三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 令和5年第1回定例会2月定例月会議 請願一覧 > 令和5年2月 請60
受理番号・件名 | 請60 新型コロナウイルス感染症から国民の命を守る対策の強化を求めることについて |
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受理年月日 | 令和5年2月15日 |
提出された 定例会 |
令和5年第1回定例会2月定例月会議 |
紹介議員 | 山本 里香、稲森 稔尚 |
付託委員会 | 医療保健子ども福祉病院常任委員会 |
請願要旨 |
(請願趣旨) 新型コロナウイルス感染症は日本国内で感染が認められてから3年が経過したが、第8波の感染拡大にみられるようにいまだに感染拡大は続いており、入院もできずに自宅で放置されて死亡される状況が出ている。そうした中で岸田首相は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを、今春に季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げることを決めた。まだまだ深刻な状況が続いているにもかかわらず「5類」への引き下げだけが先行しており、コロナ感染症は風邪と変わらないというようなイメージを与え、感染状況をさらに悪化させることが懸念される。 新型コロナウイルス感染症の「5類」への移行に向けては、感染状況や医療現場の実情の把握、科学的な根拠に基づいた検討を行い、その対策を強めていくことが求められており、「5類」への移行ありきでは国民の命を守ることはできない。 三重県議会として、「5類」への拙速な移行をするのではなく、新型コロナウイルス感染症から国民・県民の命を守るために以下の内容の意見書を採択し、国に提出していただくよう請願する。 (請願項目) 1.感染者が適切な医療が受けられるよう、パンデミックが収束するまでは、医療費の公費負担を継続すること 2.国の責任で必要な診療体制を整備し、現場に対し、人的・財政的支援を徹底すること 3.公衆衛生部門や検査体制の強化など、感染の再拡大に対応し得る対策を整備すること 4.感染症診療の現場の状況を正しくつかみ、必要な情報をリアルタイムに国民に周知すること |