほど。わかりました。そういう意味ですね。済みません。
〇大久保委員 前回の雇用経済部関係から出された資料を最初に拝見させていただいたときに、障がい者を受け入れる企業側の心構えと申しますか受け入れ態勢とか、職場での設備の整備とかの数値がどうしても難しいんではないかというのを理由に挙げられていたと思うんですけれども、やはりそういうことに国及び県の支援がない、補助がないと施設整備をやっていけないんではないかというのがその資料からは読み取れたと思うので、やはり50人以上の従業員のところでということがカウントされるということであれば、企業側の受け入れ態勢をよくしていく努力が必要なんではないかなというのは資料から読み取れたのではないかなと感じています。
〇彦坂委員長 ただいま大久保委員のほうから、障がい者の雇用を受け入れる企業の受け入れ態勢を整える必要があるんじゃないかというような御意見をいただきましたけれども。
〇大久保委員 その話の続きなんですけれども、今県内調査で見学させていただいたところとか、そういった受け入れていただいているところの実例とかというのをやはりいろんな企業に御紹介して、自分のところの企業でもこういうのが可能ではないかということをまず考えていただける一歩として、事例紹介みたいな形で企業に勧めていくという取組も大きく必要なんじゃないかなと感じました。
〇水谷委員 前、私がちょっとお聞きしたときに、障がい者の雇用実態調査というものをもうここやられていたわけですよね。その結果を踏まえて、採用する側にとって、労働安全確保の点とかいろんな不安材料が結構ありましたよね。だから、その辺をやっぱり、特に大企業はそういうところを一つ一つ潰していかないと雇用をしようという動きがなかなか出てこないと思うんですよ。なぜかというと、50人以上の会社は本社が例えば東京にあるとか大阪にあるということでそこでカウントされるから、工場としては余りそういった意識があらわれてこないのではなかろうかという気がするんですよ。それはわかりませんけれどもね。その辺をもう少し緻密にPRしながら、こういったアンケートの回収率も上げるということも大事やし、そこへ逆にアンケートの結果が戻ってこないところには、そういったところにも行って説明をするということも必要やと思うんですよ。だから、そういうことを緻密にやっていかないとなかなか雇用率という点で考えた場合は上がってこないのではなかろうかと。
50人未満のところは比較的お願いすればピッと響いてくるのが結構あると思うんですよね。その辺を我々としてどういうふうに働きかけていくかということも僕は大事ではなかろうかなというふうに思うんですよね。ミルボンみたいに、ああやって直接連携を保っているところがあって、そこと工場のトップとつながっているところはそういう形でいろいろ支援をしていただいている会社であったというふうに思うんですけれども、そういうところは比較的そうやってもらえるけれども、意外とそんなものがしょっちゅうあるわけじゃないんで、そういうふうな動き方もしていかなければならないのかなというふうに僕は思っていますんですけれども。
そのほかいろいろたくさん問題はあると思うんですけれども、特に大企業を動かすにはそういうところが必要ではなかろうかというふうに思います。
〇彦坂委員長 ただいま水谷委員のほうから、企業の実態調査アンケート等を見ますと安全の確保ということも大きな要素になっているので、大企業にPRしながらアンケートを出さないような企業にまで出向いていっていろんなことを説明して回ると、そういう働きかけも必要じゃないかなという旨のお話をいただきました。
そのほかの委員の方、何かございませんか。
〇水谷委員 これは障がい者のこの特別委員会ではないんだけれども、健康福祉病院常任委員会の県外調査で行ったときに千葉県の国立がんセンターへ視察に行ったんですよね。そこでは9人の障がい者を採用されていました。6人が知的障がい者だったんです。そこに専門の指導員というか、教育するというか、そういう人がつきっきりで見えたんですよ。この人がその9人に対して、もう採用したときから一から指導をして、しっかりとした仕事をさせておりました。
これは大変なことやと思うんですけれども、それが今年の4月に入った男女2人の方だったんですけれども、入った当時は非常に難しい人であったみたいですけれども、僕らが行ったときはもう本当によく言うことを聞きながら作業をしっかりとやってみえたんで、そういうことをやっていただける人が当然企業にも必要であるんじゃないかと。そういうところに対してやっぱり支援をしていかないと、恐らく、そういったところに面倒見てくれる人はなかなかあらわれないというふうに思いますんで、そんなところに対する県としての支援策も必要でなかろうかなということを感じました。
