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北朝鮮による弾道ミサイル発射等に抗議する決議
北朝鮮は、11月21日、衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射を強行した。発射された物の一部は、沖縄本島と宮古島との間の上空を通過し、太平洋上に落下した。昨年以降、北朝鮮は、我が国上空を通過したものも含め、弾道ミサイルをこれまでにない高い頻度で発射している。
今般、再び日本列島上空を通過する形での発射が行われたことは、我が国にとって重大かつ差し迫った脅威であって、国際社会に対する深刻な挑戦である。また、このような発射は、衛星打ち上げを目的とするものであったとしても、弾道ミサイル技術を使用した発射等を禁止する国連安全保障理事会決議に違反するものでもある。
よって、本県議会は、北朝鮮に対し、度重なる弾道ミサイル技術を使用した発射等について、厳重に抗議し、断固として非難するとともに、関連する国連安全保障理事会決議を遵守し、弾道ミサイル技術を使用した発射等を行わないよう強く求める。
以上、決議する。
令和5年11月30日
三重県議会