三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 令和6年定例会6月定例月会議 請願一覧 > 令和6年6月 請19
受理番号・件名 | 請19 現行健康保険証の存続期間の延期を求めることについて |
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受理年月日 | 令和6年6月3日 |
提出された 定例会 |
令和6年定例会6月定例月会議 |
紹介議員 | 荊原 広樹、吉田 紋華、芳野 正英、中瀬 信之、稲森 稔尚、小島 智子 |
付託委員会 | 医療保健子ども福祉病院常任委員会 |
請願要旨 |
(請願趣旨) マイナンバーカードに保険証機能を組み込んだ「マイナ保険証」の普及のため、2024年12月2日以降は、現行の健康保険証を発行しないことが決まった。 マイナンバーカードをめぐっては問題が続出している。とりわけ「マイナ保険証」に関しては、他人の情報がカードに紐づけられていたケースが判明するなど、国民の健康や生命に重大な影響を及ぼす恐れのある問題が顕在化している。 さらに、認知症高齢者や障がい者などの中には、家族などの手助けがなくてはマイナンバーカードの申請や取得できない方がいるなど、デジタル弱者への対応が不十分なままとなっている。マイナ保険証の暗証番号の管理や5年毎の更新時の手続きなどは、家族や介護施設の職員に大きな負担を強いることになる。 こうしたことを踏まえると、国民の不安を解消し、デジタル弱者への対応が十分なされた後にマイナ保険証へ完全移行すべきであり、当面は現行の健康保険証の存続期間を延長すべきである。 上記の趣旨から、次の事項について地方自治法第99条の規定による意見書を国に対し提出することを請願する。 (請願項目) 1.マイナ保険証に対する国民の不安が解消され、認知症高齢者や障がい者等、マイナ保険証の取得が難しい人への対応が十分になされるまでは、現行の健康保険証を存続させること。 |