〇服部委員 先ほど水谷委員からもいろいろとお話をいただいた、やはり指導員が、例えば大きな企業に障がいを持った方を雇用する場合、やっぱり職員がいろいろと対応するのではなくて、今回県内調査をさせていただいたミルボンのように、グループホームの中でお世話をされておられる方が実際に工場に一緒に行って手伝ってということで、障がいを持たれた方のいろんな状況もあろうかと思いますけれども、いつも生活をともにしてくれている人たちがそばにいてくれると非常に安心するということも聞かせていただいて、まさにそのとおりかなというふうにも思います。
やはり指導者を派遣できるように、ペアと言うと失礼ですけれども、それだけのやっぱり補助はすべきじゃないかなと。そして、なれていただく。これは失礼な言い方ですけれども、やはり会社というのは経営、利益を追求する部分がありますので、そこに1人が対応するのには当然それだけの雇用も別にしなきゃいけないわけですから、そういったところの支援は、指導員の支援、これもやはり重要な問題かなというふうに思いますね。今言われたとおりだと思います。
〇彦坂委員長 今水谷委員及び服部委員のほうから、企業に入っていろんな障がいを持っておられる方々を指導するような、そういった人材への支援も考えていくべきではないかという意見をいただきました。
今3名の委員の方から企業サイドのいろんな話を出していただいたんですが、そのほか、例えば先般お邪魔させていただいたナカポツセンターだとか、こういったところの今後の課題みたいなものをもし感じられる方がおりましたら出していただければなというふうに思いますが。
〇小島委員 課題ですよね。どの側面から見るかということを幾つか明らかにしておいたほうがいいかなというふうに思っていまして、例えばこの前のナカポツセンターは国と労働局と県が絡んでいるところなので、そういう視点から見て県内のほかの場所がどうであるかというようなことは国と県のかかわりとして整理ができる。それから、雇用経済部が中心にやっていらっしゃるけれども、県として独自の制度がいっぱい、健康福祉部もありますけれども県独自としてはどうかというフェーズと、それから、企業から見てどこに課題があると思われるのか。
まだこれはいっていないと思うんです。ミルボンは施設外就労という形だったので、企業独自として採用するということではなかったというふうに思いますから、一般雇用として雇用する側の企業から見た課題というのが多分あって、それから4つ目が、いっぱい関係部局ありますけれども、例えば庁内でどれだけ連携がとれてこの障がい者雇用に向かおうとしているのかという課題って、まだそこまで突っ込めていませんけれどもきっとあるというふうに思うので、何かこう切り取る面を明らかにして、ここではこういう課題についてということをやっていくのがいいのかなというふうに思います。
ナカポツセンターは、この前伊賀市を見せてもらったときにやっぱりとてもすばらしい仕組みだなと思ったし、ああいう形が本当は全県にあればいいんだろうなというふうに思いましたけれども、実態としては難しいというふうに思いますので、じゃ、そしたら何ができるのか、県としてはどうしなきゃいけないのかということを考える必要があると思いました。
済みません、ぼやっとした言い方で。そんなふうに分けて考えたほうが、きっちりと課題としては整理がしやすいかなというふうには思いますが。
〇杉本委員 ナカポツセンターは県内全域にあるんですけども、多分名張の育成園が自分とこのお金も出してやっとると言うていらっしゃったので、一番機能しとるんやと思うんです。
この前の調査は、障がい者の側から見て、障がい者をどう雇用のところにつなげていくかという調査をさせてもうたと思うんです。今皆さんがおっしゃったのは、今度はもう企業側へ行かなあかんぞというお話を今いただいているんやと思うんです。この前のやつをもう1回言えと言うてもうたけれども、課題はもうここに羅列でありますけれども整理してもうてあるので、正副のほうで本当にこの前のやつ整理してもうたらええなと思っていて、言うと、結局ああいうナカポツセンターみたいなところがもっと予算があって機能していけばもっときめ細かにできると思うんですけれども、多分国の予算だけでは足りやんで持ち出ししていますってあの方おっしゃったと思うんですよ。
私はほかのところのナカポツセンターに行ったことがあるんですけれども、もっと脆弱なので、なかなかあんなふうにはいっていないです。そこの課題というのはこの前施設長が出してくれたみたいにあると思うんですけれども、さっきからもう次の企業側はどうなんやというところへいってもうとって、前いただいた資料で、みえ障害者雇用ステップアッププロジェクトというのが三重県と労働局で動いているんですよね。いよいよ企業のほうへ行くんだけれども、前いただいた三重労働局の資料で、この三重労働局が雇用率未達成の企業490社訪問をしていただいているんですけれども、どっちを先にするかなんですけれどもね。未達成の50人以上の企業を490社訪問してもらって、三重労働局としてどんな課題を捕まえとんのかなとすごく思うんですよ。
