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このページでは、２０２３（令和５）年度人権教育課の事業等の様子をお伝えしています。
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「２０２３（令和５）年度 第３回地区別人権教育研修会」の実施について
高等学校・特別支援学校の校長及び人権教育推進委員会等代表者を対象に、県内６会場において第３回地区別人権教育研修会を開催しました。
研修Ⅰでは、次年度の取組を進めるための観点として、「教職員が人権に関する法や条例等について学ぶ」「子どもの現状や課題をつかむ」についての説明を行い、次年度に向けて意見の交流を行いました。
研修Ⅱでは、「人権感覚あふれる学校づくり事業」の実践研究校からの実践報告を行いました。その後、グループごとに「参考にしたいこと」「自校に取り入れたいこと」等も含め、感想･意見交流をしました。
参加者からは、「様々な意見や考え方を交流することができた。気づいたことを自校の取組に活かしたい」「一人ひとりの教職員の学びを深め、学校全体の力を底上げしていきたい」「子どもたちが合理的配慮を深く考えるために、具体的に話し合うことができてよかった」等の感想がありました。
開催日と会場は、以下のとおりです。
○ 北勢地区：1月19日（金）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区：1月23日（火）三重県庁講堂
○ 松阪地区：1月26日（金）三重県立松阪高等学校
○ 南勢地区：1月23日（火）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：1月26日（金）三重県立名張高等学校
○ 牟婁地区：1月19日（金）三重県立木本高等学校
研修Ⅰでは、次年度の取組を進めるための観点として、「教職員が人権に関する法や条例等について学ぶ」「子どもの現状や課題をつかむ」についての説明を行い、次年度に向けて意見の交流を行いました。
研修Ⅱでは、「人権感覚あふれる学校づくり事業」の実践研究校からの実践報告を行いました。その後、グループごとに「参考にしたいこと」「自校に取り入れたいこと」等も含め、感想･意見交流をしました。
参加者からは、「様々な意見や考え方を交流することができた。気づいたことを自校の取組に活かしたい」「一人ひとりの教職員の学びを深め、学校全体の力を底上げしていきたい」「子どもたちが合理的配慮を深く考えるために、具体的に話し合うことができてよかった」等の感想がありました。
開催日と会場は、以下のとおりです。
○ 北勢地区：1月19日（金）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区：1月23日（火）三重県庁講堂
○ 松阪地区：1月26日（金）三重県立松阪高等学校
○ 南勢地区：1月23日（火）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：1月26日（金）三重県立名張高等学校
○ 牟婁地区：1月19日（金）三重県立木本高等学校
研修Ⅰの様子
研修Ⅰ グループワーク
研修Ⅱ 実践研究校の発表
研修Ⅱ 全体交流
「２０２３（令和５）年度 人権まなびの発表会」の実施について
２０２３（令和５）年１０月２１日（土）に、三重県総合文化センター・レセプションルームにおいて「人権まなびの発表会」を開催しました。高等学校・特別支援学校高等部の生徒及び教育関係者等、約８０人が参加しました。
くわな特別支援学校と久居農林高等学校の生徒が進行役を務め、桑名高等学校（全日制）、桑名西高等学校、飯野高等学校（全日制）、相可高等学校、尾鷲高等学校（全日制）の生徒が、人権学習やサークル活動で、取り組んだことや学んだこと等について発表を行いました。その後、参加したすべての生徒が、各校の発表を聞いて感想等を交流しました。
参加した生徒からは、「他校が活動している内容を知る機会は少ないので、知ることができて良かった」「交流会をとおして『もっと考えたい』と感じるテーマをいくつも見つけることができた」「たくさんの高校生と直接対面して意見を交わせる場はめったにないので、良い経験になった」等の感想がありました。
６校の発表については、視聴を希望する学校に動画を配信しました。
くわな特別支援学校と久居農林高等学校の生徒が進行役を務め、桑名高等学校（全日制）、桑名西高等学校、飯野高等学校（全日制）、相可高等学校、尾鷲高等学校（全日制）の生徒が、人権学習やサークル活動で、取り組んだことや学んだこと等について発表を行いました。その後、参加したすべての生徒が、各校の発表を聞いて感想等を交流しました。
