三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 意見書・決議 > 令和5年第2回定例会11月定例月会議で可決した意見書(12月21日可決分) > 私学助成の充実を求める意見書
私学助成の充実を求める意見書
私立学校は、建学の精神に基づく個性豊かで特色ある教育を行い、教育の振興及び発展に寄与している。
しかしながら、小学校、中学校及び高等学校における公私間の教育費負担の格差は大きく、私立学校に修学する生徒等の保護者は大きな経済的負担を強いられている。
また、近年のエネルギー、食料等の物価の高騰及び少子化の影響もあり、私立学校をめぐる経営環境は、厳しい状況にある。
よって、本県議会は、国において、私立学校に修学する生徒等の保護者の経済的負担の軽減及び私立学校における経営の健全性向上を図るため、現行の私学助成に係る国庫補助制度を堅持し一層の充実を図るとともに、就学支援金制度の拡充強化を図るよう強く要望する。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年12月21日
三重県議会議長 中森 博文
(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
文部科学大臣