代理提出
(1) 代理提出ができる申請の種類
パスポートを申請する際に申請者本人が旅券窓口に来所できない場合は、代理人を指定して、その代理人に申請書などの必要書類を提出させることができます。これを「代理提出」といいます。
ただし、代理提出ができるのは、新規・切替申請、残存有効期間同一旅券申請のみです。
次の場合は代理提出はできません。
- 有効な旅券の紛失・焼失・盗難に伴う新規申請
- 有効な旅券の損傷による切替申請
- 有効な旅券の損傷による残存有効期間同一旅券申請
- 三重県以外に住民票がある人の申請(居所申請)
- 刑罰等関係該当者の申請
※申請を受理したのちに、その申請が、過去に旅券を申請して受け取らなかった(未交付失効)後の新たな申請であることが判明した場合は、分かった時点で申請者ご本人に窓口へお越しいただくことになりますので、ご注意ください。
(2) 代理提出に関する注意事項
- 申請に必要な書類一式(本人確認書類の原本を含む)の他に、代理人の本人確認書類が1点必要になります。
なお、旅行会社が代理で申請する場合は、外務員証により代理人の確認を行うため、必ずご提示願います。また、「申請書類等提出委任申出書」の「引受人氏名」には、代理人の氏名に加えて旅行会社名を、「引受人住所」には、外務員証に記載の住所を、申請者ご本人が記入している申請書をご提出ください。
また、行政書士が代理で申請する場合は、必ず行政書士会員証をご提示ください。
- 申請者ご本人の記入が必要な欄をよくご確認のうえ、記入もれがないようにご注意ください。
- 受領は必ず申請者ご本人が、原則として申請した窓口に受け取りにお越しください。
ただし、三重県旅券センター以外の窓口で申請される場合は、申請時の希望により、三重県旅券センターで受け取ることができますので、あらかじめ申請者の意思を確認してください。三重県旅券センターでの受領を希望される場合は、申請時に「センター交付申出書」を提出する必要があります(代理人の記入可)。
<センター交付に関して:名張市・志摩市に住民登録されている方へ>
名張市・志摩市にお住まいの人は、それぞれの市役所での申請・受取となります。名張市役所または志摩市役所で申請をして、三重県旅券センターで受け取ることはできませんので、ご注意ください。
- 一度に6件以上の代理提出をされる場合は、あらかじめご連絡ください。
(3) 新規・切替申請、残存有効期間同一旅券申請にあたっての注意点
- 申請書の下記の欄に、申請者ご本人の記入もれがないように、特にご注意ください。
・申請書表面
①「所持人自署」欄
②「刑罰等関係」欄
・申請書裏面
①「旅券面の氏名表記(ヘボン式以外の表記を希望する場合のみ)」欄
②「申請書類等提出委任申出書」欄の「申請者記入」欄(「引受人氏名」・「申請者との
関係」・「引受人住所」の3ヶ所すべて)
申請書は、旅券窓口及び市役所・町役場の戸籍の窓口で入手していただくことができます。
申請書の配布場所
また、外務省「パスポートダウンロード申請書」ホームページ(別ウインドウで開きます)から、
パソコン入力により申請書を作成していただくこともできます。
※「所持人自署」は、パスポートに転写されますので、枠からのはみ出し、なぞり、かすれ、汚れなどのないようにご注意ください。
サイン(所持人自署)・法定代理人署名
3.写真が規格に合っていないと受付ができません。よく確認の上、予備の写真がありましたら、そちらもお持
ちください。
写真の規格
4.申請者の本人確認書類については、必ず原本をお持ちください。
本人確認書類
5.氏名に「オオ」音、「オウ」音等を含む人が初めてパスポートを申請する場合、希望によりパスポートのローマ字氏名表記を「長音表記」にすることができます。事前に旅券窓口にお問い合わせください。
例:「オオノ」 → 「ONO」(ヘボン式表記) 、 「OHNO」(長音表記)
長音表記を希望する場合は、申請書裏面の「旅券面の氏名表記」欄に、希望する氏名の表記をローマ字で申請者本人が記入してください。
氏名に長音(「オオ」音、「オウ」音等)を含む場合
6.旅券に破れや折れ曲がり、落書きなどがないか確認してください。
また、ダウンロード申請書で縮小や拡大印刷など、規格に合った印刷でない場合、申請書の書き直し(印刷し直し)をお願いすることがあります。申請書には申請者ご本人の記入でないと受理できない箇所があるため、こうした場合には代理でお持ちいただいた当日に受付できないことも考えられますので、特にご注意ください。