参加した生徒からは、「他校が活動している内容を知る機会は少ないので、知ることができて良かった」「交流会をとおして『もっと考えたい』と感じるテーマをいくつも見つけることができた」「たくさんの高校生と直接対面して意見を交わせる場はめったにないので、良い経験になった」等の感想がありました。
６校の発表については、視聴を希望する学校に動画を配信しました。
取組発表の様子
全体交流の様子
感想交流の様子
感想交流の様子
「２０２３（令和５）年度 第2回地区別人権教育研修会」の実施について
高等学校・特別支援学校の准校長・教頭及び人権教育推進委員会等代表者を対象に、県内6会場において第2回地区別人権教育研修会を開催しました。
研修Ⅰでは、県立高等学校及び特別支援学校から報告があった差別事象をもとに、近年の状況の説明を行いました。また、当課が発行している「人権教育サポートガイドブックⅡ」を用いて、子どもへの聞き取り内容例や、聞き取りの際の留意点を確認しました。
研修Ⅱでは、「子どもの心に響く部落問題学習」をテーマに、「人権学習・人権問題についての生徒アンケート*」や「2021年度人権問題に関する教職員意識調査」から見えてきた課題をもとに、グループで協議しました。参加者は、部落問題に係る指導案や研修資料等を持ち寄って情報交換を行いながら、部落問題の解決を自分の課題ととらえられるようにするために、どのような学習を展開すればよいか意見交流を行いました。
参加者からは、「他校の取組や工夫を聞くことができた。また、意見交流により、自分だけでは気づけない気づきがあった」「差別事象が発生した時の聞き取りについて、自らの実践を振り返りながら理解を深めることができた」「差別発言をした子どもが、『（言ってはいけないことを言ったので）叱られた』というだけの記憶で終わるのではなく、『気づくことができた、学ぶことできた』と実感できるように関わることが大切だということが心に残った」「他の先生たちの差別を許さないという熱い思いが聞けて良かった」等の感想がありました。
開催日と会場は、以下のとおりです。
○ 北勢地区：１０月 ３日（火）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区： ９月２９日（金）三重県庁講堂
○ 松阪地区： ９月２９日（金）三重県立松阪高等学校
○ 南勢地区： ９月２６日（火）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：１０月２０日（金）三重県伊賀庁舎
○ 牟婁地区：１０月 ６日（金）三重県立木本高等学校
＊ 毎年、当課が県立学校の最高学年の生徒3,000人に行っているアンケート
研修Ⅰでは、県立高等学校及び特別支援学校から報告があった差別事象をもとに、近年の状況の説明を行いました。また、当課が発行している「人権教育サポートガイドブックⅡ」を用いて、子どもへの聞き取り内容例や、聞き取りの際の留意点を確認しました。
研修Ⅱでは、「子どもの心に響く部落問題学習」をテーマに、「人権学習・人権問題についての生徒アンケート*」や「2021年度人権問題に関する教職員意識調査」から見えてきた課題をもとに、グループで協議しました。参加者は、部落問題に係る指導案や研修資料等を持ち寄って情報交換を行いながら、部落問題の解決を自分の課題ととらえられるようにするために、どのような学習を展開すればよいか意見交流を行いました。
参加者からは、「他校の取組や工夫を聞くことができた。また、意見交流により、自分だけでは気づけない気づきがあった」「差別事象が発生した時の聞き取りについて、自らの実践を振り返りながら理解を深めることができた」「差別発言をした子どもが、『（言ってはいけないことを言ったので）叱られた』というだけの記憶で終わるのではなく、『気づくことができた、学ぶことできた』と実感できるように関わることが大切だということが心に残った」「他の先生たちの差別を許さないという熱い思いが聞けて良かった」等の感想がありました。
開催日と会場は、以下のとおりです。
○ 北勢地区：１０月 ３日（火）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区： ９月２９日（金）三重県庁講堂
○ 松阪地区： ９月２９日（金）三重県立松阪高等学校
○ 南勢地区： ９月２６日（火）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：１０月２０日（金）三重県伊賀庁舎
