学校等の集団かぜや学校欠席者情報収集システムに関すること
学校欠席者情報収集システムとは
学校欠席者情報収集システム(保育園サーベイランスを含む)は、国立感染症研究所により開発され、日本学校保健会が運用する感染症の早期探知システムです。
毎日、保育園・学校の施設が、園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合や診断される前に発熱、下痢、嘔吐といった症状を呈して欠席した場合に、その内容を入力することにより、システムを通じて保健所等の関係機関とリアルタイムに情報を共有することができます。
これにより、保育園・学校や関係者が地域内の感染症流行の兆しを早期に捉え、相互に情報を共有することにより、予防指導等の早期対応が可能となります。
津保健所管内の学校感染症情報
津保健所では、システムに入力された管内(津市)の情報を毎月とりまとめ、月報として情報提供しています。月報では、各感染症の発生状況や、「感染症まめ知識」として季節に応じた感染症の話題を掲載しています。
○最新号 令和年5度年報(PDF:811KB)(2024年5月発行)
○一覧
2024(令和6)年度(2024年4月~2025年3月分)
4月(582KB) 伝染性紅斑(リンゴ病) |
5月(549KB) 咽頭結膜熱(プール熱) |
6月(502KB) 腸管出血性大腸菌感染症 |
7月(534KB) 手足口病 |
8月(501KB) マイコプラズマ感染症 |
9月(782KB) 溶連菌感染症 |
10月(474KB) インフルエンザ |
11月(473KB)NEW! インフルエンザ② |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
年報 |
関係リンク
全国の状況
システムに入力された情報の一部が公開されています。
感染症情報収集システム~本日の状況~(外部サイト)全国地図で三重県をクリックすると、三重県の状況が市町別に表示されます。
発熱、頭痛、急性呼吸器症状、等見たい分類をクリックすると色分けで表示され、どの地域でどんな感染症症状が多いのかがわかり、またインフルエンザや感染性胃腸炎の欠席状況もわかりますので、流行状況の推移を把握することで、早期の感染対策に役立てる目安となります。
学級閉鎖をクリックすると「臨時休業を行っている学校名一覧」というボタンが出てきますので、閉鎖措置を行っている学校を確認することができます。
三重県内の幼稚園・学校における集団かぜ発生状況
三重県では、インフルエンザによる学級閉鎖・学年閉鎖・休校の状況を情報提供しています。
県内小中学校等における集団かぜ発生状況(三重県感染症情報センターHP)
さっちみえ(学校欠席者情報)
「さっちみえ」とは、県内の各学校や幼稚園・保育所での感染症症状による欠席者情報を把握し、地域の感染症の流行状況をいち早く察知(さっち)することで、子供たちを感染症から守るためのシステムです。
各種感染症の予防啓発用資料(パンフレット)も掲載されています。
さっちみえ(学校欠席者情報)(三重県感染症情報センターHP)