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三重県議会 > 2024年三重県議会の活動ベスト10選定結果

2024年「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」選定結果

1 内容

三重県議会では、県議会の活動内容を広く発信して県民の皆さんに県議会への関心を持っていただけるよう、毎年、年末に「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を選定しています。

2 「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」      

この度、県民の皆さまからの投票結果等を参考に、2024年「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を次のとおり選定しました。投票にご協力いただき、ありがとうございました。

※各項目の詳細はこちらからもご覧いただけます。(以下の内容と同じものです)(PDFファイル:630KB)

【開かれた議会運営の実現】

(1)県民の皆さんの想いを国や知事等へ
  《請願15件を受け付け》(注)2024年1月~10月末に受け付けた件数です

 県民の皆さんの想いがこめられた請願15件の趣旨をしっかりと受け止め、所管の常任委員会で審査しています。
 所管の常任委員会での審査結果を踏まえ、本会議で採択された請願のうち、県政に関するものについては、その実現に向け、どのように取り組んだのか知事に対し報告を求め、国政に関するものについては、衆参両議院議長や内閣総理大臣に対して意見書を提出するとともに、実現に向けて県選出国会議員に協力を要請しています。

衆議院事務局へ意見書を提出

 

(2)次代を担う児童・生徒・学生に主権者教育を実施
  《みえ県議会出前講座で学校を訪問》

 未来の有権者である子どもたちに、主権者教育の一環として、議会の役割等に関する授業を行っています。
 2月の四日市市立浜田小学校を皮切りに、10月までに6校で実施し、このうち、10月には、初となる大学での出前講座を実施しました。学生からは「議会の方々が大変熱意をもって仕事をしていることを知り、感動した。議会の存在をより身近に感じることができた。」などの感想をいただきました。

出前講座の様子〈三重大学〉

 

(3)「選ばれる三重づくり」を若者と議論
  《みえ現場de県議会を実施》

 2月15日、川越町で「若者の人口流出について~若者に選ばれ続ける三重県をめざして~」をテーマに、三重県出身の20歳から37歳までの10名の方と意見交換を行いました。
 若者の就職・進学に関する考え方や三重県の将来像についてさまざまな意見をいただき、これを県の施策や予算に反映できるよう取り組んでいます。

若者との意見交換の様子
〈R5 第2回みえ現場de県議会〉

 

(4)高校生の想いを実現へ~11校34名からの提案を議論~
  《みえ高校生県議会を開催》

 8月21日、5回目となる「みえ高校生県議会」を開催しました。高校生議員の提案等は、自分たちを取り巻く環境や三重県の状況、他県の事例、統計等を踏まえたものであり、三重県をより暮らしやすくするため大変重要なものばかりでした。
 議会では、提案等について、9月の定例月会議の行政部門別常任委員会で議論し、参考人を招致して調査を深めたり、委員長報告に盛り込んで知事に要望などを行いました。議会での議論の結果は、今後、高校生にフィードバックしていきます。

高校生議員による質問〈三重県議会 議場〉
 

【住民本位の政策決定と政策監視・評価の推進】

(5)能登半島地震を踏まえて、対策強化予算を決定
  《補正予算の議決》

 1月1日に発生した能登半島地震を受けて、半島地域を有する本県内の防災・減災や県土の強靱化等の取り組みを進めるために、当面不可欠な補正予算を速やかに議決しました。
 具体的には、県の災害対応力の強化に向けた現地での調査や、被災地に提供した県の備蓄物資の補充、耐震シェルターの設置補助などについて、決定しました。

能登半島地震の被害の様子

     

(6)花とみどりで心豊かな生活の実現へさらなる一歩
  《議員提出条例に基づく「花とみどりの三重づくり基本計画」の議決》

 「花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会」で1年10カ月にわたる議論を経て議員提出で成立した「花とみどりの三重づくり条例」に基づく基本計画を3月に議決しました。
 これは「花とみどりで優しさあふれる健やかなふるさと三重」の実現をめざし、さまざまな取り組みを進めるための令和9年度までの4年間の計画です。計画には、常任委員会で議員が指摘した「市町の緑化促進への専門家からのアドバイスの必要性」に応える形で、樹木医等の専門家の団体を市町に紹介すること等も盛り込まれました。

 
「花とみどりの三重づくり」ロゴマーク

 

(7)子どもへの虐待根絶に向けて知事に強く意見
  《児童虐待死亡事案を委員会で調査》

 令和5年5月に発生した児童虐待死亡事案について、令和6年3月末に児童虐待死亡事例等検証委員会から県に報告書が提出されました。これを受けて、議会では4月17日に臨時で委員会を開催し、県の対応について議論を行いました。議論の結果、①養育者に寄り添った支援が推進されるよう、関係機関や関係者と連携しながら取り組むこと、②市町の取組状況等について確認しながら、市町とともに再発防止に向けた取り組みを進めること、の2点を、本会議の委員長報告で県に強く求めました。

委員長報告の様子
 

【独自の政策提言と政策立案の強化】

(8)食料自給力向上等を!~国や知事に提言~
  《食料自給総合対策調査特別委員会が提案》

 令和5年5月に特別委員会を設置して以降、「食料の安定供給と食料自給力の向上」、「地産地消の取組」、「地場産品の充実」、「『食』に関する教育の推進」、「農林水産業の後継者・担い手の確保」の5つを重点調査項目に位置づけて、調査を重ねてきました。
 これを基に、特別委員会としての意見をまとめ、令和6年3月に知事へ提言を行いました。また、国に対しても、食料の安定供給及び食料自給力向上の対応強化を求める意見書を提出しました。
 知事への提言と国への意見書の提出をあわせて行うのは、特別委員会としては初めてのことです。

農林水産省への要望 知事への提言
 

(9) 「水産王国みえ」復活へ 議論を深化
  《「豊かな伊勢湾の再生に向けて」をテーマに議員勉強会を開催》

 伊勢湾における水産資源の減少が深刻化するなか、今年度末には、「水産王国みえ」復活の鍵となる「三重県水産業及び漁村の振興に関する基本計画」が議案として提出される見込みとなっています。このことから、その審議の充実を図るため、10月3日、「豊かな伊勢湾の再生に向けて」をテーマに、議員勉強会を開催しました。
 勉強会では、外部有識者から、要因として指摘されている湾内の栄養塩類不足への対策など、伊勢湾再生に向けて必要な視点について解説いただき、今後の伊勢湾における水産業振興の在り方について理解を深めました。

 
議員勉強会の様子  
 

 【分権時代を切り開く交流・連携の推進】

(10)紀伊半島の防災・減災対策強化へ 三県議会共同で提言
  《紀伊半島三県議会交流会議の開催等》

 7月31日、紀伊半島三県議会交流会議で、三県の防災力向上に資する紀伊半島アンカールートの早期整備や、能登半島地震を踏まえた半島地域における防災・減災、国土強靱化等について意見交換し、その着実な推進に向けて協力・連携していくことなどで合意しました。
 また、9月には三県議会が共同で、紀伊半島アンカールートの早期整備や半島振興法の延長、国土強靱化実施中期計画の令和6年内の策定、地方財政制度の拡充等について国に要望を行いました。

会議の様子〈明和町で開催〉 国への要望〈国土交通省〉
 
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