三重県議会 > 平成27年11月24日 全員協議会概要
■ 開催日時 平成27年11月24日(火) 10時50分 ~ 11時27分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 51名
議 長 中村 進一
副議長 中森 博文
議 員 芳野 正英 中瀬古初美
廣 耕太郎 山内 道明
山本 里香 岡野 恵美
倉本 崇弘 稲森 稔尚
下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子
彦坂 公之 濱井 初男
吉川 新 木津 直樹
田中 祐治 野口 正
石田 成生 中村欣一郎
大久保孝栄 東 豊
津村 衛 森野 真治
杉本 熊野 藤田 宜三
後藤 健一 稲垣 昭義
北川 裕之 村林 聡
小林 正人 服部 富男
津田 健児 中嶋 年規
奥野 英介 今井 智広
長田 隆尚 舘 直人
日沖 正信 前田 剛志
舟橋 裕幸 三谷 哲央
青木 謙順 前野 和美
水谷 隆 山本 勝
山本 教和 西場 信行
中川 正美
■ 欠席議員 なし
■ 県政記者 3名
■ 傍聴者 2名
■ 協議事項
1 みえ県民力ビジョン・第二次行動計画(仮称)最終案について
(1)時間 10時51分~11時4分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[戦略企画部]
部長 竹内 望
副部長 村上 亘
ひとづくり政策総括監 福永 和伸
その他関係職員
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇北川議員 今回、最終案ということで提示してもらっているにもかかわらず、目標数値等が調査中や検討中になっているものが結構ある。これについてのフォローはどのようにしていくのか。中には、なかなか数字を定めることができないのではないかというようなものもあり、わかりにくい指標となっているものもあると思う。
〇竹内部長 今回、初めて目標値は出したが、各常任委員会で目標値についての議論をいただき、それを踏まえて2月の議会で最終的に仕上げる。議会には、改めて2月に示していきたい。
〇北川議員 説明の中に、今回の見直しの中で、県民にわかりやすい指標をということをいろいろ見直していただいたということだが、まだまだ足らない項目が見受けられる。たとえば施策121の「地域医療提供体制の確保」は非常にわかりにくいままである。議会の意見にもかかわらず、相変わらずわかりにくいままで数字も入っていない。きちんと見直して、本当にわかりやすいものにしていただきたい。このことを強く要請させていただきたい。
〇今井議員 現状値と平成31年の目標値は書いてあるが、途中の29年、30年の目標値はどのように議会に示されるのか。PDCAを毎年度、回していくためには、途中の目標をどれだけ達成しているのかが重要になってくると思う。その辺の記述はどうなるのか。別で示されるのか教えていただきたい。
〇竹内部長 行動計画の本体には、現状と4年後の目標をお示ししている。その途中については、毎年度の成果レポートの中で、目標値をお示しして議論をしていただくという形を取っている。基本的には今回もそういう形での目標を本体で示している。考え方については、数値目標一覧で選定理由や目標値の設置の考え方を示している。そこでどういう考え方なのか御理解いただければと思う。できるだけわかりやすく説明をさせていただいている。
〇今井議員 年度始めには、その年度の終わりにはどこまで進むということがわかるということか。
〇竹内部長 成果レポートの中でそういうことをお示しすることにしている。
2 第二次三重県行財政改革取組(仮称)中間案について
(1)時間 11時5分~11時27分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[総務部]
部長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 服部 浩
副部長(財政運営担当) 紀平 勉
参事兼税務企画課長 横山 円吉
その他関係職員
[地域連携部]
情報システム課長 樋口 俊実
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇山本(里)議員 もっともっと詳しく読み込まなければと思っているが、説明いただいた中で、特に行財政改革だから、職員は宝だと、いろんな県財産は宝だという中で、人材の育成という言葉と人づくりという言葉が混在している。それで、人づくりプランというのがあるので、そこから人づくりという言葉をひもといてみえると思うし、その説明の中には人材育成という言葉があり、私の感覚で言うと、人材という言葉はあまり好ましくないと思っている。それで、人材と人づくりの使い方の違いというのは何かあるのか。
〇稲垣部長 特段に峻別して人づくりと人材というのを使っているわけではない。冒頭、議員が言われたように、県行政を推進していくうえでは、職員のスキルアップは重要なことであるので、いわゆる、職員は宝だという認識の中での使い方である。
〇山本(里)議員 説明を聞いたり、これを見せていただいた時に、人づくりと出てきたので素敵だなと思いながら見ていると、人材の育成ということが出てくる。もちろん、職員の皆さん、県民の皆さんの力というのはいろいろな力があることから、例えば、技術としての部分というのがあると思うが、それを人材とまとめてしまうことには、よく使われる言葉であるが違和感があり、混在していることにどのような考え方なのかと。特に意識してのことではないという答えだったと思うが、そこのところは、やはりイメージとして、人づくりというか、技術の養成とか、そのような形に切り替えていかれるほうがという、私の感覚で今、区別があるのかと思ってお聞きしたので、ちょっと気になった。気になったことだけで今は止めておく。
〇中嶋議員 8ページだが、機動的な財政運営の確保で、前もお話させていただいたが、総事業本数の削減というところが、やはりちょっとピンとこないという感じを受けており、例えば公共事業だとか、企業会計だとか、そういうものは事務事業本数で行財政改革が語れるとは思えない。各部も義務的な事務事業というのがあるので、そのようなものも含めて、総事業本数の削減がどう機動的な財政運営の確保につながるのかということが、私はいま一つよくわからない。効果があるのかなと。形だけは皆さん上手だから、本数を減らすと思うが、それが本当の機動的な財政運営の確保にはなかなかなりづらいのではないかという思いは持っている。なので、総事業本数の削減を掲げられるのはいいが、その裏にある本当のスクラップ・アンド・ビルドというところがどれくらいできるのかっていうのがわかるような、見せていただけるような運営をしていただきたい。総事業本数の削減をやめてと言っても、多分載せ続けると思うので、それであるならば運営の仕方を本当に生きたものにしてほしいとお願いしたい。
それと、12月からストレスチェックが始まるが、そのことに関して「意欲の向上に向けた組織風土づくり」の中で、特段、これまでも職員のメンタルヘルスについては、取り組んできたから書いてないのかもしれないが、特に書かなかった理由というのがあるか、ないかについてお伺いしたい。
〇服部副部長 議員の御指摘のように健康管理も含めて、今、ワーク・ライフ・マネジメントという形で仕事とライフのバランスをとった運動も進めている。その中でも健康管理は一つ大きな課題というか、目的だと思っているので、ストレスチェックはまた予算のことも含めてお願いさせていただくが、書き振りについては最終案に向けて、どういう書き振りがいいのか検討させていただきたい。
〇中嶋議員 ストレスチェックが12月から義務化されたという背景の中に、やはり予兆部分から予防を強化していくというところがあると思う。これまではメンタルヘルスから回復した職員の数だとかを目標に展開されてきたと思うが、そこまでいかないような歯止めをかけるというところを今回、行財政改革の取組の中では是非とも目標にして運営をしていただきたいということを提案させていただく。回答は結構である。