三重県議会 > 2023年三重県議会の活動ベスト10
三重県議会では、1年間の主な活動をふり返る「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を、12月末に発表します。県民の皆さんのご意見も取り入れて選定しますので、候補のうち、「良い活動」だと思うものを最大10個まで選び、下記の投票フォームから投票してください。多くの皆さんからの投票をお待ちしています。
PRチラシ(PDFファイル:1,569KB)
※それぞれの候補の詳細な内容はこちらからもご覧いただけます。(以下の内容と同じものです)(PDFファイル:1,832KB)
県民の皆さんの思いがこめられた請願18件、要望23件をしっかりと受け止め、所管の常任委員会で審議するなどしています。
本会議で採択した請願は、衆参両議院議長や内閣総理大臣等に対して意見書を提出するとともに、実現に向けて県選出国会議員に協力を要請するなどしています。
また、県政に関するものについては、議会活動のさまざまな場面で、知事や関係部局長等に直接提案・議論し、その後には、どのように取り組んだのか報告を求めるなどしています。
さまざまな団体からの要望を受理しています |
議事堂内の会議開催表示盤の改修(2月)、議場内のスクリーンや音響設備の改修(9月)など、より便利で傍聴に適した環境を整備しました。
また、会議録検索システムに委員会の会議録を加え(8月)、議会情報の公開を一層推進しました。
また、広聴広報会議には20~60歳代の議員が参画し、「みえ県議会だより」や「みえ県議会新聞」について、デザインの変更やイラストの一層の活用等により、幅広い世代の方に関心を持っていただけるよう、改善を進めています。
議場のスクリーンを240インチに大型化 |
個性豊かで活力に満ちた持続可能な地域社会には、多様な人材、とりわけ次代を担う若者の参画が重要です。
このため、広聴広報会議(座長:副議長)では、議員が現地に伺う形の広聴広報活動に取り組んでおり、10月、主権者教育の一環として小学校で出前講座を実施しました。また、11月21日には、若者の地域づくりへの参画等をテーマに29歳以下の若者と意見交換を行う「みえ現場de県議会」を開催します。
出前講座の様子 |
2月、物価高騰等に係る事業者支援が速やかに実施されるよう、提出された補正予算についての審議スケジュールを前倒して、約3週間早く議決しました。
また、9月定例月会議では、先に措置した物価高騰対策の期限切れが迫る中、これらの継続や追加の対策に必要な補正予算が提出されなかったため、速やかな提出を強く求めました。その結果、定例月会議最終日に補正予算が提出されましたので、11月定例月会議の前に緊急会議を開催(10月)し、約1カ月早く議決しました。
採決の様子 |
児童相談所が関与していた児童の死亡事案や、桑名市のこども園や三重県いなば園における虐待事案等の発生を受け、全員協議会や所管の常任委員会等において、関係部局の対応の問題点を指摘し、迅速かつ確実に改善を行うよう強く求めました。
議会としては、このような事案を2度と生じさせないとの強い決意のもと、引き続き、関係部局の調査・検討や再発防止の取り組みについて監視・評価するとともに、足らざる取り組みの実施を提案していきます。
児童死亡事案を受けて議長が議会の決意を表明(本会議場) | 常任委員長から再発防止に向けた対応を強く要望 |
予算決算常任委員会および各行政部門別常任委員会では、関係部局が令和4年度に取り組んだ成果や課題、今後の取組方向をとりまとめた「令和5年版県政レポート」(案)について詳細に調査・議論しました。
これらを踏まえ、8月1日、予算決算常任委員長をはじめ各委員長が、知事に対して、実効性のある人口減少対策の推進や、持続可能で健全な財政運営の確保を求めるとともに、各施策に対する意見を述べ、令和6年度の行政展開方針や当初予算編成に反映させるよう申し入れました。
知事への申し入れ |
花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会において、1年10カ月にわたる議論を経て議会に提出された「花とみどりの三重づくり条例案」が、3月17日、全会一致で可決・成立しました。
「花とみどりの三重づくり条例」は、県に対し、県民等の協力を得ながら花とみどりを活用したまちづくりを行うとともに、花とみどりの文化を振興することなどを求めており、令和5年4月1日(一部、同年10月1日)から施行されています。
緑の中で憩う人々 |
日本の食料自給率はカロリーベースで38%と先進国の中で最低水準です。また、世界では不安定な国際情勢に加え人口増大、地球温暖化に伴う異常気象の頻発等、食料需給を巡るリスクが高まっています。
これらの状況を踏まえ、今後の県内の食料自給率の向上に向けて調査するため、5月に「食料自給総合対策調査特別委員会」を設置しました。
これまでに関係者や有識者からの意見聴取、県の取り組みの聴き取り、地産地消の優良事例の現地調査などを行いました。
今後も、食料の安定供給に向けて、しっかりと調査・議論を進めます。
現地調査の様子 |
子どもを取り巻く厳しい環境に対し、子どもに寄り添った政策立案及び政策提言を行うため、6月に、議長を座長、副議長を副座長とする政策討論会議を設置し、議論を開始しました。
新型コロナウイルス感染症が子どもたちに与えた影響や、子どもの貧困の現状を調査するとともに、関係者や有識者からの意見聴取を行い、必要な政策の立案・提言に向けて議論を行っています。
会議の様子 |
再生可能エネルギーの現状と課題について実態を把握し、県民の目線に立った課題解決を図るため、
6月に、「再生可能エネルギーに関する検討会」を設置し、調査・検討を開始しました。
太陽光発電や洋上風力発電等の再生可能エネルギーについて、さまざまな観点から関係部局や有識者からの意見聴取を行い、課題の整理や解決方法を検討しています。
