氏名に「長音」(「オオ」音、「オウ」音等)を含む場合
パスポートに記載する氏名表記に関しては、
戸籍に記載された氏名の国字の音訓又は慣用による読み方を
ヘボン式ローマ字で記載
することが原則となっています。
ただし、氏名に長音(「オオ」「オウ」など、伸ばす音)を含む人が初めてパスポートを申請する場合や、婚姻等により姓(苗字)の音に長音を含むことになった人が申請する場合は、次のことを条件に、例外的に非ヘボン式表記(長音表記)とすることができます。
該当される方は、事前に旅券センターへお問い合わせください。
1.今後、旅券のローマ字氏名表記を変更しないこと
(一度、非ヘボン式(長音表記)を選択したらヘボン式に戻すことはできません)
2.姓の場合は、表記を戸籍筆頭者と同じにすること (家族間で統一していただく必要があります)
ご家族の中で、既に長音表記をされている方がおられる場合は、申請の際にご家族の旅券を提示して
ください。
3.申請書裏面の「旅券面の氏名表記」に希望する氏名表記を本人が記入すること
記入例 姓 「いとう」を長音表記希望の場合 姓の欄に ITOH
ただし、申請書の表面には、「ITO」とヘボン式で記入します
ご注意:以前の旅券が既に長音表記の人であっても、申請書の裏面「旅券面の氏名表記」は
ご本人による記入が必要です。申請書及び「パスポート(旅券)申請案内」の記載内容を
ご確認のうえご記入ください。
注意事項
1.一度、非ヘボン式(長音表記)を選択したらヘボン式に戻すことはできませんので、よく検討してから申請してください。
また、既に旅券を所持している人は、その旅券のローマ字氏名表記を変更することはできませんので
ご注意ください。
2.姓の表記は、戸籍筆頭者に合わせてください。(家族間で姓の表記が違った場合、入国審査等でトラブルが
起こることも考えられます。)
3.航空券や宿泊の予約時には、旅行会社や航空会社等に、旅券の氏名表記を正確に伝えてください。予約
された航空券やホテルの氏名のローマ字表記とパスポートの表記が一致せず、トラブルが生じる例が起きて
います。慎重に確認のうえご予約いただくことをお勧めします。
(疑問がある場合は、予約前に旅券センターにお問い合わせください。)