○ 牟婁地区：１０月 ６日（金）三重県立木本高等学校
＊ 毎年、当課が県立学校の最高学年の生徒3,000人に行っているアンケート
研修Ⅰの様子
研修Ⅱの様子
「２０２３（令和５）年度 第2回地区別人権学習活動交流会」の実施について
県内６会場において、2023（令和5）年度地区別人権学習活動交流会を開催しました。それぞれの会場で、参加した高等学校・特別支援学校の生徒や教員が、個別の人権問題について学習しました。また、クラスやサークル等さまざまな場で取り組んだ人権学習活動についての発表を聞き、感想や意見の交流を行いました。
参加した生徒からは、「交流することで、自分とは違った意見や、自分の意見と似ているけど深く考えられている意見等を知ることができた。視野が広がったと思う」「他校の取組を知り、自分の人権活動への意欲が高まった」等の感想がありました。また、教員からは、「生徒の人権に対する考え方を知り、自校での人権学習の実施に向けて、大変参考になった」等の感想がありました。
○ 北勢地区：８月 ４日（金）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区：８月 １日（火）三重県庁講堂
○ 松阪地区：８月 ４日（金）三重高等学校
○ 南勢地区：７月２６日（水）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：７月２４日（月）三重県立名張高等学校
○ 牟婁地区：８月 ４日（金）三重県立特別支援学校 東紀州くろしお学園おわせ分校
参加した生徒からは、「交流することで、自分とは違った意見や、自分の意見と似ているけど深く考えられている意見等を知ることができた。視野が広がったと思う」「他校の取組を知り、自分の人権活動への意欲が高まった」等の感想がありました。また、教員からは、「生徒の人権に対する考え方を知り、自校での人権学習の実施に向けて、大変参考になった」等の感想がありました。
○ 北勢地区：８月 ４日（金）三重県四日市庁舎
○ 中勢地区：８月 １日（火）三重県庁講堂
○ 松阪地区：８月 ４日（金）三重高等学校
○ 南勢地区：７月２６日（水）三重県伊勢庁舎
○ 伊賀地区：７月２４日（月）三重県立名張高等学校
○ 牟婁地区：８月 ４日（金）三重県立特別支援学校 東紀州くろしお学園おわせ分校
学習会の様子（伊賀地区）
学習会の様子（牟婁地区）
取組発表の様子（北勢地区）
取組発表の様子（中勢地区）
「２０２３（令和５）年度 第１回地区別人権教育研修会」の実施について
２０２３年（令和５）年５月１９日（金）に、三重県庁講堂において、高等学校・特別支援学校の人権教育推進担当者等を対象とした第１回地区別人権教育研修会を開催しました。
研修Ⅰでは、公益財団法人「反差別・人権研究所みえ」の原田朋記さんから、昨年度、県立学校の１年生を対象に行った「部落問題に関する生徒アンケート」の結果をもとに、学習の重要性や取組の方向性、教職員の姿勢等について報告していただきました。その後、参加者どうしで、原田さんの報告から印象に残ったことや気づいたこと等について、感想・意見交流を行いました。
研修Ⅱでは、部落問題を解決するための教育の推進に向けた、人権教育推進担当者としての取組についてグループで意見を交流しました。
参加者からは、次のような感想が寄せられました。
研修Ⅰでは、公益財団法人「反差別・人権研究所みえ」の原田朋記さんから、昨年度、県立学校の１年生を対象に行った「部落問題に関する生徒アンケート」の結果をもとに、学習の重要性や取組の方向性、教職員の姿勢等について報告していただきました。その後、参加者どうしで、原田さんの報告から印象に残ったことや気づいたこと等について、感想・意見交流を行いました。
研修Ⅱでは、部落問題を解決するための教育の推進に向けた、人権教育推進担当者としての取組についてグループで意見を交流しました。
参加者からは、次のような感想が寄せられました。
- 原田さんからの「無知や無関心であることで、いとも簡単に差別する側に立ててしまう」という言葉を受け、教員として何をしなければならないかを考えました。正しい知識を身につけ、社会に出てからも差別解消に向けて行動ができる人を育てたいと思いました。
- 子どもたちの思いを聴ける自分になっているかについて考えました。教室には、「本当は誰かに聞いてほしいけど、誰にも話すことができない」と思う子どもがいるのかもしれません。そのような子どもも含め、まず子どもたちが、安心して過ごしていけるかについて、これからも考えていきたいと思います。
グループワークの様子
研修の様子