会議の様子 |
昨年9月、審査または調査のため必要があると認めるときはオンラインによる参考人招致ができるよう、委員会条例と会議規則を改正しました。
本年7月、改正した条例に基づき、三重県議会として初めて、オンラインによる参考人招致を実施しました。
新しい技術も活用して、議会のさらなる活性化に取り組んでいます。
委員会の様子 |
来年2月に議案として提出される見込みの次期三重県観光振興基本計画の審議等に資するよう、10月4日、「三重の魅力を生かした、これからの観光振興」をテーマに、第1回議員勉強会を開催しました。
勉強会では、外部有識者から、これからの地域観光政策を考えるうえで押さえるべきポイント等について解説いただくとともに、三重のどういった魅力を誰にどう訴求していくかなど、具体的なご提案をいただき、今後の三重県における観光振興の在り方について考える機会となりました。
議員勉強会 |
1月25日、三重県市議会議長会会長、三重県町村議会議長会会長とともに、伊勢湾の黒ノリ、アサリ等の水産資源の減少に対する取り組みに関し、国に対して要望を行いました。
また、10月4日の観光振興をテーマにした議員勉強会を県内市町議会に案内したところ、複数の市町議会議員に参加いただき、共通認識を醸成することができました。
要望活動の様子 |
8月8日、紀伊半島三県議会交流会議で、本県議会の委員会年間活動計画や重点調査項目の設定等を紹介しつつ、熊野古道世界遺産登録20周年を契機とした観光振興や、林業従事者の育成・確保、来年度末に期限を迎える半島振興法の延長等について意見交換しました。
この結果、これらが着実に進むようしっかりと連携し、共通の認識をもって議会活動を展開していくことで合意しました。
また、10月には三県議会が共同で、半島振興法の延長等について国に要望を行いました。
会議の様子 |
10月、全国都道府県議会議長会の創立100周年宣言を踏まえ、同会副会長を務める本県議会議長から会長に対して、女性、若者等の議会参画を促進するための取り組みの加速化を提案し、同会にその方針等を検討するための懇談会が設置されることとなりました。
なお、同懇談会には本県議会からも委員として参加し、本県議会の取り組みを紹介しつつ、多様な人材の議会参画に向けてしっかりと意見交換を行いたいと考えています。
また、7月には、同会副会長として内閣総理大臣に、本県にとっての重要課題でもある「国土強靱化のために必要な予算・財源を計画的かつ安定的に確保すること」を強く求め、国土強靱化の着実な推進に向けて強力に取り組みを進めていくとの力強い回答がありました。
全国都道府県議会議長会定例総会 | 内閣総理大臣との懇談会(首相官邸) |
改正個人情報保護法を踏まえ、本県議会として個人情報の適正な取り扱いを確保するために、独自の条例を制定しました。
制定した条例は、令和5年4月1日(一部、刑法等の一部を改正する法律の施行の日)から施行されています。
三重県議会個人情報保護条例案 |
議会基本条例で定める基本理念と基本方針、前任期の成果と課題等を踏まえ、議員任期4年間の議会活動を計画的に、かつ、継続的な改善を図りながら展開していくため、任期ごとに議会活動計画を策定しています。
3月には、客観性を向上するために評価・助言いただく外部有識者の増員や、県民意識アンケートの実施等を経て、第2期計画の検証と改選後議会への提言をとりまとめました。
6月には、この提言を踏まえ、今任期4年間の主な取り組みと評価の仕組みを第3期議会活動計画としてとりまとめ、活動をスタートしました。
なお、この取り組みは「第18回マニフェスト大賞」の「議会改革賞」の部門で優秀賞に選ばれました。
(注)その後、この取り組みは「第18回マニフェスト大賞」の「議会改革賞」の部門で最優秀賞をいただきました。
議会活動を一層充実します |
選挙区と定数が変更されてから初の三重県議会議員選挙後の5月12日、議員による正副議長選挙で、第113代議長に中森博文議員(自由民主党、名張市選出)、第117代副議長に杉本熊野議員(新政みえ、津市選出)を選出しました。
また、常任委員会の正副委員長や委員等の選出も行い、県議会の新体制が発足しました。
今期の議会は、20~70歳代の幅広い世代の48人の議員で構成されており、また、60年ぶり2人目となる女性副議長を含めて女性議員の割合は12.5%と過去最高となっています。
県民の皆さんの多様なニーズに応えるため、新しい体制で議会活動の一層の充実を図っています。
議長就任あいさつ | 副議長就任あいさつ |
8月、サンパウロ州との姉妹提携50周年交流事業の一環として、議長が知事とともにブラジルを訪問し、コロナ禍の影響で途絶えている交流の再開に向け、本県と同州の友好交流に尽力いただいてきたブラジル三重県人会文化擁護協会(以下「県人会」と表記)や、サンパウロ州の州議会・市議会等の方々と意見交換を行いました。
訪問の成果として、今年度中に県人会の若者を本県に受け入れることや、同州との交流促進に向けたMOU(確認書)の締結について合意しました。
サンパウロ市議会にて |
9月、京都大学大学院の学生を実習生として受け入れ、講義や会議の傍聴などを通じて本県議会のさまざまな取り組みに対する理解を深めていただきました。
なお、本県議会の取り組みを実習生や同大学院における今後の研究に生かしてもらえるよう、実習期間中には全会派の議員との対話・交流の機会を設ける等の取り組みも実施しました。
議員を前に実習成果を報告 |
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令和5年11月10日(金)~12月8日(金)
12月の議長定例記者会見で発表する予定です。
議長定例記者会見の様子は、インターネットで生中継するほか、録画配信もしていますので、ぜひご覧ください。