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平成24年03月09日

食の安全・安心地域リーダー協働連携事業(平成18~22年度)

 県では、食の安全・安心について正しい知識を身につけ、日常生活で活用するとともに、地域において、食の安全・安心に関する情報をわかりやすく提供でき、また県に対する政策提言や県民運動の担い手となる「食の安全・安心地域リーダー」の養成講座を実施しています。
 食の安全・安心地域リーダー協働連携事業は、この講座を修了し、「食の安全・安心地域リーダー」に登録した方が中心となって、県内の各地域で自分たちの地域の実情に応じ、グループの特性を生かした食の安全・安心に関わる啓発活動を行うことにより、地域から食の安全・安心に対する意識を高めていくことを目的に実施しました。

平成22年度食の安全・安心地域リーダー協働連携事業

平成22年度は桑名、津、伊賀地域の3グループが事業に取り組みました。

桑名地区食の安全・安心地域リーダー会議

  • 食に関するさまざまなリスクに対して科学的に対応し、判断していく姿勢や能力の必要性を学習ししました。また、生産者、事業者、消費者等さまざまな立場の人と交流し、食の安全・安心や発生しうる問題について話し合うことで、望ましい情報や意識をより多くの人々と共有しました。
夏野菜の料理教室

地産地消・食育講座「夏野菜の料理教室」

日時:7月21日

 

地域リーダーが講師となり調理実習を開催しました。地元産の夏野菜を使った調理実習を通じて旬の食材について学ぶとともに食を通じた健康づくりについて情報提供しました。

みえの安心食材圃場見学(きのこ)、酒蔵見学

日時:2月22日

 

みえの安心食材登録農業者「栗原きのこ農園」と水田や里山の環境保全に取り組む桑名市嘉例川地区で生産された米を使用している「後藤酒造場」を見学し、事業者と消費者の交流を図りました。

 

 酒蔵見学

津地区食の安全・安心地域リーダー会議

  • 食の安全・安心を確保するためには自給率向上が重要なことから、自給率向上に向けた取り組みを行いました。地産地消の推進、食生活の見直し、食育の推進が目標です。

出前講座

 出前講座

日時:11月11日

    11月18日

    12月 9日

 

 次代を担う若者に「食の安全・安心」、「食料自給率」を考えるきっかけ作りとして、三重短期大学生活科学科食物栄養学専攻の学生を対象に、食料自給率に関する出前講座を開催しました。
 第1回は「食料自給率」をテーマに、自給率の計算方法や推移、問題点、自給率を上げるための方法等について地域リーダーより講義しました。
 第2回目は「食と農業」のテーマで人が食べる理由や料理の発明、植物工場、作物の生産条件、温暖化の影響等について講義しました。
 第3回目は「今、注目の米粉等」(自給率向上に私たちのできること)をテーマに米粉ブームの経緯、米粉製品の試食、また米粉の可能性をテーマにグループ討議、意見発表を行いました。
  なお、学生へのアンケートでは「地域リーダーとして栄養面の知識も身につけるべき」「不景気で国民は安い外国産を買ってしまう」など厳しい意見も聞かれましたが「普段の授業で知ることのできないことばかりだった」、「食料自給率を考えるきっかけになった」、「食育、食生活の見直し、地産地消の利点が明確になった」など多くの感想、意見がありました。
 地域リーダーからは、事前準備や運営は大変だったけれども、学生からの反響を感じて「やって、よかった」との感想でした。

交流会

食と農の試食交流会
日時:2月15日

 

 地域で生産され安全・安心な農産物を消費者にPRするために「食と農の交流会」を開催しました。当日、県内から45名の参加がありました。豚肉の生産販売をする(有)大西畜産の大西社長、米・野菜を生産する(株)農業屋ファームの上村社長、食の安全・安心地域リーダーの中野さんが事例発表をしました。大西畜産からは飼料米を使った豚肉生産の取り組み、地域リーダーの中野さんからは米粉活用についての事例発表がありました。
  事例発表後、こだわりの豚肉や野菜を使った弁当を試食しました。参加者からは「生産者が食の安全・安心にこだわりをもっていることがわかった」などの感想が聞かれました。

 伊賀地区食の安全・安心地域リーダー会議

  • 地域リーダーとして取組む行事について、皆で多くの企画を出し合い検討し、各リーダーそれぞれが各行事の責任者として参加し、各行事で係わる講師の方々等皆さんの専門分野の知恵をお借りしての内容の濃い地域への食の安全安心の啓蒙を推進しました。
    毎月の定例連絡会(毎25日)を開催し、地域への食の安全安心情報の推進に県の担当者を交え意見交換と情報交換等にて活動行事を立案して実施しました。各リーダーにとっては、地域への食の安全推進のために、地元の安全安心の食材を知る機会作りにもなりました。

素材健やかに

日時:7月26日

 

 食の安全、安心をモットーに、自然な食材を使って素材そのもののおいしい味、風味や栄養を大切にしたフリーズドライフード製品作りを実践している地域リーダーの取組に関する研修会を実施し、資質向上に取組みました。

sukoyaka

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北川牛乳の食の安全の取り組みと工場見学

日時:1月25日

 

 地域で唯一、低温殺菌牛乳の製造をしている北川牛乳さんの取組や製品に対するこだわりについて、講義及び製造工程の見学を実施し、食の安全、地産地消、環境保全についての見識を深めました。


平成21年度の内容
 ・ 桑名地区食の安全・安心地域リーダー会議
 ・伊賀地区食の安全・安心地域リーダー会議
平成20年度の内容
 ・桑名地区食の安全・安心地域リーダー会議
 ・津地区食の安全・安心地域リーダー会議
 ・プレシャス名賀
平成19年度の内容
 ・健康づくり嬉野U(ユー)の会食育グループ
 ・キッチン・フラム
平成18年度の内容
 ・NACS(ナックス)三重食の安全研究グループ
 ・四日市農芸高校食品科学コース有志

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農産物安全・流通課 食の安全・安心班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-3154 
ファクス番号:059-223-1120 
メールアドレス:shokua@pref.mie.lg.jp

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