障がい者雇用率が全国最下位で、これって担当は国ですよね、本当はね。国ですよねって変やけれども、雇用は国なので。それに対して490社訪問指導しているわけやけれども、指導されてもなって言われるかわからんし、どんな課題を労働局としてつかんでいらっしゃるんやろうかというのを全体的に1回聞いておかなあかんのちゃうかなって思うんですよ。どっちが後先でもええんやけれども。
企業は、さっき大久保委員も言われたけれども、こんなことあったらできるんやけれどもここがネックでできやんのやわという課題があるんやと思うんですね。それを、全体的な課題をつかむのとそれを踏まえてここのところへ行くのと、あれやと思うんです。
障がい者側は、この前の調査の中にいっぱいあったと思います。もうそれは整理してもうたらええんちゃうかな。親の意識も含め、それから、B型作業所が本当は送りたいけれども送ってしまうとB型作業所の運営が成り立たんという話もしてみえましたよね。囲い込みと言われるけれども囲い込みせざるを得ないということも施設長が言ってみえたと思うんですね。その辺が本当かどうかも含めて、本当かどうかって失礼な言い方ですけれども、本当にそういう実態があるのかというあたりは、これ執行部に聞いたらええのかどうかわからないですけれども、障がい者側の課題と、つなぎ役のところの機関の課題とあと企業の課題と。つなぎ役はナカポツセンターと、今ハローワークとか労働局とかそこがまたつなぎ役やと思うんですけれども。
皆さんもう次の話されたので、この前のところはもう正副のほうで整理してもうてもええんちゃうかな。あと最後、みんなでこれでええかという話をもう1回見るので。
〇彦坂委員長 杉本委員から今御意見をいただきまして、この間の名張市、伊賀市のナカポツセンター等々のお話は正副できちっと課題を整理しなさいという話をいただきました。あわせまして、今後の展開なんですけれども、労働局のほうが490社巡回していろんな話を聞いて、どんな課題を持っているのかつかんでおるということなので、課題を聞くと。どっちが先かあれですけれども、企業にも出向いて企業のほうの課題も吸い上げて整理していくというようなことでよろしいですね。
〇杉本委員 今後の進め方について言ってしまったんですけれども。
〇長田委員 今杉本委員のほうから、いろんな状況がわかっておるから労働局から聞き取りするのがどうやという意見がありまして、それもごもっともやなと思っています。
それで、三重労働局が三重県の中の状態も知ってみえると同時に、例えば進んでいる県のいい点も知っておるところもあると思いますので、労働局から聞くのでも結構ですし進んでいる県に行くのでも結構ですけれども、進んでいる県が何を取り入れてどういうことをしてアップしてきたかということを調べてみるのも一つかなというふうに思います。
ですから、もともと50人以上の従業員がおる大企業ばかりじゃなくて、三重県のような状況の中で伸びてきた県の施策がどうなのかを県に行くなり、あるいは労働局の他県の状況を聞くなりして、今三重県が上げていくためにはどういうことを施策としたらいいのかなんていうこともあわせて聞いたらどうかなという気もします。
〇彦坂委員長 ほかに御意見ございませんでしょうか。
〇杉本委員 さっき事例集のお話ありましたけれども、三重県内の事例集幾つか出ていますよね。もう多分ナンバー3まで発行されているんじゃないかと思うんです。それを持っていろんな企業へ県の人が出向いたり労働局の人が出向いたりしていらっしゃると思うので、そんな資料提供もお願いをしていただいたらというふうに思います。
〇大久保委員 私、前の資料持ってきていなくて申しわけないんですが、ちょっと教えていただきたいんですけれども、この委員会、特別委員会があと今年度何回あってどういう活動が可能なのかを、今後の進め方についてのところで、もしそれで参考人とかでお呼びできる機会が可能なのかどうかとか、あとその取りまとめをいつするのかとかという、もしその御予定がわかれば教えていただけますか。
〇彦坂委員長 とっぱじめにやったときには、月1回これからやっていって、12月に一応報告というかまとめようということで、これは皆さんで合意形成、コンセンサスを得られているんだろうというふうに思います。
