性交渉でうつる病気?!
性感染症は、キスやセックスなどの性行為によって相手にうつる病気です。
症状が出にくく、知らないうちに感染していることもあります。
※左右にフリックすると表がスライドします。
感染症の種類 | 症状 | ||||
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性器クラミジア感染症 最も感染者が多い。自覚症状が出にくい。 口を使って性器を刺激するオーラルセックスの場合、のどに感染することもある。 |
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性器ヘルペス ウイルスが原因で完治することが無いため、症状が治まっても抵抗力が落ちた時に再発することがある。 |
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トリコモナス症 トリコモナス原虫という寄生虫が膣内に入り込んで発生。 自覚症状が軽く、気づきにくい。 |
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性器カンジダ症 誰にでも寄生しているカビの一種が原因。 普段は発症しないが、体調不良や抗生物質を飲んだ時に増殖して発症。 |
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HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因。再発しやすい。 |
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淋菌という細菌の感染が原因。女性は症状が現れにくい。オーラルセックスの場合、のどに感染する。 |
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梅毒トレポネーマという細菌が原因。 症状が分かりづらい。 |
性器に大豆くらいのしこりが発生するが、しばらくするとなくなる。そして、3か月ほど経つと全身に赤みや |
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HIV感染症(エイズ) HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染が原因。感染してから症状が出るまで、数ヶ月から長ければ10年以上の潜伏期間がある。 |
感染から身を守る免疫力の著しい低下により、さまざまな感染症にかかる。 | ||||
B型 B型肝炎ウィルスが原因。 通常は2~3か月で症状が消える。 母子感染による生まれつきの場合もパートナーにうつすことがある。 |
発熱、吐き気、全身のだるさ、 悪化すると肝臓の細胞が壊れ、機能しなくなる |
みんなの声
【性行為によって感染する病気があることを知っている】
【性感染症には予防法があることを知っている】
三重県内の中高生670人意識調査より
解決法
性感染症は、治療しないと治りません。該当する症状が出たときは、必ずパートナーと一緒に検査や治療を受けてください。一緒に治療を受けることがとても大切。両方が治療しないと、治療していないパートナーから再び感染する可能性があります。
予防法
性感染症を防ぐ方法は2つ!
1.コンドームを装着する 2.安易なセックスまたはそれに近い行為をしない
相手を思いやり、お互い「感染しないこと、させないこと」が大切です。
【コラム】正しいコンドームの使い方
(1)挿入前から終わりまで装着する
(2)空気はきちんと抜いてから装着し、根元まで覆う
(3)射精後はすぐにコンドームの根元を持って抜き取る