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自衛隊の任務と自衛官の職務に関する理解促進等の取組を求める意見書
自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛する任務に加え、大規模災害等の発生時における災害派遣活動、国際平和協力活動等、多岐にわたる重要な役割を果たしている。
また、自衛官は、服務の宣誓において「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえること」を誓い、自衛隊の使命を自覚し、強い責任感を持って、日々職務に従事している。
しかしながら、本年6月、国会において、自衛官を目指す人の経済状況に関する発言がなされ、自衛官とその御家族及び将来自衛隊への入隊を志願する者に対する偏見を助長しかねない事態が生じた。
自衛隊への入隊動機は、国を守りたいという使命感、災害派遣での貢献、専門技術の習得、公務への志等様々であり、特定の家庭環境と結び付けて語られるべきものではない。
他方、厳しさを増すわが国の安全保障環境の中、防衛力の強化のためには、その担い手である自衛官の確保が必須であるにもかかわらず、自衛官の募集は困難な状況にあり、定員割れの状態となっている。
よって、本県議会は、自衛官が、国防という国家にとって極めて枢要な任務に誇りをもって専心し、士気高く任務を全うできるよう、国に対し、以下の事項を強く求める。
記
1 自衛隊の任務と自衛官の職務に対する国民の正しい理解を深めるための情報発信及び啓発を行うこと。
2 国民の命と暮らしを守るための自衛官の貢献に対する国民の幅広い理解を得るための取組を強化すること。
3 自衛官とその御家族が、自衛官という職業について、誇りと名誉を感じることができる処遇の確立及び環境整備を進めること。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和8年6月30日
三重県議会議長 藤田 宜三
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
文部科学大臣
防衛大臣