一応正副案としては、具体の日程も含めて申し上げますと、今後の展開ということでありますけれども、10月10日が一応委員会予備日になっています。やる、やらないは別にですよ。それと、10月の21、22日が一応調査の日ということでもう皆さんにお示しをさせていただいていると思います。その後、ちょっとここへきて委員長ふなれのため申しわけない、詰まってまいりましたので、11月の上旬に、今御意見いただいたように労働局の話を聞いて、それで県内の企業を訪問して課題なりを吸い上げて、そしてそこでまた出てきた課題を私たちが整理させていただいて、その後11月中旬には報告の文案の骨子をまとめていきたいというふうに今思っております。文案をまとめた後にまた12月ぐらいには何回か開いて、また皆さんの御意見をいただいて推敲していただくと、こういう手番になっていくんだろうというふうに考えてはおりますけれども。
それでは、ただいまいただきました御意見を踏まえまして、次回からの調査について御協議いただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
〇服部委員 当然、委員長の言われるとおりだと思います。今長田委員がおっしゃったように、他県の都道府県、いろいろと活動しておられるのが、どういった施策があってアップしているのかといったところの資料をもう早くいただいて委員の先生方に全部見ていただいて、そういったところを頭に入れておいて委員会に臨んだほうがよりいいんじゃないかなというような思いでございますので、その点ちょっと御配慮いただきたいなと思います。
〇彦坂委員長 はい、了解いたしました。それはそのように……。
〇水谷委員 今ちょっと最初に計画つくった資料を見ていると、要するに、我々の重点目標は3つあるんですよね。障がい者の雇用の実態の把握ということと、それから障がい者の継続就労、それから3つ目が障がい者雇用に関するネットワークについて、この3つについて重点的に調査をすることになっておりますんで、この辺を具体的にどういうふうに答申できるかということをまとめてあげていかないと、なかなか時間がないもんで、こういうものを念頭に置いてやっていかないとあかんと思うんですね。
〇杉本委員 時間が本当に今回はないと思うので、余りええことではないんかもしれんけれども、もしあそことこことということがあったら、2つに分かれて行くとか、そうすると情報収集、共通するのが難しいときがあるので、それは、する、せんはちょっとまた御判断いただいたらと思うんですけれども。何せあと10月、11月と2カ月しかないので、その中でさっきの3点をやろうと思うと……。
〇彦坂委員長 それでは、今皆さんからいただいたいろんな御意見を踏まえまして、次回の調査内容等々について御論議いただきたいと思います。
私といたしましては、先ほどの課題のうち、労働局が持っている県内の課題であったりだとか企業がどんなものを求めているのかということの詳細な調査をまずやっていきたいというふうに思いますけれども、皆様、どうでしょうか。また正副で整理しながら皆様に調査方法については後日御協議いただきたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇彦坂委員長 それでは、まず雇用について詳細な調査を行うということで決定したいと思います。
次に、具体的な調査の方法に入っていきたいと思いますけれども、ただいま皆様からいろいろ御意見をいただきました。特には労働局との意見交換であったりだとか、労働局から県内の企業を訪問してどんな課題を持っているのか、そして労働局が他県の先進的な事例をつかんでおればそんなことも聞きながら調査していくということにしたいと思います。
〇小林委員 それでいいんですけれども、他県もそうですけれども三重県の中にも障がい者の雇用促進企業というのがあって、県から優先調達でいろいろ優遇されとるところがあるんで、そういうところの状況もどんな環境でやっているのかというのをちょっと調べられたら、一番近いところなんで……。
〇彦坂委員長 優先調達ね、はい。
〇小林委員 雇用促進企業ですね。それが多分されとると思うんで。
〇彦坂委員長 それでは、今申し上げた内容で、今後正副で調査内容等々含めて整理してまいりたいと思いますけれども、皆さん、よろしいでしょうか。
〇服部委員 労働局なんかは、ある程度前もって資料はいただけると思うんですよ。ちょっとそれを私たちが向こうの皆さんとお話を聞かせていただく前に……。
〇彦坂委員長 先行でいただくということですか。
〇服部委員 はい。ちょっと先に、1週間でも前にいただいて、やっぱり頭に入れて、内容も把握してから行ったほうがよりいいのかなと思いますので、お願いします。
〇彦坂委員長 はい、わかりました。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
障がい者雇用促進調査特別委員長 彦坂 公之